
Diary(02.12.) 12月31日(火)
OSAKAN HOT 100のDJになってようやく1年が経とうとしている。今日は僕にとって初めての年間チャート特番だった。上半期チャートで一度だけ経験した100曲特番だが、今回こそは「イントロのある曲は全部乗る」というルールを自分に課した。そんなバカなことをして自分を追い込むようなDJは他にいないだろうが、何よりもその方が僕自身が楽しいのだ。イントロの全くない曲は喋りを乗せるわけにいかないので、イントロで喋った曲はおそらく90曲ぐらいになるだろう。すべてが今年自分の番組で何度も紹介してきた曲なわけで、イントロなどどれも身体が覚えている。タイミングをきちんと合わせるのが気持ちよくて僕は好きだから、9時間もそれに没頭できるならDJをしていてこんなに楽しい番組はない。結局9時間で休憩らしい休憩は一度もなかった。昼食も用意されたがサンドイッチを一切れ口に入れただけ。100曲を番組内に詰め込むためには曲をフルコーラスでかけられない場合が多く、スタジオの外で煙草を吸う時間さえ殆どない。こんな状態で9時間も集中力を持続するのは至難の業だが、疲れは全く感じなかった。今年最後の仕事で100%納得のできる喋りが出来て満足だ。1年をかけて、この番組で表現するべき自分らしさの一つをようやく見つけた気がする。
12月30日(月)
大阪城ホールでROCK KIDS 802のライブイベント「REQUESTAGE」が開催された。この日の城ホールはアリーナがオールスタンディング、スタンドはステージの周囲にも観客が詰まっている状態で、今までに見たこともない動員数であった。これだけ大勢の人を前にオープニングアクトを務めたCORE OF SOUL。まだ開演前ということで客が入りきっていないし、客電もついたままだったのが気の毒ではあったが、非常に堂々としたステージングだった。披露した楽曲は「Flying People」と「月で待つ君」「花環」の3曲。いつかここでワンマンのライブをするようになった時、今日の経験を彼等は思い出すだろう。
ちなみにライブの最後では僕も西田くんや落合くんとともにステージに上がって挨拶をした。まあ特に盛り上がるでもなく、終演を宣言して去るような役回りだったが、大きな舞台に立ってなかなか気持ちのいいひとときだった。
自分のした仕事の出来には不満が残るが、イベントそのものはROCK KIDSらしい派手なライブで面白かったのではないかと思う。12月29日(日)
番組終了後、厚生年金会館芸術ホールでDASEINのライブを拝見。よく考えてみると、彼等のライブを見たのはデビュー前のヴェルファーレ以来かもしれない。ライブの完成度は元から高いバンドだと思うが、RickeyのMCや煽りもキャラがはっきりしてきており、客席とのコミュニケーションの取り方が上手になった。ただ、煽りで声を張り上げすぎたせいなのか、次の曲で自慢の高音が出なくなっていたのはちょっとがっかり。
帰り道、コンビニで「僕たちの好きなガンダム〜全モビルスーツ徹底解析編」を購入。僕の元へ見本誌が届く前に「浅井さん、読みましたよ」と一部のスタッフやリスナーから報告され、「なぬ!?僕はまだ読んでないのに!」と慌てて購入したものだが、帰宅すると郵便受けにちょうど届いていたところだった。何のために買ったのか・・・。今さら読み返すのも恥ずかしいが、僕による入魂の思い入れレビューは果たして一番最初に掲載されているのだった。これは家宝にしよう。
12月28日(土)BEAT SHUFFLEの公開録音「OUT SIDE Ver.5」が大宮のアルシェ前で行われた。何だかんだですでに5回目。今回はムックとWaive、そしてKaggraの3バンドが出演したが、寒い中、去年を上回る動員を記録し、あらためてBEAT SHUFFLEのパワーをNACK5の人達にも見せつけることが出来たようである。週末の深夜、誰も局にいない時間帯に地味に放送されている番組だから、こういう時にアピールしておく必要もあるのだ。
5回目にもなると僕としてはだいぶ気分が楽である。僕が司会をしてきたイベントの中で、BEAT SHUFFLEの公開録音は一番しっかりとした台本を与えられるといっていい。僕はいつものとおりに台本を見ながら進行し、いつものとおりにインタビューをすればいいだけなので、あまり気張らずに楽しみながら仕事ができた。
