
4月30日(日)
番組後に厚生年金会館でシドのライブを見た。大阪でのワンマンライブは、去年の秋のバナナホール以来。半年後に、一気に4倍のキャパでライブをすることになったが、チケットは見事に売り切れた。僕の記憶が正しければ、ヴィジュアル系から出てきたバンドで厚年大を売り切ったのは、Janne Da Arc以来だろう。ここ数年、有力と見られたバンドがことごとく渋公クラスで頭打ちになる苦しい状況が続いていたヴィジュアル系だが、そのスランプを最初に打破したのはシドだった。
確かに、すごい人気。音楽は過激なものではなく、一般受けも充分に狙えるキャッチーな曲ばかり。歌詞の内容もマニアックな部分はさほどない。ルックスもいいし、何といっても歌が抜群に上手い。そしてバックの3人の演奏も、確かなものがあった。
同じヴィジュアル系の中でも、ガゼットのようなダークなイメージのバンドとは、対極に位置するタイプ。ファンもそれほど激しいものを求めていなくて、客席の雰囲気はアイドルのそれに近いかもしれない。咲いてる子率ナンバー1。第3次ヴィジュアル系ブームの到来を感じたぞ。いやまじで。
マオが高音を伸ばして歌った時、最後にビブラートしながら半音ほど下がっていくあの歌い方の真似を、ただいま練習中。4月29日(土)
全身がピアスだらけのバンドマンなどに比べればおとなしいものだとは思うが、僕は身体に装着している金属は多い方だ。空港の手荷物検査場を一発で通過するためには、かなりの部品を取り外しておかなければならない。財布や携帯電話はもちろんポケットから出しておき、腕時計、ベルト、ブレスレット、ネックレス、鍵。そして一番大事なのが、靴を脱ぐこと。自慢のNEW ROCKは、金属だらけの凶器みたいなものだ。僕は手荷物検査場に行ったら、まず「スリッパ貸してください」と言うのが習慣になっている。
無事に一発でゲートをくぐれると、とても晴れやかな気持ちになる。「俺、乗り慣れてるから。こんなので引っかかるほどバカじゃないよ。ふん」という誇らしさを味わいつつ、取り外した部品を再び装着し、搭乗口へ向かって15メートルほど歩いてから、「お客様!」と呼び止められる。僕を追いかけて走ってくる女性の警備員が重たそうに抱えているのは、自慢のNEW ROCKではないか。足元を見ると、ブーツカットのデニムを引きずって僕が履いているのは、警備会社のスリッパだった。恥ずかしすぎる。
ところで、今日の飛行機はスカイマークで予約していたのだが、機械が壊れたとかで、チェックインをするのに40分以上も並ばされた。ダウンした原因は、羽田札幌便の激安チケットの予約受付が始まり、アクセスが殺到したためだとか。そんなことのために、空港でのチェックインが滞るのか。福岡便なども大きな影響を受け、この日のスカイマーク便はほぼすべてに大幅な遅れが生じていた。飛行機はそこにあり、天候に問題はなく、搭乗するスタッフも、乗客もいる。なのに、飛行機会社のコンピュータがいかれて、飛べない。スカイマークってそういう会社。4月28日(金)
音楽評論家・市川哲史氏の著作「私もヴィジュアル系だった頃」を拝読した。YOSHIKIやSUGIZO、キリトといった、ヴィジュアル系を代表するカリスマにインタビューした前作「私がヴィジュアル系だった頃」と違い、この第2弾では、小室哲哉、SOFT BALLETの藤井麻輝など、王道からは少々外れていながら、ヴィジュアル系の歴史を語る上で軽視できないような人々にスポットを当てている。「小室がなんでヴィジュアル系なのよ!?」とか、「ソフバの前に○○でしょ!」と思ってしまうのはヴィジュアル系好きなら当然。そんなことは百も承知で人選をし、インタビューの内容で納得させる市川氏の手腕は見事だ。
「音楽評論家」という肩書きで生きていける人は、やはり書く文章の説得力が違うと思った。僕にはここまで的確に、ヴィジュアル系というシーンや各バンドの音楽性を分析できる自信がない。あるレコード会社の人が、「最近の音楽ライターは、アーティストサイドが求める内容しか書かないから、いいライターが育たない」と言っていたのを思い出す。ライターは文章力さえあればいいのかもしれないが、評論家になるにはしっかりとした主観が必要になるのだろう。
市川氏は僕より10歳近く年上で、むろん業界でのキャリアも長い。僕だったら到底書けない、触れてはいけないと思うような業界の裏ネタも、遠慮なく書いているあたりは気味が良かった。特にそれを感じたのは、Janne Da Arcのyasuが「BREAK OUT!」とテレ朝ミュージックについて語っているくだり。ヴィジュアル系をブームに押し上げたのも、その終焉を導いたのも、あの番組の影響が甚大だったと僕は見ている。シーンを好きなように引っ掻き回して終わっていったあの番組に対する恨みを、僕は今も忘れない。4月27日(木)
「この曲ってさぁ、○○のパクりだよね」とか、「こんなバンド、○○とか△△とか、パクってるだけじゃん。なんでこんなのが売れるんだろ」とかいう批判を、よく耳にする。パクられている元ネタを知っているというだけで、鬼の首を取ったように批判するのは、僕から見れば非常に浅はかで馬鹿げている。著作権法に抵触するほどのコピーは許されないが、過去の曲をモチーフにして、似たようなフレーズを使うことはちっとも悪いことじゃない。それで売れたなら、それが戦略として間違っていなかったことの証明だ。最近流行りのORANGE RANGEも、曲によってはどこかで聞いたことのあるフレーズが頻出するが、そういうフレーズを引っ張り出してくるセンスが優れているから売れるのだ。音楽を芸術よりもビジネスとして捉えた場合、彼らの才能は特筆すべきものがあると思う。
