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Diary(02.10.)

10月31日(木)

 真冬のような今週の寒さは一体何なのか。12月や1月がいくら寒くても冬なのだから我慢するが、10月でこの気温は耐えかねる。明け方の浦和は氷点下になりそうだ。明日は真冬仕様の服装で出掛けよう。
 来週のROCK KIDS 802で「ガンダム者〜ガンダムを創った男たち」という新刊本を紹介し、読者にプレゼントすることになっている。自分の番組で公然とガンダムの話が出来るのは願ってもないことなので、心して読ませていただいた。富野総監督をはじめ、ファーストガンダムの制作に携わったメインスタッフ8人の語る制作秘話を掲載したインタビュー本である。グッズやプラモデルが今なお飛ぶように売れ続けているばかりか、百科事典まで編まれてしまうほど、人気が一人歩きして一種の文化になってしまった感のあるガンダムだが、制作されていた当時はいかに少人数低予算で作られ、試行錯誤の繰り返しであったかがよくわかる貴重な談話ばかりだ。
 ガンダムファンがガンダムを評価するポイントは人それぞれだ。ストーリーが面白いという人もいれば、メカが好きだという人もいるし、特定のキャラクターのファンもいる。「ガンダム者」には美術監督やメカニックデザインの担当者も無論、インタビューに答えているが、僕はガンダムのメカには興味がない。プラモデルやフィギュアを集める趣味もない。興味をそそられるのは、リアルなSF設定や粋なセリフの数々など、もっぱら脚本の仕事である。この本にはガンダムで筆を執った4人の脚本家のうち3人が登場する。およそ子供向けとはいえないあの小難しいストーリーを手分けして作っていった経緯は、読んでいて非常に興味深いものだった。
 問題はこの本の紹介をどうやってシンプルにまとめるかだ。

10月30日(水)

 1週間も休みを取ってしまったせいで、今週は仕事が立て込んでいる。先週はデジネバの収録も休ませてもらったが、この番組には代役がいないので、今日先週の分と合わせて2本を収録した。
 11/17放送のデジネバで、ハリーポッターの第2作を紹介。1作目が公開されていた頃からすでに今作の前売り券は発売されていて、公開はまだ1ヶ月以上先だというのにすごい枚数が売れているそうである。恥ずかしながら僕はまだ1作目を見ておらず原作も読んでいないのだが、ここまで注目度が高いとこれはもう見ざるを得ない。ようやく1作目のDVDをヤフオクで購入した。しかし今僕が一番期待している映画は「マイノリティーリポート」だ。

10月29日(火)

 僕を「ちゃん付け」で呼んでくれる数少ないアーティスト、JさんがROCK KIDS 802に登場。あいかわらずこの番組の出演時間は短すぎて、中味のある話は今日も殆ど聞くことが出来なかった。今度BEAT SHUFFLEでゲストに迎えることが決まっているので、その際にじっくりと語ってもらおうと思う。
 番組後、ツーカーの利用者向け冊子(料金明細と一緒に送られてくるやつ)のための取材を受けた。僕が推薦するクリスマスソングや、今年印象に残った曲などについていろいろと喋った。12月号に掲載されるらしいので、ツーカーユーザー諸氏は読むざます。ちなみに僕がレコメンドするクリスマスアルバムがカーペンターズの「クリスマス・ポートレイト」という1枚だ。美しく荘厳なアカペラの賛美歌から始まる、カーペンターズならではのクリスマスアルバムで、最初の1分でうっとりとそのムードに酔いしれてしまう。クリスマスシーズンにBGMが必要になったら絶対これよ。

10月28日(月)