公録終了後の親睦会が終わってから、僕は電車で大宮から東京駅へ移動し、そのまま新幹線で大阪へ帰ったのだが、東京駅で何とDASEINの二人に遭遇した。ホームから降りて新幹線の入り口に移動しようとした時にRickeyのド派手な金髪が僕の1m前を通過しようとしたのだ。「何してんの!」「僕ら、今日テレビの仕事で、これから帰るところなんですよ」「そうなのかー。楽しみにしてるよー、今度のライブ。今度っていうか・・・明日やん!まだ東京にいていいの!?」二人は苦笑しながら「大丈夫っすよ」と答えた。翌日に大阪でライブを見ようとしているアーティストに東京で会うとは。しかもあれだけ広くて人の多い東京駅で。何とも驚くべき偶然だ。12月26日(木)
コースデビューをしたのと同じ、吉川インターGCで3度目のラウンド。メンツはOSAKAN HOT 100のスタッフであるNASくんと、プロモーター藤村氏である。僕と同い年だがゴルフ歴は僕より2年ほど長い藤村は、すでにコンスタントに90台で回れる実力者で、僕が「来年中に絶対追いついて見せる」と宣言している最大のライバルである。無論今はまだ足下にも及ばないが。
で、今回の結果。あれほどみっちり練習したドライバーが前半はまるで当たらず、フェアウェイウッドに至ってはパターより短い飛距離だったりするありさまで、頭を抱えること数回。練習したつもりのパターも情けない結果だった。それでもOBの数を最小限に抑え、バンカーも1回だけだったおかげで、111と無事にベストスコアを更新。僕に勝つと意気込んでいたNASくんもベストスコアを出したようだが、僕との勝負の結果については彼の名誉のためにここでの言及を避けたい。12月25日(水)
明日は3回目のゴルフ。前回から1ヶ月半もあいているが、その間にドライバーのティーショットはだいぶ精度を増した自信がある。しかもここのところ、フェアウェイウッドも少し好調。その自信を決定的なものにしたくて、今日は仕事の前後に2回も練習場へ行ってしまった。大阪は雨が降っている。天気が非常に心配だ。
12月24日(火)
HMVでKICK THE CAN CREWをゲストに迎えた公開生放送。ファンが目の前に集まっているインストアイベント状態の公開インタビューだったせいか、メンバーのテンションが低くて番組は正直な話あまり盛り上がらなかった。ああいう時にもっといい番組に出来るかどうかはDJの資質にかかっているわけで、今回ばかりは少々凹んだ。
HMVへは車で行ったのだが、パーキングに車を入れるとき、車をぶつけてしまった。前の車が後ろ向きに駐車しようとして、そのために僕の車が邪魔だったと見えて躊躇している。僕は慌てて後ろも見ずにバックをしたら、ガシャンという鈍い音。「あー、やっちゃった・・・」と一瞬だけ落ち込んで、僕はすぐに車を降りて平に謝った。社用車と見える白いセダンにスーツ姿の男性が二人乗っていて、僕が近づくと運転席の人が窓を開けた。彼はニヤリと笑いながら「クラクション鳴らそうかと思ってんけどな。キズ、いってる?」と言った。「僕の見た限り、殆どキズはついてないように思うんですけど、確認してみていただけますか?」僕がそう言うと、彼は(しょうがないな)というような顔で車を降り、バンパーを確かめた。そして彼は何食わぬ顔でこう言ったのである。「ええわ。クリスマスやし。」「ありがとうございます!申し訳ありませんでした!」深々と頭を下げる僕。地獄で仏とはまさにこれ。プリウスのバンパーには5ミリほどのえぐれたようなキズが残りはしたが、それぐらいで済んだことを喜ぶしかない。ラッキーなような、アンラッキーなような、クリスマスイブ。
それにしても何と道が混雑していることか。大阪市内はどこをどう迂回しても大通りはすべて大渋滞。みんな仕事にも遊びにも忙しい。12月23日(月)
東京で結婚披露宴の司会をした。誰の結婚式かというと、義理の妹である。こんなに近い身内の人間が司会をする披露宴というのも異例だが、媒酌人も主賓もいないような極めてアットホームな雰囲気だったので、僕自身もなかなか楽しかった。せっかくの料理を殆ど食べられなかったのは心残りだけど。それにしても、最近は人前で喋ることに全くと言っていいほど緊張をしなくなった。何ごとも慣れてくると楽しさを味わえるようになるものだ。
12月22日(日)
もう10年近く前から、僕の自慢の一つはブラインドタッチである。学生時代にMacで宛名打ちをするアルバイトをしていて、その頃に自然とローマ字入力がブラインドで出来るようになった。僕はこのとおりHPでも大量の文章を書くから、ネットを始めてからはさらにスピードアップして、今では立派な特技の一つといえる。最近、ゲーセンに入って一番最初に遊ぶのはもっぱらタイピングゲームだったりする。
FM802の番組は「LIVE BBS」という画期的なツールでリスナーとの2WAYを実現している。絶妙なバランスで放送とリンクしながら、DJやスタッフとリスナーが気楽にコミュニケーションを図れる。802が提案した、ラジオとインターネットの共存の在り方である。
