
4月30日(月)
昭和の日の振替休日で、ROCK KIDS 802はお休み。先週末、急遽頼まれたイベントの司会の仕事を引き受けた。めずらしく、音楽と全然関係のないイベント。梅田の阪急イングスにあるナイキショップの販促イベントで、マラソンランナー・谷川真理さんを迎えてのトークショウの司会である。テレビ番組の恒例マラソンコーナーで有名な谷川さん。現在も数多くの大会に出続けながら、タレントとしても活躍されている。僕はもちろん初対面で、陸上競技全般に関しても疎い。そんな僕にトークショウの司会がちゃんと務まるのか不安だったが、谷川さんは単独で講演なども多数こなしているだけに、喋りがおそろしく達者。一つ質問を振ると、延々と喋り続ける。僕の仕事は適当に相づちを打ちながら、時計を見てその喋りにストップをかけることぐらいだった。話題は主に、ご自身のマラソン経験のこと、ランニングの魅力、正しい道具選びとトレーニング方法について。日頃ランニングをする習慣のない僕も、フルマラソンを目指して走ってみたいと思うような内容だった。
今回のイベントは普段やっているDJの仕事とは直接関係がなくて、僕は「ただの司会の人」。久しぶりに、壇上で自己紹介をしなかった。年配の方も多く、日頃の営業とは客層も内容もずいぶん異なる仕事で、新鮮だった。4月29日(日)
初めての「昭和の日」の大阪は雲一つない好天。野外ライブを行うにはこれ以上ないという絶好のコンディションの中、馬場俊英のライブ「野音でピース!」が大阪城野外音楽堂で開催された。
一度メジャーデビューしながらレコード会社との契約が切れ、インディーズで活動を続けていた彼は、一昨年の夏に再びメジャー契約を勝ち取った。たくさんの人の応援を得て、大阪を中心に着実に動員を増やしてきた。そして、数年前からの目標であった野音でのライブをついに実現させたのだ。彼の晴れ舞台を祝うため、この日は本当にたくさんの関係者が会場に訪れていた。
自分を支えてくれる仲間達への感謝の気持ちを、彼は何度も何度も口にした。実際、馬場俊英ほど優秀で暖かいスタッフに囲まれて歌手生活を送っている人は他にいないと思う。彼の歌と人柄に惚れ込んで協力を申し出たスタッフ達は、どんな見返りも望んでいない。ただ一緒に夢を見たいだけ。そんなピュアな情熱に共感する者が一人増え、二人増え、ここまで来たのである。
この世の中、成功する人ばかりなんてことは絶対にない。誰もがあれこれと悩みや迷いを抱えて、大小の挫折を繰り返しながら生きている。悲しんだり、怒ったり、やけっぱちになったりしつつも、希望を捨てずにいることで、得られるものがある。馬場俊英の歌っているメッセージは、キレイゴトだ。でも、最初からきれいだったキレイゴトと、何度も汚されて、拭った後に輝きを取り戻したキレイゴトでは、重みが全然違う。彼の歌には彼自身の人生がこれ以上なくリアルに映し出されているから、薄汚れた社会をとっくに知ってしまっている世代にも素直な感動を与えるのだ。
そよぐ春風と、ひこうき雲。まだ明るい野音で、今日は僕も人目をはばからずに涙を流したし、大きな声で一緒に歌い、ピースサインを掲げた。会場内にいた3000人すべてが、これまでの自分の人生を誇りに思えるひとときだったと思う。
もちろん、人生という名の列車は、まだまだ走り続ける。4月28日(土)
昨夜、イベントが終わった後で、番組のスタッフやDJだけで飲みに行った。現場のディレクターとDJだけが集う飲み会は、このイベントの後ぐらいしかない。全員が同世代で、同じ番組を作っている仲間なので、話題は尽きない。お開きになったのは3時過ぎだった。おかげでこの日はずいぶん遅い時間に起きた。
松坂のヤンキース戦の登板を見た。画面に突然現れたメッセージ。受信確認をするだか何だか。画面の1/4ぐらいを覆っているので、目障りなことこの上ない。指示された通りにインターネットで番号を入力すると、一応そのメッセージは消えた。一週間以内にB-CASカードを挿入せよとのことだが、B-CASカードなんて僕は持っていたっけか。あるならすでに挿さっているはず。来週になったらBSが映らないなんてことになっていないかと少々不安だ。しかしまあ、J-COM経由できちんと受信料を払っている僕からすると、ちょっとぐらいややこしいことをしてでも、受信者からはきちんと徴収してもらいたいところではある。4月27日(金)
大阪城ホールで、ROCK KIDS 802のイベント「REQUESTAGE5」が開催された。いつも番組に多くのリクエストが寄せられる人気アーティストが、ジャンルを問わずたくさん出演するこのイベントは、FM802が行っているライブイベントの中でも特にスケールが大きい。今回も、ゆず、aiko、ASIAN KUNG-FU GENERATION、絢香、そして鳴り物入りでデビューしたばかりのSuperflyという5組が出演。チケットはもちろん即日完売した。