 最近、車の中で、来月リリースになるゴスペラーズの新曲「星屑の街」をよく聞いている。「ひとり」以来のアカペラシングルとなるこの曲の後、ゴスペラーズは12月にフルアカペラのアルバムのリリースを控えている。
 ここ数年、アカペラコーラスグループがブームになっている。それ自体は喜ばしいことなのかもしれないが、仕掛けているのがテレビ番組である点は気がかりだ。バラエティー番組が音楽業界にもたらす影響は、はっきり言えば百害あって一利なしだからである。
 僕は「ハモネプ」とやらを見たことはないが内容はだいたい想像がつく。テレビ番組の企画でミュージシャンをデビューさせる行為は、見ているぶんには楽しいが、そのミュージシャンの将来を潰す結果に繋がる。かつてビジュアル系がブームと呼ばれた頃、Break Outとかいう番組がずいぶんシーンを引っかき回したものだ。あの番組の影響力を借りてデビューしたバンドは一時はもてはやされたが、その後セールス面でことごとく失敗し、解散の憂き目にあっている。ASAYANから登場したアーティストの多くも似たような運命を辿っているだろう。テレビ番組は視聴率を稼げる企画に金と力を使うのであって、ミュージシャンの将来のことなど一切考えていない。ブームに便乗してデビューしたアーティストが長生きできるほど、音楽業界は甘くはないのである。ハモネプから登場したアーティストが、その厳しさをどこまで認識しているだろうか。
 アカペラでハモるのは楽しい。その楽しさをもっと身近なものにしようとする番組の企画は素晴らしい。しかし「ちょっと上手ければ誰でもプロになれる」という錯覚を与えるのは危険だ。今、雨後の竹の子のように現れるアカペラグループ達は、地道にライブを重ねて練習すれば成功するかもしれないのに、テレビというメディアを利用した近道を選ぼうとしてしまう。そしてブームが去ると同時に、才能の芽はすべて摘み取られてしまうのだ。
 ゴスペラーズはベテランと呼ぶにはあまりに若いが、10年以上前からアカペラで勝負しているグループだ。ブレイクに至る道のりは決して平坦ではなかった。彼等だって最初から上手かったわけではなく、それこそ血の滲むような練習を重ねてきたに違いない。あえて5人全員でリードを取っている「星屑の街」には、彼等の誇りと自信、そして安っぽいブームに成り下がった日本のアカペラシーンに対する警告を、僕は感じる。

10月27日(日)

 2週間ぶりのOSAKAN HOT 100。1回休んだだけで、チャートイン曲がずいぶん様変わりしているような印象があった。いつのまにか自分の知らない曲が入っているということに妙な違和感を感じるし、先週の放送で西田くんがどんなふうに紹介したのを知らないから、情報が重複しそうで不安になる。そういうわけで番組の前半は余裕がなかった。
 先週この番組のDJを初めて体験した西田くんは相当に大変だったようである。BBSに「浅井さんの偉大さを再確認した」というようなことを書いてくれていたが、いきなり代打でこの番組を任されたとしたら僕だってあっぷあっぷの状態になろう。この番組の展開のスピードは尋常ではない。そのスピードに慣れている人間でなければこなすのは難しい番組なのである。僕は毎週やっているから身体が覚えている部分も多い。しかも今のOSAKAN HOT 100は、細かい部分で僕のやりやすいようにアレンジしてあるのだ。いずれにしろ、OSAKAN HOT 100はDJにとって特殊な技術を要する番組である。

10月26日(土)

 帰りの新幹線でそのまま新神戸まで行って、メリケンパークオリエンタルホテルに行った。今日このホテルで開かれる、友人の弟さんの結婚披露宴で僕は司会をすることになっているのだ。結婚式というおめでたい席での仕事は明るい気分になれるから楽しい。そのうえ、1週間も休暇と取ってしまった後で仕事に飢えている状態だから、ただでさえマイクで喋りたい。そんなわけで、徹夜明けのわりにはウキウキした気分。知り合いが殆どいない場だから緊張もしないし、それほどややこしい披露宴でもなかったので楽しく仕事ができた。
 神戸から自宅までは友人の車で送ってもらった。帰宅するとさすがに心身共にヘトヘトで、ずいぶん早い時間に就寝。

10月25日(金)

