
10月31日(火)
MP3プレーヤーを買うなら日本のメーカーのものがいいと思う。仕事でいろんな機種を紹介してきた身としては、ソニーやPanasonicの技術はやっぱりすごい。しかし残念ながら、どれもことごとくMacに非対応。MacユーザーはiPodを買う以外にほとんど選択肢がないという差別を受けている。携帯音楽プレーヤーの市場を圧倒的なシェアで制しているiPodを買うことに、僕はずっと抵抗があった。Macは好きだけど、アップルコンピュータは嫌いだから。
しかし今回、ものすごく小さなiPod shuffleが新しく発売され、ついにそれを購入することにした。以前のポータブルMDプレーヤーの、リモコン部分よりも小さいくらいの本体で、容量は1GB。持ち歩く音楽の量にはそれほどこだわらない僕にとって、一番大事なのは本体の軽さだ。液晶画面がないから、聴きたい曲を探すのに苦労しそうだけど、価格も手頃だし買ってみるかなと思って注文した。それが数週間前。
「10月発売予定」と書かれていたのに、いつまで経っても商品が発送されない。すでにお金は払ってある。注文した量販店に入荷の状況を確認したが、いつ商品が入るかの回答は得られないとか。アップルストアに電話をしてみたら、「こちらには今日商品が入ってきましたので、今からご購入いただければ2〜3日のうちに発送できます」だと。とりあえず気長に待つしかないか。10月発売予定と言っておきながら入荷が最速で10月31日。自社の専門店に優先的に卸すのは当然としても、すでに金を払っている客を後回しにするのか。そういうところが嫌いなんだよ。10月30日(月)
今週末のOSAKAN HOT 100で映画「デスノート the Last name」を紹介することになったので、先日テレビで放映されたその前編をようやく見た。
漫画でも小説でも、ちょっと話題になったらすぐに実写でドラマや映画にする風潮を、僕があまり歓迎しないのは、原作の放ったインパクトを越えられることが絶対にないからだ。実写化は原作のコピーでしかなく、焼き直しでしかない。
しかしそれでも、原作のイメージを崩すことなく、どこまで映像で再現しているか、という点にはやはり興味がある。特にデスノートは人物設定がなかなかリアルで面白いから、各キャラクターをどんな役者がどんなふうに演じるのか、そしてあの長いストーリーをどのようにして2時間の映画に収めているのか、という点に注目して見た。
全体的に、なるほどと思わせるおもしろい配役。僕の印象としては、特に原作と「似てる!」と感じたのは、月に利用されるFBI捜査官レイ・イワマツを演じた細川茂樹と、その婚約者南空ナオミに扮した瀬戸朝香だった。まあこのへんの感想は、人それぞれだろう。
ストーリーも、うまい具合に簡略化されてわかりやすくなっていたと思う。原作の面白さを損なうことなく、話をどう端折るかが監督と脚本家の腕の見せ所。漫画のデスノートは、中盤から登場人物がどんどん増えてきて、混乱してくる。あと2時間で終わるような内容ではないので、劇場版はそこまで話が複雑になる前に、独自の結末が用意されているようだ。
後編は、公開初日の土曜日に見に行く予定にしている。10月29日(日)
僕の住んでいる町で、この季節の恒例行事となっているハロウィン。今年もたくさんの子供が仮装行列を作り、お菓子をもらって近所を一周した。
お菓子をあげる立場の大人も、楽しいことの好きな人は仮装をするのが通例。昨年はダースベイダーの格好をした僕は、今年は茶色いカツラを買い、メガネ、マフラーを身につけて「ヨン様」という時代遅れな変装でウケを狙ってみた。ひと通りアイテムを揃え、この格好で鏡の前に立ってみたのだが、どうもヨン様に見えない…。何の仮装をしているのかわかってもらえないほど虚しいことはないので、あれこれと策を練った。NHKの携帯サイトに登録して冬ソナのテーマ曲の着メロをダウンロードし、それを流しながら歩くことに。これだけのためにわざわざマイメニュー登録をするのも情けないものがあった。さらに、白い紙やティッシュで小さな雪だるまを2体作り、それを向かい合わせにしてキスしているものを、首からぶら下げる。冬ソナで最も有名なシーンを再現したものだが、この小道具を作るのに3時間ぐらいを要した。
子供達が呼び鈴を押すのを玄関で待っている間は、久しく味わっていなかったような緊張が襲ってきた。もし全然ウケなくて、失笑を買うだけだったらどうしよう…なんて急に弱気になったりして。しかしそんな僕の懸念は杞憂に終わり、ドアを開けた瞬間に子供達から「あ、ヨン様だ」の声。奥様方も、全然似てないヨン様の出現に喜んでくださり、苦労の甲斐はあったらしい。
やっぱりハロウィンって、バカバカしくて楽しい。10月28日(土)
京都の平安神宮で、「幻夜コンサート」が開かれた。毎年恒例のイベントで、昨年の矢井田瞳、森山直太朗に続く今年の出演はCHEMISTRYである。昨日と今日の2公演で、チケットはともに即日完売した。
ライトアップされた平安神宮の神殿をバックにステージを組み、ぼんぼりのような照明が美しく彩る。うっとりと見とれてしまうその荘厳な雰囲気の中で、チェロやサックスを取り入れたアコースティックなアレンジでライブは進んだ。これまでの楽曲の中から、特にこの夜に相応しいアダルトな曲ばかりをセレクトした選曲。観客は始終椅子に座ったままで聞き入る、ライブというよりはコンサートという趣だった。