しかし番組中に掲示板でレスを書いていくのは案外大変なことだ。あくまで喋ることがDJの仕事であり、それに没頭する時間の方が当然多い。特に僕は番組中、忙しく次の喋りを考えているタチだ。しかし気分的に余裕のある時や、番組の内容がさほど慌ただしくない時は、僕はかなり頻繁に特定のリスナーに向けたレスを入れる。タイピングが早いことはこういう時に非常に役立っている。「浅井さんの番組のBBSはレスをたくさん返してくれるからリスナーとしては嬉しい」という書き込みがあった。放送とは別のところで、リスナーとの繋がりを感じられるこのLIVE BBSというシステムはとても楽しい。番組によっては特定の人間へのレスそのものを禁止しているが、たとえ書き込むのが一部の人であっても、番組を聞いて「内輪うけ」の印象がなければそれでいいと思っている。12月21日(土)
ヤフオクで1週間前から狙っていたNEW ROCKのブーツを買い損ねた。中古のブーツに定価の7割以上の金はさすがに払えない。僕はヤフオクで入札する場合、自動延長の有無にもよるが、たいていは終了の数分前に「自分がその商品に対して払える上限の額」を入れて、結果を待つ。それが最も一般的な入札の方法だと思う。自動入札のシステムを理解していない初心者は、自分よりも高い入札が現れるたびに、ちょっとずつ上乗せして何度も入札を繰り返す。今日競り合った相手はそういう人だったようだ。1円でも安く買いたい気持ちはわかるが、僕の入札額を上回るまでに20回以上の入札を繰り返し、終了が30分も遅れて非常に迷惑を被った。さっさと自分の限度額を決めて一発で諦めろと言いたかった。
12月20日(金)
クリスマスを前に、最近山下達郎の一人アカペラアルバムを聞いている。歌うことが大好きな僕は、これを自分でもやってみたいという衝動に駆られ、Cubaseを立ち上げた。パソコンに向かって「星屑の街」を歌ってみる。自分の聞き取れるパートをすべて。苦心の末に完成した自分のアカペラを聞いて思ったのは、「自分はこんなに歌が下手だったのか」ということでしかなかった。アカペラがこんなに難しいものだったとは。
とてつもなく無意味なことに数時間も費やしてしまった後で、まだ年賀状に手を付けていないことに気付く。12月19日(木)
カプコンから発売されている「逆転裁判」というゲームを初体験。子供向けのソフトが中心のゲームボーイアドバンスにあって異彩を放つ「裁判シミュレーションゲーム」だ。法廷で争う弁護士となってシミュレートするというゲームの発想は誰でも考えつくかもしれないが、そういうゲームを携帯ゲーム機のソフトとして販売しようと最初に言い出した人は凄いと思う。こういうゲームがPS2で発売されていたら、ここまでヒットしたかどうかは疑問だ。
とにかく展開が早くて、わりと簡単なのがいい。行き詰まって悩むことは今のところ殆どない。推理小説を読むような感覚で電車内でも出来てしまうから、とにかく「ちょっと暇な時間を潰す」にはもってこいのゲームなのだ。もちろん小説や映画の法廷劇と比較すれば内容は幼稚だが、そのぶん思わず吹き出してしまうようなユーモアもある。ユーザーの気持ちを先回りする巧妙さに、なるほどこれは売れて当然と唸る僕であった。12月18日(水)
昨日に引き続き、「浅井博章2002年マイブームランキング」。今度は6位から10位までの発表。
(6)東野圭吾の小説・・・BEAT SHUFFLEディレクターの勧めで読み始めた。複雑なトリックを解明して結末で唖然とさせる手法は超一流だが、それ以外にも少しSFタッチの作品や、リアルなクライムサスペンスなど、推理小説以外にも幅広い題材を扱っているから飽きない。そのどれもが「一度読み始めたら止まらない」という点で共通しており、東京を往復する新幹線の車内で読むにはちょうどよかった。この1年で、彼の書いた長編は殆どすべて読破している。借りた本も多いが、自分で購入したものがこの写真。
(7)ギター・・・ギタリストにインタビューする番組を担当しているのだから、それなりにギターも弾けるようになっておいた方がいいような気がして、安物でもいいからギターを買おうかなと思ったのが夏頃。スポンサーのESPさんのギターを安く売ってもらえないかと頼んでいたら、誕生日にプレゼントされたのがこの50万円相当の高級ギターである。ミニギターで充分と思っていた僕としては大変に恐縮し、慌ててアンプやエフェクターを購入した。ケースに入れてしまったらそのまま弾かなくなってしまいそうな気がするので、すぐ手の届くところにずっと立ててある。