B'zの曲にも、古い洋楽とよく似たリフなどが多く、洋楽ロックファンからは批判の対象となっている。しかしそれらの批判の多くは的外れで、「俺はこれの元ネタを知っている。パクりだと知らずに買っている連中はバカだ。洋楽に詳しい俺の方がすごい」という次元の低い優越感に浸っているだけだったりする。
古いフレーズを参考にするにも、それなりの技術が必要だ。そしてその技術に長けていても、自身に才能がないアーティストはどのみちすぐに消えてしまう。AC/DCやAEROSMITHによく似た曲があろうと、それはB'zが長年売れ続けている理由とは何の関係もない。
初期の黒夢とよく似たDir en greyが現れて、今度はそのDir en greyとよく似た若手バンドが続々とシーンを賑わせている。それはある種自然な流れだ。パクって売れるのも立派な才能。バカにする奴は自分がパクって売れてみな。4月26日(水)
新しい年度のOSMでの講義が始まった。今年はDJ科の入学者が前年までと比べてだいぶ少ないそうで、僕の授業を受ける学生は、DJとは特に関係のない他の学科からの「越境」受講が半数以上だった。そういう学生は日頃からラジオを聞く習慣などないだろうから、当然僕のことを知らない。
一人、見るからにバンギャルという出で立ちの子もいた。聞けばガゼットやナイトメアのファンなのだとか。休憩時間に少しだけそんな会話を楽しんだのだが、その子にとっては、学校の講師を相手に「バンギャル」だの「ガゼット」だのという言語が通じることが何よりも驚きだったそうな。今年は本腰を入れて「ヴィジュアル系界ナンバー1DJ」の座を奪還すべく(誰から奪うのかは知らんけど)、努力しようと心に誓う浅井であった。4月25日(火)
尾崎豊、14回目の命日。
昨日のROCK KIDS 802では、番組の最後に「遠い空」という曲をかけた。「街路樹」というアルバムに収録されていた、隠れた名曲だ。
昨日は番組が始まってしばらく経っても、尾崎の曲へのリクエストがほとんど来なかった。ROCK KIDSは偽りなく「オール・リクエスト・プログラム」であるから、僕がどれだけ尾崎をかけたくても、リクエストが来なければ選曲できない。苦肉の策として、番組の中盤で「明日が何の日だか皆さんご存じですか?尾崎豊の命日です。今日は尾崎の曲をかけたいので、誰かリクエストしてください」と訴えてみた。DJがリクエストをリクエスト(要求)する番組ってのもあまり聞いたことがないけど。その直後、スタッフは「大変です。尾崎豊のリクエストしか来ません」とてんてこ舞い。特集でもできそうな数が集まった。リクエスト番組の醍醐味を感じて、何だかとても嬉しかった。
人気のある代表曲はいくらでもあるのに、「遠い空」をかけたのは、もちろん僕自身が好きな曲だったこともあるが、これをリクエストしてくれた人の短いメッセージに胸を打たれたからでもあった。「4月25日は、僕の母が亡くなった日であり、結婚記念日でもあります」と。この人にとってこれほど思い入れの深い日付はないに違いない。彼がどんな思いで選曲し、このメッセージを送信してくれたのかを想像したら、どうしてもかけたくなったのだ。たとえ他の誰もリクエストしていない、マイナーな曲でも。
尾崎の歌に青春を捧げた多くの人々が、今日はそれぞれの思い出に浸りながら「遠い空」を見上げているのだろう。4月24日(月)
番組終了後に、大阪城ホールでコブクロのライブを見た。「桜」のロングヒットで、いよいよ全国区のブレイクを果たしたコブクロ。もともと人気の高い今回の大阪2公演も、もちろん即日完売だった。二人の絶品の歌唱力と、爆笑トークを堪能できる3時間あまりのライブ。彼らが路上で培った「とにかく目の前にいる観客の足を止めて、楽しませる」ための努力が、アリーナクラスでライブをするようになった今もしっかり生きている。殊に「桜」での粋な演出は感動的だった。お金をかけるばかりがライブじゃない。
終演後、バックステージへ挨拶に行くと、目立つ場所にダーツボードが置いてあった。ボードの下に置かれた紙には、ツアースタッフ全員の名前と、各会場での得点が記録されている。全会場で、一公演につき一人3本ずつを投げ、ツアー終了時の総得点で順位を決めるのだとか。ツアー中の憩いのひと時を提供する小渕くんのはからいであろう。去年、番組の企画で僕が彼と対戦した時に、彼が自宅から運んできたのと同じダーツボードだった。
帰り際、ライブ中のMCで「尾崎のことならいくらでも語れる」みたいなことを言っていた黒田くんに、「明日、尾崎の命日やで」と耳打ちしたら、「え?そうなんですか!?」と驚いていた。明日のライブでは、何かコメントするだろうか。
ダーツと、尾崎豊。共通の趣味があるアーティストは、親近感が持てて嬉しい。4月22日(土)
スポーツをするには一番いい季節になった。今日は久しぶりにたっぷりとホッケーで汗を流した。近頃あまり使っていなかった筋肉を酷使したので、帰り道はフラフラだった。
