
10月31日(水)
OSMで僕が担当している授業を受けている学生は、妙にノリがいい。10月31日が授業のある水曜日と知って、全員で仮装して授業を受けることを提案してきたのは学生達の方だった。アニメ好きの声優科の生徒も多く、コスプレを趣味にしている女の子もいる。そんなこんなで、この日の授業はハロウィン特別企画のコスプレ限定。
「普段とは違う服装であれば何でもよい」というのがルールだった。女子生徒の多くは高校時代の制服姿。それ以外にも、ナース、チンピラ、ホスト、女装、メイド、着ぐるみ、ゴスロリ、囚人、剣道着に弓道着などなど、何でもあり。後期から一気に学生の数が増え、二回目の授業だったが、面倒くさがって休む学生が一 人もいなかった。
僕の今年の仮装は、ルパン三世。安っぽい赤いジャケットと黄色いネクタイ、青いシャツ、そしてモンチッチのようなかつら(というか帽子に近い)。東急ハンズで売っていた安物だったのだけど、まあそれなりにウケた。
それにしても恥ずかしかった。専門学校で仮装なんてバカなことをして盛り上がっているのは当然うちの教室だけだ。僕は他の生徒達と同様、トイレで着替えて教室のスタジオに向かったのだけど、トイレからスタジオまでの10メートルあまりがこんなに長く感じられたのは初めてだった。唖然としている他の科の生徒たちの視線が痛い。
さらに授業中、メイド喫茶でアルバイトをしている女子生徒の一人が、「先生に着てもらうために、バイト先のメイド服を持ってきた」と言い出した。気づくと、着ないわけにはいかない空気になっている。そうして僕は再びトイレに行き、今度はルパンからメイド服にお色直し。人生初の女装だった。太ももまで隠れる靴下や、ヒールのある靴も用意してくれ、髪型と顔以外はかなり本格的なメイド姿。そんな気味の悪い女装をずいぶんたくさんの人に写真に撮られた。
メイド服を着てみてつくづく感じたのは、スカートの心許なさだ。常に誰かに自分の下着を見られているようで、何とも落ち着かない。女の人は毎日こんな頼りないもので下半身を覆って外を歩くのか。
僕の女装は想像された通り、全く美しくなどなかったわけだが、僕自身の感覚としては、違う人格が生まれたような不思議な高揚があったことを否定できない。不気味な女装姿で街を歩くおじさんが目撃されることが稀にあるけど、そういうおじさんの歪んだ変身願望も、今は少しだけ理解できる。いや、別に女装を隠れた 趣味にする気はないけど。
そんな感覚を体験できるのも、ハロウィンの醍醐味だと思っていいのかもしれない。10月30日(火)
この週末、大阪厚生年金会館芸術ホールで開催されるBOOWYの「FILM GIGS」で、僕はMCを担当することになっている。
クリスマスイブに渋谷公会堂で行われたライブの最中に、解散を発表。翌年の4月に東京ドームで2日間に渡って行われたライブがBOOWYのラストギグとなった。それから20周年を迎える今年、BOOWYのアイテムがいくつかリリースされ、話題となっている。9月にはベストアルバムが2タイトルに分けてリリースされ、いずれも異例のヒットを記録。そして12月24日、解散宣言から20年が経ったその日に、DVD8枚組のボックスセット「"GIGS"BOX」と、CD3枚組のライブアルバム「"GIGS"CASE OF BOOWY COMPLETE」が発売される。そのDVDに含まれる、本邦初公開のライブ映像の一部を大スクリーンで上映するイベントが、11月1日に東京で、そして11月3日に大阪で開催される「FILM GIGS」である。
当日は、当時のマネージャーで、現在は音楽プロデューサーを務める土屋浩氏をゲストに迎えてのトークセッションや、ベーシストだった松井常松氏のライブも予定されており、その進行役を僕が仰せつかったのだ。
解散してから20年が経とうとしている今も、BOOWYの人気は衰えない。バンドの中核を担っていた氷室京介と布袋寅泰の、現在の活躍と影響力が、このバンドのカリスマ性を物語っている。活動期間はわずかに7年。メンバーはまだ二十代の半ばで、まさに人気絶頂という時期に華々しく散った伝説のバンド。最近は大物バンドの再結成が次々に話題になっているが、BOOWYが復活することだけはこの先もないのだろう。
そういうバンドを現在も愛する大勢のファンの前で僕はMCをするのだから、けっこうヘビーなプレッシャーである。上映する予定のライブ映像をひと足先に見せてもらいながら、あらためてBOOWYのかっこよさに惚れ惚れしている。10月29日(月)
番組前、HAPPY FUN RADIOの中島ヒロト氏が、「浅井くんは喜んでくれそうだから」と、パソコンを手に僕のところへやってきた。液晶ディスプレイには、新垣結衣との2ショット写真。WEBなどに載せるための業務用ではなく、プライベート用に一緒に撮らせてもらったのだと鼻息荒く自慢するヒロト氏。へーすごいですねー!と感嘆してみたが、実のところ新垣結衣をあまりよく知らない、ミーハーなくせにアイドルに疎い僕であった。「ヒロトさんが頑張ったなら、僕も頑張る!」と宣言して臨んだこの日のROCK KIDS、ゲストは倉木麻衣だった。