(8)Cubase・・・「浅井さんは凝り性だから、きっと使いこなせるはず」というスタッフの言葉にプライドをくすぐられて、ついに手を出したシーケンスソフト。Macで音楽をいじれるようになりたいとだいぶ前から思っていて、ようやくそれが実現した。まだ素人はだしのジングルが作れるぐらいしか使い方がわからないが、一時はこれをいじるのが楽しくて、ネットに繋ぐ時間が大幅に減った。
(9)池上遼一のマンガ・・・ROCK KIDSのBBSでおすすめのマンガをテーマに書き込みを募った時に、「サンクチュアリ」を勧める人がいた。それを読んで近所のレンタル屋で借りたのがきっかけ。池上マンガにというと、だいぶ昔に「傷負い人」を読んで深く感動した記憶があるが、「サンクチュアリ」を読み終えたときの感動はそれをはるかに上回った。それからしばらくの間、池上遼一の描いたマンガをひたすら読んだ。
(10)CybershotP5・・・もともとは父の持ち物であったが、写したい孫は近くにいないし、どのみち父は使い方がわからないというので、半永久的に借りるという形で僕の持ち物になったデジカメ。デジカメというものの良さをいまいち認識していなかった僕は、そのあまりの高性能にひたすら感激。ただし壊すのが怖いので持ち歩いてはいない。ざっと振り返っただけでも、ずいぶんいろんなモノに凝った一年であった。ガンダムやラピュタなど、僕がもとから大好きな趣味がこのベスト10には入っていないが、それは2002年という年になるずっと前から、おそらく永遠に続くマイブームだからである。
来年もいろんなものに凝って、いろんなものについて語れるようになりたい。趣味が一つ増えると、そのぶん話題が増え、初対面の人との間で会話の共通点を見つけやすい。だから楽しい。2003年もインドア派、凝り性、多趣味の浅井博章でいこう。12月17日(火)
今日のROCK KIDS 802のBBSテーマは「2002年のマイブーム番付」。雑誌などでヒット商品番付が発表されるこの時期、僕も自分にとってのヒット商品をあれこれと考えてみた。元来無趣味だった僕だが、今年は30歳になる節目の年ということもあり、あらゆることにチャレンジした一年だった。自分なりにリストアップした「浅井博章2002年マイブームランキング」のTOP5は以下の通り。一部写真つきで。
(1)ゴルフ・・・30になったのを機に、ついに手を出してしまった。「自分は絶対にセンスがあるに違いない」という根拠の薄い自信だけを頼りに、秋は毎日のように練習場へ。まだまだ初心者の域を出ていないが、来年は100を切るという目標を目指して挑戦は続く。
(2)ツーカーTK21・・・HOT100のスポンサーであるツーカーホン関西の、CMを聞いたり商品を番組で紹介したりしているうち、自分も欲しくなって買ってしまった新しい携帯電話。基本的に携帯メールの送受信と携帯サイトの閲覧はこの機種を使用している。かわいくて楽しい。
(3)CORE OF SOUL・・・前年から好きなアーティストではあったが、春に発売されたアルバムを聞いてすっかりファンになってしまった。若さゆえのみずみずしい感性と、卓越した作曲センス、そしてボーカルに圧倒された。僕がミュージシャンのポスターを部屋に飾ったのは中学の時以来。ちなみに2位の携帯の待ち受け画面もこのCORE OF SOULである。
(4)ヤフオク・・・最初のきっかけは何だったか覚えていないが、春頃に登録を済ませてから、買い物は殆どヤフオクを利用するようになった。お店よりも簡単に欲しいものを見つけられるし、上手に探せば絶対に安上がり。ネット上で買って、メールで住所を教えて、ネット上で振り込んで、あとは届くのを待てばよし。つまりすべての作業をパソコンの前で済ませることができる。全くの他人と取引を通じてメールのやりとりをするのも、たまに楽しい。来年中には評価が100に届く勢いである。
(5)ノースリーブ・・・自分の二の腕がやたらと筋肉質であることは気付いていた。そして男の二の腕に魅力を感じると言う女性が案外多いことを知り、「だったら遠慮なく見せてしまえ」と夏前にノースリーブ宣言。ただしランニングみたいなタンクトップだと胸板の貧弱さが露わになってしまうため、Tシャツの袖の部分だけがない形のものでなければならない。そういうノースリーブは意外に売られておらず、デザインがずいぶん限られてしまうので、気に入ったTシャツの袖を切り落とすという暴挙に出た。袖との繋ぎ目の部分に沿って切ればほつれることはないのだ。半袖のシャツは着なくなったので、気に入ったTシャツはすべて袖を切った。おかげで下着として着られる普通の半袖Tシャツがなくなってしまい、冬になってから困っている。とりあえずベスト5がこんな感じである。5位から10位はまた後日。