秋口の京都の夜はとにかく寒いと聞かされていたが、予想していたほどではなく、使い捨てカイロやマフラーは使わなかった。京都に行くなら秋がいいとよく言われる。情緒のある街並みを歩くにはちょうどいい季節だし、これからはきれいな紅葉も楽しめる。ただし、人の多さは覚悟した方がいい。車道も歩道も渋滞がひどい。10月27日(金)
毎週飛行機で東京を往復しているので、ここ半年あまりの搭乗回数は普通の出張族よりもだいぶ多い。JALやANAといった大手の航空会社の場合、利用頻度の高い客にはエリート会員としてさまざまな特典が与えられる。その一つが、空港の搭乗口手前にあるラウンジの利用である。知り合いに連れられて入ったことはあったが、今日初めて一人でそのラウンジに入ってみた。けっこう緊張した。
中にはビジネスマンしかいないのを想像していたが、家族連れもいるし、僕のようにラフな服装の人も少なくない。中ではドリンク類を自由に飲めるようになっており、モバイルコーナーなども充実。ふかふかソファーに広々トイレ。何より、静かなのがいい。エグゼクティブな気分だわ。
ちなみに、僕はいつも1ヶ月以上前にチケットを購入しているので、新幹線より安い値段でしか飛行機には乗っていない。そんな僕でも一応ちょっとした金持ち気分に浸れる空間。なるほどこれはクセになる。コーヒーもおいしいし。10月26日(木)
日本人は「健康」という言葉が大好きな人種。「ヘルシー」な食べ物が日本ほどよく売れる国は他にないと思う。街で売られているジュースやお菓子の甘さを比較すれば瞭然だろう。
毎年のように、ブームとなる健康食品が現れる。その食材や成分を使用した食べ物がわんさか発売されて、やがて飽きられ、また別のものに取って代わられる。最近でいえば大豆イソフラボンとやらがそうか。んなもん、摂ったって何も変わりはしないよ。
と、健康関係の流行にはまるで興味のない僕だが、近頃気になっている果物がある。アマゾン地域で最も栄養価の高いフルーツといわれ、「ブラジルの奇跡」とも呼ばれるヤシ科の植物。抗酸化力が非常に強く、アミノ酸や脂肪酸などを豊富に含んでいるため、活力の源になるのだとか。まあそんな解説は僕にとってはどうでもいいのだけど、この果物の名前が「アサイー」。
このアサイーが最近は日本でも注目されていて、大ヒットの兆しなんだとか。2007年はアサイーブームが巻き起こるのか。だとしたらちょっと縁起のいい話。浅井が流行るなんて嬉しいじゃないか。10月25日(水)
最近、心斎橋にある源八という焼き鳥屋によく行く。料理だけなら3000円で、とても食べきれない量が出てくるリーズナブルなお店だが、味が完璧なのだ。こんなにおいしい鶏肉料理を食べたことがないというくらいに。
まず、最初に出て来るお造りが絶品。ささみ、レバー、砂肝の刺身を、わさび醤油やごま油でいただく。もともと生肉が大好きな僕にはたまらない。その後、串焼きが何品か出て、締めは鍋料理。チゲ鍋風なのだが、辛いものが苦手な僕でも箸が進む進む。ラーメンを入れたり雑炊にしてくれたりもする。美味しいとわかっていても、このへんまで行くと少食な僕はもうお腹に入らない。
今度は電車で出掛けた日に行ってみよう。お酒が飲めないのはちょっと辛かった。10月24日(火)
携帯電話のナンバーポータビリティ制度が始まって、携帯各社の顧客獲得戦争が白熱している。それぞれに趣向を凝らした割引制度や特典を必死にアピールする、その広告展開が面白い。普及率がすっかり頭打ちになっている昨今、横綱として不動の地位を築いてきたドコモに、苦汁を飲まされてきたauや、新規参入のソフトバンクにとって、MNPの導入は追撃するまさに千載一遇のビッグチャンス。力の入れ方、お金のかけ方がすごい。
でもアンケート調査を見ると、他社に乗り換える予定の人は3分の1以下しかいない模様。乗り換えにはそれなりにお金もかかるし、もともと家族で同じキャリアを利用しているため今さら乗り換えるメリットがあまりないという人も多いのだろう。
僕の場合、今の携帯番号は使い続けてかれこれ10年。自分の番組のスポンサーがドコモである以上、他社への乗り換えはもちろん一切考えていない。仮にそうでなかったとしても、メールアドレスを変えてまでわざわざキャリアを変更したいとは考えないだろう。ドコモの携帯端末にさしたる不満があるわけではないし、他社の方が魅力的に見える要素もそれほどない。
広告展開を見ていると、とりあえず「他社を使ってる皆さん、うちに乗り換えてください」というアピールしか見えてこない気がする。まずは、自分達の顧客の流出を最低限にとどめるという前提があってこそのMNP戦略ではないのか。10月23日(月)
以前から「あの映画は見ておいた方がいい」と言われていた「ホテル・ルワンダ」をDVDで見た。
アフリカのルワンダで、1990年代に起きた激しい内戦と大虐殺。一流ホテルを取り仕切る支配人が、持ち前の機転と勇気で、ホテルに避難してきた1200人もの人々を匿い、命を守ったという実在の物語を描いている。
それほど劇的な結末が待っているわけではない。予想していた結末とそれほど違いがなかったし、号泣するようなシーンはなかった。それでも、見終えた後に胸が締め付けられるような余韻がなかなか消えなかったのは、この悲惨な物語が紛れもない真実だからだろう。
紛争の発端となったフツ族とツチ族の対立。鼻の大きさ、目の形…。外見上の小さな差異で国民を二つの種族に分けたのは、かつてこの国を植民地支配していたベルギー人だったという。理不尽な理由で数百万人という人が虐殺されているのに、その種を撒いた先進諸国は手を差し伸べることを躊躇った。自分の国の軍隊に、同じ国の民兵に、襲われるルワンダの人々。そんな時彼等は、外国の軍隊以外の、誰に助けを求めたらいいのか。