デビュー当時高校生だった彼女も、昨日誕生日を迎えてもう25歳。その美貌にはますます磨きがかかり、視線を合わせると吸い込まれるような魔法の目をしている。インタビューの受け答えに残るあどけなさ、ファンに対する気遣い、そして礼儀正しさ。喋れば自然に性格の良さが滲み出る。
彼女の姿を見た人がほぼ例外なく驚かされるのは、彼女の頭の小ささである。ソフトボールよりは大きいが、ハンドボールよりは小さいのではないかと。そして体の線も見事なまでに細い。「ダイエットはしてるの?」と聞いたら、「いえ。私、もともとあんまり脂っこいものとか食べないし」との答え。といいつつ、出演後は、番組で用意した小さめのバースデーケーキを、おいしそうにぺろっと平らげたとか。こっちは、ひと口でも食べてもらえたら幸運だ、ぐらいに思っていたのに。どうなんだその好感度の高さ。
彼女が帰った後、女性スタッフ達の妬み節が聞こえて来たのは言うまでもない。10月28日(日)
僕はミネラルウォーターを買わない。
最近の小学校は、水道水を飲んではいけない、という教育をするらしい。理由は、体調を崩すからだろう。だから子供達はお茶の入った水筒を持って学校へ行く。昔はその逆で、学校では水道水以外のものを飲んではいけないとされていたものだ。
僕はどういうわけかいまだに、水道水を抵抗なく飲める。浄水器を通していないまま、ビルの水道の水を口に含めば、さすがに変な味ぐらいは感じるけど、飲めないということはない。ちょっと汚いラーメン屋などは本当にひどい水を出すところがあるから、そういうところではコップの水に口をつけない人も多いけど、僕は平気でがぶがぶ飲める。ちょっと喉が渇いたと思ったら、そのへんの公衆トイレの水道で喉を潤すこともできる。まあ要するに、そのへんの味覚は鈍感というわけ。市販のミネラルウォーターは味がしないから安心だけど、味がしないものを買うのはどうも無駄な気がしてしまう。硬水と軟水の違いもさっぱりわからない。飲み比べればわかるのかもしれないが、別にわかりたくもない。鈍感なら鈍感な方が、便利なこともある。10月27日(土)
今年もやってきたFM802の秋祭り、MINAMI WHEEL。昨日は大阪も雨に見舞われたようだが、二日目は天気も回復した。
新しい会場が3つ増えて、ライブハウスは18カ所。僕がまだ一度も入ったことのないライブハウスやクラブも多かったので、「全会場制覇」を目標に、ひたすら歩き回る一日になった。
まず序盤はアメリカ村周辺からスタート。KING COBRAやTRIANGLE、DROP、AtlantiQsあたりを見て回る。中に入って、1〜2曲見て、どんなアーティストかを確認したら、悪いけどすぐに出ちゃう。お次は四ツ橋筋を渡ってhillsパン工場、club vijon、西のはずれknaveまで行き、今年から運行されているミナホバスに乗ってみた。
定員25名の中型バスで、内装も豪華なバスだった。開催中はこのバスが常に2台動いており、歩き疲れた観客を運んでいた。確かに、knaveからsomaまで、歩こうと思ったら30分ぐらいはかかるだろう。乗車の際にいくつかの条件があったことや、出発時間の問題など、いくつかの点で改善の余地はあるかもしれないが、今後もぜひ続けて欲しいサービスだ。
堺筋沿いに止まったバスを降り、soma、FANJ、unagidani sansuiというEAST AREAの端っこを攻めた。どこもあまり客は多くないが、がらがらというほどでもなかった。さらにclub☆jungle、クアトロの向かいにあるRUIDO、アメリカ村に戻ってBIG STEP向かいのCLAPPERを見て、主なライブハウスは制覇完了。普段からよく見に行くBIG CATやクアトロ、OSAKA MUSEなどはこの際後回しで。MINAMI WHEELの楽しみ方としてはおかしな方向性かもしれないが、いろんなライブハウスの表情を知り、ミナミを歩き回るのもこのイベントの醍醐味だと僕は思うのだ。
近々、僕がコラムを連載している雑誌BIG ISSUEの誌面でインディーズの音楽シーンを特集する企画があり、僕がMINAMI WHEELについてもレポートすることになっている。興味のある方はこちらもご期待あれ。
それにしても、くたびれた。足の裏が痛くて、立っているのも辛かった。club☆jungleは壁沿いにソファがあって、その座り心地があまりに極楽だったので、しばらく根が生えたように動けなくなってしまった。やっぱりミナホは体力勝負。毎年、帰る頃にそう思う。10月26日(金)
よく降る雨だ。台風も近づいているらしい。
昼間に原宿で打ち合わせがあったので、ついでにLEMONed SHOPに行って来た。今年新しくオープンした原宿店。開店当時に案内をいただいていたのに、実際に店を見たことがまだなかった。