12月16日(月)
ミューズホールで松田樹利亜のライブを拝見。彼女とはHOT WAVEの時やG-SPOTで何度も一緒に仕事をしているが、ライブを見るのは初めてである。ライブ前に元Valentine D.C.のJunさんから電話があった。彼はこの秋から彼女のバックメンバーを務めている。Junさんの他にもかなり腕の立つ実力者を揃えた豪華なバックバンドで、実際ライブの演奏は凄い迫力だった。
大阪でのライブは4年ぶり近かったそうだが、ステージ上のテンションとは裏腹に、客席の反応はおとなしいものだった。男性の、しかも明らかにライブ慣れしていないファンが多かったためだろう。もう少し初心者向けに、手拍子を促したりする煽り方があった方が見た目の盛り上がりも得られたという気はする。それにしても松田樹利亜はステージ映えする女性である。歌っている姿は普段よりもずっと色っぽく、いい女だった。パワフルな歌声もバックの演奏に押されていない。もっとたくさんのロックファンに見て欲しいライブだった。12月15日(日)
クリスマスの時期はクリスマスソングを聞くに限る。僕は学生だった頃からクリスマスソングの類が大好きで、毎年のように自分で選曲したテープやMDを作ってきたが、今年はそろそろネタが切れてきたのを感じ、新しく何枚かクリスマスの企画盤CDを購入した。僕の愛するクリスマスソングはあくまでスタンダード。「きよしこの夜」や「ホワイトクリスマス」のような誰もが知る古い名曲の、カバーである。世の中、いろんな人がいろんなカバーを発表しているもので、こういうのは集めても集めてもまだ知らないものがたくさんある。今回購入した中では、THE MANHATTAN TRANSFERの「IT CAME UPON A MIDNIGHT CLEAR」が秀逸だった。この調子で毎年コレクションにしていって、いつか「クリスマスソング完全ガイド」みたいな本でも書こうかしら。
深夜に「デジネバプラス」が放映された。いつもよりだいぶ早い時間だったので、デジネバを知らない人も多く見てくれたのではないかと思う。「やってみようのコーナー」は収録に2時間を費やし、オンエアされたのは5分程度。スタッフの話では編集のために二晩徹夜したそうだが、わかりやすく楽しそうな部分を凝縮した見事な編集であった。薄い上着の衣装で30分も屋外を歩いた京都駅でのロケシーンは、冒頭とエンディングで使われていた。あれが全部カットになったらあんまりだと文句を言おうと思っていたのでひと安心。12月14日(土)
渋谷公会堂でTAKUIのライブを見た。今回は全国各地から膨大な数のマスコミ関係者が招かれており、来年に向けて事務所のTAKUIにかける意気込みが強く感じられた。TAKUIの実力をまだ信じようとしない人に、まずはライブを見て判断してもらおうと考えるのは自然なことである。
歌唱力はいつもどおり申しぶんないし、客席の引っ張り方も上手になった。ホールという空間を違和感なく盛り上げられるだけの素養は、すでに備わっている。気になったのは、彼がやたらと客席にマイクを向けすぎることと、フェイクを多用しすぎることの二点。客はTAKUIの歌を聞きたいと思って来ているのに、ここぞというところで客に歌わせようとしてしまう。客が歌えるはずもないような早口の英語の部分でさえ、である。そして自分で歌う部分では、CDとはメロディーを変えて歌うことが非常に多い。アドリブでメロディーを変えるのは、本当に歌唱力のある人間だけが出来る高等技術だから、TAKUIがそれをさらりとやってのけるのは確かにかっこいいが、何ごとにも加減というものがある。曲によっては、最初から最後までCDのメロとは異なる箇所があった。CDをたっぷり聞き込んで見に来た人や、一緒に歌っている人にとっては、多少の違和感があるのも事実なのだから、客の歌声やフェイクを利用するのは曲の後半ぐらいにしておく方が無難だ。初めてTAKUIのライブを見た関係者達に、それぞれの曲の良さが充分に伝わっただろうかという不安があった。12月13日(金)
来年の年賀状が完成。特徴のなさすぎる年賀状では、届いた相手に「これ、誰だっけ?」と思われてしまう懸念があるが、年賀状ごときに手間をかけたくない気もする。そこで今回はインターネットで年賀状を作ってくれる業者を検索し、スタジオでの自分の写真も入れて注文した。文章もすべて自分で入力できるが、値段はおそらく写真を使わないコンビニの印刷よりも安いだろう。本当に、ネットで何でも出来る時代になったものだ。宛名の整理を早急に始めなければ。この面倒だけは避けられない。
12月12日(木)