リクエスト番組のイベントに相応しく、どのアーティストも、限られた出演時間の中で、ファンに特に人気のある代表曲をしっかりとセレクトしてくれる。ゆずにいたっては、このイベントのためにシングルのメドレーを作り、しかもその際バックで流す映像を事前に大阪で収録していたそうだ。楽屋や打ち上げ会場でのアーティスト同士の交流も実に楽しげで、出演アーティスト自身が楽しんでくれている様子が何より嬉しかった。
DJ陣は例によってステージには登場せず、今回もスクリーンに映像のみで登場。舞台のセットチェンジの時間を繋ぐDJショウ的な番組を流す形だった。例年よりもたくさんの人がスクリーンに注目して見てくれていたのは嬉しかったが、映し出される自分の醜さにはまたもげんなりする僕であった。4月26日(木)
この春のドラマは話題作が少ない。どれもそこそこ面白そうなので、たくさん録画はしてあるのだが、結局まだ1回も見ていないものも多い。そんな中、唯一毎週欠かさず見ているのが「孤独の賭け〜愛しき人よ〜」。原作は40年も前の小説で、過去に幾度も映像化されているのだとか。水商売から這い上がって財を成した男と、孤独で何も持たない女との、運命の出会い。金と欲だけで繋がった複雑な人間関係。内容自体は非現実的で、手に汗握る展開でもないのだけど、伊藤英明の隙のない二枚目ぶりが気になってつい見てしまう。とりあえず最初の3回を見たので、このままラストまで見続けそうな気配。
それにしても、最近はドラマのホームページがどれもよく出来ていてありがたい。一度ドラマを見ただけではよく理解できなかったストーリーを、ホームページのあらすじを読み返すことで確認できるし、登場人物の相関図もありがたい。ただ、このドラマのホームページは誤字の多さと文章の拙さに少々呆れた。「言い気持ち」て。ブログじゃないんだから、掲載する前にせめて読み直しましょう。4月25日(水)
尾崎豊の命日。それが話題にのぼることさえ最近はずいぶん少なくなった気がする。
今どきの若者は、尾崎の歌に共感しない、と分析する者もいるそうだが、僕はそうは思わない。思春期の若者が抱く不安定な感情は、時代によって大きく変わる種類のものではないだろう。尾崎はその感情をリアルに言葉にする天才だった。もちろん、そこに自分を投影して共鳴するファンもいれば、そうでない者も当時からたくさんいた。
尾崎の音楽は、残念ながら古くなりすぎたのかもしれない。20年という歳月は、誰がどんなに努力しても音楽に埃をかぶせてしまう。考えてみれば僕だって、高校生や大学生の頃に、学生運動の頃のフォークソング(つまり、団塊の世代の人達の青春ソング)を聞いて共感することなんてなかったし、そもそも聞こうと思ったことさえなかった。それを思えば、尾崎が伝えようとしたメッセージを、今の若者達にまで押しつけようとすることには、無理があると言わざるを得ない。彼の音楽から自分が得た感動を、大切に胸にしまっておけばそれでいいのかもしれない。最近はそう思うようになった。
十代の教祖と呼ばれた尾崎豊。当時その十代だった人々の多くは、今三十代である。今は全く違うジャンルの音楽を好んでいる人でも、中高生の頃に尾崎豊の洗礼を受けた経験を持ち、「今でもほとんどの曲を歌える」と豪語する、僕と同世代の男の何と多いことか。ある友人は、たまたま乗った僕の車で尾崎のCDがかかっていると知るや助手席で目を輝かせ、「尾崎限定のカラオケ大会、やりましょう!」と提案してきた。なるほどそれも悪くない。尾崎の曲って、普通のカラオケで若干歌いづらい雰囲気があるし。それに、歌うなら一曲と言わず全部歌いたいし。ただ、尾崎ファンばかりがたくさん集まっているそのカラオケ大会で、他人の歌をまともに聞く人間がどれだけいるだろうか。ひたすら全員で歌うのみ。まあ、それも悪くないか。4月24日(火)
来月13日に放送されるFM802のBINTANG GARDENで、1時間にわたってDir en greyを取り上げることになった。ライブ音源と、メンバーのインタビューを交えつつ、積極的な海外進出が成功している彼らの現在の活動ぶりを紹介する番組。そのインタビュー収録を、今日行った。出演はギターのDie一人である。
Dir en greyはここ数年、国内のメディアにはほとんど姿を現さなくなった。すでに欧米では著名なヘヴィーロックバンド達と肩を並べる存在でありながら、本国日本ではあいかわらず「元ヴィジュアル系」のレッテルがこびりつき、不当な偏見にさらされているのは確かだ。シーンの発展に寄与したのも、その呪縛を味わっているのも自分。彼らがそのジレンマから開放される日はいつ訪れるのだろう。4月23日(月)