平日の昼間だというのに竹下通りはかなりの人出。修学旅行生と外国人が圧倒的に多かった気がする。その間を抜けて、明治通りを渡る。裏原宿と呼ばれるそのエリアを3分ぐらい歩くと、あった。
アパレルや小物のLEMONedアイテムはここでひと通り揃うようだ。店内にはもちろんhideの音楽が流れており、hideやXのCD、DVD、書籍などももちろん売られている。そして、LEMONedとは関係のない雑貨も扱っている。僕は自分の携帯電話を再びhide仕様にするアイデアを練りながら、いくつかの小物を購入した。
例えば、hideファンのバンギャルが東京へ遠征した時などに、ついでに寄ってお土産を物色できるこういう店があるのはとてもいいことだ。僕が店内にいる間も、客足は途絶えなかった。hideファンだけが集うタレントショップではなく、ロック好きの若者が誰でも楽しめるようなお店になったらいい。10月25日(木)
用事がない限り、水曜の夜から金曜までは東京で過ごしているのだが、この日はどうしてもFM802に行く必要があり、やむを得ず東京から日帰りで大阪まで往復した。普段利用している神戸便と違い、羽田伊丹便は便数も多いし飛行機自体も大きくて快適。しかし自宅から空港、空港から局、というルートを一日の間に往復するのは、けっこうつらいものがあった。バスに乗っている時間が長いせいだ。乗り物酔いしそうなので、バスの車内では本も読めないしゲームもできない。おまけに今日に限って飛行機もバスも遅れ、ミーティングに遅刻しそうになった。
明日のゲスト、ナイトメアの新曲がおもしろくて何度も繰り返し聞いていた。曲の途中でリズムが変わる曲はさほどめずらしくないかもしれないが、サビがまっ二つに分かれ、速さがここまで異なるというのは聞いたためしがない。やっぱりヴィジュアル系は激しい曲や速い曲がいい。10月24日(水)
書店で読みやすそうな軽い本を探して買った、綿矢りさの「インストール」を読んだ。あまり興味がない分野なので知らなかったのだが、映画化もされている有名な小説だったらしい。「蹴りたい背中」で芥川賞を受賞した若手女流作家が、高校時代に書いたデビュー作。
文章の書き方が非常に現代的で、若い人が日常的に使っている日本語と近いことに驚いた。僕の感覚ではけっこうめちゃくちゃなところもある。ただ言葉の選び方は絶妙だし、ストーリーも非常にうまくできている。何度も吹き出したし。こういう作家が高く評価され、歴史のある文学賞を多数受賞しているところをみると、日本文学の世界も案外進歩的らしい。
この作家の、ちょっと斜に構えてシニカルに物事を捉える視点が、僕がよく読むブログと何となく似ている気がした。その人も、日常をブログに記録するような書き方じゃなくて、物語を自分で作って小説を書いてみればいいのに。いろんなブログを読んでいると、もったいない文才はごろごろいることに気づかされるものだ。10月23日(火)
今週末に迫っているMINAMI WHEEL。今年は会場の数がさらに増えて18カ所、出演アーティストは300組以上という空前の規模になった。
このイベントでは、セットチェンジの間に流すBGMが会場によってバラバラで、ライブハウスで用意した適当な音楽を流しているだけの状態。その間、開演を待っている観客は暇を持て余している。それがもったいないように思えたので、その後の各会場の出演者の音源を、転換時間にサンプルとして流してはどうだろうか、と以前から提案していた。今年はそれが実現する運びとなった。
1ステージが終わるごとに、その次の時間帯に出演する全会場のアーティストの曲(つまり18曲)を、少しずつ流すという方式。曲を聞いて魅力を感じたら、急いで移動すればいいというわけだ。すべての出演者の音源をそろえ、素材にまとめているスタッフは、準備に追われて眠る暇もないらしいが、これは観客にとってはありがたい試聴のチャンスになると思う。
提案者の僕も、そのナレーションを読むDJの一人として協力させてもらっている。ミナホ参加予定の方は、こちらもお楽しみに。ちょっと声がかすれてますけど。10月22日(月)
あいかわらず、暇さえあれば熱中しているテトリスDS。Wi-Fiを通じて数人の知り合いとも対戦してみたが、どうやら僕はけっこう上級者らしい。見ず知らずの人との対戦もしてみるのだが、レーティング(実力を示す偏差値)はみるみる上昇。この対戦システムはうまくできていて、実力の拮抗した者同士がぶつかるようになっている。だからもちろん、勝ち続けることはなく、自分よりも上手な人にはことごとく負ける。悔しいから続ける。そして眠れなくなる。
ところで、以前にも日記に書いた特殊技の「Tスピン」は、テトリスDSでも使えるということが判明した。携帯ゲームで鍛えたテクニックが応用できるとはラッキーだ。Tスピンには1列消し、2列消し、そして3列消しの3段階があって、Tスピンで3列消しをすると、通常の4列消しの1.5倍ものダメージを相手に与えることができる。でも、凸型のテトリミノ一つで一度に3列を消す方法がどうしてもわからず、使ったことがなかった。しかし、世の中にはすごい人がいるもので、そのやり方を伝授してくれるホームページを発見。その教えに従って操作してみたら、本当にできた。夢のTスピントリプル。一瞬、目を疑うような動き。出来た瞬間、嬉しくて動悸が。しかしこれ、土台の形が限定されすぎていて、その技を繰り出せる形に積み上げるのはかなり難しい。時間と勝負している対戦の最中にアドリブで組み込むのは不可能に近い。残念ながら実用性はあまりないみたい。