今日のPRIME HITSの放送で、スペシャルウィークス中のプレゼント「月の土地(?)」を紹介する際、山添さんが「私に負けないくらいインドア派の浅井くんも欲しがっている月の土地」と発言したそうだ。802のDJの中で、山添女史と僕はおそらく「インドア派」の二大巨頭である。ネット大好き。ヤフオク大好き。許されるなら一日中、パソコンの前で過ごすだろう。802のDJたるもの、外に出て遊ぶ(山や海だけではなく、夜の街を含めてね)ことがステイタスみたいなイメージがあるが、自宅でまったりしたいDJがいてもいいではないか。山添女史に仲間に入れてもらえたことは実に光栄だ。
しかしそんな僕も、今日は寒いのを我慢して出掛けることにした。行き先は神戸元町。そう、今日から始まった神戸ルミナリエを見に行ったのである。本家本元。神戸名物。関西人の誰もが愛するビッグイベント。人混みが苦手な僕でも、あの幻想的な雰囲気に包まれてみたいと思う。久しぶりに見たルミナリエは昼間のように明るくて、やっぱり凄かった。
週末は殆ど身動きがとれないくらいの混雑になるらしい。それに比べれば初日の今日は自分のペースで歩けるし、出店での買い物もスムーズにできたから、比較的快適だったといえそうだ。ただ三宮で食事をする気にはなれなくて、元町まで歩いて戻り、南京町へ行った。
考えてみると神戸に行ったのは夏の須磨以来だ。それでも川崎に住んでいた頃の横浜よりは頻繁に足を運んでいる。12月11日(水)
和歌山のヒ素カレー事件の容疑者に死刑が言い渡された。和歌山地裁の裁判官が日本中からあれほど大きな注目を集めたことなんて過去にあったのだろうか。国民感情を逆撫でることのない判決だったが、弁護側からすれば法律の解釈の点で疑問の残る部分もあるだろう。全てはあの容疑者が黙秘を貫いていることで混乱している。日本の刑法も刑事訴訟法も、容疑者や被告の権利を認めすぎだと誰もが思う。でも自分が冤罪で投獄されたことを想像すると、「被告人推定無罪」「疑わしきは罰せず」は当然の原則であり、むやみに量刑ばかりを重くすることも怖いと思う。難しい問題だ。
それにしても、こういう凶悪犯罪が起こるたびに思うことがある。主に民放の報道番組で、容疑者の顔をやたらと大写しにするのはやめにしてもらいたい。オウム事件の時なんて、あの不潔でむさ苦しい顔が1分おきに画面に映し出され、その度に吐き気をもよおしたものだ。今回のあの女もそう。生命力はゴキブリ並みだが、顔はゴキブリの数倍醜い。視聴者の不快感をもう少し軽減する報道の仕方を考えてもらいたい。12月10日(火)
最近、ライブに行く本数がめっきり減った。V-ROCKを担当していた頃とは比較にならないほどだ。理由は今の仕事のスケジュールにある。ライブのある夜の時間に何らかの仕事が入ってしまうことが非常に多い。今日も大事なライブがいろいろとあったのだが、ROCK KIDSの後にHOT100の準備などをしていたら、9時近くまでかかってしまった。
そんな僕が自由に使える時間はやっぱり深夜なのである。そしてそんな時間に出来ることといえば、インターネットかテレビゲームぐらいなのである。今日は、明日の収録で紹介する「EVOLUTION SNOWBOARDING」というゲームを練習した。なぜか氷河期の訪れた近未来。突如出現したモンスターと、それを操る悪党どもを倒すべく、スノーボードでさまざまな場所を滑り降りながら、襲ってくる敵と戦うというゲーム。設定を聞いただけでめちゃくちゃである。城だの日本風の屋敷だのをスノーボードで滑走し、しかも滑りながらキックやパンチを繰り出して敵と対戦しなければならない。要するにスノーボードゲームと3D格闘ゲームを融合した、そばめしみたいなゲーム。ボードで滑りながら日本刀でバッサバッサと敵を切るという、何もかもおそろしくクレイジーなゲームだが、B級な設定とは裏腹に、映像のリアルさやスピード感は超A級。ボタン操作も驚くほど簡単で、始めて10分で完全にのめり込んでしまった。深く考えずに、ニタニタ笑いながら爽快な気分を味わえるゲームも、たまにはいい。そしてこういうゲームをプレイするのは、深夜に限る。12月9日(月)
ついこの間までの小春日和が嘘のような寒さだ。刺すような北風はすっかり真冬。東京は朝から雪が降って騒ぎになっているようだが、大阪はそんな兆しすら見えない。以前にも書いたことだが、大阪の冬は雪が降らないからつまらない。
