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Diary(05.02.)

2月28日(月)

 RADWIMPSのニューアルバムがFM802にあったので、ROCK KIDSで1曲かけてみた。あいかわらずインパクトは強烈だったようで、案の定リスナーからの反応も複数あった。
 ラッドウィンプス、と読む。横浜出身、メンバー4人全員が85年生まれという非常に若いインディーズバンドだ。去年、ミナミホイールの前後にFM802でもよく曲が流れていた。いよいよメジャーデビュー間近と噂される大物新人。今回のアルバム、まだじっくりと聞いたわけではないが、「かっこいいと思うモノなら何でもやります」的なごった煮感がインディーズらしくて実にかっこいい。前作に収録されていた代表曲「僕チン」のようなミクスチャー路線がやはり目立つが、メロディアスなポジティブパンクも、ドラマチックなバラードも得意とする。悪く言えば、まとまりはない。しかしどれも、驚くほどうまいのだ。
 僕が今年最も期待する若手であるこのRADWIMPSが、4月にFM802のイベントに出演する。それも、何とCORE OF SOULと対バンと言うではないか。
 春は他にも楽しみなライブやイベントが目白押し。インドア派のDJ浅井も、まもなく冬眠から覚醒するのだ。

2月27日(日)

 久しぶりに、記憶が途切れるぐらいに酒を飲んだ。7時前に店に入って、閉店までいた。
 この日の帰り、電車で変なチンピラに絡まれた記憶がある。普通に黙って座っていた僕に、何やら因縁をつけてきた。別に荷物を座席に広げていたわけでもなく、小さくなって座っていただけの僕に、何の文句があったのか、とにかく僕の耳元で彼は早口で怒鳴っていた。彼の言葉はさっぱり思い出せないが、周囲の乗客の同情的な視線はやけに鮮明に覚えている。酩酊状態の僕は、「今ここで暴力をふるわれたら、よけることすらできない。どうしよう…」と思いつつ、無視するフリをして目を閉じ、何とそのまま本当に眠ってしまった。目の前で喧嘩を売られているのに眠れた自分に少し感心。目が覚めたら、車内はずいぶん空いていて、さっきのチンピラもいない。僕の降りるはずの駅はとうに通り過ぎていた。どうやら殴られたり金を盗まれたりということもなかったよう。奴がどのへんで降りたのかは何となく想像がつく。阪神電車だった。

2月26日(土)

 午後になって雲行きが怪しくなってきたなと思ったら、びっくりするような勢いで雪が降ってきた。そんな雪の中、車をゆっくりと走らせて、神戸のプラネタリウムに行ってきた。理由は特にない。
 職員によるプロフェッショナルな解説を聞きながらつくづく思ったが、冬は星を見るのが楽しい季節だ。空気が澄んでいてきれいに見えるというだけでなく、何と言っても星座がわかりやすいのがいい。オリオン座とシリウスを見つければ、そこから冬の大三角が見つかり、大犬座、小犬座、ふたご座、獅子座、という具合に次々に発見できる。都会の空は明るすぎて星が見えないと思い込んでいたが、自宅の窓から見上げてみたらそうでもない。気が付いたら何十分も経っていて、あやうく風邪を引くところだった。
 そういえば幼い頃から僕には、星に詳しい人に対する憧れがあった。都会育ちだったうえに、実家の僕の部屋からはまるで空が見えず、しかもひどい近視になってしまったという三重苦で、あっさり諦めてしまった趣味だ。季節ごとに、一等星の名前ぐらいはさらっと言えるように、これからぼちぼち時間をかけて覚えてみようかな。

2月25日(金)