僕は、身体が小さいぶん気も小さい。仕事をしていても、誰かに咎められるような失敗を常に恐れ、当たり障りのなさそうな喋りしか出来ないDJである。そういう性格はスポーツになるとより顕著に現れる。ダーツでもボウリングでも、大事な場面でいつもの力は絶対に発揮できない。今日も、絶好の場所でフリー、キーパーと1対1というチャンスがあったのに、敵のキーパーにパスをしたのかよというくらいの弱々しいシュートを正面に打ってしまう始末。こういう時の自分の精神状態を分析すると、「やった!チャンスだ!」ではなく、「ここで決めなかったらへちょすぎる!どうしよう!大ピンチ!」という凄まじいネガティブ思考。味方からすごくいいパスが飛んできた時も、「よし!いいパスがきた!」ではなく、「やばい!このパスをうまく取れなかったら、誰のせいにもできない!」という意識が働き、レシーブ(サッカーでいうトラップね)をミスする。
僕は中学時代テニス部に所属していたが、練習ではけっこう上手いのに、試合になるとびっくりするほど弱い選手だった。こういう性格は、一生直らないんだろうな。4月21日(金)
毎週の東京出張に飛行機を利用するようになって1ヶ月あまり。申し込んでいたJALカードがようやく届いた。JALのクレジットカードを利用すればマイルが貯まりやすいだけでなく、ICチップを内蔵しているからチェックインの必要がなく、そのまま手荷物検査場へ直行、タッチ&ゴーで機内へというスムーズな乗り方もできるという。今どき座席指定さえできず、窓口に並んでチェックインしなければならないスカイマークのアナログさと比較するとやはり魅力的な便利さだ。
というわけで、わくわくしながら申し込んだJALカードが、なかなか届かなかった。こういう時、自由業とも自営業ともつかないフリーのDJという仕事が、いかに心許ない身分であるかを痛感する。確認の電話がかかってきたので、一応こちらの仕事内容を説明し、理解はしてもらったようだが、あまりにも届くのが遅いから、審査で落ちたのかと思った。
その昔、そこそこ売れているバンド(コンスタントにオリコンで10以内には入っていたはず)のメンバーが、クレジットカードの審査で落とされて立腹していたのが忘れられない。カードを作れ作れと勧誘するくせに、申し込まれてから断るなっつうの。4月20日(木)
この春のテレビドラマで、今のところ僕が唯一見ているのが「医龍」。病院ものはひと通りチェックしておきたくて。
天才的な腕を持つ外科医が、大学病院の出世争いの切り札として招かれ、腐敗した病院でマイペースに患者を救っていく話。孤独で人を寄せ付けない天才外科医。患者を顧みない金権主義の大学病院。どこかで聞いたことがありそうな設定をいくつかドッキングさせた、マニュアル通りの病院ドラマといた感じだった。どの登場人物も演技が大袈裟すぎて現実味がまるでない。「そんな医者はいねーよ」の連続。原作が漫画であることも関係しているのだろうか。好きな役者がたくさん出ているだけに、何だかもったいない。小池徹平が研修医役で登場するが、ハリーポッターに見えて仕方がないのは僕だけだろうか。
とぶつぶつ言いながら、きっとこれから毎週見るのだけど。30代になってから、木曜の夜10時からのドラマ枠を一番見ている気がする。4月19日(水)
僕の部屋にあるカシオの電波時計は、もうかれこれ6〜7年も前に、番組の忘年会のくじ引き大会でもらった景品だった。その時は、最新のゲーム機やパソコン周辺機器など、豪華な景品がずらりと並んでおり、電波時計は完全に「すか」という扱いだった。しかしあのくじ引き大会でみんなが手にした景品の中で、この電波時計ほど長きに渡って役立っているものはないと確信する。そういう意味では、一番の「当たり」だったかもしれない。当時はまだ電波時計というものがあまり認知されていなかったが、使い始めてすぐにその便利さはよくわかった。いつ見ても一番正しい時刻を表示しているというのは、大きな安心を得られる。「1分や2分、時間がずれたところで問題はないでしょ。そこまで正確な時刻って必要か?」と当初は思っていたが、ちょうどの時刻から受け付けがスタートするものにネットや電話で応募する場合とか、録音予約をするコンポの時計合わせとか、曖昧な時刻表示では不安な状況って、案外多いのだ。ヤフオクのサーバの時計が50秒ぐらい遅れているのは何とかして欲しいところなのだが。
最近は腕時計でも電波で正しい時刻に合わせてくれるものが人気だとか。一家に一台は持っていて損はない、素晴らしい発明品だと僕は思っている。
ちなみに、お宅に電波時計がない人は、正確な時刻を確認したい時はRoxiteへおいでませ。このサイトのトップページから「Programs」というページに飛ぶと、ブラウザの一番下にあるステイタスバーに日付と時刻が表示される。ずいぶん昔に組んだ簡単なJavascriptだが、この時計は誤差が1秒程度しかない。4月18日(火)
僕の人生に大きな影響を与えた人物が、三人も春に亡くなっている。その三人の命日は毎年、同じ曜日にやってくる。今年は火曜日だ。先週が鷺沢萠、来週が尾崎豊、その翌週がhide。
尾崎豊の14回目の命日を来週に控え、初期のライブビデオがDVD化されて再発される。優しいソニーのプロモーターさんが、その3作品のサンプルをくださった。84年の3月に新宿ルイードで行われたデビューライブ、翌年に日本青年館で行われた初ホールライブ、そして87年の有明コロシアム。どれも初期の代表曲を、若々しい尾崎がシャウトしている貴重なライブ映像だ。
今日は日本青年館の「19」をじっくりと見た。登場するバックメンバーの服装とか、尾崎のステージドリンク(なぜかすべて缶のポカリ)を見ていると、さすがに22年前という時代を感じるが、画像は驚くほどきれいだ。セカンドアルバムまでの曲が大半だが、後に3作目の「壊れた扉から」に収録される「FREEZE MOON」が、未完成の原曲の状態で披露されている。メロディーも歌詞も違っており、ファンとしては興味深かった。