本格的な寒さが到来すると、クローゼットから引っ張り出すコートがある。僕が持っているコートの中ではダントツで最も暖かいやつ。黒い皮のダウンコートだ。実はこれ、兄の奥さん、つまり義理の姉から譲ってもらったもの。数年前に兄のシンガポールへの転勤が決まった際、「シンガポールって常夏だよね?だったら、あのダウンもいらなくなるの?」と催促して、殆ど有無を言わさず頂いてしまったのだ。羽毛はだいぶ潰れてしまってモコモコ感はなくなってしまったが、最初からサイズが僕の身体には大きすぎることもあって、着ているとエスキモーみたいになる。そしてこのコート、とてつもなく重たい。
そういえば今年の秋に次兄は家族を連れて東京に戻って来ている。このコートを返してくれと言われはしまいか、少々心配である。12月8日(日)
僕もようやく年末ジャンボ宝くじを購入した。連番で10枚、バラで10枚。今までは3億円の可能性を考えて連番でしか買わなかったが、連番だと当選番号の発表を見た時に一瞬でがっくりと来てしまう。もう少しドキドキしたいから、今回はバラでも購入。
宝くじなんて、殆ど当たらない博打みたいなものだ。賭け事の苦手な僕が宝くじを買うことなど滅多にない。ただ、自分の知らないところで何百人もの人が労せずして億万長者になっているのは、何となくしゃくに障る。自分も参戦して敗れるならば諦めもつくだろう。
運というのは自分の力ではどうにも動かせないものだ。しかし幸運は勝手に手の内に転がってくるようなものではないとも思う。幸運という石が道に落ちているのだとしたら、それを拾うためには下を見て探しながら歩くことも必要だろう。宝くじは買わなきゃ当たらない。12月7日(土)
最近、インタビューを受ける機会が多い気がする。今日は以前この日記にも書いた早大生からの取材を受けた。年に1回発行される学生向けの情報誌に掲載されるものである。インタビューの場所は僕が早稲田を指定した。久しぶりに母校へ足を運んでみたかったのだ。
7年ぶりに訪れた早稲田の街は、予想していたほど様変わりはしていなかった。しかし僕が通っていた当時すでにさびれていた学生向けの喫茶店や定食屋はもちろん影をひそめ、ファーストフードやコンビニが林立してはいた。土曜日であったから学生の数も多い。懸命に垢抜けようと背伸びをする若者達。あの頃の僕もこんな一人だったのだろう。
僕らがかつて溜まり場にしていた第2学生会館は数年前に取り壊され、今は少し離れた場所に新しい学生会館が建っている。早稲田という土地にはおよそ似つかわしくないその近代的なビルの中で、インタビューは行われた。僕の向かいに座った学生は3人。担当の男の子は、このためにわざわざスーツを着込んできたようである。
どんな目標を持って早稲田に入り、大学で何を学び、なぜDJになったのかというのが主なテーマだった。あまり参考になる学生生活を送ったつもりはないが、包み隠さず全部喋った。当時の生き方が間違ってはいなかったと、今の自分が確信を持てるからかもしれない。10年後に同じインタビューを受けたとして、同じ気持ちで回想できるかはわからない。
3人の学生達はとても礼儀正しく、プロの編集者のように段取りのしっかりした取材だった。聞けば3人ともまだ1年生だという。彼等の開けた未来を少し羨ましいと思いつつ、先輩風を吹かして聞かれていないことまでベラベラと喋ってしまった。あれを記事にまとめるのは至難の業だろう。そんな試練を与えてしまったことがちょっと申し訳なくて、昼飯をご馳走した。12月6日(金)
日曜日にdscの有原くんから勧められたガンダムのコミック、「機動戦士ガンダム ジ・オリジン」を3冊まとめて購入。今のところ発売されているのは3巻までで、このペースでいくとニューヤークでのガルマとの決戦が4巻で描かれることになる。テレビ版でアニメーションディレクターを務めた安彦良和が描いている漫画で、ファーストガンダムの物語にほぼ忠実である。とにかく絵が抜群に上手く、戦術の描き方はテレビよりもリアルで大人向けという印象。なるほどこれはおもしろい。
ところで、最近テレビでたまに流れる倉木麻衣の新曲「MAKE MY DAY」のCMは、僕のナレーションである。「倉木麻衣 ニューシングル MAKE MY DAY」と言っているだけだが、僕の声だとすぐに気付いてメールをくれた人が今のところ3名。記念品でもあげたいね。12月5日(木)
先日FM802で取材を受けた、大阪市営交通沿線情報誌「c・work」の12月号が完成し、すでに地下鉄の駅などで無料配布されている。数日前から「見たよー浅井くん」みたいなことを様々なところで様々な人から言われていた。僕が思っていたよりもこれを読んでいる人は多いようである。そして今日僕も初めて自分のインタビュー記事を読んだ。自分の名前の文字や写真は過去に受けた取材では見たことがない大きさで、正視しかねるほど照れくさい。しかし記事の文面は素晴らしかった。あれだけ支離滅裂にいろいろと喋った僕の言葉を、起承転結をしっかりとつけてきれいにまとめてある。さすがプロだなと思った。あの日取材に来た人達に好印象を与えられた自信はあまりないのだが、これを読んだ人は浅井博章という人間に対して好印象を抱いてくれるだろう。