 BEAT SHUFFLEにTAKUIくんが登場。アイドルへの楽曲提供が裏目に出て不運な目にも遭った彼だが、逆境にめげずにロック道をひた走っている。
 今時めずらしいくらいに、古き良きロックスターの高慢ちきなイメージを大事に育てているような男だ。相手が誰であろうと媚びへつらうということを知らないから、おそらく多くの業界人から誤解も受けてきたことだろう。デビュー当時から変わらない彼の生意気さが、僕はわりと好きだ。何だか部活の後輩とでも喋っている気分。そう言う僕の方がよほど生意気だけど。
 デビューしてすでに6年目。周囲に振り回され、マイペースとは言えない5年だったから、彼はこの世界の酸いも甘いも知っている。プライドなんて幾度となく粉々にされて、それでも歌を作り続けてきた。どんな時も強い自分を歌にしてきた。しかし今回のシングルのタイトルは「ひとりになることが怖かった」。初めて、彼が自分の弱い部分を赤裸々にさらけ出すような歌詞だ。この曲をシングルにもってきた彼の決意の重さを、今日は語ってもらうことが出来たと思う。

2月24日(木)

 先日から探している、Mac対応のFMチューナー搭載MP3プレーヤーを、ついに一つ発見した。最大でも256MBなので入る音楽の容量は少ないようだが、その分小さいし値段も安い。100円ライターぐらいの大きさで、先端部分のフタを開けるとUSB端子になっている。直接パソコンに接続することができ、充電もパソコンを経由して行うようだ。また、ライン入力も可能で、パソコンがない場合でもコンポから直接MP3録音ができる。もちろんラジオの録音も可能。自分の番組をこれで録音し、ハードディスクに保存して行くこともできるということか。いやはやすごい時代になった。つい数年前まで、番組のカセットテープが数箱の段ボールに満載されていたのが嘘のようだ。
 最近、FM802の他の番組をあまり聞けていない気がする。これでいっぱい録音して、他の番組やDJの喋りを研究するのだ。早く届かないかな。

2月23日(水)

 毎週講師をしている専門学校の、今年度の授業が終了した。例年だと、徐々に出席する生徒の数が減ってゆき、年が明ける頃には半数ぐらいしか残らないのだが、今年はほとんどの学生が最後まで授業に出てくれた。自分なりに目標を持って学校に入るのだけど、実際に学び始めてみると意外につまらないとか、自分に向いていないような気がするとか、そんな現実の厳しさを知って挫折する若者は少なくない。というよりも、たいていの人は似たような経験があるのではないだろうか。
 僕の授業はとてもシンプルだ。学生が好きなように番組を企画、それをみんなの前で披露して、僕がちょっとしたアドバイスをする。余った時間はひたすら雑談。そんな内容の授業でも、年度末には一応学生達の採点をしなければならない。日頃の学習意欲とか、達成度みたいなものを評価するのが普通なのだろうが、僕の授業でそういう要素を測るのは無理だ。客観的にDJの実力を評価されるのは、社会に出てからで充分。もともとDJなんて、楽しければそれで合格みたいなものだと思う。というわけで、僕の評価は超甘い。一度でも授業に出てくれた子は、単位がもらえちゃう。今年も、半数近くが満点だった。

2月22日(火)

 番組表で録画予約をしていて、明日の放送でABCの「水曜どうでしょう」が最終回であることを知った。がっかりだ。半年、いやせめて3か月は放送されると思ったのに、「ジャングルリベンジ」シリーズの6回で終わってしまうとは。この日記に書いてから気付いたことだが、この番組の人気には驚かされるばかり。知名度も人気も、ちょっと低調なキー局のゴールデンなどよりもはるかに高い。「地方ローカルの深夜番組」というマニアックさが、サブカル的な満足感をくすぐるのだろう。マニアックさが受けているというタイプの番組は、色気を出してゴールデンに昇格した途端にそっぽを向かれる例が多いが、全国的にブレイクしてこれだけのニーズがあれば、多少の色気も出さざるを得ない部分があるに違いない。たかがローカル番組、されどローカル番組。
 大泉洋は、先述のドラマ「救命病棟24時」でも、ともすれば主役の江口洋介を食うぐらいのおいしい看護師役で出演中。普通に考えれば、こうして人気の出たタレントが全国ネットのバラエティに進出するのは時間の問題だが、今後も北海道の星であり続けると公言している彼が、どのようにタレント活動をしていくのかに注目したいところだ。間違っても、平日昼間の生放送バラエティーにレギュラー出演なんてしてほしくない。