しかし気持ちがいいぜTスピン。ストレスが溜まった時はこれですっきりしよう。10月21日(日)
深夜から、12月8日に開催する爆発寸前NIGHTの予約メールの受け付けがスタート。例によって一通ずつ返信して、住所を入力していく作業が2時すぎまで続いた。ほとんどの人が「意気込み」をばっちり書いてくれていて、それを読むのがとても楽しい。近畿以外の地方から来てくれる予定の人もたくさんいて、ひとかたならぬプレッシャーを感じてもいる。
今回は、12時ちょうどから1時間以内にメールをくれた人(いわゆる初動)の数はいつもより少なかった気がする。開催を発表してからチケット予約開始までの期間が長かったせいで、うっかり忘れている人が多かったのだろうか。何を隠そうこの僕も、11時40分すぎに「あ、そういえば今日だった」と思い出したのだけど。いやはや、危なかった。
現時点でリクエストメールも、執拗な催促が奏効して徐々に増えてきた。アーティストによってはすでに選曲に入っているので、まだの方はくれぐれもお早めに。10月20日(土)
Roxiteは友人の会社にドメインの運営を委託し、サーバも借りているのだが、そのサーバを移転する必要が出て来たらしく、それに伴ってホームページやメールの管理方法も新しくなった。FTPもメールも、全部WEB上でできるらしい。つまり、ホームページの更新やメールの送受信が、ネットのできるパソコンなら全国どこからでもできるようになったというわけ。これは便利。東京にいる間でもホームページの更新は可能になったわけだ。
更新といっても、日記ぐらいしかないわけだけど。いちいちFTPでアップロードする必要のないブログ方式にすればいいのに、と何年も前から言われているが、僕はこの超アナログスタイルの日記を貫くぞ。数日分を溜め込んで一気に書く、ということができなくなったら困るし。
この数日で、メールフォルダの中身を一気に整理した。返事を送らないまま放置していたメールがけっこうたくさんあって焦った。10月19日(金)
午後から急に雨が降り出した。天気予報は全然チェックしていなかったが、幸い鞄の中には折りたたみ傘が。雨の中を歩くのは大嫌いだが、ほぼ一年中鞄に入っている折りたたみ傘を活用できる数少ないチャンスだったので、ちょっと満足。まさに転ばぬ先の杖。最近の折りたたみ傘はコンパクトだし、たたむのも昔のものと比べたらずいぶん楽になった。それにしても強い雨だった。傘を差していてもジーンズがずぶ濡れ。
この2週間ほどで、気温が驚くほど下がって急に秋になった。自分の身体がそれに対応していないとは思わないのだが、どうやら風邪を引いたらしい。いつもはまず鼻をやられるのに、今回は咳が出る。咳止めの薬を買って、番組前に飲んだ。免疫力低下が原因なのかな。運動不足。さぼりすぎ。10月18日(木)
すでにhide-cityで発表されている通り、12月13日にクラブチッタ川崎で開催される、hideのバースデー・パーティーイベントに、DJとして出演することになった。この日は元ZEPPET STORE木村氏のソロ・hurdy gurdyのライブと、I.N.A.氏のDJタイムを中心にした構成になるようだが、僕も仲間に入れてもらえたのだ。今年は13日がちょうど木曜日でラッキー。僕のDJタイムがどのような内容になるかはまだわからないが、多くのhideファンと一緒に大暴れできる日が楽しみだ。
そんな折、X JAPANの復活がいよいよ具体的な形で発表された。ライブではなく、何と新曲のリリースだとか。僕の大好きな「SAW」シリーズの主題歌で世界デビュー。最近よく聞く「日本版主題歌」ではなく、全世界でエンドロールとともに流れるはず。激しいロックチューンに仕上がっている可能性が高い。
これまで幾度となく、噂になってはうやむやにされてきたXの復活話。大型タイアップが決まっている以上、今回ばかりは実現するようだ。もう曲も仕上がっているわけだし。
S.K.I.Nの方は依然として国内での具体的な動きが見えてこないのは不安だが、Xの復活で、とりあえず「ドラムを叩くYOSHIKI」の姿を見ることができるのは間違いなさそう。
それにしても今年は本当に復活話が多いな。
10月17日(水)録画しておいた「ガリレオ」を見た。福山雅治が久しぶりにドラマに出演して話題となっている月9ドラマだ。