尾崎豊は、顔はいいし歌もうまいけれど、歌い方とか踊り方は、お世辞にもかっこいいとは言い難い。もともと高校の時に「変わり者」として学校からドロップアウトしただけのことはある。本能のままに暴れているその姿は、今の時代だったら観客は引くかもしれない。そんな不器用なところこそ、彼が愛され続けている要因なのだけど。
それにしても、この時彼は19歳だったはずだ。アンコール前のオフショットで、煙草を吸っている姿を映すのはいかがなものか。4月17日(月)
FM802のスペシャルウィークが始まった。昨年まで、関西のラジオ局が展開するスペシャルウィークは半年に一度、2週間ずつだったが、今年からそれが細分化され、1週間が4回やってくる。頻度が高くなったぶん、普段の内容とさほど変わらない番組も多く、以前のような「お祭り騒ぎ」とは違ってきた印象だ。しかしそれでもROCK KIDSはずいぶん喋る量が多かった。その証拠に、番組中は一度もトイレに行く時間がなかった。
スペシャルウィークの月曜ROCK KIDSでは、恒例となっている「CM前クイズ」。CMに入る手前で、CM後に流す曲のヒントを出して、正解が気になったリスナーを繋ぎとめるという僕の考えた作戦。今回はほとんど手間のかからない「歌詞朗読」バージョンでやってみた。最初の問題が「SUNSHINE はるかなる大地 明日へと続く道」で、2問目は「恋に恋する気持ち忘れちゃって 誰かに聞いてみる」、3問目は「幼い微熱を下げられないまま 神様の影を恐れて」。実際にはもう少し長く読んでみたのだが、ディレクターは「俺やったら絶対わからへん」と首をひねっていた。アーティスト名も曲名もわからない状態で、ノンジャンルで出されると、意外に難しいものだろうか。
それにしても自分って、クイズが好きだよなとつくづく思う。4月16日(日)
春は名のみの風の寒さや。本来なら4月も中旬に入って思い出す歌でもないのだけど、寒暖の差が激しくてまいってしまう。
OSAKAN HOT 100は昼の12時から夕方4時までの放送。番組前に軽く朝食ぐらいは食べるが、僕は基本的に放送中はものを食べないから、番組後にお菓子を食べて空腹を黙らせる。スタッフが買ってくるコンビニ菓子は毎週メニューが違うのだが(半年ぐらい「ほんじゃが」だけは定番だったけど)、最近発見したおいしいお菓子が「ぜいたくスコーン」。あのスコーンの、濃い味バージョン。和風バーベキューもチーズも、味付けの粉末が1.5倍も使われている。これは、はまる。どう考えても塩分を取りすぎているし、一袋完食したら激しい胸やけに襲われるのだけど、絶対こっちの方がおいしい。最近はこのぜいたくスコーンのせいで、日曜日は夕飯どきに食欲がわかなくなってしまった。コンビニ限定だが、全国で売られているそうなので、味の濃いスナックがお好きな方はお試しあれ。
今一番食べてみたいのは、ぜいたくハッピーターン。その次がぜいたくカールカレーがけ。訪れないかなぜいたくブーム。4月15日(土)
日記には書けなかったけど、一昨日はなんばハッチへ、馬場俊英さんのライブを見に行った。
この人の歌は本当に優しい気持ちにさせてくれる。初めて聞く曲でも、歌詞がしっかりと聞き取れるのが嬉しい。彼の歌う歌詞には、真っ直ぐで純朴な人柄が表れている。曲の合間のMCでもその人柄にふれることができ、さらにちょっと天然なトークで笑わせる。何よりも彼自身が、大勢の人の前で歌う機会を心から楽しんでいるのが伝わってくるから、こちらも幸せになれる。
馬場さんはミュージシャンとしてはもうベテランだが、まだまだ試行錯誤を繰り返しながらの活動らしく、前日のライブでの反省点をふまえ、曲順などを入れ替えて今日のライブに臨んだという。この歳になっても彼はまだまだ成長を続けている。
MCで、アルバムの売れ行きが好調だと、嬉しそうに話していた。自分のCDのセールスがオリコンで評価されているのは初めての体験だと。FM802の番組をきっかけにして、関西での人気はすでに確固たるものとなった。あとはこの人気が全国に波及するのを待つばかり。4月14日(金)
BEAT SHUFFLEのエンディングでPIERROTの解散を伝えた後、不覚にも番組中に泣いてしまった。公開スタジオだからガラスの向こうにたくさん人がいるし、ネットで映像が中継されている状況で。これは超恥ずかしい。
これまでにも、多くのバンドの解散を番組で伝えてきた。リスナーから届くメールには、今の悲痛な心情を綴っているものが多い。それらを読んでいると、その人達が今どんな思いで番組を聞いてくれているのか、それが伝わってきて僕も胸が痛む。
リクエストはほとんどが「HUMAN GATE」だった。ライブで終盤の定番曲とされ、PIERROTには少ない明るく前向きな曲。その他「SEPIA」というリクエストも多かった。歌詞の内容が、ファンの心情とやけにリンクするし、先日野音で行われたファンクラブライブ(事実上のラストライブ)で最後に演奏されたせいだ。しかしそのどちらも僕はかけなかった。リクエストを募集しておいてそれを無視するのは番組としてどうか、という気もしたが、この日のラストでかける曲は昨日のうちに決めてあった。アルバム「FINALE」の中の一曲、「CHILD」だった。