番組前に、来月から公開となる映画「スパイダーマン3」の試写を見に行った。今回は大規模な完成披露試写がなく、試写室での上映。日本での公開が世界で最も早く、その日本で最も早い試写がこの日の大阪だったらしい。配給会社のスタッフを除いたら、日本で最初に見たことになるということか。関係者しか入れない試写なのに、セキュリティの厳しさは凄かった。荷物チェックに携帯預かり、そして金属探知機。全身に金属を装備している僕なんかピーピー鳴りっぱなしだったけど。上映中も室内に警備員が一人後ろから監視していたようだ。こんな物々しい試写室は初めて。
さて、肝心の映画のこと。さすがはスパイダーマン。愉快痛快。今回のエネミーは液体生物だったり砂男だったりするので、最初から最後までCGだらけ。その技術の素晴らしさに感動する。
敵が何人も登場するため、物語としては多少複雑になっていて、時間も2時間20分ほどと案外長めなのだが、退屈させずに最後まで突っ走る。数分に一度は必ず派手なアクションの見せ場で盛り上げるあたりに、観る者の心理を計算し尽くした監督の緻密さが伺える。ストーリー展開の速さもさることながら、アクションシーン自体のスピード感がものすごい。動きが速すぎて、何がどうなっているのかわからなくなること多数。
そう。スピード感こそ、この映画の最大の魅力であり、武器なのだ。話の設定は冷静に考えたら荒唐無稽もいいとこで、「なんでそこはそうなるの?」という疑問点は途中にいくらでも出てくる。しかし、ジェットコースター並みのスピードでめまぐるしく動くスクリーンを目で追っているうちに、そういうあら探しを忘れてしまう。突っ込む余裕を与えない。「さっきの、おかしくね?」なんて隣の人に囁いているうちに、画面はさっきと別の場所に切り替わっているのだから。邪心にとらわれて画面から目を離したら、置いていかれてしまう。そういうところも、娯楽作品として、とにかくよく出来ている。
ところで、これから見る人にぜひともエンドクレジットで確認していただきたいことが二つある。「ピーターがMJの働くジャズバーに行った時、彼の後ろのテーブルに座っていた男性は、ゴブリン役を演じたウィレム・デフォー(のカメオ出演)ではなかったか」ということと、「後半、野次馬の中にいた編集長に、100ドルでカメラを売りつけた子役の名前が、○○・ライミとなっていなかったか」(つまり監督の娘や孫ではないのか)ということ。エンドクレジットは、一度見逃したらもう一回映画自体を最初から見直す以外に確認の方法がないのだ。情報求む。4月22日(日)
SPECIAL WEEKも最終日。今回のOSAKAN HOT 100の目玉企画の一つは「コブクロアタック」というものだった。いつもはいろんなアーティストのクイズを出題している「アタック802」というミリオネアもどきの○×クイズコーナーが、10問すべてコブクロ。登場したリスナーの女の子は緊張しつつも見事全問正解し、大いに盛り上がった。
実はこのクイズの問題、すべて僕が考えたものだ。ここ数日、コブクロのCDを聞いたり、ネットでいろいろ調べたりして、ずいぶん勉強したので、我ながらいい問題が出来上がった。中でも自信作は、「『轍』、『YOU』、『風』の3曲は、すべて始めの歌い出しが黒田くんである」という問題。最初のフレーズが思い出せないと、どちらが歌っているかもわからない。ここでもし「ヒントをください」と挑戦者が要求したら、各曲のAメロを僕が歌ってあげようと思って、それぞれの最初の歌詞を書き出してあったのだが、挑戦者はヒントなしで無難に正解してしまった。歌う気満々だったのに。ちなみに正解は×。「風」の歌い出しは小渕くんである。
こういうマニア心をくすぐる内容のクイズが僕は大好き。TVチャンピオン的な発想で。いっそSPECIAL WEEKの恒例企画にしたいところだが、今回のように非売品のプロモーショングッズを10種類も集めるのは大変難しい。はたして次回はあるのか。
そういえば、先日この日記で紹介した加藤美樹さんの番組でのGLAY特集。ピックアップされたアルバムは「BELOVED」で、僕の書いた日記の文面も一部紹介してもらえた。美樹さんありがとう。2曲が流れたけど、他の曲も聞きたくなって、結局CDを引っ張り出して全部の曲を聞いた。もう11年も前の作品だけど、GLAYは本当に変わらないなぁ。「GLAYアタック」があったら、僕が出たい。4月21日(土)
ひょんなきっかけで、数年ぶりにビリヤードをした。あいかわらず下手だったけど、たまにクリーンヒットしたりもするので楽しかった。
高校生の頃、ビリヤードがけっこう流行った時期があった。学校帰りに高田馬場なんかにある学生向けのプールバーで遊んだものだ。当時「ブレイクショット」というビリヤード漫画がマガジンか何かに連載されていて、玉突きに行く前はこれを読んでテンションを上げるといい塩梅。しかし今思い返すとあれもすごい漫画だった。あのキャプテン翼と並ぶ、非現実的スーパープレイの数々。いや、それ以上か。「んなアホな」と呆れつつ、当時はそれでもわりと熱心に読んでいた記憶がある。今度、ネットカフェに行ったら探してみようかな。4月20日(金)