つい10年ほど前に、そんな悲劇が地球の裏側で起きていたことを、多くの日本人は今も知らない。アフリカの内戦や虐殺は気の毒だと思いつつ、身につまされるほどの危機感は感じない。自分達とはあまり関係のない世界の話だと、すぐに忘れてしまう。それはやはり、殺されている人がアフリカ人だからなのか。
そんなことを自問しながら、日本人の平和ボケを思う。10月22日(日)
番組中にお菓子の差し入れをもらうことがよくある。いただくのは有名店の高級菓子である場合が多く、そういうものは例外なくびっくりするほど美味しいので、いつか自分が贈る側になった時のために店の名前などは覚えておこうと思うのだが、特別メモするわけでもないのでいつも忘れてしまう。だからたまには日記に記録しておこう。
今日食べたのは、吹田市の山田駅近くにある松竹堂というお店の「フルーツ餅」。柔らかい餅の中に、甘さ控えめの白あんが少しと、驚くなかれ果物の実が入っている。メロンやマンゴー、いちご、桃などがあって、見た目もかわいい。ひと口食べると果汁が口の中に広がり、フルーツと餅の不思議な調和を楽しめる。テレビなどでもよく紹介される超有名店だそうだが、僕は初めて食べた。なるほどこれは美味。10月21日(土)
術後1ヶ月ぐらいは激しいスポーツを避けるように言われているので、最近ホッケーは控えている。でもあまりに天気がいいものだからどうしても身体を動かしたくなって、近所のコートでテニスをした。
中学時代に部活でたしなんだから(といっても当時は軟式だったけど)、僕にとってテニスは、何年ブランクがあってもそれなりに身体が覚えている唯一のスポーツだ。しかし今日は勘が戻ってくるまでに40分ぐらいかかった。前半はなかなかきれいにボールが飛んでくれなかったのだが、コースや弾道のことはあまり考えず、とにかく面の真ん中、スイートスポットに当てることだけに集中し、ボールをよく見るようにしたら、見違えるほどいい長さの球が打てるようになった。それだけのことだったのか。気づくのが遅かった。
やはり僕の打ち方にも癖があるようで、1時間も打っていたら右の手首が激しく痛み始めた。こうして腱鞘炎というのは起きるのだろうな。10月20日(金)
ドラマ通の友人の談によれば、この秋は注目のテレビドラマが多いようだ。以前はドラマばかり見ていた僕も、ここ最近は平均で1クールに1〜2本、少ないときは1本も見ないクールもあるが、今回はわりと頑張っている。今のところチェックしているのは、「のだめカンタービレ」、「セーラー服と機関銃」、「役者魂」、「14歳の母」の4本。高視聴率で話題の「Dr.コトー診療所」は、何となく実損ねている。
出ている役者で見る映画やドラマを決めると失敗する確率が高い。ドラマの評価の中で、大きなウェイトを占めるのは脚本家だ。もちろん、そもそもの原作がくだらないものだったら、一流の脚本家が料理したところでくだらないことに変わりはないが。
この秋のドラマでいえば、脚本家の名前で最も期待できるのは「役者魂」の君塚良一と、「たったひとつの恋」の北川悦吏子だろう。「踊る大捜査線」シリーズと、一連のキムタク作品で名を挙げた両者。どちらも初回の視聴率では若干苦戦している模様だが、視聴者をぐいぐい引き込む展開で尻上がりに評価を上げてくることを期待している。
とりあえず、視聴率が悪いからといって打ち切りにするのはやめにしてほしい。見ている人にも、作っている人にも失礼すぎる。10月19日(木)
レーシックという手術は日本ではまだまだ体験者が少ない。興味はあっても恐怖心が拭えないという人は多く、「メスが見えるらしい」などといった手術そのものについての誤解も多い(メスなんか使わないし)。
レーシックがどのようなもので、諸外国ではどの程度普及しているのか、安全性や、万が一のときの合併症にはどのようなものがあるのか、といったことは、きちんと説明を受けなければわからない部分もある。間違った情報で不安を抱くことのないように、僕が手術を受けた神戸クリニックでは、各地で説明会を定期的に開いている。その説明会の内容は、簡単な説明の後、20分ほどの映像の上映、体験者によるレーシック体験談、そしてクリニックのスタッフやドクターを交えての懇親立食パーティーが1時間ほど。場所は高級シティホテルである。
この日は梅田のヒルトンホテルで催されたのだが、僕は体験談を語る者として招かれ、レーシックを受けたいきさつや、手術の印象、術後の経過などについて壇上であれこれとインタビューを受けた。その後はパーティーにも出席し、説明会に来た人達との会話も楽しんだ。
目に直接手を加えるわけだから、怖いという気持ちは誰にでも多少あるだろうし、お金もそれなりに高いけど、それでも「受けて損をした」と感じる人はまずいないのがレーシック。治ってしまえば、まだ近視で煩わしい思いをしている人に、「なんで受けないの?」と勧めずにいられない。レーシックについて否定的なことを言う人がいるとすれば、それは間違いなくレーシックを受けていない人。本当の良さは、受けた人にしかわからないのだ。だからこういう場に自分が呼ばれることは光栄だし嬉しい。
ちなみにこの説明会、けっこう立派なビュッフェの食事がついているが、参加は無料である。来月の大阪はリッツカールトンで開催するのだとか。ちなみに僕は手術を受ける前、こうした説明会に参加せず、一人でクリニックに出向いて最初の説明を受けたのだが、それがとてももったいないことだったと思い知らされた。興味のある人は、一度参加を申し込んだ方がいい。10月18日(水)