デビュー前から、何度もこのバンドのライブを見ているが、一番印象に残っているライブはどれかと言えば、おそらく富士急ハイランド。デビューアルバムを出した直後のライブが、彼らにとって過去最大規模となる野外ライブだった。死ぬほど遠かった。空気がきれいだった。富士急ハイランドの乗り物がピエラーでいっぱいだった。花火が美しかった。そして、鮮明に思い出すのは、潤が最初の一音を奏でた瞬間の歓声と、「CHILD」の大合唱。これから始まるPIERROTの黄金時代を予感させる、素晴らしい一夜だった。すべてのピエラーが、楽しくて、美しい思い出にどっぷり浸れる曲を僕は選んだ。ライブ会場のように一カ所に集まることはできないけれど、ラジオを通してピエラーの思いが一つになる瞬間を作れたらと思った。
きれいなサビのメロディーを聞いていたら、僕自身もいろんな思い出が一気に脳裏をよぎって、こみ上げてくるものがあった。こういう時、番組が終わった後にスタッフはその話題に触れない。僕がとてつもない照れくささを感じていることを知っているからだ。
数多くのメールや書き込みを見ていて、自分のした仕事が正しかったと感じることができる。周囲にピエラー仲間が一人もいなくて、解散がどうもピンと来なかった人も、僕のラジオを聞いて「初めて泣いた」と言ってくれる。悲しいと感じることが、解散の事実を受け入れる第一歩だと思う。たくさんの励ましの言葉をありがとう。自分のDJとしての存在意義を、再確認した3日間だった。4月13日(木)
解散発表から一夜明け、「誰かに聞いて欲しい思い」を僕にメールで送って来るPIERROTのファンも多い。すべてに返信したいが、何と言えばいいのか僕にもわからないよ。バンドが解散という結論を出した以上は、ファンはそれに従う以外にない。憶測を語り合っていても意味がないし、不満を叫んでもメンバーを傷つけるだけだ。でもだからといって、突然こんな発表を受けて、静かにその事実を受け止められないという気持ちもわかる。
PIERROTは、とてもかっこいいバンドだった。どんな形で幕を引いたにせよ、その事実は永久に変わらない。
90年代後期にわき起こった空前のヴィジュアル系ブームの中で、PIERROTは最終兵器のような存在としてメジャーデビューを果たした。他のバンドの多くが、売れれば売れるほどヴィジュアル系というカテゴリーから離れようとする中、PIERROTはどこまでもヴィジュアル系であることにこだわった。ライバル達がまたいで乗り越えようとする壁を、内側から蹴破ろうとしていたのがPIERROTだった。笑わば笑え。俺達は、俺達のやり方がかっこいいと信じてくれる奴らを連れて、ヴィジュアル系を侮蔑するバカどもの手の届かない高みを目指す。そういうバンドだった。
以前、とある関係者が僕に、「PIERROTって、なんで人気あんのかな?別に顔はよくねえし、演奏も下手くそなのに。曲だって大したことねえじゃん」と言ってきたことがある。PIERROTとそのファンとの関係は、他のバンドには理解し得ないものがあったのかもしれない。「俺達は誇りを持ってヴィジュアル系であり続けるから、お前達も誇りを持ってバンギャルやってなさい」という、姿勢。その服も、その髪型も、そのメイクも、ライブにかけるその情熱も、すべてに誇りを持っていい。親や先生や友達や、周りにいるすべての人が認めてくれない自分を、100%肯定してくれるバンド。極端に言えば、PIERROTをそんな存在として見ているファンは少なくなかったと思う。バンドがヴィジュアル界の異端児なら、そのファンも異端児の集まりだった。PIERROTがかっこよかった理由はそこにある。
キリト氏は、プライドが高いぶん、責任感も強い男だ。この解散によって多くのファンを失望させ、悲しませる結果になってしまったことで、身を切られるような痛みを感じていることだろう。けれど、いつまでも落ち込んでいるのは彼らしくない。PIERROTから受け取った誇りを胸に、早く立ち上がって欲しい。そして多くのファンの人々にも、同じ言葉を贈りたい。4月12日(水)
オフィシャルサイトで、PIERROTの解散が発表された。唐突な発表で、僕も大変驚いた。
何度も解散の噂は流れたが、その度にそれを強く否定してきたキリト氏が、解散を決意するまでの苦しい胸の内を明かしている。身内の揉めごとを人に明かすのは誰だって避けたいと思うものだ。しかし、5人の間に生じた亀裂がどのようなもので、なぜ修復できなかったのかを、必要にして十分な克明さで説明しているところに、彼のファンに対する精一杯の誠意を感じた。
長年の活動の中で、メンバー間に何が起こり、それぞれが何を考えていたのか。それは本人達にしかわからない。この発表によって、一部のメンバーにファンからの批判が集中し、悪者扱いされてしまうとしたら、それは悲しく、そして虚しい。
最後のライブすら出来ないのでは、ファンは解散という事実を自分の中でどう受け止めればいいのかわからないだろうし、後味も悪い。そんなことは、メンバーにだってわかっていたはずだ。それでも、こういう形でしか幕を引けなかった悔しさは、5人全員が抱えているに違いない。
3人が涙ながらに続行を訴えてきたとき、アイジや潤がどんな思いでそれを拒絶したか、想像すると胸が痛む。少なくとも、表面だけを見て、二人の決断をファンに対する「裏切り」だなどと批判することは、当事者でもない僕にはできない。
バンドは複数の人間のぶつかり合いで成り立つものだ。ファンの応援だけでは、どうにもならないことがある。4月11日(火)
西日本を中心に大雨。思えば去年も4月11日は明け方まで桜を散らす冷たい雨が降っていた。そんなことを覚えているのは、今日が僕にとって特別な日付だからである。葉桜の日に居なくなった人。早いもので、今日が鷺沢萠の三回忌となる。