2月21日(月)

 ROCK KIDS 802にウルフルズが登場。音楽性と違わない、ハイテンションで楽しいトークを聞かせてくれた。このバンドにインタビューをする時にいつも感じるのは、トータスさんとウルフルケイスケさんの、絶妙なバランスである。フロントマントして、そして曲づくりの核として引っ張るトータスさんを、とてもソフトにサポートする相棒。長年続くバンドというのはだいたいそういう構図がある。
 彼等の曲の、単純すぎるほど簡単なタイトル達が僕は好きだ。今回のアルバムも、タイトルを見ずに聞いてみて、一番印象に残った言葉が必ずタイトルになっている。いわゆる仮タイトルみたいなものは存在するのか、と聞いたら、「ないね」と即答。曲名の付け方にも、ソングライターの個性が表れる。今度のアルバムは、9枚目だから「9(ナイン)」というタイトルがついた。「インパクトのある曲名があったらそれをアルバムタイトルに持ってくるんやけどね」「だったら今回は『歌』なんかでも良かったんじゃないですか?」「あー、『歌』やとちょっと重いねんなー」。こういう会話が、何だかすごく新鮮で楽しかった。

2月20日(日)

 最近、OSAKAN HOT 100のチャートがおもしろい。年末年始に滞りがちだった大物アーティストのリリースが、2月から3月に集中しており、新曲の解禁が相次いだため、停滞ぎみだった上位曲の顔ぶれが一新されたのだ。FM局のチャートは、売り上げの数字だけを根拠にするオリコンのように、上位を初登場の曲が占めるようなことはない。本当に力のある曲、つまり局全体でヒットしている楽曲だけが、2週、3週をかけて、熾烈な上位争いに食い込んでくる。毎週注意深く見ていてもなかなか予想ができなかったりするので、実はけっこう面白い。
 チャート番組のDJを始めて4年目。「チャートの動きに注目してもらえる喋り方」を研究してきた気がする。かつて、洋楽が好きな奴はたいがいビルボードを毎週チェックしていた時代があった。もちろん僕もその一人だった。いろんな要素で動くチャートというのは、競馬のレースのようで、知れば知るほど奥が深くておもしろいものだ。「この番組の来週のチャートが気になる!」と思われるようなDJになりたい。

2月19日(土)

 冬場のテーマパークは狙い目と言われる。理由はもちろん、空くからだ。しかしこの時季でも、東京ディズニーランドはあいかわらず混んでいるらしい。去年、ブラヴィッシーモの取材に行って以来、東京ディズニーリゾートは訪れていない。
 2011年の開業を目指して、韓国にディズニーランドを建設する計画が噂されている。まだ、ソウルの役人が取材に応じているレベルで、公式の発表はないようだが、実現すればTDRよりもはるかに広い敷地のテーマパークになりそう。すでに今年の9月には香港にディズニーランドが開業予定だし、上海にもディズニーランドが建設される噂が何度も浮上しているとか。このまま行けば、極東アジアにディズニーのテーマパークが密集する構図だ。こうなると老舗の東京も、客が分散して集客に影響が出るかに見えるが、オリエンタルランドとしては「来園者に占めるアジアからの旅行者の割合は少ないので問題ない。むしろ話題性が増えていい影響があるのではないか」と、年々入場者数が減少傾向にある割には余裕の構え。
 個人的には、あんまり混んでいるディズニーランドにはプライベートで遊びに行く気がしない。エントランスをくぐってから外へ出るまでの時間のうち、半分以上を「並んで過ごす」というのがどうしても納得できないので。いっそ24時間営業にしてくれたら、夜中はさぞガラガラになるでしょうに。待ち時間ゼロのディズニーランドで、夜通し遊びまくる。そんな僕の夢。