9月の1ヶ月間、僕がメガネをかけていた理由のこと。
実は、レーザーによる近視の矯正手術を受けた。ハードコンタクトを使っていた僕は、手術の前の3週間は装用を禁じられていたため、期間限定のメガネ男子生活を送る羽目になったのだった。
レーシックと呼ばれる近視矯正は、今ではその安全性が広く認められ、日本でも飛躍的に体験者が増えている。タイガー・ウッズや松坂大輔もこの手術で近視を治したらしい。手術は20分程度、入院も必要なく、手術を受けたその日から裸眼生活を開始できる。驚くほど簡単な手術である。
眼の手術というだけで怖がって、レーシックを避ける人は少なくない。現在この技術がどれだけ進歩していて安全なのか、そして万が一のケースとしてどのような事例が考えられるのか、といった説明は、すべて手術の前に受けることになる。もちろん、近視のメカニズムについてもレクチャーを受ける。それらの説明を聞いて納得しなかったら、受けなければいいという話。症例の多さを聞いた時に僕は一番安心した。
毎日ハードコンタクトを眼の中に出し入れする不衛生さを思えば、僕には何の危険もないように思えた。そもそも、コンタクトレンズやメガネの生活の不便さが、もう限界だった。
保険が利かないので、手術代が高いのが唯一のネック。それでも、使い捨てコンタクトなどを使い続けることを考えれば、数年で元は取れるはずだ。
ああ、これでやっと、プールで迷子にならなくて済む。10月17日(火)
コミックは途中であっさり読むのをやめてしまった「のだめカンタービレ」。絵のタッチが僕の好みではなかったのと、主人公の不潔さに耐えかねたことが挫折の原因だったわけだが、昨夜から新しく始まった月9のドラマを見てみたら、意外に楽しかった。
殴った後に星が出たり、西洋人をかつらの竹中直人が演じていたり、とにかく展開の一つ一つに無理があって、ドラマというよりはコントに近い。あえて漫画のドタバタ感を生かすためにそうしているようで、月9のドラマでここまでガキっぽくやられたらかえって小気味いい。くだらないけど、たまにはこういうドラマも楽しいかなと思える。致命的ともいえるのだめの不潔さも、上野樹里の愛らしさで許してしまうし。
音大が舞台のドラマだから、上野樹里や玉木宏がピアノを弾く場面はもちろん頻出するのだが、素人目で見ている限り、不自然さがない。てっきり上野などは幼少期からピアノを習っていたのかと思ったが、このドラマのために練習をしているらしい。かなり速い指の動きを引きで映しているシーンもあったが、なかなか堂に入ったもの。ピアノがさらっと弾けるのって、ちょっと憧れる。10月16日(月)
スペシャルウィークが始まって、局内も放送も賑やかだ。いつもよりリクエスト数もずいぶん多かった。
この日はメッセージテーマが「嬉しかったメール」というもの。手書きの文字から送り手の暖かみが伝わる手紙と比べて、メールは無機質で冷たいという見方がある。でも、いつどこにいてもリアルタイムでメッセージの伝わる携帯メールという画期的な発明が、昔は存在しなかった心のふれあいを作り出しているのも事実。
他県での野球留学を終えた高校球児が、チームの仲間と笑顔で別れ、地元へ帰る寝台列車に乗り込んだら、途端に届くたくさんのメール。一人一人からのメッセージが次々と個別に送られてくる。思わぬプレゼントに、寝台のカーテンを閉めて嗚咽する少年。メールならではの美談である。
日頃は照れくさくて口にしづらい言葉も、文字にすれば伝えられる。この日のLIVE BBSは感動的な話が次々に書き込まれ、番組中に思わず涙ぐんだりしてしまった。10月15日(日)
週末の夜は、繁華街も住宅街も飲食店が混み合う。だからオフィス街が狙い目。新梅田シティなんてちょうどいいんじゃないのと思って滝見小路に行ったら、目当てのお好み焼き屋は日曜でもやはり行列ができていた。かの有名な「きじ」というお店。
この店に来るのは初めてではない。並ぶのが大嫌いの僕が、それでも来るのはもちろん味がいいからだ。ここではメニューはあまり見ない。「適当に、おすすめを焼いてください」といえば、ちょうどお腹が膨れるくらいの大きさのモダン焼きを目の前で焼いてくれる。玉子はとろとろの半熟。味付けも品が良くて、しつこさがない。店内はきれいで、さほど窮屈さも感じないが、待っている人がたくさんいるので、長居はしづらい。食べたら帰るって感じ。でもそのぶん、とても安い。飲みに行く前の腹ごしらえにちょうどいい、といったところか。
近所で働くサラリーマンやOLの間では定番とされているとか。人の良さそうなおっちゃんの、人情味溢れるトークも浪速っぽくて楽しい。大阪でおいしいお好み焼きを食べたい関東人におすすめ。10月14日(土)
僕がいつも利用している理髪店は、店内でFM802が流れている。局から歩いて1分もかからない近所にあるから、局の社員などが店に来ることも考慮した上でのサービスなのかもしれない。僕は自分の番組を終えた後、15分後ぐらいにその店にいたりする。髪をざくざく切られながら、802の番組を聞く。ついさっきまで、ここで僕の番組が流れていたことを想像してみる。
この店で髪を切るようになってもう何年にもなるが、店の人は僕が802のDJであることは誰も知らないらしい。店の人と普通に会話をしても、今しがたまでスピーカーから聞こえていた声と同じ人物だとは思わないのだろう。こういう時に、「いつも802流してくれてありがとうございます。僕、ここで働いてるんで」だなんてわざとらしいアピールは、さすがに出来ない。別にしても何の得もないし。