番組の後、実家のテレビをつけたら、甲子園で行われている阪神対巨人の試合がまだ終わっていなかった。1対1のまま延長戦。看板の抑えピッチャー3人を使ってしまったタイガースは、最後の12回で江草をマウンドに送るが、いきなり四球でリズムを崩し、一気に3点を奪われてしまう。続く12回の裏の阪神の攻撃は下位打線。時間も遅かったので、もうあきらめて帰路に着いたファンも多かったようだ。まあ3点差では仕方がない。しかしそこから劇的なドラマが待っていた。
巨人が必勝を期して投入したクローザーの豊田が大乱調。次々にヒットを打たれ、鳥谷、赤星連続タイムリーでついに同点。さらに金本がヒット、今岡が敬遠で二死満塁。サヨナラのチャンスで投手の打順に回った。すでに代打を使い尽くして、残っていた2人のうちの一人、狩野という控え捕手が打席に立つことに。昨シーズンは通算2打数0安打で、今シーズンは初打席。何と彼がヒットを放って、逆転サヨナラ勝ちを収めたのである。11回まで両チーム1点ずつしか取れなかったのに、12回だけで計7点が入る荒れ模様。久しぶりに、テレビの前で熱くなる、すごい展開だった。
プロに入ってまだ一軍でヒットを打ったことのない選手が、延長12回の裏、一打サヨナラという場面で打席に立つなんてことがあるだろうか。初ヒットがサヨナラ打。試合終了後、スタンドに投げ入れられたその大切なボールを、チームメイトの関本が走って取りに行き、観客から返してもらっている場面も微笑ましかった。
背番号一桁の捕手二人を二軍に落として、背番号99の捕手がヒーローになった。浅井選手のファンとしては複雑な部分もないことはないが、今日の試合は見ごたえがあって本当に面白かった。こういう試合が、これからも見たいものだ。4月19日(木)
僕が毎年開催しているイベント「爆寸」は、最初に開催してから今年で丸10年になる。何年も前から、このイベントを毎年楽しみにしてくれている常連の人達は皆、僕にとっては古くからの友達みたいなものだ。そんな友達の一人が、亡くなったという知らせを受けた。
30代前半の若さで胃と肺を癌に侵された彼女は、昨年のはじめに病院で診察を受けた時点でもう手の施しようがない状態だった。病名の告知を受けたあと、彼女は入退院を繰り返しながらも、ネット上ではそれまでと変わらない明るさで仲間達と接していたそうだ。周りの友達が、そんなに深刻な病状だと全く気づかないほどに。
長年応援していたPlastic Treeがついに日本武道館のステージに立つと知って、彼女は心底喜びと感慨に浸っていたという。武道館ならイスのある会場だから、今の私でも見に行けるかもしれない。当初の医師の宣告よりも、はるかに長く持ちこたえた彼女の命だったが、それでもPlastic Treeの晴れ舞台を拝むという目標には届かなかった。映画やドラマのようなラストシーンは、現実には用意されていなかった。
彼女の精神的な強さに胸を打たれている。
余命がいくばくもないと知らされて、自暴自棄になるでも、無気力になるでもなく、ごく自然に生き続けることなど、僕には絶対に出来ないと思う。治ったらあんなものやこんなものが食べたいなんて日記に書いたり、きっと間に合わないとうすうす感じながらも、大切なバンドの大切なライブを心待ちにしたり。つらい、苦しいという泣き言を漏らさず、一度として人生を悲観しないまま、勝ち目のない病との闘いを終えた彼女。そんな強さや明るさを、持てる人間に自分もなりたい。
世の中にごまんといる、リストカッターの少女達よ。人間関係が思い通りにならないだけで、他人を殺したいと考える若者達よ。まさか自分がこの世で一番不幸だと思っているわけでもあるまいに。好きなものを食べて、見たいライブを見る、そんな当たり前の日常すら送れなくても、愚痴ひとつこぼさずに笑顔で生きた彼女の強さを知れ。
「最近、爆寸でプラが少なすぎ!」と文句を言っていたとか。いつか僕がそっちに行ったら、君の好きな曲だけで爆寸をやろう。事前にちゃんとリクエストのメールを送ってきたまえよ。その前に今年の爆寸で、君の一番好きな曲をかけよう。どこまでも聞こえるような爆音で。
また、会おうね。4月18日(水)
ここのところ、水曜日は毎週雨が降っている。しかもこの日の東京は真冬並みの寒さだった。水曜と、二日後の金曜とか土曜の予想最高気温で10度以上も差がある時、僕は東京へどんな上着を着て行けばいいのか。春物の薄手のコートでは風邪を引いてしまいそうだし、冬用のモコモコした上着は週末に着るには大袈裟すぎるようだし。春って四季の中でも過ごしやすくて人気があるみたいだけど、僕に言わせれば中途半端すぎて、ちっとも過ごしやすくなんかないね。結局、寒さが怖くてボアのついたダウンのハーフコートを着て出たのだけど、東京に着いてみたらさすがにそんな真冬仕様の人はあまり見かけなかった。電車や建物の中は暖房の効きすぎで汗びっしょりになってしまったし。まったくこのへんの加減は本当に難しい。
どこへ行くにも極力薄着をしていれば問題ない夏という季節が、今は待ち遠しい。4月17日(火)
