
2月28日(金)
中学時代のとある友達からここのところ頻繁に電話がかかってくるのだが、いつもタイミングが悪く行き違いになってばかり。で、「メールで済む用件ならこっちにしてくれ」と送ったところ、「6月に結婚することになりました」との返事。どうしてその件を無理にでも電話で伝えようとしたかというと、僕に披露宴の司会を頼みたいからということらしい。スケジュールの空いている日だったので快諾した。
その友達はテニス部の仲間で、同じくテニス部に所属していたもう一人のオールドミスも4月にはついに落ち着くと聞いた。そっちの二次会の誘いも同時に受け、こちらも出席することになった。実はこの女性、僕が高校時代に付き合っていた女の子との仲を取り持ってくれたという過去がある。その二人は今も親友だから、二次会に行けば当然その人と再会することになるだろう。顔を合わせるのは多分13年ぶりぐらいだ。大学に入ってからミスコンで優勝した彼女も、聞くところでは今や子持ちだとか。懐かしい昔話に花が咲けばよいが、あいにく後味の悪すぎる別れ方だったので、非常にぎこちない空気になりそうな予感。2月27日(木)
久しぶりに元shameのCuttくんからメールが届いた。用件は「明日、心斎橋ミューズホールでライブがあるから暇だったら見に来てください」というもの。僕は彼が去年の秋からORCAという新しいバンドを組んでいて、そのバンドが元GIRAFFの百田留衣くんとのツインボーカルであるということを、全然知らなかった。すでにCDも3枚発売されていて、ライブはいつもソールドアウトという人気ぶりのようだ。シンガーとしてもソングライターとしても文句なしの実力を持ち、なおかつライブパフォーマンスやMCにも定評のある二人。音はHPで聞かせてもらったが、思った通りちょっと洋楽寄りの、非常に質の高いロックを展開している。今後の活動に大いに期待したい。明日のライブはスケジュール的にどう頑張っても見ることができないが、僕も及ばずながら力になりたい。ちなみに今、二人がDJをしているHP上のラジオ番組を聞きながら書いている。
それにしてもCuttくんからのメールがあまりにタイムリーで驚いた。ちょうど最近、shameの曲をよく聞いているところだったからだ。
ROCK KIDS 802では来週、リスナーの「IDソング」をオンエアするというスペシャル企画を行う。「IDソング」というのは、大好きな曲の中でも「自分を一番よく表す曲」、「自分のテーマソングにしたい曲」を1曲だけ決めてもらうもの。誰にでも自分の名刺代わりにしたくなるような大切な曲があるだろう。そしてそれを選ぶという作業は、単にリクエスト曲を考えるよりも楽しいのではないか。そんなところからこの企画はスタートした。で、当然各曜日のDJも、自分にとってのIDソングを決めておくようにと言われている。いざ1曲を決めるとなると非常に難しいのだが、今のところその候補に挙がっているのがshameの「LOSERS」なのである。「出来ることをすべてやっても、敗北することはある。今は白旗を揚げて負けを認め、次のチャンスを待とう」という力強い曲。僕は「絶対に諦めなければ報われる」とか「努力すれば夢は必ず叶う」みたいなキレイゴトがあまり好きじゃない。人生に挫折や敗北はつき物だ。そういう時にもう一度立ち上がる力のある人間だけが、本当に報われるものだと思っている。この曲は僕のそういう人生観をそのまま体現しているし、バックトラックもテンションの上がるロックだから、僕自身のIDソングにちょうどいいような気がするのだ。
もちろん他にも候補がいろいろあって、すでにこれに決めたわけではないが、そんな理由もあって最近shameの2ndアルバムをよく聞いている。cuttくんの才能はもっと多くの人に認められるべきだ。2月26日(水)
いよいよ明日から、大リーグのオープン戦が始まる。松井選手の動向を知るのが、最近毎晩の楽しみになっている。僕は松井秀喜という人間が好きだ。あんなスター選手が過去にいただろうか。
イチローやヒデに代表されるように、世界に通用する実力を持つスポーツ選手は、おしなべてマスコミに対して愛嬌を振りまくことをしない。ストーカー並みの取材攻勢に私生活を破壊されたりすれば誰でも、彼等のようになってしまうのだろう。だから彼等を批判する気は僕も毛頭ない。しかしミーハーなファンとしては、試合が終われば僕らは選手の声を聞きたいし、笑顔を見たいとも思う。せっかく活躍した後なのに、ちっとも嬉しくなさそうな顔でインタビューに応えているのを見たりすると、何だかすごくガッカリしてしまう。「いちいちそんな数字で盛り上がってんじゃねえよ。バカじゃないの?」と見下されているような気分になることもある。マスコミの目は国民の目でもある。マスコミに無愛想なスターは、国民に対して無愛想なのと同じという印象を抱くものだ。