それより気がかりなのは、ここまで気づかれないのは、僕の番組の時だけラジオを消されているせいではないか、ということ。店の誰かが僕の番組(ていうか喋り)が苦手で、日曜の午後と月曜の夕方だけは他局とか有線のチャンネルに切り替えていて、さっきまでの僕の番組は流れていなかったんじゃないか、なんてことを考えてしまうのだ。どこまでも悲観主義。
いつも行くガソリンスタンドも、けっこう大きな音量で802を流してくれている。僕の車のナンバーはまさしく802だし、自分の名前の書かれたカードだって使っているのに、「DJの浅井さんですよね」的なことを言われたことは一度もない。自分の番組がここで流れていたという実感が得られない。
重ねて書くが、別に気づいて欲しいと願っているわけではない。ただ、あまりに気づかれないという状況には不安を感じる。ラジオのDJって、つくづく微妙な立場。10月13日(金)
音楽の購入方法が「CDを買う」という行為から、「携帯電話やパソコンでダウンロードする」という行為に、変移しつつある。あと数年すれば、後者が主流になっていくかもしれない。アメリカの大手レコード店が倒産したのもこの時流にのまれたせいだと見られている。時代の流れには誰も逆らえないということだろうが、日頃から仕事でパソコンや携帯を駆使している我々でも、この変化は理解に苦しむ、という話で盛り上がった。
あるアーティストは「データの配信」という音楽の販売方法について、「売った気がしなくて嫌だ」と言った。CDでも何でもいいから、手に取れる、形のある物の状態で客に受け取って欲しいのだと。それは、もっともな話だと思う。
「聞ければいい」という考えなら、ダウンロードでもCDでも聞き手には関係ない。本当のファンは、ジャケットや歌詞カード、ケースを含めた形こそがアーティストの生み出した「作品」と考え、購入するものだという気もするが、悲しいかな今どきそんなファンは少数。違法コピー、違法ダウンロードをせずに、正規の有料ルートでダウンロードしているだけ、立派なファンなのである。
お手軽で安上がり。多分アーティストやレコード会社にとっても、配信というシステムはコストを下げる画期的な革命だろう。しかもCDよりダウンロードの方が音質はいいという話もある。しかしこういう話を聞くにつけ、「味気ない…」と感じてしまうのは、やはり僕がもう歳だということなのだろうか。
ライブハウスでインディーズのライブを見て、気に入ったバンドがいたから、出口のところにある物販のブースでCDを買う。そんな行為も、近いうちになくなるということか。物販のブースにはパソコンが置いてあって、「1曲100円です」みたいな貼り紙がある。客はそこへ自分のiPodや携帯を持っていって、「じゃあ、この曲と、この曲を」「はい、200円です。あ、CDに焼く?だったら350円ね。歌詞カードとジャケットもつけるなら500円です」とか何とか。うーん。こうやって書いてみると、それはそれでいいかも。10月12日(木)
来月開催する爆発寸前NIGHTのチケットを発送した。
今回はオマケが特にないので、チケットとお礼の手紙を封入するのみ。宛名はすべてラベルにして貼り、郵便局で別納郵便として発送する。枚数と整理番号を確認しながらひたすら封入を繰り返すわけだが、日頃、机に向かってせっせと単純作業を繰り返すことのない仕事をしているせいか、この程度の作業はさして苦にならない。ただ、一人一人に手書きでメッセージを書き添えるので時間はかかった。
先行予約の受付開始時刻である深夜0時ちょうどにメールを送ったのに、整理番号がこんなに遅いのはどういうわけか思う人は多いと思われる。しかしこの番号はあくまでメールの受信順に割り振ったもの。11時59分55秒ぐらいに一度受信して、その時点で届いたものは一応後回し。そしてもう1回受信ボタンを押すと、軽く30通ぐらいのメールが一気に届いている。それらを、受信した順に並べて番号をつけただけのこと。まあ大阪爆寸は、誰でも好きな時に最前列を譲ってもらえるのだから、あまり番号にはこだわらないでいただきたい。
とりあえず、無事に全員の手にチケットが届くことを祈るばかり。10月11日(水)
TBSの名物番組「SASUKE」を、結局最後まで見てしまった。この番組ってすごいと思う。いろんな意味で。
格闘技の茶番演出は天下一品のTBSだが、この番組における演出は、亀田兄弟の祭り上げ方とはひと味違う。とにかく「全員がやらせなしの本気モードです」という見せ方に徹底的にこだわる。やっている事は要するに、ハイレベルな障害物競走に過ぎない。腕力、ジャンプ力、俊敏性、柔軟性など、総合的に運動能力の高い者でなければ絶対にクリアできない、障害物競走の王様。挑戦者はどれも素人なのに、テレビの前で拳を握って応援してしまう。見せ方が上手いから、視聴者は夢中になってしまう。
世の中には、マイナースポーツと呼ばれるものが無数にある。どのスポーツもそれなりに奥が深く、スター選手もいる。民放テレビ局が、このSASUKEに費やすぐらいの情熱をもってそうしたマイナースポーツを追い、全国に紹介してくれたら、もっともっとたくさんのスポーツが盛り上がるのに。10月10日(火)
爽やかな秋晴れ。風も気持ち良く、家にいるのがもったいないような陽気。にもかかわらず、ほとんど一歩も家を出ない一日だった。MINAMI WHEEL疲れなのか何なのか、何だか体調も芳しくなかったので。