2月18日(金)

 連日、新聞やテレビを賑わせている、ライブドアのニッポン放送株大量取得の件。堀江社長の発言の聞くにつけ、すっかり興ざめな気分だ。ラジオ局の買収は野望への足がかりにすぎず、本当に欲しいのはテレビと新聞、つまりメディア王の座ということだ。インターネットのノウハウを駆使して新しいマスメディアの形を定着させようとする意欲は、理解できないこともない。しかし、「自分には金があるから、何でもできる」という傲慢さを表に出し過ぎるのはいかがなものか。自分がメディアに積極的に出ることで、話題性が会社の宣伝になっていると思っているようだが、これ以上彼の私腹を肥やすことに抵抗を抱かない者がいるだろうか。悪評が儲けに繋がるとは、僕には思えない。
 新聞にしろ、テレビにしろ、ラジオにしろ、マスコミに従事している者は誰も、マスメディアの責任感に誇りを持ち、情熱とロマンをもって仕事をしているだろう。会社を大きくすることを最優先に据え、マスメディアをその目的のための戦闘力の一つとしてしか考えていない堀江社長の態度は、マスコミを生業としているすべての人々を冒涜し侮辱している。

2月17日(木)

 昨日は、早起きで学校に行き、802で収録の仕事をし、夜はホッケーをし、深夜は録画していたテレビを見た。フル稼働の一日を送った反動で、休みの今日は起きたら午後。10時間以上ぶっ通しで眠ったのは久しぶりだ。あんまり寝過ぎると、起きた時の爽快感が逆に減退していくのはどういう理由だろう。
 ネットがようやく常時接続になってからの1年半ほど、テレホーダイ時代の夜行生活からは解放され、夜中の1時ぐらいになるとウトウトして、朝の9時ぐらいには自然に目覚めるような、健康的な生活が続いていた。このままどんどん起床時間が早くなって、人は年老いていくのかしら、などと思っていたが、最近になってまた急激な夜型になりつつある。理由はいろいろと考えられるが、原因の一つがダーツであることは疑いない。

2月16日(水)

 この1月から放送されている中で、僕が見ている数少ないドラマの一つが「救命病棟24時」。医療関係の仕事に従事している人の間でも、比較的高い評価を受けているシリーズらしい。このシリーズといえば何といっても、江口洋介扮する進藤ドクターがカリスマ的な人気キャラ。絵に描いたようなかっこいいお医者さんだが、人格も腕も神様のようなあんな医者は非現実的にすぎるという味方もある。
 僕がこのドラマで最も好きな登場人物が、日比谷という医師だ。地震の直後に、救急医の仕事を放り出して自宅に戻ったクールな医師。どんな厭味を言われてもニヒルにやり過ごし、周囲に憎まれ口をまき散らす嫌われ者だ。それでも、いざという時にはクールに仕事をこなす。その姿がやけにかっこいいのだ。特に声が好き。この小市慢太郎という役者の、ファンになりそうだ。

2月14日(月)

 チョコレート好きを公言して、恥ずかしげもなくリスナーに催促していたROCK VISION時代、抱えきれないほどのチョコが送られてきたのも、今となってはいい思い出。年々、目に見えて減っていくのは若干寂しいものがある。毎年送ってくれるリスナーのみなさんありがとう。さらに、周囲の女性スタッフの間で、まだ義理チョコという習慣が残っているのはありがたいことだ。今年こそちゃんとホワイトデーのことを考えよう。
 そういえば今朝、グラミー賞が発表された。レコード・オブ・ザ・イヤー、アルバム・オブ・ザ・イヤーはともにレイ・チャールズが、新人賞はマルーン5が獲得したそうだ。僕の予想はことごとく外れ、見事に全敗。「どう予想したところで、まず当たらない」というのが総合的な僕の予想だったから、その意味では当たったことになるか。アメリカと日本ではそれぞれのアーティストの知名度に差があるし、国民性も異なるから、何がどう評価されるか、日本人にはわからないものだ。と、開き直ってみる今日この頃。