そこへいくと松井秀喜は信じがたいほどにマスコミに対して紳士である。明るくハキハキと、素直に喋っている印象がある。「松井にとって最大の武器はその人柄である」と移籍前から言われていたけど、それはすでにヤンキースの首脳陣も実感していることだろう。どこへ行くにも何十台というカメラが追いかけてきて、松井にとってマスコミが想像を絶するほど「うざったい」存在であることは間違いない。その中で集中して練習をこなし、必ずインタビューにも笑顔で応じるという生活を毎日続けている。普通の人間なら精神に異常を来すのではないだろうか。あんなに野球が上手いのに、しっかり好感度を維持できるから、松井が好きだ。頑張れゴジラ。2月25日(火)
CORE OF SOULの3人が新作のキャンペーンでROCK KIDSにゲスト出演した。年明けからずっと聞き続けているアルバムだから、言いたいことや聞きたいことはたくさんあるのに、いざ本人達を前にすると切り出し方が難しい。変にマニアックすぎるのもよくないし。かつて「浅井さんのマシンガンズのインタビューは何かぎこちなくてつまらない」とマシンガーから言われたことを思い出す。知りすぎたり好きすぎたりすると、一歩引いたゲストトークが難しくなる。そういう僕の微妙な遠慮には気付かずに、3人が自然に喋ってくれたので今日はよしとしよう。「花環」の他に「PEACE」をかけたが、これは僕が選曲させてもらった。ソンくんの作詞の実力に感銘を受けた曲だからである。日本語を話すようになって8年の彼が、これだけ奥の深い日本語を書けるのかと。
そしてこの日のROCK KIDSにはもう一人、IZAMくんも登場した。彼とは3年ぶりの再会である。驚いたことに全国をキャンペーンで回るのは初めてのことだという。SHAZNAがいかにテレビでの宣伝に重きを置いていたかがわかる。ビジュアル系が巨大なムーブメントになりつつあったあの頃、IZAMくんはまさに時代の申し子としてシーンに現れたが、ブームが沈静化した時、世間は彼を「ミュージシャン」として見ようとしなくなった。その逆境は今の彼にとってむしろ好都合かもしれない。アーティストとしての真価が問われる時だからこそ、今の彼は非常にいい顔をしている。2月24日(月)
アメリカで大騒ぎになったマイケル・ジャクソンのドキュメンタリー番組が、ついに日本でも放映された。非常に痛々しい、悲しい番組だった。商業音楽の帝王は見世物の奇人に成り下がってしまったのか。
80年代に青春を過ごした者にとって、マイケル・ジャクソンは特別な存在だ。歌も作曲も踊りも、音楽的素養は天才の域。「ショートフィルム」と呼ばれたビデオクリップや、エンターテイメント性の高いライブパフォーマンスなど、彼の活動はいつもずば抜けたクオリティーを誇っていた。そうして彼は「KING OF POP」の異名をとるわけだが、彼がスーパースターと呼ぶに相応しい存在たり得た理由の一つは、その私生活が完璧なほど謎に包まれていたからである。マイケルが「その辺にいそうな普通のお兄さん」だったら、絶対にここまでの大物にはなれなかっただろう。しかし隠されれば知りたくなるのが人情。マスコミは興味本位で彼を「変態」として叩いた。まずいことに、マイケルには叩かれてもしょうがない要素がごまんとあった。顔の整形のこと、子供への虐待のこと、結婚のこと・・・。
ファンの一人として言わせてもらえば、マイケルに「普通の人」であって欲しいとは思わないけど、別にあそこまで変人でなくてもいい。あの顔はもう見ていて怖い。ちっともかっこよくない。マイケルはきっと、自分が受けているたくさんの誤解を解きたくて、あの取材に応じたのだろう。本当の自分をさらけ出せば、きっとみんなに理解してもらえると思ったのだろう。しかし結果として、あの番組を見た人がマイケルに好感を持ったとは思えない。それが悲しかった。2月23日(日)
いよいよ確定申告書類の作成に取りかかった。先日は、去年1年間の領収書を、用途別に分類するだけでウンザリしてしまったが、今度はその領収書の合計額を計算しなくてはならない。数百枚はあろうかいう小さなレシートを見ながら、ちまちまと電卓を打ち続ける作業はこれまたけっこうな労力を要する。
しかし経費の計算が終わってしまえば、それほどハードな仕事は残らない。ここからは身体よりも頭を使う行程に入る。収入の種類によって所得の出し方が違うし(僕は学校の講師の仕事だけ「給与」をもらっている)、各種の控除や定率減税など、所得から差し引く項目も多くて一つ一つがややこしい。そこまでの仕組みを全部理解してはじめて、自分の納めるべき税金の額が確定する。去年まで、そうした計算を毎年僕はエンピツで書いていて、ところどころ間違って訂正したりするものだから、下書きはいつもぐちゃぐちゃの有り様だった。今年はちょっと工夫して、パソコンのワープロソフトで表を作って打ち込んでみた。これなら訂正するのも簡単だし、完璧に仕上がってからプリントアウトできる。その数字をこれから書類に手書きで書き写すのだ。いっそのこと、この下書きをそのまま提出したくなるぐらいに美しい出来。