ネットサーフしていたら、僕の似顔絵を載せたブログを発見した。似顔絵を描くことを趣味としている人らしく、毎日いろんな人の似顔絵を描いている。タレントやスポーツ選手も多いが、FM802のDJもたくさん書いてきたようだ。プロなのかどうかはわからないが、これがとにかく上手い。僕以外のDJもしっかり特徴をとらえていて面白かった。せっかくだからとそれらの画像を保存して、繋ぎ合わせた壁紙を作ってみた。これをFM802のスタジオのパソコンのデスクトップピクチャにしてみよう。
しかしこれって、著作権の侵害にあたるのだろうか。単にダウンロードして個人用に楽しんでいるだけで、商用利用や再配布をしているわけではないのだが。まあ考えてみれば、僕の顔を絵に描いて公開していることも、僕の肖像権の侵害なのかもしれないわけだから、そのへんはギブアンドテイクということで。似顔絵歓迎。10月9日(月)
今日は祝日で番組は休みだったのだが、夕方から収録などの仕事があったので、結局FM802にいた。見に行きたいライブがいくつか重なっていたのに、一つも行けなかった。
ところで最近、You Tubeにアクセスすると、止まらなくなる。最近はタ○リ倶楽部の「空耳アワー」の名作が全部アップされていて、かなりの時間をかけてその全部を見てしまった。20回ぐらい繰り返し見ても笑える。役者の演技が素晴らしくて。
空耳アワーといえば、名作中の名作として語り継がれる「農協牛乳」というやつがある。プリンスの「BAT DANCE」の後半で、どう聞いてもそう叫んでいるフレーズがあるのだ。この作品、実は僕の大学時代の後輩が投稿したものだった。サークルの合宿で、誰かがバットマンのサントラを持ってきているのを見つけ、「この曲、『農協牛乳!』っつってるんですよ、知ってます?」とみんなに聞かせる村田くん。半信半疑の僕らは実際に聞かされ、爆笑して「これは絶対タ○リ倶楽部に送ってみるべきだ」と勧めたのだった。その後、彼がサークルのラウンジで熱心にハガキを書いていたのもよく覚えている。結果、夢の空耳ジャンパーを手にし、さらに第1回の空耳アワードを受賞した。あのジャンパーが実はビニール製の安っぽいものであること、アワードのトロフィーにいたっては発泡スチロール製であったことなど、実物を見たことのある人にしかわからないことを知っていることは、ちょっとした自慢だったりする。
僕が個人的に選ぶ最高傑作は「ど、ど、ど、ど、童貞ちゃうわっ!」かな。10月8日(日)
MINAMI WHEEL最終日。番組が終わってからミナミへ向かったが、GOATBEDもHONEY SACも結局見ることができなかった。D-SNAPPERSの写真撮影やV-LIVEの収録も行ったので、ゆっくりライブを見られたのは後半のみ。
今日見た中で僕好みだったのは、7時からFUNJ twiceでライブを行った横浜のバンド。ミドルエリアで時間帯もいいわりに観客の数は少なかったが、そういうアーティストこそ応援したくなるというもの。関係者は普通、後ろで腕組みでもしながら棒立ちで見ているのだけど、僕はステージから2mと離れていない場所で、身体を揺らして、手拍子もして、もちろん拍手もして、しっかり客として楽しんだ。
こういうイベントでは、関係者という一歩引いた立場を捨て、観客の一人になって楽しむことにしている。一人でも多くの客が拍手をしている方が、ステージ上のアーティストもテンションが上がってもっといいライブをするに違いないし、ファンの人達と一緒に歌ったり踊ったりすることで初めて見えてくる良さもきっとある。
強い個性はまだあまり見つけられなかったけど、どれもメロディーが爽やかで、演奏もしっかりしている、いいバンドだった。MINAMI WHEELは一期一会。せっかくの出会いを大切にしたいし、歌詞をじっくりと読みながら聞いてみたくて、ライブが終わった後、そのバンドmaster*pieceのCDを買ってみた。
その後、BIG CATに移動して、シークレットとして登場した吉井和哉のライブを拝見。アコースティックの弾き語りで4曲という短いライブではあったが、予想外の大物の登場に会場はどよめいた。
今回、初日のTRICERATOPS、2日目の真心ブラザーズ、3日目のPE'Zと吉井和哉は、本人がステージに登場するまで完全にシークレットの扱いだった。MINAMI WHEELのパスを購入した人々は、シークレットが気になってスケジュールを組みづらかったようだ。振り回された挙げ句に、目当てのアーティストを見逃した人からはブーイングも上がっている。MINAMI WHEELは何をするにも賛否両論が起こるイベントだ。
タイムテーブルに振り回され、急いであちこちを動き回るのはMINAMI WHEELの醍醐味だ。シークレットは福袋を買うようなもので、同じ時間に他の会場で出演するアーティストを捨ててでも、とりあえず中に入っておこうという作戦もおもしろいと思う。それで自分の好みのアーティストでなかったなら会場を出て、並んでいる他の人に譲ればいい話。事前に出演を発表してしまったら、そのアーティストのファンばかりがパスを購入してしまい、バランスが崩れる恐れがあるような場合だけ、シークレットの扱いにしているはずだ。