しとしとと降り続く雨の音を聞きながら、「川べりの道」を読み直してみる。この短編を読むのも、もう何十回目だろう。彼女が高校三年生の時に書き、文学界新人賞に輝いた記念すべき処女作。16歳の僕に、「どう逆立ちしても自分に小説は書けない」と、文筆家の夢を打ち砕かせた衝撃的な短編がこれだった。大人になった今読んでも、すごいと思う。
鷺沢さんの作品には、大ベストセラーがない。
小説がヒットすると、内容がどんなものであれ、むやみに映像化しようとする昨今の風潮を見ると、せかちゅーだの東京タワーだののようなバカ売れする作品がなかったことは、彼女にとってはむしろよかったのではないかと思える。彼女と、そのファンにとっては。
もちろん彼女の著作で映画化されたものもあるし(「大統領のクリスマスツリー」や「F」がそうだ)、遺作も映画化が決定しているらしい。しかしそれは、「人気があるから映画化してみました」という発想とは違う。映画化やドラマ化で社会現象みたいなブームになり、流行に乗せられて彼女の本を読むような奴が大量発生したらどうなるだろう。一冊ぐらいしか読んだことのない輩が「サギサワってさー、いまいちおもしろくないよね」なんて知ったかぶりな批評をしていたら、僕はその場でぶん殴ってしまいそうだ。想像しただけでイライラしてくる。
これは一種の独占欲か。売れたら遠くへ行ってしまうようで寂しいと感じるファン心理なのか。確かなことは、今後彼女の作品がどんな評価を受けようと、彼女自身がそれを知る術はないということだ。4月10日(月)
どうにも納得のいかないニュースというのが時々ある。痴漢の冤罪で拘置所に3週間拘置された男性が、被害を申告した女性と国に損害賠償を求めた裁判で、原告の訴えが棄却されたというニュース。番組の後、向かいに座ったアナウンサーが読み上げるのを聞いて、「え?なにそれ?」と思わず聞き返しそうになった。つまり、耳を疑うような内容だった。
原告の男性の証言によれば、電車の中で携帯電話を使っている女性に注意したそうだ。電車を降りた後、その女性は駅員に、「あの男、痴漢です」と言いつけた。現行犯逮捕された彼は、のちに嫌疑不十分で不起訴処分となる。事実上の無罪放免。で、虚偽通報をした女性と、何の証拠もないのに自分を3ヶ月も留置場に閉じ込めた警察が許せなくて、裁判を起こした。
その男性に対して裁判所が下した判決は、「女性の証言によればあなたは痴漢だ。携帯を注意されたぐらいで、腹いせに痴漢の虚偽通報をするなんて、通常想定できない」という信じ難いものだった。男性は激しく憤り、控訴する方針とのこと。まあ無理もない。検察が無罪だと認めたのに、今さら民事裁判で痴漢扱いされたんじゃ、何のために裁判を起こしたのか。
問題は、この裁判官の「通常想定できない」のレベルが非常にあいまいである点。「あんた、電車の中で携帯使うのやめなさいよ」と注意した相手に、その後痴漢行為を働くことは、通常想定できるのか。仮に男性が本当に痴漢行為をしていたとして、逮捕されたがラッキーにも無罪で釈放された後、わざわざその女性を相手に訴訟を起こすことは、通常想定できるのか。
女性側の証言だけを重視する捜査方法の問題点が露呈した。痴漢の冤罪騒ぎはけっこうあちこちから聞こえてくる。いつ誰に襲ってきてもおかしくない恐怖だ。満員電車では、若い女性に近寄らない方がいい。4月9日(日)
昨日に引き続き、ヴィジュアル系なウィークエンド。今日はBIG CATでD'espairs Rayのライブを見た。昨日のガゼットなどと比べるとポップさは薄く、楽曲はハードコア寄りで、見た目もおどろおどろしい。こちらも激しく荒々しいライブだった。すでに欧米のツアーを何度も経験しているD'espairs Ray。日本と同じくらいアメリカでも人気があるその理由も、ライブを見れば何となくわかる。
MCでの煽りも、曲によっては歌も、デス声で叫びまくるHIZUMIだが、最後までほとんど声が枯れない。「ワンマンだとさすがに最後の方はきついっすよ」と言うが、歌モノの曲も最後まできっちり歌い上げたし、ライブ後の話し声も普通だった。ちゃんと寝れば、翌日には完治するそうだ。アメリカツアーでは、日本国内のツアーよりもはるかに過酷な移動スケジュールだったらしいが、そうした経験も彼らをたくましく成長させているのだろう。
それにしても相変わらずイケメン揃いのバンドである。僕はあらゆるバンドの素顔が見られるところで仕事をしているが、D'espairs Rayは最近の若手ヴィジュアル系では最も平均点が高いと思う。普段着で素顔ならモデルになれそう。あえてパンダメイクにしてそのルックスの良さをベールに包んでしまうところがまた素敵。4月8日(土)
今一番勢いのあるヴィジュアル系バンド・ガゼットのライブをなんばハッチで拝見。ここ数年で飛躍的に動員を増やしている彼らの人気の理由がよくわかった。これはすごい。こんなに激しいライブは見たことがない。
たっぷり暴れるライブは過去にもたくさん見てきたが、どのバンドもだいたいライブ中に数曲はミディアム調の曲を挟んだり、長いMCで間を置いたりするものだ。ガゼットにはそれがない。普通のバンドで、後半の起爆剤にするような速い曲、激しい曲が、最初から最後まで続く。過激なだけではなく、ノリやすさ、暴れやすさを重視して作られたようなキャッチーな曲ばかりをひたすら連打。観客も休憩要らずで飛ぶわ振るわ暴れるわ。後ろの方では、わざわざ円陣を組んでヘドバンに勤しむ連中も多く見られた。楽しそう。仲間に入りたい。あと10歳若ければ僕もそこにいたのに。