「白夜行」、「手紙」に続いて、今度は「探偵ガリレオ」シリーズか。東野圭吾の小説の映画化やドラマ化が流行っているらしい。このシリーズは1話完結の物語として現在も続いており、直木賞を受賞した「容疑者Xの献身」もその一つ。ちょっと偏屈な物理学の天才が、刑事に頼まれて事件を推理して解決する。全体的に読みやすい小説の多い東野作品の中でも娯楽性の強い内容だと思う。ドラマにするにはちょうどいい。見る前までは、福山雅治の印象がどうしても湯川学と一致しなかったけど、見てみたら意外にはまり役かも、という気がしてきた。
ちなみに、小説には柴咲コウ扮する内海薫は登場しない。登場人物が男だらけだと、ドラマとして成立しにくいとの観点から、テレビ局側が女性キャラクターを物語に組み込むように要請したらしい。ここ1年ぐらいのシリーズ作品では原作の小説にも内海薫が出て来るようになったようだ。
この流行に乗って、早いとこ誰かが「天空の蜂」を映像化してくれないものか。10月16日(火)
大阪城ホールで吉井和哉のライブを拝見。ソロとして二度目の大阪城ホール。今回も3階席までびっしりと埋まっていた。バンドを解散してソロになったヴォーカリストで、これだけの動員力を維持できるアーティストは少ないだろう。いやはや、さすがの人気である。四十代に入ってますます色気を増した、日本一セクシーなロック歌手。MCの下ネタトークにもますます磨きが。
先月リリースされたアルバム「Hummingbird in Forest of Space」の楽曲をメインにしつつ、懐かしいイエモン時代の曲も巧みに織り込む上手い選曲。アルバムはアッパーでライブ向きの曲が多かったので、観客のテンションも全体的に始終高めだった気がする。秀逸だったのは途中で2曲披露した洋楽のカバー。今回はオアシスとストーンズなのだが、いずれも歌詞を自作の日本語に書き換え、その日本語詞をスクリーンに映し出す演出だった。この歌詞が、お見事の吉井節。彼はもともと、英語っぽくリズムに乗る響きの日本語を見つけ出す天才。日本語カバーはお手のものといったところだろう。ちなみに、全然訳詞にはなっていない。つまり歌詞はオリジナルといっていい。こういうカバーばっかりのアルバムも聞いてみたいところだが、そんな企画は「大人の事情」で即却下に違いない。10月15日(月)
FM802はSPECIAL WEEKに突入。いつものことながら、企画やプレゼントのコーナーが多く、慌ただしい3時間だった。
番組前、テレビ番組の取材を受けた。長年、よみうりテレビで深夜に放送されている音楽番組の「West 21」である。このたび、番組でヴィジュアル系の特集を組むことになったらしく、コメンテーターのような立場で解説を頼まれた。簡単な年表のフリップを手に持って、ヴィジュアル系の歴史と現状を説明する。僕は一人でビデオ出演し、スタジオでその映像を見た司会者やゲストがそれについて語り合う、という形になるようだ。あるある大辞典とかに出て来るお医者さんみたいな感じ。
報道番組の特集などでもよく見かけるが、カメラの横に座っているディレクターの人が質問して来て、その人の目を見ながら答えるのが基本。僕はこういうのに慣れていない。デジネバ時代の癖で、ついついカメラ目線になってしまう。
近頃のヴィジュアル系人気再燃を受けて、こういう内容の番組を放送することになったようだが、テレビでこのシーンを解説するのは僕としてもおこがましいし、喋った内容もどこか知ったかぶりっぽくて恥ずかしい。放送されるのは10月31日の深夜だそう。10月14日(日)
マクドナルドの携帯サイトにあるクーポンは、使わないと絶対損だ。
ここ数日、ビッグマックが160円だった。ポテトのMもチキンナゲットも150円で、アップルパイなんて50円。店内で食べるならドリンクのSぐらい買う必要があるけど、持ち帰るなら飲み物はペットボトルのジュースを買えば安上がり。つまり、セットで買わずに、クーポンを活用して単品で買った方がはるかに経済的なのだ。そんなこと、全然知らなかった。
クーポンを使う場合は、携帯にその画面を保存しておき、レジでそれを見せればいい。自分が買う時、ふと他のレジを見てみたら、携帯を見せている客の多いこと多いこと。みんな、知ってたのね。10月13日(土)
最近、ちょっと凝っているのが、自作着メロ作り。携帯電話の中で作るのではなく、自分でパソコンで作ったものを携帯に移して、それを着信音として設定できるようにすること。簡単そうに見えて、これが非常にややこしいということを最近知った。やろうと思えばできるはず、ということがわかっているだけに、その方法をマスターしないと僕の知的好奇心が納まらない。
パソコンを使って、市販されている音楽だけでなく、それを編集したものや、テレビ、映画、ゲームなどの台詞とか効果音も自由に着メロに設定できることになる。自分で遊びで作って、自分の携帯用に使用するだけだから、法的にも問題はないはず。
ようやく作り方を覚えたが、いざ自分の携帯の着信音を作ろうと思うと、アイデアが思いつかなかったりして。10月12日(金)
試合から一夜明け、亀田一家に対するバッシングが激しい。新聞も、TBS以外のテレビ局も、待ってましたと言わんばかりの激しい攻勢。ぐうの音も出ない惨敗を喫したことで、ようやく堂々と亀田家を叩けるというわけか。