 待ちに待ったカムバックの日、復帰第一弾の仕事はSO HOTのナレーション録りだった。マイクで喋った自分の声がヘッドホンから帰ってくる気持ちよさを味わいながら、やっぱりこの仕事は楽しいと改めて実感する浅井であった。
 東海道から東北と新幹線を乗り継いで今日は大宮入り。ラヴァーフェニックスをゲストに迎えてスタジオアルシェでG-SPOTの公開録音を行い、それから浦和のNACK5に移動して2週間ぶりのBEAT SHUFFLEという、復帰後初日としてはなかなかハードなスケジュールだった。今日のBEAT SHUFFLEのゲストはcali≠gariで、電話インタビューに雅くんというメニュー。どちらもテンション高くいろいろ話してくれて、僕も大いに楽しんだ。やっぱりBEAT SHUFFLEはおもしろい。そしてリスナーの反応が暖かくて嬉しい。
 3時に番組が終わった後、僕はいつも電車が出るまで局で時間を潰すわけだが、その時間をどうやって過ごすかが僕にとってはけっこう重大な問題である。最近はスタッフの一人がPS2を局に持ってきてくれるので、もっぱらゲームに興じている。いい歳した男が3人も集まってテレビゲームもどうかと思いつつ、情けないほど熱くなってしまう。来週はアタック25を持っていってみよう。

10月24日(木)

 この日ROCK KIDS 802はHMV心斎橋に倉木麻衣を迎えての公開放送。そのパートは、本来なら僕が担当するはずだった。もう病気はすっかり完治しているのだが、万が一にも倉木麻衣さまにおたふくウィルスをプレゼントするようなことがあってはならないと、大事をとって今日も僕はお休みなのである。彼女に会って話したいことや聞きたいことがいろいろとあったのになぁ。滅多にないチャンスだっただけに残念でならない。
 僕の代役はこれまた西田くんが務めてくれた。僕の休んだ仕事の殆どを彼が補ってくれている。彼には何とお礼を言っていいかわからないくらい感謝しているが、ラジオを聞いているとこのまま自分の仕事を全部取られてしまうような焦燥を感じるのも本音である。
 暇すぎる毎日はある種拷問である。明日からの仕事再開を前に、リハビリ代わりという名目で打ちっぱなしに行ってしまった。久しぶりだったせいかすこぶる不調だったのだが、今日は知らないおじさんにグリップが間違っていると指摘された。

10月23日(水)

 昼間から家でゴロゴロしていてもすることが何もない。今日は暇に任せてヤフオクでいろいろとショッピング。はじめは見ているだけのつもりでも、やっぱり欲しくなってしまう。ネットオークションは普通にお店で買うよりも格段に安いし、好みの品物が簡単に見つかるからいい。市価の4割ぐらいの価格で新品を販売しているゴルチエのサングラス屋で何点か購入し、中古のNEW ROCKをとりあえずウォッチリストに入れてみた。今履いているものより派手でゴツい今度のNEW ROCK、かっこいいのだがとんでもなく厚底なのが難点である。でも結局買ってしまうような気がする。

10月22日(火)

 もう腫れも殆ど引いたようだし、熱もまったくない。あとは自宅で療養して体力の回復を待つべきか。ROCK KIDS 802は西田くんが代打を務めてくれている。この日ゲストとして登場した岩瀬敬吾もTAKUIも、僕に合わせて火曜日に来てくれることになっていたはずなだけに、何だか申し訳ない気持ちになる。他にもいくつかの仕事を今日はキャンセルしている。
 それにしてもあいかわらず今日も暇な一日だった。あまりにもすることがないから、めずらしく深夜テレビなど見てみる。深田恭子が主演の単発ドラマ「フレンズ」の再放送がちょうど始まったところで、3時間も見てしまった。ワールドカップの開催前に日韓の文化交流を意識して作られたようなドラマで、国境を越えた恋愛もの。ストーリー的にはありきたりで子供っぽいのだけど、韓国側の主演俳優の演技がとても爽やかで好感が持てた。来週後編が放送されるらしい。ここまで見たら最後まで見たいぞ。

10月21日(月)