税務署ではこれらの書類をコンピューターで読むだろう。そのコンピューターはきっととんでもなく高価な代物で、けれどちょっとクセのある数字を書く人の書類は読めなかったり読み間違えたりするのだろう。そんなコンピューターを導入する金があるなら、納税者がパソコンで書類を作成できるソフトを開発してはいかがかと思うのは僕だけか。さすがにこんな大事な物をメールで提出させろとは言わないけど、ひな形の出来上がったソフトがあれば、必要な数字だけ打ち込んで、プリントアウトしたものに印鑑を押して提出。こっちの方がよほど簡単で早いはずだ。そういうソフトをネット上でばらまき、税務署でもCDロムを配布する。素晴らしい21世紀の確定申告じゃないか。来年からそうしてくれないかな。2月22日(土)
昨日、cali≠gariとのゲストトークで話に出た「広辞苑ゲーム」。メンバーがレコーディングの合間に、プロデューサーの鈴木氏と一緒に遊んだとのことだったが、そのゲームのルールがラジオではいまいち伝わっていなかったと思うので、ここで補足しておきたい。補足する必要なんてないのだけど、個人的にも好きなゲームなので、ぜひ紹介したいのだ。
例えばA、B、C、Dの4人でこのゲームをプレイするとしよう。用意するものは筆記用具と広辞苑1冊。まず最初の出題者がAと決まったら、Aは広辞苑を開き、「絶対に誰も意味を知らないような、極めてマイナーな言葉」を探し出す。その言葉がAからの問題として他の3人に出題される。例えばAが見つけた言葉が「まりたん」であったとする。Aはその正しい意味を、他の3人に見えないように紙に書き出す。他の3人は、それぞれにその言葉の意味を想像し、もっともらしい、それっぽい説明を勝手に作り出してそれぞれ紙に書く。3人の書いた紙を出題者であるAが集め、順番を適当に入れ替えて読み上げる。「"まりたん"の意味。1番。フランス革命に足跡を残した哲学者。2番。茶道の道具。3番。江戸時代に武家屋敷で使われた蝶番の一種。4番・・・」といった具合に。B、C、Dの3人はそれぞれ、自分が書いたものがどれかはわかるから、他の3つの中から、正しい意味が何なのかを当てる。順番に出題していって、最も多く他の回答者を騙す選択肢を考えた者が勝つというわけ。非常に頭を使うゲームだ。要するにcali≠gariはこれに金を賭けて熱中していたというのである。僕も常々このゲームをやってみたいと思うのだが、一緒にやる相手がいない。2月21日(金)
BEAT SHUFFLEの番組前は、いつも弁当を買ってきてみんなで食べる。NACK5の周囲は絶望的に「メシ不毛の地」で、かつては毎週吉野家だった。だから弁当屋が近所にオープンした当初は「やっと牛丼地獄から解放される!」とみんな大喜びだったのだが、さすがに半年以上も食べ続けると、揚げ物だらけのホカ弁にも飽きてくる。今日は何というかどうしても、ホカ弁以外の物を食べたくなった僕は、スタッフに「外へ食べに行こう」と提案。僕もスタッフも番組の準備にはそれほど時間がかからない様子だったので、ディレクターの車で夜の浦和へ繰り出した。どうということのないラーメン屋でいいから、とにかく普段とは違うメニューの食事がしたかっただけのことだ。ところが、である。思いつくままにラーメン屋を回ってみたところ、もう11時近いというのにどの店も妙に並んでいる。「どうということのないラーメン屋」のくせに、どこもかしこも並んでいる。1軒なんて金曜の夜なのにもう閉まっていた。4軒ぐらい見たところでいい加減イライラしてきて、時間もそんなに余裕があるわけではないので、「もういいよ。祭屋で」と僕がギブアップ。言い出しっぺの僕としてはこれ以上、仕事で忙しいみんなを連れ回してドライブをしているわけにもいかなかった。祭屋というのはNACK5から徒歩2分ぐらいのところにある、そこそこ旨いラーメン屋。ここはいつ行っても大抵空いている。しかしみんな当然ここも飽きているのだった。ここで食べるなら最初から歩いて来ればよかったわけで、わざわざ番組前にみんなでドライブした時間は完全に無駄になった。
ただ、実は1軒だけ、空いているのに素通りしたラーメン屋があった。あまりにも空いてたから。2月20日(木)
冷たい小雨がぱらつく中、ゴルフに行ってきた。今日も前半から大崩れ。今年に入ってからひどいスコアを連発してすっかり自信喪失気味だ。単純にスコアだけを比較するとこれまでとあまり変わらないのだが、ショットの精度そのものは確実に上がっている。そんなような気がする。まともに当たって飛ぶようになったぶん、OBが増えた。今日のラウンドを終えて固く決意したことは、ティーショット以外で6番以上のアイアンとフェアウェイウッドを使うのはしばらくやめようということ。
ゴルフ場ではキャディーさんが一緒に回ってくれる場合とそうでない場合がある。若いゴルファーは大抵料金も安上がりなセルフの方を好むが、今日はキャディーさんがいた。僕は絶対にキャディーさんがいてくれる方が嬉しい派。僕は自分のボールを見つけるのがとんでもなく下手くそだから。先日も「絶対この辺りに飛んだはずなのに。絶対どこかにあるはずなのに」というボールを見つけられず、「もういいです。ロストで」とペナルティーの大安売り。ゆっくり探していると他の人のプレイが止まってしまうから、僕みたいな小心者は1分ぐらいですぐに諦めてしまうのだ。その点、キャディーさんはプロだから、かなり正確にボールの飛んだ場所を記憶していて、スピーディーに見つけてくれる。僕に言わせれば、ボールさえ見つけてくれればキャディーさんは他に何もしなくていいよ。2月19日(水)