負けたら切腹をするという発言はそれ自体が幼稚でバカげており、試合をする前から亀田大毅の愚かさを露呈しただけだった。あの一家の無礼な発言の数々はいちいち槍玉に挙げていたらきりがない。今回の敗戦で、多少は改善されることだろう。この先、どんなビッグマウスを叩いたところで、人々には空々しくしか聞こえないのだから。
そんなことより、セコンドからの反則指示は大きな問題となるだろう。ローブローやサミングを指示する言葉を、はっきりとマイクが拾ってしまっている。これはさすがに一家も言い逃れができまい。父親や兄に命令されるまま、判定負けよりも反則負けを狙う勢いで卑怯な手ばかり繰り出した大毅に同情を禁じ得ない。
あんなことになって、大毅のボクシング人生の先行きは暗いものになったと言わざるを得ない。いっそ家出して、内藤に弟子入りでもすればいいのに。10月11日(木)
ずっと楽しみにしていたボクシングの試合。
亀田を挑発するポスターを作ったのに、屈辱のスルーをされた内藤大助は、実力で世界チャンピオンの座を獲得して、亀田サイドの挑戦を受ける立場になった。ずっと前から内藤を応援していた一人として、今日の試合は何としても勝って欲しかった。
しかし僕はこの日、外で知人と飲みに行く約束をしていた。試合のテレビ中継は録画していたが、帰宅して見る前に結果がわかってしまったら意味がない。街では余計なものを見ないように下を向くようにして、他人の会話が耳に入って来ないようにヘッドホンで音楽を聞きながら帰れば、問題はないだろう。と考えて、万全の態勢を整えていたのに、友人からの携帯メールであっさり内藤の勝利を知ってしまった。メールの本文は見ないつもりでいたのだが、件名を表示させた時点で「内藤勝ったね!」と書いてあったのだ。まあ、結果は喜ばしいものだったのでよかったけど。
内藤の苦労が報われ、プライドが守られたことが、心から嬉しかった。彼はずっと、日本で一番強いボクサーなのに、収入が足りなくてアルバイトをしていた。世界戦に向けてそのアルバイトも辞めたから、収入源はファイトマネーしかなくなった。まさに退路を断たれた状態で臨んだ一戦だった。テレビ局と結託してぼろ儲けをしてきた対戦相手とは、背負っているものが違う。今回のファイトマネーだって、内藤は相手の10分の1だったという話だ。この試合での、一流のボクサーらしい試合運びとコメントで、彼の好感度は一気に上がり、ファンも増えたに違いない。もう年齢的には峠を越しているけど、できるだけ長くチャンピオンであり続けて欲しいと思う。10月10日(水)
ここ数年、僕が非常勤講師をしている専門学校OSMに入ってくるDJ志望の学生は、減少傾向にある。だから僕の授業を受ける学生の大半は、DJを目指しているわけではなく、声優や俳優などを養成するコースに所属している。僕の授業は、みんなが半ば以上趣味として楽しんでくれていて、雰囲気も和気あいあいとしている。みんなで雑談をしているだけであっという間に時間が過ぎてしまう。DJ志望の学生は今までで一番少ないのに、出席率が過去の学年の中で一番高いのもビックリ。
この日から後期の授業が始まったのだけど、驚いたことに人数が3倍くらいになった。普通の小学校の1クラス分ぐらい。授業をするスタジオがぎゅうぎゅう詰め。椅子が足りなくて他の教室から借りてくる始末。さて、この人数でどうやって授業を進めたものか…。これまで通り楽しいムードでできればいいのだけど。まずは名前を覚えないと。10月9日(火)
ROCK KIDS 802の番組ライブイベント「BIG UP」がBIG CATで開催された。出演したのは、キマグレン、井上ジョー、サカナクション、Superflyとう、番組がプッシュするニューアーティスト4組。昨年開催された1回目のBIG UPに登場したのは、RADWIMPSと絢香、チャットモンチーの3組で、いずれもその後大ブレイクを果たしたが、イベントに出演した当時は全く無名だった。今回の4組も同様に有望、というわけ。
各アーティストの出演前には、番組の4人のDJが代わる代わるステージに上がって紹介をする。僕は2番手の井上ジョーの時に担当。めずらしくステージ上でギャグなんて言ってみたり。明らかにすべった上に、後から怒られる始末。けっこう自信あったのに。
Suprerflyの二人と久しぶりに会えたので、以前から聞いてみたかった質問をぶつけてみた。先月、JFLのキャンペーンソングだった「愛と感謝」での、歌い方について。この曲のサビは同じフレーズが4回登場するのだが、一番最後だけ、ファルセットで歌っている箇所があるのが気になっていた。「あれはわざとなの?」と聞いたら、確かにそうだと。日頃、音楽を聞いていて、疑問に思った些細なことを本人に確かめることができるのは、この仕事をしている特権だと思う。
10月8日(月)
体育の日もFM802は通常営業。普段の月曜日と違うのは、市内の道路が空いていてラッキーだったことぐらいだった。