MINAMI WHEELは特定のアーティストを目当てにパスを購入する者があまりいるべきではないイベントだと思う。つまり、「出演者が誰であろうと、とりあえずパスは買っておく」という人こそ楽しめるイベントであるべき。「誰のファンでもない」客を奪い合えるから、出演者達は燃えるのだ。そしてそれは、シークレットの出演アーティストも同じこと。自分達がステージに現れてガッカリされることのないように、それなりの心意気でライブに臨むだろう。そうした緊張感は、普段のライブでは味わえないはずだ。そんな駆け引きも、MINAMI WHEELらしくて楽しいではないか。
このイベントは、毎年さまざまな反省点が生まれ、改善を繰り返しながら成長している。今年もあらゆるトラブルが起きて、スタッフは心身共にへとへとだろう。しかしその疲れもまた心地よいと思えるのがMINAMI WHEEL。日本で唯一の本格的なライブサーキットとして、ますます発展していくことを期待している。10月7日(土)
僕が一年で最も楽しみにしているイベント、MINAMI WHEEL。今年はライブ会場の数がさらに増えて14カ所、出演アーティストは240組という空前のスケールで開催された。会場間の移動距離もそのぶん長くなり、直線距離で最も遠いKNAVEとFANJはゆうに地下鉄2駅分以上。移動にタクシーを使う人もいたようだ。
2日目のこの日、最も人気が高かったのはどうやら4時からBIG CATに出演したRADWIMPS。開演前の2時台からBIG STEPの地下にまで入場待ちの列が伸び、すぐに入場規制になってしまったらしい。規制のかかるような注目度の高いアーティストはまたの機会に見ることにして、僕は事前にチェックして気になっていた初めてのバンドを中心に回った。
この日見た中で強く印象に残ったのは、6時台のFANJ TWICEに出ていたdiscordと、7時台にサンホールに出たKOHL。どちらもまだ大阪での知名度は高くないようだったが、ともにヴォーカルがしっかりしたギターロックで、大きな可能性を感じるいいバンドだった。
そして後半は、hillsパン工場に居座った。高宮マキの後半から入って、元CORE OF SOULのfukkoあらためLOVE、植村花菜というアコースティックの女性ソロアーティスト3連発でしっとりと歌に聞き惚れる。
ソロアーティストとして動き出したばかりのfukkoは、CORE OF SOUL時代の曲「Kamisama no Tobacco」に始まり、「赤いスイートピー」のカバーのあとは、「LIFE LIKE A TREE〜あすなろ」、「過ちのサニー」、「MY NAME IS LOVE」と新曲を3曲披露。最後には、出演を終えたRADWIMPSの野田をゲストに迎えて、「上を向いて歩こう」を独自の英語詞でデュエットした。この日は5050のサポートでOSAKA MUSEのステージに立った、同じく元CORE OF SOULの飯塚啓介くんも見に来ていたし、友達の多い彼女らしく、業界関係者も賑やかな顔ぶれだった。
ソロとしての方向性はまだ明確にわからないが、やはり彼女の歌声はとても魅力的だ。4曲目では、バッキングのギターを次々にループさせながら重ねてゆき、弾き語りとは思えない厚みのあるサウンドを聞かせる工夫も。ギターの腕前もますます上達して、彼女のミュージシャン生活はまだまだこれからなんだと感じることができた。
その後に登場したのが、関西弁のMCの雰囲気がfukkoに少し似ている植村花菜。歌良し、曲良し、ルックス良し。おまけに喋りから伝わってくる、朗らか明るい人柄。今年のミナホパンフに掲載された「彼女にしたいランキング」で第1位に選ばれたのも納得である。僕に言わせれば「仕事の部下にしたいランキング」の第1位といったところか。可愛くて、愛想がよくて、仕事がしっかりできそうなタイプ。ちょっと褒めすぎか。とにかく100%僕好み。
今日はいろんなところを歩き回りながら、いい歌をたくさん聞いた一日。やっぱりミナホは楽しい。10月6日(金)
NACK5で今月からSEX MACHINEGUNSのANCHANGの番組が始まったのだが、第1回を収録した後すぐに彼はレコーディングのためアメリカへ旅立ってしまった。そこで、第2回から第4回の放送は、アメリカにいるANCHANGに電話をして、現地の様子を伝えてもらうというインタビュー方式に。そのインタビューをするのが僕の仕事になった。今日、来週分を収録した。
久しぶりにANCHANGと会話をしたが、あいかわらず陽気で、アメリカ暮らしもそれなりにエンジョイしている様子。2枚目となるソロ作は順調に制作が進んでいるようだ。
史上最強のメンバーが揃った第4期SEX MACHINEGUNSだったが、ANCHANGを除く3人の脱退で事実上の解散状態になった。演奏の技術ではおそらく国内最高峰のメンツが揃っていただけに、何とも残念な結末。離脱した3人の今後はどうなるのだろう。
孤高のロックスターANCHANGはまたも逆境に立たされた。SEX MACHINEGUNSとして再び動き出す日がいつ訪れるのかはわからないが、立ち止まらずに歯を食いしばって曲を作り続ける彼を応援したい。10月5日(木)
ROCK KIDSでリスナーにプレゼントしたD-SNAPのSDオーディオプレーヤー。今回もFM802のDJとして広告展開の仲間に入れてもらえたので、試しに使ってみたのだが、これが驚くほどのスグレモノ。宣伝は抜きにして、本気で欲しいと思った。