ならばせめて爆寸で、と思わずにはいられないが、いつもの爆寸の選曲とこのテのバンドの曲は相容れないものがあるだろう。手扇子やヘドバンの仕方がずいぶん様変わりしていることは以前にも書いたが、拳の上げ方も今は違う。「おう!おう!」と叫ぶタイミングで拳を突き上げるのが普通だと思っていたが、最近のヴィジュアル系は「おう!おう!」のタイミングで逆に拳を胸の前に降ろしてくる(手の甲を前に向ける向きで)。裏のリズムで手を開いて上に上げるのだ。これが今のトレンドよ。
それにしても皆さん、高そうな洋服着てよくそこまで運動できますね。本当、感動するほど楽しそうなライブだった。4月7日(金)
機動戦士ガンダム、最初のテレビシリーズのDVD化がついに決定。最初の放送から27年あまりの歳月を経て、ようやく発売されることになる。
ガンダムファンでない人は、「何をいまさら」と思うかもしれない。レンタルビデオ店に行けば、ガンダム専用の棚があるくらい、あらゆるガンダムのビデオが出ているではないかと。しかし実のところ、最も人気のある最初のシリーズ(通称「ファーストガンダム」)は一度も発売されたことがない。ファーストガンダムで発売されていたのは、テレビ版を編集して作られた劇場公開版のみ。ケーブルテレビやネットで配信されたことはあっても、高画質高音質のDVDで見られるとなると話が違ってくる。ファンにとってはよだれが出そうなご馳走であることは確か。一方のバンダイにしてみれば、最後の必殺技。リーサルウェポン。ついに真打ち登場というわけだ。
リーサルウェポンに相応しく、値段がべらぼうに高い。6枚組となる第1巻が37800円、5枚組の第2巻は31500円。1枚あたり6000円を超える計算だ。どんなオマケがつくのかはまだ未定の部分もあるようだが、27年も前にテレビでタダで放送していたものを見るために7万円を出せるファンがどれくらいいるのだろうか。ガンダムファンの多くはすでに30代を迎えており、趣味に費やせるお金の額も大きくなっているのは確か。ガンダムによって会社の屋台骨を支えられているバンダイの、ここで搾取せずにどこでするのだという、すさまじい根性すら感じられる。
先に宣言しておくと、僕は買う気は全くない。画質はよろしくないが、ケーブルテレビを録画したものをすでに持っている。7万円あるなら別のものを買う。4月6日(木)
大阪城ホールへ、CHEMISTRYのライブを見に行った。大阪公演2DAYSの二日目。アルバム「One×One」の時のツアーでは、アリーナを横長に使い、巨大なステージにダンサーを従えて、かなりショウアップされたライブを見せたCHEMISTRY。今回はその反動もあってか、二人の歌以外にものを極力排した、非常にシンプルな内容だった。
歌唱力とチームワークにはますます磨きがかかり、自信を持って歌っている様子が伝わってくる。今回は選曲もアダルトな雰囲気で統一されていた。即日完売の客席を埋め尽くしたオーディエンスは、以前のように女性ばかりではなくなり、カップルの姿もたくさん見かけた。スタンドは、ダンサブルな曲以外は座っている人が多い。大人が、しっとりと歌を聞きにいくライブだった。
ところで、ライブというのはだいたい夕飯時に行われる。ライブ中は必ずといっていいほど空腹に襲われる。みんなどうやってこれを我慢しているのだろうと時々不思議になるのだが、僕の場合は、飴とかタブレットとかのポケット菓子で凌ぐ。今日はライブ中に、カバヤのジューCを1本半も食した。ジューC大好き。4月5日(水)
最近、暇な時によくGoogle Earthで遊んでいる。知り合いにすすめられてダウンロードしてみたのだが、なるほどこれは楽しい。人工衛星から撮影した写真で、基本的に地球上のすべてを見ることができる。普通の家ぐらいは確認できる程度に解像度は高く、これまでに自分が住んでいたどの家も、通った学校も、仕事をした場所も、ちゃんと見えた。海外に住む知人がどこに住んでいるのか、住所を頼りに探すのも楽しいし、おそらく自分が一生行くことがなさそうな遠い国の住宅地を眺めてみるのもおもしろい。普通の家庭のパソコンでこんなことが出来るのだから、すごい時代になったものだとつくづく思う。
しかしこのソフト、各国の軍事施設までバッチリ写してしまうことになるため、懸念を表明している国もある。グーグルとしては一応それぞれの国のルールを尊重する立場を表明しているそうだ。見てはならない部分は写真の解像度を低くすればいい話だが、テロリストに悪用されないことを祈るばかり。今は北朝鮮の空を旅している。JSAがなかなか見つからない。4月4日(火)
僕はデザインが苦手だ。絵を描くことが嫌いなわけではないが、パソコンのデザインソフトをまるで使えない。このホームページで使うロゴやバナー、爆寸で売るグッズなど、デザインを必要とするものはすべて、知り合いに頼んできた。しかし、名刺や年賀状のデザインまで人任せにするのでは、お金がかかるし、そのやりとりも面倒だ。そこで、画像系ソフトの使い方をマスターするべく、過去に何度も挑戦してみたのだが、ことごとく挫折してきた。こういうのは、独学でやろうとすると難しい。すぐ近くにマスターがいて、わからないことがあった時にすぐ教えてもらえる状況がベスト。過去に僕がシーケンスソフトや映像編集ソフトの簡単な使い方を覚えたのも、友達が目の前で説明してくれたからだ。ところが僕の身近なところに、フォトショップやイラレの使い手がいない。