 だいぶ身体が楽になったのはいいが、当初の予想より回復が早すぎるのもちょっと困りものである。本来なら土曜の朝に大阪へ戻って、金曜の午後にまた東京へ来る、という予定だったところを、大阪での仕事をすべて休んで1週間東京に残ることにしたのだ。こんな健康体であと4日も実家でのんびりしているなんて、ワーカホリック浅井にとっては拷問のようなもの。パソコンを持ってきているわけではないから、不都合もいろいろと多い。仕事はなくてもいいから、とりあえずいったん大阪に帰ることにした。
 何と今週も、体調のことを考えてグリーン。平日のグリーン車は有名人らしき人やワケあり風のカップルなどがいて面白い。新横浜では鈴木史郎アナが一人で歩いていた。そして新大阪で降りると何やら追っかけの女の子がわりとたくさんいて、修学旅行の女子高生が絶叫していた。お目当てが誰だったのかは結局わからないままなのだが、どうやらミュージシャンでもいたらしい(後で絶対調べるぞ)。ああいう光景を客観的に見ていつも思うことだが、ミュージシャン本人よりも周りを取り巻くさえないスタッフの方がよっぽど偉そうで自意識過剰な顔をしている場合が多い。おまえのことは誰も見てねーよと教えてやりたい。

10月20日(日)

 当分治りそうもないからと1週間も休むことにしたのに、今日になって妙に薬がよく効く。つい数時間前まで39℃以上あった体温が、気付くと37℃ぐらい。そろそろウィルスも疲れてきたということか。
 西田くんが代わりに頑張ってくれたOSAKAN HOT 100が放送されているころ、僕は「熱はちょっと下がったけど、することがないな」という状態だった。本棚には、兄や僕が独身時代に残した本やマンガの一部が並んでおり、まずはその中からスラムダンクを全巻読破。次にシドニィ・シェルダンの「ゲームの達人」に手をかけてみた。深夜までかけてこれも読破。昨日までのあの恐ろしいほどの高熱は夜中になっても襲って来なかった。

10月19日(土)

 結局昨日の夜も前日並みの高熱に苦しんだ。布団の中がサウナのように熱い。僕が寝ているのは、昔は次兄が住んでいた部屋で、今はテレビもラジオも何もない。携帯はもう充電が切れる寸前。僕はもうこのまま死ぬんじゃなかろうかと思い始める3日目。FM802やABCなどに電話をして、向こう1週間の仕事をすべて休むことにした。

10月18日(金)

 家に強力な解熱剤があったのでそれを服用し、知り合いの医師に診てもらった。喉の腫れは引いてきているが、やはり症状はおたふく風邪のものらしい。成人男性がこの病気にかかると、ウィルスは首から撤退したあと、時間差攻撃で精巣に住み着くという。考えてみれば僕の大事な睾丸くんは昨日から、左側のやつが右側のやつの4倍ぐらいの大きさに膨れあがっている。もう見るのも怖い状況。なるほどこの急激な発熱はこれと繋がっていたのか。この病院でいろいろと薬を出してもらったが、どれを飲んでもしんどいことには全く変わりがない。
 一両日中に回復の見込みがないとわかった時点で、NACK5に電話をしてBEAT SHUFFLEを休む旨を伝えた。僕が突発的な事故や病気を理由に番組を休むのは、実は初めてのことである。解熱剤を飲んで2時間スタジオで喋るぐらいなら何とかなるだろうが、局までの移動がおそらく耐えられない。そして何より、人にうつしてしまう危険のある病気なのだ。悔しいが選択の余地がなかった。代打は本多慶子女史が引き受けてくれたそうだが、僕はその放送すら聞けなかった。自分以外の人が喋っているBEAT SHUFFLEというのも、聞いてみたかった気はする。

10月17日(木)