2月13日(日)

 ここ数週間、OSAKAN HOT 100の番組後にスタッフとダーツで対決するのが恒例になっている。世界選手権と同じ501ではなかなか終わらないため、301で。調子のいいときはマスターアウトのルールを採用する。
 ダーツを知らない人のために軽く説明すると、このゲームは、3本ずつ交互に矢を投げて、刺さった場所の点数を301から引いてゆき、最初に0に到達した人が勝ちとなる。外側の二重枠に入ると、周囲に書いてある得点の2倍、内側の二重枠なら3倍になる。的の真ん中の小さな円はブルと呼ばれ、25点か50点が得られる。このゲームが難しいのは、最後をゼロに合わせないと上がれないというところ。たとえば残った点が25だったとして、1本目に15、2本目に2、3本目に9に入ってしまったとしたら、バースト。次の順番で残り25から3投をやり直すことになる。闇雲に投げていては上がれないように出来ているのだ。
 プロの世界では「ダブルアウト」というルールが採用されており、最後の1投はダブルのエリアに投げ入れなければならない。だから奇数の数字が残ったら1本では上がれないことになる。21を残してしまったら、ひとまず1に入れてから、10のダブルを狙う、といった具合。
 僕らがたまにやっている「マスターアウト」というのは、ダブルアウトの縛りをもう少し緩くして、ダブルかトリプル、ブルのどれかでフィニッシュすれば上がれるというもの。これならば奇数を残しても、例えば25が残ったらブルに入れば終わりだし、15でも5のトリプルなら1本で終わる。もちろん、それでも難しい。ものすごく難しい。しかしわざわざこういう厄介なルールにするのは、シングルで上がれるようにすると、あまりにあっさりとゲームが終わってしまうから。それと、ダブルで上がると、刺さった時の快感が倍増するから。
 最近、ダーツが夢に出てくるようになった。

2月12日(土)

 友人の薦めで石田衣良の「うつくしい子ども」を読んだ。8年前に神戸市須磨区で起きた、中学生による児童連続殺傷事件がモデルとなっている小説だ。9歳の女児を殺害し、社会を慄然とさせた13歳の少年は、主人公の弟だった。報道の餌食となって崩壊する家族。残酷に変貌する社会。14歳の兄は、弟を犯行に駆り立てた心理を探るべく、気丈に調査を始める…、という話だ。少年が犯罪を犯したとき、世間やマスコミが起こす行動によって、被害者の家族はどういう仕打ちを受けるのか。殺人者の兄として生きていくことになった主人公の、過酷な現実が淡々と語られる。胸が痛み、いろいろと考えさせられた。
 問題は結末である。中盤まではリアルだったのに、徐々にエキサイティングなミステリーみたいに謎解きが始まってしまう。しかもすっきりしない。この終わり方は賛否両論あるだろう。

2月11日(金)

 FMの世界で働いているような人は大抵、音楽がないと生きてはいけないような人種だから、最近はみんなiPodを持っている。みんな、というのはいささか言葉が過ぎるとしても、家と仕事を往復する移動中は音楽を聴いているスタッフがほとんどらしい。僕も鞄の中には大抵MDプレーヤーを入れているが、最近流行りのiPodなどのMP3プレーヤーを購入する気はまだない。理由は、ラジオが聞けないから。最近はラジオの機能も備わったものが続々発売されているようだが、悲しいことにどれもMacに対応していない。大した容量は要らないが、ラジオの受信と録音だけは必要な条件だ。というわけで、最近欲しいものは、1万円以下で買える、ラジオ機能付きの、Macintosh対応MP3プレーヤー。発見した人は教えてね。
 しかし物欲というものは馬鹿げている。いまだに品薄になっているPSPだが、買った人の半分ぐらいは、年が明けてからほとんど触ってすらいないというウワサだもの。