この日、「こぼした!落とした!ダメにした!」というメッセージテーマを設定したところ、予想をはるかに上回るペースでメッセージが寄せられた。圧倒的に多かったのが、携帯電話の水没に関するもの。その大半が、「トイレに落とした」という内容だった。僕も過去に一度だけ、携帯電話を水没させたことがある。
買ったばかりの服を汚してしまったり、せっかく作った食べ物をひっくり返してしまったり…ちょっとした不注意が痛すぎる失敗に繋がる、という経験は、どうやら誰にも必ずあるもののようだ。気の毒すぎて笑えないメッセージも多々あったが、リスナーが「そういう話題なら俺にも語らせてくれ!」と次々に参加してくれたのは嬉しかった。
ネイルサロンで働く女性が、数千個のラインストーンが入ったケースを床に落とし、床の隅々にばらまいてしまった後、しばらくキラキラ光る床をただ黙って眺めていた、という書き込みがあった。「あ〜あ。やっちゃった…」その瞬間、ただただ茫然としてしまう気持ちは、何だかとてもよくわかる。10月7日(日)
昨日のプロ野球、横浜対広島の試合。長年、カープのエースとして活躍した大ベテランの佐々岡投手が、9回裏の2アウトから引退登板をした。試合は広島の圧勝ペースでほぼ勝負は決しており、通常なら打者が三振して終わるところ。しかし打者の横浜・村田はこの場面でホームランを打った。1−3からの5球目。四球で出塁してもつまらない。ホームランか、三振でいい。高めのボール球を痛打した結果が、ホームラン王争いの単独トップに立つ一打となった。
偉大な先輩の引退登板でホームランを打ってしまった自分を責めたのか、村田は泣きながらダイヤモンドを回り、試合の後で佐々岡に謝罪したという。そして佐々岡は、真っ向勝負でフルスイングをしてくれた村田に感謝した。「打たれて吹っ切れた」という佐々岡の言葉は、偽らざる心情だろう。この話は、僕が今年のプロ野球界で最も感動した逸話となった。
もっとも、一部のカープファンはブーイングをしたらしい。「空気読め」という怒号も飛んだとか。プロの真剣勝負の世界に「空気を読む」ほど無意味な言葉はないと思う。引退登板だからといってわざと三振をして花を持たせることに、何の意味があるのか。この場面でホームランを打てた村田はやはり立派だと思うし、泣きながら謝ったという男気も美しい。そしてもちろん、笑って対応した佐々岡もかっこいい。10月6日(土)
昨日に続いて今日も「フェイク」を読む。今日読んだのは五十嵐貴久の方。騙し騙される、いわゆるコンゲーム小説である。盗撮や盗聴の才を持つ探偵が、ポーカー賭博で完璧に仕込んだイカサマに挑戦する話。物語は、超小型CCDカメラを使ってセンター試験のカンニングをするところから始まる。眼鏡のフレームにカメラを組み込み、改造テレビ電話で映像を外に発信。同じくフレーム内に組み込まれた骨伝導スピーカーを介して、外部から答えを教える、という仕組みだ。実際にこんなことが可能なのかどうかはわからないが、そういう研究をしている人間はいそうだな。
ハイテク技術を駆使して敵を欺こうとするも、返り討ちに合う主人公。絶体絶命のピンチをどうやって切り抜けるのか、最後の数ページまでわからない。これも、読み始めたら最後、止まらないタイプの本だった。
昨日の「フェイク」と今日の「フェイク」。著者も内容も全く異なる2冊だが、悪い奴から億単位の金をまんまと騙しとろうとする、という主人公の目的は似たようなものだった。どちらもそれなりに面白かったけど、おかげでずいぶんな睡眠不足。10月5日(金)
すっかり「読書の秋」になっている今日この頃。
楡周平の「フェイク」という本を読んでみた。銀座の高級クラブで新米のボーイを務める青年が、ナンバーワンのセレブママと手を組んで、ボロ儲けを企む物語。序盤からとにかくキャバクラの実情が詳しく描かれていて、勉強になる。「黒い太陽」だの「女帝」だのはずいぶん現実離れした話なんだなと気づく。永久指名なんて言葉は知らなかった。
ピンチになっても、知恵を働かせて一発逆転。偽造ワインの販売や、競輪のノミ屋を巧みに利用した大胆かつ巧妙な手口はなかなか面白い。人が殺されるような内容はなく、テレビドラマでも見ている気分で読み進めることができる本だった。「そんなうまいこといくかいな」は言いっこなしで。
ちなみに、最近、やけに水商売絡みのテレビや本と縁がある僕だが、実際にはいわゆるキャバクラはほとんど行ったことがないし、今後も行くつもりはない。お金を払って愛想良く対応してもらっても、そのキャバ嬢が本心で考えていることを想像すると、途端に悲しくなってくる。虚構の笑顔を見せる女と過ごす時間を高い金で買うことの楽しさがわからないのだ。10月4日(木)
最近の全自動麻雀卓は進化している。得点表示機能はもはや当たり前。最も新しい機種になると、自動配牌という機能が備わっている。先日その最新の卓を初めて体験した。