 毎年恒例、某レコード会社の大きなコンベンションがZEPP TOKYOで開催されているため、朝8時台の新幹線で大阪を発った。東京に到着した頃からどうも様子がおかしいと感じていたが、現地に着いた頃にはもうまともに立っていられなくなった。とりあえず席についてビデオプレゼンテーションを見るのだが、画面がグルングルン回ってとても正視していられない。たまらず途中退席して実家に向かうことにした。久しぶりに乗ったゆりかもめとかいうモノレールは史上最悪の乗り物だと思った。真っ直ぐに進めば10分とかからないだろう距離を、バスみたいにくねくね迂回して30分もかけて進む。15分も前に通過したはずのフジテレビがまだすぐそこにある苛立ち。生田の実家まで帰るのに、結局2時間以上を要した。実家からNACK5に行くのと変わらないじゃないか。ふらふらの身体でこの長時間の移動はこたえた。
 やっとの思いで辿り着いた懐かしの我が家だが、両親揃ってゴルフで留守ときている。勝手口から上がり込んで、バナナとウィダーインビタミンとヨーグルトを貪り、倒れ込むように布団の中へ。眠れないけど、何をする気にもなれなかった。電話も、メールも。ひたすらうーうー唸っているうちに夜になり、夜中に体温を計ったら39.5℃との表示。番組、どうしよう。

10月15日(火)

 リンパ腺の腫れはいつの間にかなくなっていて、その横、喉の右側あたりが奇妙に膨らんできた。気味が悪いので午前中に医者に診てもらったところ、症状はおたふく風邪に似ているという。もう快方に向かっているからあとは安静にと。
 ROCK KIDSの番組後に予定が入っていたつもりが、来週の勘違いだった。待てど暮らせど誰も僕を呼びに来ないし、呼びに来るはずの人もみんな携帯が繋がらないものだから、すっぽかされたのかと思ったらそうではなかった。今回は逆のパターン、つまり相手を待たせる形にならなかったのは不幸中の幸いだが、最近こういうミスが多い。ちゃんと予定はこまめにスケジュール帳へ書き込み、こまめに見るようにしないと。そんなわけでぽっかりと時間が出来てしまったので、打ちっぱなしで今日もしっかり200発。これのどこが安静なのか。

10月14日(月)

 FM802のスタッフには内緒で、ゴルフのコースデビューを果たした。この春から西宮に住んでいる兄に連れて行ってもらったのである。デビューのみっともない初心者ぶりをライバル達に見せるまいとするあたりが自分でもこすいと思う。この日はコンディションが非常によく、あまり緊張もしなかった。スコアは初ラウンドにしては上々の数字(HOT100スタッフのNくんのベストスコアを上回ったらしい)。これは楽しいスポーツだ。もっともっと上手くなりたい。ていうか僕は風邪ではなかったか。

10月13日(日)

 リンパ腺の腫れと痛みはいっこうに引いていないが、もう熱はあまりないらしい。HOT 100は気合いで乗り切った。まあ声は元気に出るし、先週の二日酔いに比べれば楽と言える。

10月12日(土)

 分不相応にもグリーン席に乗った今朝の新幹線。普通席と5000円以上の差があるが、快適さの度合いで比較すればそれくらいの違いは確かにあると感じた。体調が悪くて腰も背中も痛い時だったからなおのこと、グリーンのふかふかで広い座席は助かった。
 今日はUSJでSEX MACHINEGUNSが特別ライブを披露する日。そのライブのMCをした僕は今回初めて、かのユニバーサル・スタジオ・ジャパンに関係者専用出入り口から入場し、事務所(のようなビル)に潜入した。控え室がその建物にあるのだから当然の権利だ。テーマパークの裏側をほんの少し垣間見ることができたが、そのへんは無論企業秘密であろうからここには書かない。
 ライブ開始の直前に僕はステージに上がり、ほんのちょっとだけ盛り上げて通り雨のように去った。ジョーズのサメ型帽子にドラキュラのマントという、意味不明な衣装。おまけに折りからの微熱と激しい寝不足によって思うようにテンションは上がらず、せっかくのイベントをどうも楽しめない自分がいる。楽しい仕事をやらせてもらっているんだから、もっと一生懸命楽しまないといけないなと反省。SEX MACHINEGUNSも今日のライブはあまり調子が出なかったようだ。