再び、統一地方選の選挙期間に入っている。僕の住む芦屋市も市議会議員の選挙戦が始まっており、朝から晩まで、家の前に代わる代わる街宣車がやってきては候補者の名前を連呼している。かまびすしいことこの上ない。
何人が立候補しているのか知らないが、狭い市内をたくさんの候補者が宣伝して回るから、どこへ行っても選挙カーの声から逃れられない。家にいても、数分も経つと別の名前が聞こえてくる。町の入り口のところで、次の車が待っているのではないかという連発具合。選挙カーの順番待ちかよ。
候補者の名前を繰り返すばかりの宣伝だが、喋りの仕事をしている身としては、ウグイス嬢の力量をチェックするのはまあまあ楽しい。巧みにアドリブを交えつつ、短い文言の中に候補者の個性や政策を適度に挿入していくプロフェッショナルな人もいれば、原稿棒読みの明らかな素人もいる。この手の市議会議員選挙などは大半がボランティアの手伝いと思われるが、国会議員選クラスの大きな選挙になると、ウグイス嬢もハイレベルな人はけっこうな報酬で引っ張りだこ、という噂も耳にする。ここにいうレベルの高さは、単なる喋りの技術だけではなく、「過去に何回、当選させたか」の実績が重視される。負け知らずの当選請負人的ウグイス嬢はそれだけ重宝されるということか。選挙戦をテーマにした映画でも作ったら、けっこう面白そうなのに。4月16日(月)
FM802のスペシャルウィークが始まった。ROCK KIDS 802も、NINTENDO Wiiをはじめプレゼントやコメントゲストなどをグレードアップさせ、賑やかに盛り上がった。リクエストの数も、ざっと普段の倍ぐらい。
僕はもともとラジオが好きだから、他の番組を聞いていると、普通に参加したくなることが多い。特に楽しみにしているのが22日の日曜日、夜に放送される加藤美樹さんの「SUPER J-HITS RADIO」。この番組では、毎週邦楽の名盤を特集するPOCKET MUSICというコーナーがあるのだが、22日はGLAYの名盤を紹介し、そのCDをプレゼントするそうな。昨夜の番組で「あなたが選ぶGLAYの名盤は何ですか?」とリスナーからの投票を募っていた。それを聞いていたら僕も思わずリクエストしたくなった。
GLAYの全作品の中で、僕が個人的に思い入れが一番強いのは96年の「BELOVED」である。V-ROCKという番組が始まって、僕が初めて特集で紹介したGLAYのアルバムはこれだった。やっぱり「ファンになって最初に聞いたアルバム」が強く印象に残るものだ。このバンドが発表してきたアルバムの中で、これほど「全曲がシングル向き」でポップな作品は他にないと思う。ベスト盤「REVIEW」にも収録された「RHAPSODY」や、今も春の定番となっている「春を愛する人」などの例を挙げるまでもなく、全体的にメロディーの美しさが際立っている。「SHUTTER SPEEDSのテーマ」がライブでは欠かせない一曲となっているが、DIEのリリカルなピアノが美しい「カーテンコール」や「都忘れ」など、最近のライブではすっかり披露されなくなった名曲も素晴らしい。
結局のところ、GLAYの歌のテーマは「愛すること、愛されること」に集約される。そういう彼らの個性は、このアルバムで完成されたと僕は見ている。
なんて、たまには語りたいものだ。4月14日(土)
大阪城野外音楽堂で行われたイベント、「HIRO-T'S MORNING JAM PRESENTS NEW BREEZE」を見に行った。昨年まで2年続けて雨に泣かされた野外ライブだが、今年は予報が外れてまさにピーカン。さわやかな春風の中、絶好のライブ日和となった。昼の1時に始まり、少人数、アコースティック編成のアーティストを中心に、今後のブレイクが期待される12組が出演。歌の上手なアーティストが多く、聞いていて心地よかった。
会場内を歩いていたら、何人かのお客さんから声をかけられた。こういう場で、握手を求められたり、「いつも聞いてますよ」と言ってもらえるのは嬉しいし、励みになる。中には迷惑と感じるDJもいるみたいだけど。ただ少し困るのは、「浅井さん!」と名前を呼ばれて振り向いた時、笑顔で小さく会釈をされるだけだった場合。その瞬間僕は、「この人はリスナーさんだろうか、それとも顔を忘れている関係者の人だろうか」と迷うのだ。「いつもありがとう」なんてかっこつけて手を振って、その人がレコード会社の人だったら恥ずかしい。逆に、リスナーさんなのに「あ、どうも、お疲れさまですー!」なんて挨拶を返してしまったらそれも恥ずかしい。仕方なく、どちらともとれる曖昧な笑顔と会釈で対応するしかない。まあ結局のところ悪いのは、知り合いのはずなのに顔をしっかり覚えていない関係者が多すぎる僕の側って話なのだけど。4月13日(金)