デジネバの収録が終わった後、BIG CATへ175Rのライブを見に行った。デビューシングルにしてオリコン1位のアーティストはさすがに勢いがある。この日のライブはもちろん即日完売。中に入っても後ろからでは殆どステージは見えないものと覚悟していたが、ドア付近は意外に余裕があった。前の方の人口密度がそれだけ高いということだ。客の半分以上は女性だったが、それでも絶えず誰かが上を飛んでいるような激しいノリだった。この手のライブでは必ず、エビアンを四方八方にまき散らす客がいる。頭上でボトルを振り回すとスプリンクラーのように水が飛び散るので、後ろや上から見ていると照明を反射してなかなかかっこいい。このライブでは、アンコールラストの「SAKURA」の後半、「いつかは」の部分で見事に噴射。彼はライブの前からそのタイミングで撒いてやろうと決めていたに違いない。本当は喉が渇いて何度も自分で飲みたくなったに違いない。よく最後まで我慢したと褒めてつかわす。
業界内でも注目度の高い新人のライブは、当然のことながら関係者の数も尋常ではない。SHOGOくんが802でDJもしていることもあり、この日は802のスタッフやDJだけでも30人以上いたのではないか。先日G-SPOTのゲストに迎えて一応面識があるはずの僕だが、メンバーと直接の挨拶は一切できない状態だった。こんなに関係者の多いライブに来たのは、すごく久しぶりな気がする。2月18日(火)
一昨日からラジオで解禁になったBUMP OF CHICKENの新曲「sailing day」を、初めて歌詞を読みながらじっくりと聞いた。来月発売される両A面シングルの2曲目に収録される曲で、映画版「ワンピース」の主題歌となっている。この曲を聞くまで、バンプの曲とワンピースのイメージがどうしても一致しなかった。好きなアーティストがアニメのタイアップで作った曲に、違和感を感じてガッカリしたことが過去に何度もあったから、バンプがワンピースの主題歌になると聞いた時は「そんなことしなくても売れるんだから、無茶なことすんなよ」ぐらいにしか思わなかった。
ところがこの曲のスピード感、爽快さ、力強さときたらどうだ。「灯台」「舵」「冒険」というワンピースならではのキーワードを軸に、バンプでしか作れない前向きなロックに仕上がっている。ワンピースというマンガが好きでなかったら作れない曲だ。このバンドは、タイアップというものの利点をよく理解している。
涙が出るほどいい曲。2月17日(月)
スピルバーグ監督の最新作「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」の試写を見に行った。デカプリオとトム・ハンクスが共演している。60年代のアメリカに実在した天才詐欺師と、彼を追ったFBI捜査官の話。16歳でパイロットに化けて大量の偽造小切手を換金し、21歳で逮捕されるまでに医者、弁護士と、他人を欺きながら世界中を渡り歩いたこの男は、FBIの捜査に協力することを条件に刑期を減免され、今では「詐欺に騙されない方法」を教える側のコンサルタント会社を設立して大儲けしているそうだ。スピルバーグが映画化を熱烈に望んだのもうなずける、痛快な人生ではないか。
人を傷つけず、弱者に害を与えず、それでいて大きな犯罪をひょうひょうとやってのける犯罪者は、得てしてヒロイックな存在として語られる。人を騙して金を盗む行為はどんな賞賛にも値しないが、その罪を犯した時彼はまだ高校生の歳だった。それにしてもそんな年頃の役を演じてまったく違和感のないデカプリオって童顔だよな。2月16日(日)
二日がかりで「BASARA」という少女マンガを読み終えた。読み始めたら絶対に止まらない(というより止まれない)タイプの、なかなか熱い冒険活劇である。文明が退化した未来の日本で、新しい未来を築く運命を背負った子供と、彼と力を合わせて残虐な国王と戦う仲間達の物語。スリリングな戦争と少女趣味な恋愛が適度に混ざっている感じだった。日本各地を順番に制圧していくから、登場人物が多くて非常に長い。後半になると、前半から合流していた仲間達といつどこで出会ったかなど、すっかり忘れてしまっている。「こいつとこいつは、知り合いなんだっけ?」「こいつは本当は敵なのに、みんなの前では一応味方ってことになってるんだっけ?」「そもそもこいつ、何者だっけ?」みたいな疑問が絶えないのだが、いちいち調べている時間もないので、よくわかっていないまま読み続ける。一気に読んでいてこれなのだから、10年もかけて連載したこのマンガを雑誌で読み続けた人は本当に凄い。それにしても、少女マンガの世界にはどうして女みたいな男が必ず出てくるのだろう。オカマっぽいのはモテるのか?