フォトショップやイラレはあまりに有名なソフトだから、初心者向けにいろいろとレクチャーしている私設サイトも数多い。そういうサイトは得てして、正しく説明しようとするあまりなじみのない専門用語が頻出するか、「画像とは」とか「色とは」みたいな基本の説明が長過ぎて、途中でうんざりしてしまう。しかし今回見つけたサイトは、おもしろい。何がおもしろいって、文章が。ソフトな関西弁と、「(笑)」とか「(^^;」を使いながら、若い先生の講義のように、楽しくレクチャー。「この機能は、一見難敵ですが、覚えると非常に便利です」、「・・・というアイコンですが・・・、私は利用したことがありません」など、使っている日本語がとても親しみやすく、読みやすい。このサイトに出会って、僕のフォトショップに対する警戒心が少し薄れ、急にやる気がわいてきた。
ツールボックスの使い方を一通り理解し、レイヤーという概念もだいぶわかってきて、俄然おもしろくなってきたところ。今年は頑張ってフォトショップを使いこなせるようになろう。4月3日(月)
5月20日にプレイハウスで開催する爆発寸前NIGHTのチケットは、メールによる先行予約で無事に完売した。予約の受け付け終了を待たずに200枚すべてが売れたのは僕としても予想外の嬉しい出来事。すでにチケットは購入者に発送済みだ。
それに伴い、大阪での爆発寸前NIGHT開催も発表した。「町田が売り切れたら」という条件で企画していたLUNA SEA限定爆寸の追加公演を、大阪で開催することになった。5/20に続き、大阪での開催日7/8も、メンバーの誕生日である。
BRAND NEWは、ヤンタ鹿鳴館という名前だった頃、まだインディーズで活動していたLUNA SEAが幾度もライブを行ったライブハウスである。現存する大阪のライブハウスでは、LUNA SEAが最も多くステージに立ったのはここかもしれない。
もちろん、ファンの数は東京に比べれば圧倒的に少ないだろう。しかし爆寸は大阪で育ったイベントだ。もう長いことこのイベントには来ていないような昔の常連さんも含めて、同窓会がわりに集まってくれると嬉しい。4月2日(日)
去年発売されて以来、僕の中でロングヒットになっている果実そのもの発酵のお酒「ザ・フルーツ・スパークリング」。レモン、グレープフルーツ、アップルに加え、マスカット味の「ホワイトグレープ」が新発売されたので、今日の番組でそれを紹介した。
本番中に、喋りながらプシュッと缶を開け、一口飲んで感想を言う。よくある演出だが、今日はそれが完全なぶっつけ本番。本当に初めて飲んだのが生放送中のその時だった。よく冷えていたこともあって、思わずゴクゴク飲んでしまった。いざとなると「おいしい」という感想しか思いつかない自分が情けなかった。ホワイトグレープは、他の3種類と比べて少し甘めかも。
氷結や-196℃など、他社の看板商品と酒屋の棚を奪い合うフルスパ。ちょっとネーミングが地味だったのではないかという気がするが、味は絶対に他社を上回っていると僕は思う。何といっても僕が「フルスパを飲むまで、缶チューハイが嫌いだった」というわかりやすい事実がある。「果汁を発酵させてお酒にする」という斬新な発想は、もっと注目されてもいいと思うのだが。
番組で紹介した時に飲んだのは一口だけだったが、その後もスタジオでコーヒーがわりにがぶがぶ飲んで、気づいたら1本空けてしまっていた。自然と、けっこういい気分に。酔いを感じながら番組を放送したのは初めてだったが、すごく危険だと思った。普通に喋っていて、笑いそうになるから。酔ってはいけない状況で酒を飲むと、普段の倍ぐらいのスピードで酔いは回るらしい。4月1日(土)
アメリカ村にあるライブハウス「FANJ twice」へライブを見に行った。LEMONedレーベルからCDをリリースしている大阪出身のインディーズバンド・PLASTICが主催したイベント。各バンドのヴォーカリストが影響を受けたアーティストのコピーをするという、エイプリルフールにふさわしいお遊び企画が用意されていた。L'Arc-en-CielやGLAY、Janne Da Arcなど、どのバンドも衣装やMCにいたるまで徹底的にこだわったコピーで会場を沸かせる。GLAYなんかは最近大阪でライブを見る機会がないのだから、GLAYファンの人達は見に来ればよかったのに。Stirというバンドがコピーしていたが、「もっともっともっと!!」というあの曲中の煽りもTERUくんにそっくりで面白かった。
KINGの面々とは、LAID時代から長い付き合いだったが、ライブを見るのは本当に久しぶりのこと。最初から最後まで、客が一番楽しみやすいようにリードしていくパフォーマンスはさすがだった。演奏も抜群の安定感を誇るし、MCでもきっちり笑わせる。彼らのようなストレートなアメリカン・ハード・ロックが、今の時代にはなかなか売れないのが非常に惜しいところだ。
そしてトリを飾ったのが、ラルクのコピバンに続くこの日二度目の登場となったPLASTIC。KINGの後に出て来たぶん、会場を引っ張るステージングやMCなどにはまだ未熟な部分も見え隠れしたが、はつらつとした爽やかなライブで、何より本人達が楽しんでいる様子だった。ここ数年、売れるヴィジュアル系といえばパンダメイクのゴス路線で、彼らのようなソフトビジュアルのバンドが冷や飯を食わされているインディーズシーンだが、そろそろ人気が再燃してもおかしくない。僕としては、こういうバンドの成長をじっくりと見守りたい。