2月10日(木)

 先日北海道を訪れた友人が、土産にくれた「じゃがポックル」がやけに美味しい。スティック状に切った馬鈴薯をフライにしたお菓子。形状としては「じゃがりこ」に似ており、同じカルビーから発売されているが、歯ごたえがずいぶん違う。サクサクと軽く、新鮮なじゃがいもの食感が残っている気がする。そこらのファーストフード店で売られているフライドポテトなどよりリアルな味で、食べ始めるとなかなか止まらない。こんなに美味しいスナック菓子を食べたのは久しぶりのこと。大量に買って毎日でも食べたいと思ったが、残念ながら「北海道限定」の文字。ネットオークションで買ってしまいそうな勢いだ。「水曜どうでしょう」に続いて、北海道発の「じゃがポックル」が全国区でブレイクする日は訪れるのか。

2月9日(水)

 サッカーワールドカップ・アジア最終予選、北朝鮮との緒戦。相手が相手だけに、おそらく日本中が注目している試合だった。さすがに今日はホッケーの練習も休んで、自宅で観戦した。
 開始早々に日本が先制して、いい気分で見ていたのだが、その後は予想以上の苦戦を強いられ、ハラハラする試合だった。北朝鮮のフリーキックがポストをかすめた時なんか、一瞬入ったように見えて、心臓が止まるかと思った。試合終了直前に勝ち越しゴールを決めたガンバの大黒は、これで一躍スターになったことだろう。
 スポーツと政治は別問題。北朝鮮という国にはむろん、多くの問題があるが、選手達はサッカーという競技のルールに則って戦っているだけだ。選手には何の咎もない。他の国と対戦するときとまったく同じように、紳士的に応援する日本のサポーターは立派だと思った。ただ唯一、テレビ朝日の腫れ物に触るような扱い方だけはどうも気になる。「日本劇的勝利!」の下の「北朝鮮も大健闘!」という字幕は、本当に必要なのか。

2月8日(火)

 ライブドアの堀江社長が、ニッポン放送の株を大量の買い占めて、ラジオ局の買収に乗り出した。
 勝算のあるなしに関わらずとりあえず記者会見を行い、メディアに出まくって、自分の考えを世論にアピールするという作戦は、近鉄を買収しようとした時と同じ。これは例えば、社内のある女性と結婚したいと思っている男性が、女性本人からプロポーズの結果をもらう前に、社内で結婚を宣言して回るようなものではないのか。そうなれば相手の女性やその親から反感を買うのは自明のこと。今回の場合は、会社の売名行為としてはリスクが大きすぎる。それに、世論を味方に付けたところで、買収の手助けになるわけでもないだろう。
 彼の記者会見を見て僕が抱いた印象はそんなところだが、それでもやはり、彼が言っていることはどれも正論だと思った。余った金を適当に転がそうというのではなく、もしも失敗したら会社を潰してしまうかもしれないという大きな賭けに彼は出たのだ。彼がそれだけの覚悟で、「ラジオ」という世界に注目してくれたことが、僕は嬉しかった。インターネットの普及とデジタル化の波に押され、ラジオは行き詰まっているメディアである。数十年後、ラジオという文化はもう存在しないかもしれない、という声さえある。そんな中で、ラジオの可能性、将来性、おもしろさに、インターネット世界の寵児が着目し、一世一代の博打を打とうとしている。
 インターネットとラジオをどう共存させるか。僕が番組を持っているFM802もNACK5も日々それを模索している。ライブドアがラジオ局を支配下に置くことによって、ラジオの新しい方向性が見えてくるかもしれない。それは、ラジオに携わるすべての人間にとって、むしろプラスのことではないだろうか。
 彼の強引なやり口に歯向かう力は当然あるだろうが、今回は負けないでほしい。