2月15日(土)
DJを教えている学生の一人から、アンケートに協力してくれというメールが届いた。これまでに見たアニメ、ドラマ、映画それぞれの、最も印象に残っているセリフを教えて欲しいという。きっと自分の番組でネタにするのだろう。
好きなアニメやドラマや映画は山ほどあるのに、その中で今も鮮明に覚えている名台詞はと聞かれると、考えてしまう。マニアックで、かつ素晴らしい名言みたいなのを記憶の中で探すのだが、案外見つからないのだ。結局選んだのは次の3つ。アニメでは、機動戦士ガンダムの36話でスレッガーが言った「悲しいけど、これ戦争なのよね」。味方の危機を救うために決死の特攻をかける直前、笑顔で呟く最期のセリフであった。ドラマ部門では、ちょっとベタにロングバケーションに出てくる「何をやってもダメな時は、神様がくれた休暇だと思って、走らない、焦らない、がんばらない」というあれ。そして映画では、この前ようやくビデオで見たバニラ・スカイの中のペネロペ・クルスのセリフ。"Every passing minute is another chance to turn it all around."「過ぎていく毎分が、やり直せるチャンスなんだ」というなかなかの名言で、これは印象に残った。
これからは何を見るにも、鍵を握るセリフぐらい記憶しておこう。2月14日(金)
電車の中で周りを見てみると、小さな紙袋を手にした若い女性の姿が目立った。「あれをこれから大切な人に渡すんだろうか。中身のチョコは3000円というところか。とするともう付き合ってだいぶ長いカップルかな。もうそれほどラブラブなムードでもなかったりするのかしら」などと勝手に想像して楽しむ僕。赤の他人の人生を空想で作り上げるのはなかなか面白い。イタいけど。
NACK5に着いたらリスナーの人達からのチョコレートがいくつか届いていた。毎年本当にありがたいことである。バレンタインデーに番組があるのも悪くない。
子供達のはしゃぎぶりを見ていて、何だかアメリカのハロウィンに似ているなと感じた。イベントの趣向も成り立ちもまるで異なるけれど、「お菓子」という宝物を「タダでもらえる」から「子供が喜ぶ」という点は共通している。
それにつけてもチョコレートという食べ物は甘い。2月から3月は歯医者さんの書き入れ時かもしれない。2月13日(木)
健康保険料やら子供の学費やらの振込に指定銀行の口座が必要になって、某都市銀行と郵便局で新規の口座を開設した。手続きの種類は似たようなものだったけど、対応の丁寧さはやっぱりずいぶん差があった。銀行の窓口嬢は当然僕の名字を「様」づけで呼ぶが、郵便局員は「さん」づけだ。そして窓口嬢は笑顔を絶やさず、僕に何かを尋ねる時は必ず僕の目を見て話し、最後の挨拶は立ち上がってする。一方の郵便局員はさすがにそこまでバカ丁寧ではない。だがお礼にくれた粗品のポケットティッシュは、銀行が1個、郵便局が2個だった。倍ですよ倍。ほら、役所は金持ちだ。
それにしてもこうやって僕が自分の名前を書いて見せる時、「この人は僕のことを知っているだろうか」ということが、最近少し気になるようになった。もしこの銀行員が僕を知っていて、今日の仕事が終わった後の更衣室で、同僚達に「今日、DJの浅井博章とかいう奴が来てんけど、知ってる?めっちゃ服装のセンスとか悪いし、何か愛想なくて嫌な感じやったわー。あれは多分性格悪いでー」とか言いふらされていたらどうしよう。考えすぎなのは承知しているが、ありえない話ではないところが気がかりだ。例えばこれがキムタクだったら、相手が100%自分に気付くのはわかっているのだから、最初からそのつもりで身構えるだろうけど、僕の場合はその可能性がけっこうゼロに近いのが厄介なところ。まあ要するに、常に誰から見られても恥ずかしくない自分でいればいいという話なのだが、パジャマに毛の生えたような服で買い物に行ってしまうこともあるし、機嫌が悪い日もある。今度あの銀行に行った時にあの窓口嬢がいたら、さりげなく謝ろうかしら。2月12日(水)
大阪スクールオブミュージックという専門学校でDJコースの非常勤講師を始めて丸二年になる。まさに非常勤で、僕は週に一度、1年生の授業を担当しているだけだ。二年目の授業は今日が最後だった。
以前にも書いたことだが、僕にとってこの講師の仕事は、正直なところ趣味とか道楽に近い。この授業は僕にとって、DJとしてスタジオで喋ることの楽しさを思い出し、初心に戻れる貴重なチャンスなのである。連中と週に一度顔を合わせて、連中のDJを聞いたり雑談をしたりすることが、僕という人間の価値観を刺激する。おそらく同様に彼等も、プロのDJとして活動している僕との会話から何かを得ているのだろう。 学生達は僕のことを「浅井先生」と呼ぶのだけど、僕から見て彼等は生徒というよりも後輩の感覚。この日で彼等への授業は最後になったわけだが、あまり感慨にふけることもなかった。春になればまた学校で二年生になった彼等に会うこともあるだろうし。