10月11日(金)

 奥歯の後ろ、両耳の下あたりがズキズキと痛む。親不知でも痛み出したのかと思っていたが、これはどうやらリンパ腺と呼ばれる場所らしい。計ってみると熱がある。ここのところ妙に流行っている風邪に僕もやられてしまったのか。発熱からくる関節痛に耐えながらのBEAT SHUFFLEはことのほかキツかった。
 明日は3連休の初日。帰りののぞみ指定席をあわてて予約しようとするも、前日の時点ですでに満席。朝の6時に東京を出る新幹線に、どうしてこんなにたくさんの人が乗るのだろうか。連休のたびにこうなるのだから、もっと早い時間の新幹線を出そうという気にならないJRもどうかしている。満席だったからといってひかりの自由席で帰るほど体力にも精神にも余裕がないのはわかっていたので、帰りは泣く泣くグリーンを予約したのであった。自腹でグリーンに乗るのは初めてだわ。

10月10日(木)

 髪の毛がだいぶ鬱陶しくなってきたので、2ヶ月ぶりに美容院へ。前回、一見で入ってみたお店にまた行ってみた。案内のDMが来ていて電話番号がちょうど手元にあったということと、以前に切ってくれたお姉さんがわりと美人だったということ。その2つがこの店を選んだ理由である。何だかそう書くと不純な印象を与えるようだが、ひげ面のおじさんに切られるか、きれいなお姉さんに切られるかという違いは大きいと思う。僕にとってみれば髪型なんてむしろどうでもよくて、切っている間がどれだけ快適で楽しいかが一番重要なのである。ちなみに、髪はけっこう短くしてもらったつもりだが、みた印象はあまり変わらないらしい。

10月9日(水)
 先日デジネバで紹介したPS2のソフト「パネルクイズ・アタック25」を、製造元のデジキューブさんから頂戴した。収録中に挑戦したときはさんざんな出来だったが、家で再びやってみたらあっさり優勝。イタリアとフランス10日間の旅も見事にゲットした。しかも2回連続で。勝てると楽しい。ここ数日ちょっとハマりぎみ。
 さて、ROCK KIDS 802という番組では、リクエストセンターから状況を伝えてくれるレポーターが登場するが、この10月からその役回りが先月までの大抜くんから西村直子嬢と金明順嬢の二人に代わった。今日は3人の歓送迎会の意味を込めてスキヤキ屋で番組の宴会が催された。ところが始まる予定の時間になってもスタッフはミーティング中。お腹が空いて仕方がないので、とりあえずDJ陣だけで始めることに。西田くん、西任さん、落合くん、大抜くん、西村さん、金さん、そして僕という7人の802DJだけで集まって鍋をつつくというめずらしい光景である。二次会はカラオケだったのだが、大抜くんのSHOW-YAの印象しか残っていない。

10月8日(火)

 今日のROCK KIDS 802は「ラブソング」のリクエストを中心に選曲していく特番。人気のある定番のバラードがここぞとばかりたっぷりと流れた。そして今日、初めて番組でCORE OF SOULの「クジラ」をかけた。カップリングで全く知られていない曲だが、「クジラ」は究極のラブソングだ。今日というタイミングを逃したら、もうこの曲をROCK KIDSでかけるチャンスはないだろうと思った。
 「曲の前に、2分だけ喋らせてくれ」とスタッフに頼み込み、この曲の元になった絵本のストーリーを説明した。僕に言わせれば「クジラ」という曲とあの物語は表裏一体の関係にある。CORE OF SOULが好きだ好きだとむやみに言い過ぎだと自分でも感じていたし、夕方のリクエスト番組で絵本を朗読されても、「さっぶー・・・」という反応の方が多いだろうという覚悟はあったが、それでもどうしてもかけたかった。これを聞いて感動しない人などいるはずがない。そうして予想した通り、かけた直後から「感動しました」という感想と絵本に関する問い合わせが多く寄せられた。 
 中村蕗子嬢がソン・ルイに原曲を聞かされた時に、幼い頃に読んだ絵本を思い出し、そのストーリーをベースに歌詞を書いたのが「クジラ」である。そういう経緯で生まれた曲であることを、彼女は最初のワンマンライブのMCで明らかにした。その話から刺激されるいろんな感情を、CORE OF SOULを知らない人にも味わって欲しいと僕は思ったし、「クジラ」はカップリングの隠れた名曲として眠らせておくにはあまりにもったいない。ならばラジオのDJがそれを電波に乗せればいい話だ。ようやくそれが実現した。
 DJは音楽というプレゼントにリボンをかけるのが仕事。本番中に慌てて用意したリボンだったけど、プレゼントはリスナーに喜んでもらえたようだ。これだからこの商売はやめられない。