2月7日(月)

 新聞各紙が、昨日行われた東レパンパシフィックテニス決勝戦の結果を写真付きで報じている。写真というのは言うまでもなく優勝したマリア・シャラポワのものだ。去年までは、ホテルのロビーで10人程度の記者を集めて行われていたというこの大会の記者会見に、今年に限っては150人の記者が集まったという。ネットで彼女の写真を探してもほとんど検索には引っかからず、15歳ぐらいの時の写真を何とか見つけだして、このパソコンの壁紙に貼り付けたのがつい半年前のこと。人気爆発とはこのことだ。何だかもう有名になりすぎちゃっておもしろくないので、僕のシャラポワ熱はすでに冷めぎみ。「日本ではなかなか注目されないテニス界に、実はものすごい美人で超うまい女の子がいる」から面白かったのに。まあシャラポワがベッカムみたいに人気を集めるのは、当然と言えば当然かもしれない。女子テニスの世界チャンピオンで、彼女ほどルックスのいい選手が過去にいなかったのは確かだ。美人プレイヤーは過去にも数多いただろうが、ランキング1位には遠かったわけで。
 しかし昨日の試合は、決勝戦なのにタイブレークで勝敗が決まったのがちょっと残念だった。ウィンブルドンみたいに、最終セットは2ゲーム開くまで際限なく続けて欲しかった。
 東レパンパシフィックといえば、日本で開催される女子テニスの大会では老舗だが、ここまで大々的に報道されるのはついぞ見たことがない。これを機にプロテニスがもっとメジャーになったらそれはそれで喜ばしい。全豪オープンを有料チャンネルで独占放送とか、そういうのはやめにしてほしいからね。グランドスラムぐらい地上波でやりましょう。

2月6日(日)

 昨日と今日の二日間、南港では冬ソニことSONIC MANIA 05という大きなロックフェスが開催されていたが、僕は一人なんばHatchへ。今回のツアーで解散を表明しているWyseの、地元大阪で最後のライブ。デビュー前から彼等と付き合いのあった僕としては、彼等の有終の美を見届けたかった。
 楽曲のセンスや演奏力、ルックスも含めて、強く有望視されたこのバンドが、思うような結果を残せなかったのはなぜなのだろう。解散や活動停止を迎えるバンドのライブを見るとき、僕はいつもそんなことを考えてしまう。ファンにとっては売れようと売れるまいとどうでもいいのだろうが、僕にとってはものすごく重要なことだ。大阪城ホールとか大阪ドームまで行き着くバンドと、このバンドとの間に、どれほどの差があるのかわからない、なんて時はなおさらだ。やっぱりいいバンドだなぁ。もったいないなぁ。思うことはそればかり。周りから見ていれば何の問題もなさそうなバンドでも、解散することってあるんだなぁ。
 3時間に及ぶ長いライブの中に、悔いを残さずにこれまでの自分達を出し切ろうという、メンバーの熱い気持ちが満ち溢れていた。バラードはとことん美しく、激しい曲はとことんクレイジーに。その落差がこのバンドの大きな特徴だ。観客の盛り上がりや一体感も、上から見ていて気持ちいいほどだった。
 Wyseは社交的なメンバーが多いから、この日は関係者の数もかなり多かった。きっと彼等なら他のバンドマンが放っておかないだろう。それぞれが新しいバンドでどんな活動を見せるかに期待したい。特に、メンバー内で最年少ながら、このバンドのほとんどの曲を作り、ボーカルを差し置いて1/3ぐらいは歌ってしまう色男ベーシスト・拓磨の身の振り方が気になっている。

2月5日(土)