なるほどこれは便利だ。親が真ん中のボタンを押すと、サイの目がどう出ようと関係なく、自動的に配牌が伏せた状態で各自の手元に浮き上がってくる。そのぶん4つの山は短くて、機械によってめくられているドラの、リンシャン牌を挟んだ3つ先から、親がツモり始めるという手順。
4枚ずつ引いて来てそれをめくる、という楽しみがないのは少々残念なところだが、こちらの方が手間が省けるのも事実だ。ただこの機種の場合、一つ難点を言うとすれば、自分が手牌を広げる近辺に溝が出来てしまうこと。牌を並べ替えているうちに、引っ掛けて倒してしまいそうになる。
手で積む必要がなくなって、サイコロもボタンで振るようになり、各自の得点もデジタルで表示されるようになった。今度は配牌にドラめくりを機械がやってくれる。便利さの研究はどこまで行くのだろう。次は得点計算でもやってもらおうか。10月3日(水)
ネットオークションで購入する中古品とか、中古で買って来たゲームソフトなんかを見ていると、前の持ち主の保管状態のきれいさに驚かされる。モノ自体がきれいなだけでなく、外箱やマニュアルが折れ目や傷もないまま完璧に揃っている。こういう使い方をする人は、ある程度の使用期間を経た後は売りに出すことを最初から予定に入れて買うのだろう。それにしたって、きれい。何回使ったんだろう。
僕は、物を買ったら外箱などはすぐに捨ててしまうタイプ。自分の物になったことが嬉しくて、将来手放す時のことまで考えていられない。どのみち、空き箱をいくつも保管するほどこの部屋は広くないのだけど。10月2日(火)
あまりにも大きな騒ぎになっているようなので、YouTubeで沢尻エリカの舞台挨拶とやらを見てみた。なるほど、これはひどい。ヴィジュアル系バンドのトークイベントなんかで、これと似たような態度のバンドマンにインタビューをさせられた僕としては、司会者の焦りが手に取るようにわかる。
何に対して機嫌を損ねていたのか不明だが、公の場で見せる態度としてはさすがに問題があった。日増しに大きくなっていく批判の声を沈静化させる狙いなのか、自身のホームページで謝罪のコメントを発表。いろんな人のブログを読んでみると、「これもどうせ事務所の人間が書いたんでしょ」と冷めた反応が目立つ。「こんなしっかりした日本語を沢尻が書けるはずがない」とか。
いやいや、どう考えてもしっかりしてないから。おかしな言葉遣いが多いし、具体的な意味がよくわからない箇所もある。21歳の女性が書く文章として何ら不自然なところはないと思うぞ。いくら気の強い彼女でも、ここまで全国的に吊るし上げられたのはショックだったに違いない。反省したというのは偽りのない気持ちだろう。
所属事務所からの指示、あるいはアドバイスで書かれたというのは間違いなさそうだ。これ以上タレントとしての好感度が下がったら、今後の芸能活動に大きなハンデを背負うことになってしまう。出演作品が減り、CMも下ろされるなんてことにもなりかねない。
テレビって怖い。ついこの間まで、みんなでちやほやしていたアイドルに、手のひらを返したように噛み付くのだから。10月1日(月)
DREAMS COME TRUEの吉田美和さんの、内縁の夫にあたる末田氏が、33歳の若さでこの世を去ったというニュース。朝、ネットのニュースでその記事を見つけて、呆然としてしまった。DWLで彼女の笑顔を目の当たりにした身としては、このニュースは本当に辛い。
この夏、毎週末のように全国で開催されていたあの巨大なライブ。末田さんが入院したのはまさにその時期で、公演の合間を縫って美和さんは懸命の看病をしていたという。そして、ファイナルの国立競技場のライブが終わって数日後に、息を引き取った。
大阪ドームで彼女が見せた笑顔と、完璧なステージ。終演後に楽屋で僕らを迎えてくれた時の、嬉しそうな顔。その裏側で、どれほど重たいものを背負っていたことだろう。ドリカムの歌を聞いて、幸せな気持ちになるために、チケットを買って来てくれる人が何万人もいる。自分のプライベートとは関係のないこと。彼女はそれを強く自分に言い聞かせ、気が狂うほどの辛い心配事を、懸命に心の外に追い出してステージに立っていたのだと思う。それがラブソングである以上、どんな内容の歌詞であっても、思い出してしまったら最後、歌えなくなる。そのギリギリの精神状態で、彼女はあんなに素敵な笑顔で、あんなに感動的な歌を歌ってくれたのだ。何も知らずにそこから幸せを分けてもらっていた一人として、今の彼女を思うといたたまれない。
いつも底抜けに明るくて、「この人達に心配事や不幸なことなんて一つもないんじゃないか」と思わせる。それがDREAMS COME TRUEというアーティスト。しかし、どうしようもない残酷な現実が降りかかることもある。
とにかく今は、誰にも見られない場所で、心ゆくまで大声で泣いて、哀しみを表に出していてほしい。無理に笑わないでいて欲しい。国民から愛されるDREAMS COME TRUEの吉田美和ではなく、愛する人を失った一人の女でいて欲しい。彼女がその悲しみを乗り越えるまで、ファンは何年でも待つだろう。