騒音キラーという謳い文句に偽りはない。イヤホンタイプのヘッドホンは耳栓のような形状で、耳に入れるとそれだけで周囲の音はかなりカットされる。手で耳をふさいだ時のように、自分の喋る声が骨からしか伝わってこない。そして音楽を再生すると、イヤホンの表面についている小さなマイクが周囲の騒音を拾い、それとぶつかる音を大きめに出すことで騒音をかき消すのだという。これによって、駅の雑踏や電車の中でも音量を無理に上げることなく音楽を聞くことができるとか。逆に、会話をしながら音楽を聞きたい時などは、モードを切り替えれば、逆にマイクで拾った周囲の音を大きくしてくれる。こういう細かいところに徹底的にこだわるあたり、日本のメーカーはやっぱり凄い。説明を聞いただけではピンと来ないかもしれないが、素人の僕が聞いても、普通のヘッドホンとは明らかに音が違った。
iPodの後塵を拝している国産メーカーの携帯オーディオプレーヤー。機能も価格も拮抗して群雄割拠の様相だが、実際に使用してみた感想としてはPanasonicに一票入れたい。10月4日(水)
空き時間に梅田をぶらぶらしていたら、HEP NAVIOにFUNNYを発見してしまった。こんなところにも店舗があったのか。FUNNYは、革製品を中心に扱うウエスタンショップ。ウエスタンブーツやベルトなどの衣類の他、革小物を広く扱っているお店で、僕は昔からよく利用している。
今日はちょっとだけ嬉しい出来事があったので、自分へのお祝いと誕生日プレゼントを兼ねて、新しいカウボーイズ・ワレットを購入した。実はもう1ヶ月以上前から、欲しい欲しいと夢見ていた財布。何度も店で手に取って、試しにポケットに入れてみたりもして、「ああ、欲しいなぁ。でもちょっと値段が…」と独りごちては、切ない思いで諦めて店を出る、ということを繰り返していた、憧れの一品。ついに我が手に来た。
要するにここのアイテムは高い。ヴィトンとかグッチとかのブランド品に比べたら大したことはないのだろうけど、そういう類のブランドに一切興味のない僕には、3万円以上する財布なんて未知の領域。FUNNYで扱っているのは本当に高級な革製品で、他に二つとない一点物ばかり。そろそろ僕も、そんなアイテムを持ってもその高級感に負けない年齢になったような気がする。
高級な物を使う人間は、分相応であるべき。これが僕のポリシーなので。いかにも「無理してDFSで買いました」という、不釣り合いな高級ブランドバッグを肩から下げた蓮っ葉なお姉ちゃんなんか見ると悲しくなっちゃう。自分の女としての品格がそのブランドに適合しているか、もう少し客観的に判断できないものかと。10月3日(火)
何となくテレビをつけていたら最後まで見てしまったフジテレビの「バイキング」。TBSで人気を博した筋肉番付やSASUKEのパクりと言われがちな番組だが、それらの番組を作ってきたプロデューサーがTBSを退社し、ノウハウを他局に持ち込んだだけのこと。正当な後継番組と考えていいらしい。
この日のスペシャルで、レイザーラモンHGなどを敗って優勝したのは、体操のお兄さんとして有名な佐藤弘道。レギュラー放送時は司会を務めていたらしい。キャラクターとしては特筆すべきものを持たない「普通のいい人」である彼は、やはり運動能力で勝負するべき男だったのだ。何年も「体操のお兄さん」を務めた経歴は案外ダテじゃないんだなと思わせる活躍だった。
そんな弘道お兄さんの雄々しい戦いぶりに心奪われつつ、先に競技を終えた他の選手のタイムを見て「おいすげーな、24秒だってよ!」と感嘆の声を漏らす彼に、違和感が拭えない。子供達に愛された体操のお兄さんなのに、普通の話し方をしているせいだろう。習慣とは怖いもので、こんな時にもカメラに向かって「わぁ、すごいね。24秒だぞぉ!」などと、はつらつとした声で話す彼を期待してしまうのだ。
まあそろそろ彼も、そんなイメージから解放してあげてもいいはずだとは思うのだが。イメージって大事。10月2日(月)
爆寸が終わったら髪を切るのが習慣になっている。
髪の毛が短い状態でヘドバンをする姿は、どうも迫力に欠けるような印象が僕にはある。ステージ上で頭を振る以上は、ちょっとぐらいは髪が揺れて欲しい。だから爆寸の前はできるだけ髪を伸ばすようにしているのだ。まあそれでも、平均的な男の子よりも短いくらいだと思う。
僕の髪は固くて多いから、その程度の長さでもうざったくて仕方がない。だから爆寸が終わったらすぐに切り、次の爆寸までにまた少しだけ伸ばす。それをここ数年は繰り返している。
今日は髪を切ったのだけど、当初の予定よりだいぶ短くなってしまった。最近はメガネ生活なものだから、すっかりサラリーマンみたい。11月11日までに、少しぐらい「なびく」前髪になってくれたらいいのだが。
それにしても、ヘドバンのために髪を伸ばしている男なんて、全国で何人いるだろう。10月1日(日)
秋の番組改編に伴って、OSAKAN HOT 100の制作会社も新しくなり、番組内容が一部リニューアルした。ジングルやBGMなどの素材があれこれ変わったのだが、この番組の緻密な作業に慣れていない新スタッフは皆大変そうだった。もちろん僕も、手探りな状態。
今後、番組内容も少しずつ変わっていく予定だが、ひとまず今週から新しく始まったのが、リクエスト曲をオンエアしながらメッセージを紹介していくコーナー。OSAKAN HOT 100で古い曲が流れるという感覚がまだ浸透していないせいか、リクエストは非常に少なかったのだが、今後はアクセスが増えてくることを祈ろう。
バンドに例えれば、メンバーチェンジして音楽性が変わっていくようなもの。こうしたリニューアルは、長年番組を聞いてくれている人にとっては多少の違和感を与えてしまうことは避けられない。じっくり地道に、新しい番組のスタイルを確立していきたい。僕自身も成長できるように頑張ろう。