 ホッケーのチームメイトが結婚した。披露宴と同じホテルで行われた二次会のパーティーで、僕は司会を任されていた。久しぶりにタキシードを着てのお仕事。いつもの仲間がたくさんいるから気分的には楽なのだが、途中のゲームなども司会である僕が準備をする必要があり、けっこう疲れた。
 ホテルだったから、立食パーティーとしてはかなりゴージャスな料理が並んでいたのに、披露宴から来ている人が多かったことと、食べる時間もちょっと少なめだったせいもあってか、半分以上が余っている有り様。デザートにいたっては、ホールケーキがいくつも全く手つかずの状態で残っていた。パーティーが終わってから、ほとんど人のいなくなった宴会場で、飢えた獣のように残った食料にむさぼりつく司会者。それでも大半の料理は残飯となった。あれ、従業員の賄いになったりしないのだろうか。いくらなんでももったいなさすぎる。

2月3日(木)

 長年802のスタッフとして頑張ってきた女の子の送別会。1年ほど前までは、ROCK KIDSのADを担当していた、僕ともけっこう長い付き合いの女性である。いつも明るく元気でお酒大好き、失敗するとすぐに泣く、「どっかにいい人いないですかねぇ」が口癖だった。制作スタッフが退社する際にお別れ会が行われること自体案外めずらしいことだが、50人以上の人が集まったというこの規模が、彼女の人気者ぶりを物語っていた。職場でこんなにたくさんの人から慕われる女の子って、なかなかいないと思った。
 彼女は、僕がおそらく初めてレギュラーで一緒に仕事をした女性ADだった。その細やかな気配りにはいつも感心させられた。男性スタッフのえげつないセクハラトークにも柔軟に対応し、時に男の側が驚くほどのエロさで切り返したりするところも、僕から見れば彼女の大きな魅力だった。
 音楽が傍になかったら窒息してしまいそうな彼女が、この業界を離れてどんな人生を歩もうとしているのか、正直なところ不安もあるが、彼女ならきっとどこへ行ってもみんなから可愛がられるのだろう。頑張れ佐和ちゃん。

2月2日(水)

 先日のROCK KIDS 802でプレゼントした、カプコンのゲームソフト「バイオハザード4」に挑戦。正直なところ、このシリーズは操作の仕方にどうもなじめず、あまり得意ではなかった。しかし今作はずいぶん印象が違う。要因はカメラがビハインドになったことだ。
 以前はカメラがいつも同じ方向を向いていたため、操作しているキャラクターが画面に向かって走ってくるということがあった。そういう場合、キャラクターは前進するのだから、コントローラーは前に倒す。画面上では下に移動するのに、コントローラーは上に向けることになる。これに左右の動きが重なると、かなりややこしい。慣れた人でないとなかなかうまく操作できないのが、このシリーズの大きなネックだった。
 今回は、カメラの位置が常にキャラクターの背後にあるため、そうしたややこしさは一切ない。さらに、拳銃で敵を撃つ時も、狙いをつけられるようになった。これによって格段に操作が楽になり、イライラは解消された。なぜもっと早くこのシステムにしなかったのかと思わずにいられない。
 せっかくのバイオハザードだから、部屋を真っ暗にして、プロジェクターを使った大スクリーンでこのゲームを堪能した。あんまり怖いので途中でやめた。映画も面白いことは面白いが、怖さという点ではゲームの比ではない。画面の中で襲われるのは自分なのだから。

2月1日(火)

 パソコンを初期化したら、快調にさくさく動くのが普通だと思っていたが、外付けHD内にあるほとんどすべての内容を元に戻したためか、あいかわらずすぐにフリーズする。再起動をしたのに、画面が真っ暗の時は、僕の心の中も真っ暗だ。そういう時は、数分間休ませてやると何とか動いたりするのだが、本当の意味でクラッシュしてしまうのがいつになるか、不安であならない。最近はもう、一行を書き終えるたびにバックアップを取っているような状態。
 そんな不安定なパソコンを使いながら、Roxiteの移転作業を完了した。予告どおりの2月1日に、なんとか間に合った。以外に面倒な作業で思いのほか時間がかかり、日記の更新までは手が回らなかった。