渋谷の某所にて、先日の日記にも書いた来月15日発売号のビッグイシュー日本版用のインタビュー取材が行われた。いつまでもアーティスト名を隠しておく必要もなさそうなので、ここで発表しておくと、そのアーティストとはBENNIE Kである。
いわゆる音楽専門誌のインタビューではないので、二人のこれまでの半生、出会いからデビューに至るまでの活動などについてもある程度踏み込んで話を聞いた。そして後半ではニューアルバムの話。ざっと1時間ほどのインタビューだった。ラジオと違って、多少会話が途切れても気にしなくていいし、話の流れがごちゃごちゃになっても、後から原稿にする段階でいかようにも修正できる。何より時計を気にせずじっくり話を聞けるのがいい。二人とも、気取らずにありのままの自分を話してくれた。
自分のしたインタビューのテープ起こしという作業も、考えてみると初めての経験だ。ざっと3時間ぐらいを要したが、この段階で記事の大まかな構成も考えられるから、意外に楽しい作業だと思った。さて、後はどれだけ読み応えのある記事に仕上げられるかだ。
それにしてもBENNIE Kの二人は、ルックスも性格も、もちろん音楽も、本当に魅力的。新作の完成品が早く聞きたい。4月12日(木)
いつもより早めに起きて、レッドソックス松坂とマリナーズイチローの対決を見る。なかなか見応えのある対決であったのは確かだが、試合そのものは日本人としては実につまらない内容だった。
BSの中継を見ていて印象に残ったのは長谷川滋利の的確な解説だ。9年間もメジャーでプレイし、オールスターにも出場しただけあって、大リーグのことは熟知している。引退してからそれほど年月も経っていないので、選手のことも非常に詳しい。日本人が知らないような小ネタを随所で聞かせてくれる。声質もいいし、喋り方にも知性が漂っていて、上手だった。バラエティなどに出ると、時折高慢ちきな態度が鼻につく彼だが、解説者としての力量は素晴らしく、これまでに見て大リーグ中継では一番面白かった。4月11日(水)
ここのところ、胃の調子が悪い。
食べてからすぐに寝てしまうと、気持ちが悪くて夜中に目が覚めたり、起きた時に胃がもたれたりということは以前からあった。最近は、脂っこいものを食べると、何時間も経ってから寝ても、ひどい胸やけがする。この日は、夜に食べたとんかつのお弁当が…。食べている最中から、「おいおい、大丈夫か?知らんぞ」と胃が訴えてくるのを感じる。こってりしたものを食した後は、念のため胃薬を飲むようにしているのだが、日常的にそういうものを服用すると、身体の抵抗力がなくなる気もする。一番いいのは「あっさりしたものしか食べない」ことなのだろうが、生まれつき脂っこい食べ物が好きな僕にはけっこう辛いものがある。ダイエットのいい機会だと思って、食べる量そのものも減らしてヘルシーな生活を心がけようっと。
僕もそろそろ人間ドックぐらい入っておいた方がいいのだろうな。4月10日(火)
東京では、JRと私鉄の両方が利用できるIC乗車券PASMOが、予想以上の売れ行きで早くも発売中止になったらしい。
僕の実家は私鉄の沿線にあるので、ここ数年は都内の私鉄を毎週利用している。でもPASMOは持っていない。財布の中にはJR西日本のICカードICOCAが入っているためだ。ICOCAとPASMOは相性が悪い。これが、非常にややこしいところ。
JR東日本のSuicaとJR西日本のICOCAは相互利用が可能。ICOCAは関西私鉄のPiTaPaと相互利用が可能。ICOCAを持っている僕は、関西でのすべての鉄道と、東京のJRやモノレールを一枚のカードで利用している。関東の私鉄(僕の場合は小田急線)に乗る時だけはこのICカードが使えないので、切符やプリペイドのカードを購入して乗るようにしてきた。このたびPASMOのサービスが始まって喜んでいたのだけど、「PASMO←→Suica」、「Suica←→ICOCA」の相互利用はそれぞれ可能でも、「PASMO←→ICOCA」はできない。並べて書くと、「PASMO」「Suica」「ICOCA」「PiTaPa」の4つは、隣り合わせになっているカードとしか相互利用が利かない。両端にある私鉄の両カードは、同じエリアのJRでしか使えない。そして、関東のJRで発行するICカード(つまりSuica)では関西の私鉄に乗れないし、関西のJRが発行する「ICOCA」では東京の私鉄に乗れないというわけ。
関西と関東の両方で、毎週必ずJRと私鉄の両方を利用する人なんて、数えるほどしかいないのだろう。僕はその一人なのだけど。1枚で、関西の私鉄に乗れる方を選ぶか、関東の私鉄に乗れる方を選ぶかの選択ということになる。小田急線と、阪神電車や阪急バスの利用頻度を比較した時、後者に分があると判断したので、僕はとりあえず今もICOCAを使っている。
財布とは別にPASMOだけを別の場所に入れておくという手もあるけれど…。絶対になくしそう。すんなり全部を利用できる日が早く来ることを祈るばかり。4月9日(月)
ものすごく怖い夢を見た。