それにしても僕は、冷静に考えるとずいぶん型破りな、というより常識知らずな講師である。GTO並み。まず服装からして明らかに浮いている。大抵の男の先生はスーツ姿のようだし。教務室(職員室)は居心地が悪いから、僕はいつも出席簿だけ取ってすぐにスタジオに上がってしまうのだった。来年度はもう少し、先生らしい身なりと態度というものを心掛けようか。いや、きっと無理だ。2月11日(火)
もとから月曜が休日の僕にとっては迷惑でしかないハッピーマンデーとかいうシステムが始まってからというもの、火曜日が祝日になる機会は文字通り激減した。僕の記憶する限り、火曜日のROCK KIDS 802がホリデイスペシャル放送のために休みになったのは、3年ぶりぐらいのことだ。日曜日に仕事をしている僕にしてはめずらしく、「普通の人と一緒に休める一日」だった。
人混みが大嫌いな僕だが、たまには一般的な家庭のパパと同じ苦労を味わってみるのも悪くないかもと思って、現在キャンペーン中のスパワールドへ遊びに行った。平たく言えばプール付きの風呂屋なのだが、入場料が普段より格段に安いこともあり、朝からけっこうな混雑。駐車場は長蛇の列だった。並んでいる車に乗る人達はおそらく、歩いて2分ぐらいのところに空車だらけの第2駐車場があることを知らないのだろう。ふふふ。いや僕も偶然見つけただけなんだけど。
あまり期待していなかったプールは、意外と大きくて家族でのんびり楽しむにはちょうどいい感じ。ただプールで泳ぐ時、僕はコンタクトを外さないといけないから非常に不便である。携帯電話を持って入れないから、一度ツレとはぐれてしまったら再会するまで30分ぐらいかかったりする。食べ物を注文しようにも壁に表示されているメニューが全く読めない。度の入ったゴーグルぐらいは持っているが、僕の視力ではその程度の度は焼け石に水。思うに世のプールはどこも近視の人間に冷たい。タオル使い放題で、濡れた水着を入れるビニール袋まで用意してくれるサービス満点のプールなら、無料レンタルメガネとか1デイアキュビュー一日体験コーナーとか作ってくれないものか。コンタクトのユーザーがこれだけ多い昨今、こうしたサービスを提供するプールが存在したら、大ヒット間違いなしと僕は思う。今後プールを開こうと考えている人はぜひ参考にしてほしい。そんな人はいないだろうけど。
スパワールドは肝心のお風呂もさすがに立派だった。まあアジア風とかヨーロッパ風とか言っても結局は壁と天井以外一緒じゃん、という軽いツッコミを入れたくもなったが、この季節の露天風呂はなかなかオツなものだし、いろんなサウナがあるのも飽きなくていい。プールと違ってこちらは周囲が全員男でしかも素っ裸。これまでの人生でこんなにたくさん他人のナニを見た日はない。見たくなくても目に入ってくる。僕は徹底的に隠すタイプ。
2月いっぱいは1000円で一日遊べるスパワールド。何てったって近いのがいい。平日に休める学生さんは絶対に行っとくべきね。2月10日(月)
まだ「V-ROCK 802」というタイトルでオープンした当初から、このホームページには掲示板がある。僕も当然、見てくれている人の反応を知りたい、という気持ちで設置した掲示板だったが、最近のRoxite VOICEを見て、あんまりその必要性を感じなくなっていた。バンドのライブに行った感想を書くための掲示板なら今では他にいくらでもある。ネット上の掲示板の数自体がオープン当時と比較すると多分1万倍ぐらいに増えているので、うちみたいに最初からあまり設置の意図が明確でない掲示板は淘汰されて当然という気もする。だからいっそ閉じようかとも考えたが、Dealing Boardも一緒に閉じたら困るという意見があるだろうし、かといって売買専用の掲示板だけを残して普通の掲示板がないホームページにしてしまうのも何だか悲しい。ではどうすればと考えた時、「要するに僕がちゃんとレスを返すようにすればいい」という結論に達した。個人の掲示板なんだから最初からそうするべきだったのかもしれない。まあ正直な話いつまで続くかはわからないのだけど、日記を読んで何か足跡を残したくなったら遠慮なく書き込んでいただけたらと思う。
ネットにはトラブルがつきもので、Roxite VOICEも過去にいろいろあった。僕が自分のホームページを含めて一般の掲示板に書き込みを殆どしなくなったのも、諸々のトラウマがあるからだ。誰も不愉快にならないような普通の書き込みが続くことを祈るしかない。2月9日(日)
番組の後、以前802でディレクターをしていた人の結婚パーティーに出席した。去年まで802にいた彼だが、今は他局で仕事をしている。そのため、複数の放送局の若手スタッフが一堂に会するという、非常にめずらしいパーティーとなった。