10月7日(月)

 番組改編期のテレビ番組がつまらないと感じるようになったのはいつごろからだろうか。大勢の芸能人が大した意味もなく寄せ集められ、さしておもしろくもない話に笑いをかぶせて無理に盛り上げている。いちいち不必要な字幕が入るのもうっとうしい。どこのチャンネルにしても同じような内容か、そうでなければサスペンスの2時間ドラマ。別にテレビが退化したのでも進化したのでもないだろう。きっと変わったのは僕の方だ。
 もちろんテレビ全体を拒否しているわけではない。バラエティーがおもしろいと思うこともあるし、民放の番組に感動することもある。ここ数年、テレビ番組の制作に携わる仕事をしてきて、裏側の苦労と面白さを垣間見ている。「信念と誇りをもって情熱を注いでいる番組」と「視聴率を稼ぐためにやっつけで作っている番組」を、見ているうちに嗅ぎ分けてしまうのだ。番組改編期になると、前者のレギュラー番組が休止になり、代わりに後者の特番が番組表を埋め尽くす。だからつまらない。

10月6日(日)

 昨日の夜、「ちゃんと。」ではないのだけど、昔からの友人と久しぶりに会ってしこたま飲んだ。アーリーダブルのロックを3杯、その後3人でワインを2本空けた。帰宅したのは4時ぐらい。おかげで今日はひどい二日酔いである。起きてもまだ体内にアルコールがたっぷり残っているのがよくわかる。吐き気を我慢しながらのOSAKAN HOT 100。スタッフに「大丈夫?声、変じゃない?」と確認したところ、「全然わかりまんよ。すごい爽やかです」と。しかし後半はさすがに集中力が途切れて絶不調だった。
 どうやら僕は普通の人よりも頑丈な喉をしているらしい。プロの喋り手でも、日や時間によって声の質が微妙に変わってくる人がいる。僕の場合はだいたい常に一定の声を出せるから、例えば前の週に収録した声を生放送中に使うようなことがあっても、声の違いで違和感を抱かれることがまずない。今朝は前の晩の深酒がたたって明らかに喉が枯れ気味、ちょっとでも大きな声を出したら裏返りそうだからわりと慎重に喋ったのだが、聞いている人には全く気付かれなかったようだ。
 自分の声の質をかっこいいとは全然思わないが、こういう喉を持って生まれたことは喋り手としてとてもラッキーだったと思っている。

10月5日(土)

 僕はグルメというものにあまり興味がない。だけど30にもなるといろんなお店でいろんな料理を食べるようになり、自分の好みのレストランがどういうところかというのもだいぶ明確になってきた。最近のお気に入りは「美食酒家 ちゃんと。」という創作料理の居酒屋だ。どのメニューも風変わりでおいしい。例えば唐揚げだったら串に刺し、グリーンカレーにつけて食べるとか、オムレツだったら中に煮込んだじゃがいもが入っていて、かに玉みたいにあんかけになっているとか、とにかく普通の料理を普通には食べさせてくれないのだ。注文した料理が来るまで、どんなものが届くのかという楽しみがある。加えてこの店はやたらと店員の元気がよくて、みんな若い。その一方で食器や内装には「高級感」へのかなりのこだわりが感じられる。で、この手の創作料理店にしてはリーズナブル。どう?行きたくなったでしょ?
 多分僕は、おいしいだけじゃなくて、好感の持てる居心地のいい店、ポリシーの明確な店が好きなんだと思う。