起きた瞬間に、感動するぐらい怖かった。こんな怖い夢は自分の人生で見た記憶がないし、今までに見たどんな映画よりも、聞いたどんな話よりも、読んだどんな小説よりも、迫力があって恐ろしい夢だった。だから目が覚めた後で、ぼぉっと考えていた。この夢を題材にして、小説を書いてみようと。こんなに怖い夢なんだから、忘れるもんか。
しかし不思議なもので、それから数時間が経つと、どんな夢だったかまるで思い出せない。猟奇殺人的な内容だった気はするが、自分が襲う立場だったのか、追われる立場だったのかすら判然としない。こんなことなら、目が覚めた直後に何かに書き留めておくべきだった。大きなビジネスチャンスを逃した気分だ。
夢というのは、目覚めた瞬間に途轍もない早さで頭の中から逃げていく。ついさっきまであんなに自分の体内を占領していた世界なのに、一瞬で霧散する。その儚さは本当に不思議だ。これからは枕元にメモ用紙でも置いておいて、おもしろい夢を見た時は、起きた後も逃げていく夢のしっぽをつかまえて、紙の上に閉じ込めておくことにしよう。4月8日(日)
来月15日に発売されるビッグイシュー日本版の巻頭インタビューは、とある邦楽アーティストを予定しているそうだ。光栄なことに、そのインタビューを僕がさせていただくことになった。ラジオでは数多くのゲストを迎えてきた僕だが、雑誌のインタビューは初めての経験である。
雑誌の場合、CDのリリース日前後に発売される号でインタビュー記事を載せるためには、リリースの1〜2ヶ月前には取材を済ませなければならない。その段階ではまだ音源が完成していない場合が多く、ミックスダウンが終わっていなくてまだラフの状態(つまり音のバランスがバラバラ)だったり、レコーディングの終わっていない曲があったり、ということがある。今回取材をするアーティストも、来月発売予定のアルバムが未完成で、まだ制作途中のものが資料として送られてきた。もちろん要返却。音自体が収録されていないトラックも複数あるし、カラオケ状態のものや仮歌(ラララ)だけの曲もある。レコーディングの裏側を垣間見たようで、こういうのを聞くのも興味深い。
それにしてもこのアルバムのよく出来ていること。デビュー当時から応援していたアーティストではなく、僕もそれほど詳しいわけではないのだけど、聞かせる音楽のポップさとバラエティには本当に驚かされる。今回のインタビューでは、音楽についてだけではなく、これまでの生き方についてなども語ってくれるのだとか。さてそれがどのアーティストなのか。来月のビッグイシュー発売を待つざます。4月7日(土)
以前購入したリールコード式の携帯充電器が、内側で断線でもしたらしく、使えなくなってしまった。コードを動かしたり携帯の向きを変えたりすると充電のランプがつくという不安定な状態。これでは使い物にならないので、新しく同じものを購入した。商品をよく見ると、「万一不良品がございましたら、下記住所まで・・・」という、よくある文言が。僕の使用方法には問題がなかったと断言できるので、交換してもらえるならと思い、故障した方をメーカーに送ってみた。
ポストに投函したのが水曜日だったのが、早くも代替品が謝罪の手紙を添えて送られてきた。携帯アクセサリーを専門に扱うこの名古屋の小さなメーカーの、クレーム対応の素早さにちょっと感動。こちらが送った時に使用したぶんの切手も同封されていたが、これがなぜかプロ野球パリーグの記念切手。マリーンズとバファローズのマスコットのやつだった。こういうの、何だか微笑ましい。4月6日(金)
先月いっぱいでBEAT SHUFFLEを去ったスタッフと、入れ替わりで入ってきた新しいスタッフの、歓送迎会が行われた。ほんの3ヶ月で辞める予定で入ってきてすでに数年。すっかり番組には欠かせない存在となっていた彼も、後任が無事に決まってようやくお役御免と相成った。
二十代も残りわずかという年齢ながら、辞めてからの進路を特に決めていないという奔放な人生設計が羨ましい。しばらくはのんびりと、自転車でどこまで旅が出来るかにチャレンジしたいとか。ロードレースに出るような本格的な自転車をすでに持っているのかと思いきや、普通のママチャリで旅をするつもりらしい。無謀にもほどがある。そんなの一日で股間が痛くなって嫌になるに決まっているではないか。それにしても、薄給のラジオディレクターだったわりにずいぶん貯金を貯め込んでいたらしい。独身生活、priceless。
店は焼肉屋だったのだけど、テーブルの下に落ちた物を拾おうとした時、テーブルの角におでこをしたたか打ってしまった。泣くほど痛かったけど、それ以上に恥ずかしかった。今もこぶになっている。4月5日(木)
この春から僕がナレーションを担当している番組「VISUAL SHOCK」の放送がいよいよスタート。番組が始まるころまで必死で睡魔と戦っていたが、「時に華麗に、時に過激に…」という自分の声が聞こえてきてすぐに目が覚めた。テレビのナレーションで自分の声を聞くのは本当に久しぶりのこと。ラジオなどで普通に喋っている時よりも、かっこいい声に聞こえるから好きだ。