あいかわらず社交的な性格になれない僕は、やっぱりこういう席がどうしても苦手である。お祝いをしたいという気持ちはもちろんあるのだが、その場にいることが苦痛でならない。実際今でも胃がひどく痛む。知っている人に挨拶をするタイミングを計るのが下手。親しくもない人と適当に当たり障りのない話を続けるのが下手。人を笑わせるのが下手。こういうの、少しは直さないとと常々思っているけど、ある意味先天的なものだから多分どうにもならない。世の中にはそういうDJもいるということだ。2月8日(土)
久しぶりの飲み仲間が集って鍋パーティーが開かれた。延び延びになっていた新年会が名目である。場所は西田さんというフリーのテレビディレクターの自宅。この人は僕よりも何歳か年上の独身男性なのだが、部屋に上がってみてその部屋のきれいさには絶句した。西田さんは髪の毛ボーボー、洋服はだいたいいつも小汚いHM系のTシャツに破けたジーンズみたいな人で、見た目から想像する彼の部屋は、「足の踏み場もなさそう」(同席した慶子嬢談)な感じなのに、見事なまでに整頓されていた。圧倒的に物が少なくて、目に見える場所に無駄な物が一切ない。頻繁に使わないものはすべてクローゼットや物置にしまってあるそうだ。壁にはパネルに入ったストーンズのポスターが飾られているぐらい。車の模型が二つほど玄関に置いてあって、部屋の中には全部で6本のギターが立てられている。書物の類は全部クローゼットの中で、CDは数千枚が棚の中に美しく収まっていた。すべてのCDケースがビニールに入っているというこだわりよう。趣味を感じさせる物はその程度で、あとは最低限の家具ぐらいしかないという、まさに理想的な独身貴族の独り暮らし。ちなみにこの人は料理もとても上手で、鍋の中身も彼が一人で作ってくれた。尊敬する。
人を見かけて判断してはいけない。2月6日(木)
今日は厚生年金会館芸術ホールでゴスペラーズのアカペラライブを拝見。東京ではシアターアップルなどで定期的に開催していた企画ライブを、アカペラアルバムのリリースに合わせて全国ツアーで回っているもので、大阪だけで4公演が行われる。今日はその初日だった。
舞台にはリアルなセットが組まれ、5人の他に3人の役者が登場。前半は曲を歌う時間と同じぐらい長く芝居を見せる。正確には、芝居の中に歌が盛り込まれる、ミュージカルのような構成になっており、メンバーの5人もなかなか立派な演技を見せていた。過去に行われてきた一連のアカペラライブは、こうしたシアトリカルなステージで統一されているらしい。たしか村上くんは大学時代、歌と演劇の両方を志していたから、こういう形でライブをするのは古くからの本意でもあるのだろう。
アルバム「ア・カペラ」でゴスペラーズが見せつけた「格の違い」は、今回のライブでも強く感じることができた。演技をしながら歌うことは、「歌だけに集中していられない」というハンデを背負うことになる。しかも曲間に水を飲むことなどできないし、咳払いをする余裕さえない。ピンと張りつめた緊張感の中で、小さなミスが劇全体をぶち壊す怖さもある。自分達の声以外の音楽がないミュージカル。なにより彼等は、長い日は3時間に及ぶというそのステージを連日繰り返しているのだ。誰一人、身体を壊すことなく。これぞプロ。
とにかく非常にハイレベルなエンタテイメントだった。2月5日(水)
上田さんに勧められて、この春公開となる映画「007 DIE ANOTHER DAY」を試写で見た。僕は今まで007を一度も見たことがなかったが、人気の理由がようやくわかった気がする。今作は007シリーズ40周年の20作目ということもあって、かなり力の入った内容。特にCGを巧みに使ったアクションシーンは、もうお腹いっぱいを通り越して吐き気をもよおすほどのボリュームだ。ハリウッドのアクション映画を見ていると、絶体絶命の危機に瀕した主人公が、「そんなわけないでしょ」と言いたくなるような超人的アクションで間一髪逃げ延びる、というようなシーンがよくある。映画にリアリティーを求めようとする人にとっては、そういうシーンの多い映画は駄作ということになる。「MI:1」だって「ダイハード」だって、冷静に考えたら無茶苦茶な話である。しかし007はそれらの域をはるかに越えて非現実的な映画なのだ。冒頭でボンドが波乗りをしながら登場し、浜に上がってサーフボードの内部から様々な機械を取り出すのを見て、「そんな板が水に浮くんか?」と疑問を抱いたところから始まり、そこからはもう映画が終わるまで3分に1回ぐらいはツッコミを入れたくなるシーンが続く。サーフィンがプロより上手いのなんて当たり前で、ボンドカーが透明になるし、腕時計からレーザー光線が出るし、氷の下の湖を普通の服で泳ぐし、とにかく007はスーパーマン。リアリティーなど微塵もない完全なおとぎ話であり、スパイダーマンやバットマンと大差ない。そういう映画でありながら中年のオヤジにも相変わらず支持されているという点がすごいと思う。オヤジ達の名誉のために言っておくと、誰も別に007の超人ワザを大まじめに見ているわけではない。みんな「んなアホな!」と笑いながら見る。どうやらそれが007の正しい楽しみ方らしい。