10月4日(金)

 今日から日曜まで、MBSで深夜にガンダムの劇場公開版が三夜連続で放映される。当然すでに映画版のビデオも持っているのだが、画質が徐々に劣化していくので、こうやってテレビで放送されるたびに録画し直している。今回もしっかり新品のビデオテープを用意済み。
 ガンダムのテレビ版と映画版は、見比べてみると驚くほど違う。スレッガーとドズルの声優が入れ替わっているなどというマニアックな事実は最近になってから知ったが、出てくるモビルスーツにもストーリーにも微妙な差がある。セリフもどうやら殆どを劇場用に収録し直したものらしく、今も語り継がれる名台詞の数々は映画版のものであることが多い。

10月3日(木)

 この秋からゴルフを始めたということは以前にも日記で書いた。ゴルフクラブは一応1セット、持っていることは持っていたのだが、父から譲ってもらったもう20年も前のクラブなので、重くて今にも折れそう。そこで新しいクラブをフルセットで購入した。しかしお店に並んでいた中で、3番目ぐらいに安いセットである。
 ゴルフの世界の常識や流行はまだわからないが、例えばスキーをやっていた時、古いモデルより新しいモデルの方がかっこいいとか、高い道具だとその分性能がいいとか、そういうことは上手くなっていくうちに徐々にわかっていくことだった。最初から道具でかっこつけるのはどうも主義じゃない。どうしてももっと高いのが必要だと感じたらその時に買おうというのが僕のポリシーである。

10月2日(水)

 少し空き時間があったので、アメリカ村のSTEPで安いスニーカーを買った。領収証の宛名を「浅井にしてください」と言ったところ、店員のお兄さんが「浅井博章さんですよね?」と尋ねてきた。こういうのはすごく久しぶりだったので非常に嬉しかった。もうSTEPでは802を流してくれないのかと思っていたし。皆さん、スニーカー買うならSTEPです。
 今日は待ちに待ったCORE OF SOULのGottcha!の日。たかがライブのMCでこんなに緊張したのは初めてかもしれない。「僕がコケたら今日のライブは台無しだ」などと自意識過剰なことを考えてしまう。まあ、特に問題なくMCはこなして、時間通りにライブが始まった。観客の大半がどうやら初めてCORE OF SOULを見に来たらしく、加えて会場内にイスが設置されていたこともあって、先日のKNAVEでのライブと比較すると、客席の反応はわりとおとなしかった。蕗子嬢いわく上品なノリに終始したわけだが、終演後にリスナーから届いた感想ではみんな聞き入っていたというのだ。それぐらい蕗子嬢の歌は魂がこもっているし、何より上手い。ちなみにこの日は「花環」というアップテンポの新曲がお披露目になった。このライブについてはFM802のホームページ用にライブレポートを書いた。Gottcha!のページにアップされるそうなので、興味のある方はご一読を。

10月1日(火)

 ROCK KIDSのゲストにSUGIZOさんが登場。あいかわらず非常に存在感のある人だ。物静かだけど熱い、紳士的で知的で優しい人。彼の周囲に漂う空気は独特で、女性を狂わす魔力もあるだろう。元LUNA SEAのメンバーと会うたびに、この人達が一つのバンドに集結していたことの凄さを感じる。
 梅田に最近ちょっとお気に入りの回転寿司屋がある。僕が知ったのは最近だけど、きっとすごく有名なお店と思われ、並んでいる日も多い。回転寿司というと安くてまずいというイメージだが、その店は高くておいしい。店の雰囲気もオシャレで高級。たらふく食べたら普通の寿司屋に行くよりも金を使ってしまいそうだ。他で食べられないいろんなタイプの創作寿司があって、それが非常に美味。なぜそんな高価な寿司を回転させているのか、そこが知りたい。