いきなりYOSHIKIの東京ドームでのドラムソロから始まるというすごいオープニング。今どきの若いバンギャルが生まれた頃の映像だが、ヴィジュアル系にはそれだけの歴史があり、源流にはそういう偉大なアーティストの存在があったのである。
この番組は6月にライブイベントの開催を予定しており、今後もライブやWEBなどを絡めながら、多面的にヴィジュアル系のシーン活性化を促していくようだ。大きな影響力を持てる番組に育つように、僕も期待している。4月4日(水)
先週から始まった長期東京出張。4日後までの、大阪と東京両方の天気を見越して洋服を選ぶのは案外難しい。今日の予想最高気温と土曜日のそれでは、10度以上も差があるというし。気温は低いが、大阪はわりと天気がよかったので、薄手のシャツの上に革ジャンという格好で飛行機に乗る。するとCAの機内アナウンスが「到着地の現在の気温は、6度」とかのたまうではないか。真冬並み。セーターに手袋にキャップにマフラーも用意するべきだったか。もう4月なのに。春の装いで歩く、冷たい雨の東京の夜は本当に寒かった。一部では雪も降ったとか。いいからもう、さっさと春になってくれ。4月3日(火)
日曜の夜に落札したパソコンは、この日の午前中には届いた。さっそく箱を開けてあれこれといじってみるが、肝心のネットにはやはり繋がらなかった。Windowsに詳しい友人の家に持ち込んで見てもらったところ、何のことはない、無線のLANを搭載していないということだった。近いうちに、適当なやつを買いに行かなければならない。周囲の友達はほとんどがマックユーザーなので、Winユーザーの友達は貴重である。
それにしても、やはり接続やら設定やらは不慣れなためいちいち時間がかかる。右クリックという習慣はなかなか身に付かないし、設定画面で「プロパティ」というボタンが必ず出てくるのもいまだに違和感がある。
夜中の12時を回ってから、ちょっとしたカスタマイズをしようとして、ちょこちょこと設定をいじったら、起動するのに5分近くもかかるようになってしまった。まだ何もしていないのにぶっ壊れたかと、大いに焦った。必死の思いで記憶をたどり、先ほどの作業をもう一度繰り返して元に戻したら、何とか直った。無知の状態でパソコンを触ることは、かくも恐ろしい。4月2日(月)
特に忙しくなったというわけではないのだが、今月から東京の実家で過ごす時間が増えるため、持ち運べるパソコンがないと仕事にならない。今はデスクトップのiMacをメインで使用しているので、ノート型のパソコンを購入することにした。ネットができて、ワープロの機能さえあればほとんど用は足りるので、思い切ってWindowsを。Macintoshにこだわらなければ、中古のパソコンは本当に安い。しかしこっちに関してはずぶの素人。はじめからOSがインストールされている、おあつらえ向きのDELLを一台買ってみた。
オークションページであれこれ見ているうちに、欲しくなってきて即入札。僕にしてはめずらしい衝動買い。こういう買い物は当たり外れがあるというが、まあ失敗したとしても許せる金額ではある。
ちゃんとネットの接続などができるかどうか不安なところだが、久しぶりにちょっとわくわくしている。4月1日(日)
4月1日といえばエイプリルフール。人を不快にさせない嘘というのは意外に難しいものだが、みんなあれやこれやとネタを考えては嘘メールを送り合っているようだ。
ネット上にもこの日ならではの冗談は散見される。中でも秀逸だったのは、ウルトラマンの公式サイトだ。円谷ステーション(m-78.jp)にアクセスすると、ウルトラマンファミリーのSNS「エムナナハチ」を見ることができるのだ。ミクシィにそっくりのSNSになっていて、ウルトラマンメビウスのマイミクには、ウルトラマンファミリーの他、一部の怪獣や、円谷プロのWEBスタッフの名前も。それぞれのキャラがちゃんとプロフィールなどを載せていて、デッドリンクは一つもない。コミュニティーやニュースも本物そっくり。ウルトラマンが今どきのネット用語を駆使しながら書いている日記は、妙にリアルでおもしろい。
エイプリルフール限定のこのSNSは、昨年に続く公開となったそうだが、前回アクセスが殺到して繋がりにくくなった反省から、今年はわざわざこのためにサーバを増強したそうである。おそらくこれは円谷プロのWEBスタッフ達によるお遊びだが、一円の得にもならないこのお遊びに彼らは命を懸けているらしい。こういうセンス、僕は大好きだ。本人達が楽しんで作っているのが伝わってくると同時に、特別ウルトラマンのファンではなかった僕でも、何だか愛着がわいてきた。
残念ながらこのSNSは年に一日しか公開されない。しかも来年もやるかどうかはあくまで未定だとか。もったいない。もっとたくさんの人に見てもらいたかった。