おもしろいのかつまらないのかと聞かれれば、迷わず「おもしろい!」と答えられる娯楽大作だ。別にジェームズ・ボンドに憧れやしないけど、「あの車欲しー」とか「あんなサングラス欲しー」とか思いながら見ている時点で、僕も007の魅力にハマっているのだろう。スパイ映画はこれでなくっちゃ。2月4日(火)
明日収録のデジネバで紹介するバス釣りゲーム「バスランディング3」をちょこっと練習。「つりコン」と呼ばれる釣り竿型コントローラーでリアルに釣りを楽しむというゲームである。以前紹介したエポック社の「エキサイトフィッシング」みたいな簡単なものを想像していたら、これが驚くほど難しい。もちろん素人の初心者でもそれなりに釣りを楽しむぐらいのレベル設定は出来るのだが、それでは甘っちょろすぎて釣りの醍醐味を放棄している気になってしまう。細かい道具の種類がとんでもなく豊富で、釣りマニアが納得できるタックルが絶対に用意できるようになっている。素人の僕は、ラインの太さや針の種類なんて見てもちんぷんかんぷん。釣りというのは実に奥の深いスポーツで、釣り場選び、キャストの位置、ルアーを泳がせる深さと動かし方、それぞれが天気や気温によっても変わってくるから厄介だ。こういうことが詳しくわかる人だったら、このゲームはたまらないんだろうなぁと思う。
2月3日(月)
どういうわけか妙にマンガづいている今日この頃。友達の強い勧めで借りた「NANA」という少女漫画が非常に面白い。いい男といい女しか出てこないという時点で現実離れしてはいるが、インディーズのロックバンドや音楽業界の内情がわりとリアルに描かれているので、男の僕でも楽しめるストーリー。吹き出しの横に手書きで添えてある細かいセリフがやたら可笑しくて、何度も声を出して笑ってしまった。内容は絵に描いたような恋愛モノである。感情移入しようにも、こんなピュアな恋など自分にはもう全く縁のないものになってしまったことを思うと、寂しいようなむなしいような気分になったりもする。つまり、面白いけれど30の既婚男が読むようなマンガではない。
そんなことより、「完結しているマンガしか読まない」というポリシーを破ってしまったことが問題だ。この物語はいつまで続くのか。主人公が死んで終わるとしか思えないような布石が続出する。さっさと終わらせて欲しい。2月2日(日)
今さら僕がこんなことを書いたところで、新橋の飲み屋でサラリーマンがくだを巻いているのと大差ないレベルの愚痴でしかないが、この不景気は本当にいい加減で何とかして欲しい。テレビのニュースで毎晩のように、デフレがどうだとか、どこの経営が悪化してるとか、そういう話を聞くことにもうんざりだ。景気の回復に、いくら何でも時間がかかりすぎている。どうすれば少しは上向きになるものか、専門家が何年議論しても出口が見えないのだから、経済というものはそれだけ奥が深いということだ。
素人丸出しの意見をあえて言わせてもらえるならば、まず減税しろよと言いたい。税金から給料をもらっている役人も、我々と同じ苦労や危機感を味わうべきだ。普通の会社が経費削減でろくに文房具も使わせてもらえないこのご時世に、役人がタクシーで帰宅とかしているかと思うとやりきれない。各省庁のエリートも国会議員も、身をもってこの国の現状を知れ。青山のスーツで登庁しろ。吉野家を食べながら残業しろ。不要な人材はリストラしろ。外国の要人をリムジンで迎えるのは仕方ないとして、日本の要人は電車で移動しろ。国民の辛さを分かち合え。のうのうと金持ちの暮らしをしている人間に景気対策などできるか。とにかく、まずは役所に出回っている無駄な税金を一切なくすところから始めるべき。それが国民の感情というものだ。
もはや今の日本で、将来に不安を抱かない人の方など殆どいないのではないか。2月1日(土)
昨日、新幹線に乗る前に立ち寄った本屋で、漫画「サンクチュアリ」の文庫版を最初の3巻まで購入した。以前にも日記に書いたとおり、去年この漫画を読んで以来僕は池上遼一の作品を殆ど読破しているわけだが、実は「サンクチュアリ」は借りて読んだので自分では持っていない。書店で並んでいるのを見たら何となくもう一度読みたくなって、とりあえず最初の3冊だけ買い、後は毎週少しずつ買い揃えようと思った。ところが、だ。行きの新幹線であっという間に3巻までを読み終えてしまった僕は、「もうダメ。全然今すぐ読みたい」と最初の計画をすっかり忘れ、復路で新大阪駅に着くなり残りの5冊を買って帰ってしまった。4800円という計算外の出費。しかしいずれは揃えようと思っていた名作だから別段後悔はない。久しぶりに読んでみて、やっぱりこの漫画だけは面白さがずば抜けていると実感した。