12月4日(水)
最近デジカメで撮った写真を日記で使うことがなくなって、「デジカメはもう飽きたんですか?」という質問をいただいたので、久しぶりに掲載しよう。飽きたというよりも、撮るのを忘れてしまうという感じ。デジカメのような壊れやすい物を持ち歩くのはあまり好きじゃないから外では撮れないし、家にある物で人にお見せするほどのものはあまり持っていない。
最近の僕のちょっとお気に入りグッズがこれ。映画「ゴジラ対メカゴジラ」の入場者にプレゼントされるというおまけのキーホルダーで、名をメカゴジハムくんという。去年のゴジラ公開時のプレゼントはゴジハムくんで、同時上映のハム太朗が ゴム製のゴジラの着ぐるみを着ているというなかなかよく出来たおもちゃだった。それがこれ。好評につき製作された第2弾がメカゴジハムくん。もちろん中には今回も同時上映のハム太朗が潜んでいる。こんな具合。今度のハム太朗はコントローラーを持っている。
これ、僕が去年のをもらって可愛い可愛いとはしゃいでいたもんだから、ぴあの上田さんが気を遣って映画会社の人からもらってきてくれた物である。さて、これをどこにくっつけよう。12月3日(火)
番組後、大阪城ホールへAct Against AIDS 2002 LIVE IN OSAKAを見に行った。今年ですでに10年目を迎えるこのイベント。何ごとも続けていくことは価値があるもので、今回も出演アーティストを発表する前に大半のチケットが売れていた。つまりそれだけこのイベントの固定ファンがいるということである。そういう人達は特定のアーティストを目当てにチケットを買うわけではない。すごいライブイベントは世の中にいろいろあるだろうが、出演アーティストの発表前に何千ものチケットが売れてしまうイベントは世界中を探しても滅多にないではなかろうか。このイベントの中で各アーティストがメッセージを伝える姿勢は真剣だが、音楽というフィルターを通すことで、笑顔でそれを受け止められるようになる。AAA独特の暖かい感動が、今年も会場を包んだ。今年のトリを飾ったのはSKOOP ON SOMEBODYで、BEGINやSING LIKE TALKING、ゆずなどを加えた全出演アーティストが集結してのラストセッションでは「翼をください」を歌った。
12月2日(月)
FM802では半年に一度のスペシャルウィークスが始まっている。どの番組もテンションが高い。僕も明日に向けて臨戦態勢。
とはいえ今日は何の仕事もなくお休み。せっかくの12月、少しはクリスマスを楽しみたいということで、梅田スカイビルのツリーを見に行ってみた。巨大なツリーを囲むように、ヨーロッパから招聘されたたくさんの屋台が並び、各地の雑貨や小物、おもちゃなどが外国人によって売られている。どこからどうやって運んで来たのか、大きな特設メリーゴーランドまである。個人的に一番気に入ったのはドイツのグリューワイン。暖めて飲むちょっとスパイシーな味のワインだ。クセのある味ではあるが、記念にマグカップを持ち帰れるというのも気に入り、物珍しさで買ってしまった。
数年前にこのビルのツリーを見に来た時は、本当に大きなツリー以外に何もなく、閑古鳥が鳴いていたものだが、どうやらその当時とは力の入れようが違う。平日の夜というのに、今日も多くのカップルや親子連れで賑わっていた。異国情緒というと少しオーバーかもしれないが、他では味わえないクリスマスのムードが確かにある。12月1日(日)
何度もインタビューをしているdrug store cowboyのライブを初めて見た。CDで聞いて想像していた通りの熱いステージだ。最近、若い層に人気のアーティストの曲を聞いても「これの何がいいんだろう?」と首を傾げてしまうことがしばしばあったが、今日のこのライブを見て心からかっこいいと思えた自分もまだまだ若いと思えた。彼等をデビューから見守っている担当プロモーターも、この日のライブは過去最高と評価していた。あれだけの爆音でロックを聞かされれば、後ろで見ていても自然に身体が揺れてしまう。有原は僕が今までに見たボーカリストの中で一番高く飛び跳ねる男だ。ライブ後にそんなことを話したら、彼は学生時代に走り高跳びで地区優勝をしたことがあるとのことだった。そして有原といえば僕に劣らぬガンダム好き。安彦氏が描いているガンダムのコミックが発売されていて、それがとても面白いと勧められた。さっそく探して、次の週末に新幹線の中ででも読むとしよう。