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Diary(07.12.)

12月31日(月)

 世間は大晦日だが、放送局は年末年始も通常営業。特に、普段から24時間ほぼすべてが生放送のFM802は、何も変わらず番組が放送されている。というわけで僕の仕事納めはこの日のROCK KIDS 802だった。
 大晦日の夕方、大半の人は大掃除や年越しの準備に追われているか、すでにテレビを見始めて団らんモードに突入している。ラジオを聞いている人はきっと少ないだろうけど、それでもリクエストは届く。
 この日は「ライブ」にこだわった番組内容だった。今年見て印象に残ったライブのこと、見たかったけど見に行けなかったライブのこと。爆寸のことを書いてくれるリスナーもいて嬉しかった。
 考えてみると今年は、ライブを見る本数が例年に比べるとずいぶん減った気がする。仕事のスケジュールが変わって、水曜の夜を東京で過ごすようになったことも大きな原因だが、空いている日がないわけではない。来年はもう少しいろんなアーティストのライブを見て、番組に生かしたい。

12月30日(日)

 ゴールデンタイムでの放送が当たり前になりつつある、「人志松本のすべらない話」を見た。スタート当初と比べて、マンネリ化を嘆く声が多いこの番組。芸人同士が気を遣って笑っている、という指摘もわかるような気がする。
 もちろん、一人一人のする話そのものは面白いのだけど、やっぱりゴールデンタイムに放送するのは無理があると感じてしまう。出演する芸人の選択が明らかに知名度優先になっている感は否めない。そして何よりも、芸人でもないタレントが大勢招かれているのがどう考えても不要。今回も録画して見たので、すべらない話を披露している部分以外は、全部飛ばして見た。
 こういう番組は、深夜枠で、予算をかけずに細々とやっているのが一番面白い。深夜で成功したからゴールデンタイムに出世した番組って、どうしてうまく行かないのだろう。そういえば、BEAT SHUFFLEもV-ROCK802も、深夜から出世した記憶があるけど。

12月29日(土)

 例年は12月30日に開催されているBEAT SHUFFLEのライブイベント「LIVE SIDE」が、今年に限っては29日の開催。今年も、オープニングとエンディングでMCとして登場し、出演を終えたバンドに楽屋でインタビュー、その合間にちょこちょことライブを見て、時々物販のブースでオリジナルバッグの販売を手伝う、という僕にとっては非常に忙しい一日だった。
 今回出演したのは、宇宙戦隊NOIZ、ヴィドール、人格ラヂオ、D、Duel Jewelの5組。いずれも、現在のヴィジュアル系インディーズシーンを支える中堅バンド達である。残念ながらソニックシティのチケットは売り切れなかったが、BEAT SHUFFLEらしくおもしろい面子が揃ったと思う。観客も、目当てのバンド以外は見向きもしないような勝手な人は少なくて、最初から最後まで和やかな雰囲気だった。転換中のBGM用に作った僕のDJショウも予想以上に好評だった模様。
 何よりも嬉しかったのは、出演してくれた各バンドのメンバー達が、このイベントを心から楽しんでいる様子だったこと。楽屋でいろんな話をして、僕もそれぞれのバンドのことをより深く知り、来年以降も末永く応援しようと思った。

12月28日(金)

 親戚の子供がサンタさんからもらったクリスマスプレゼントは、デジカメだった。
 親がデジカメで写真を撮るたびに、自分にも撮らせろとしきりにカメラマンを買って出る少年。高価なデジカメを子供に壊されては困るので、親もずっと貸しておくわけにいかない。そこで考えついたのが、子供専用のデジカメを買い与えること。フィルム式のインスタントカメラを買うことも考えたが、現像の必要がなく、撮影しては削除するという行為を際限なく繰り返せるデジカメの方が都合がいい。かくして、贈られたデジカメに少年は大喜びで、首からそのカメラを下げて毎日いろんなものを撮りまくっているようだ。機転のきくサンタさんもいたものである。
 サンタさんが、ネットで見つけた中古品のデジカメ。外箱や取説を含め、付属品はすべて揃っていて、ほとんど使用感のない美品で、7000円程度だったという。そのデジカメを少年に自慢げに見せられて、僕はちょっと愕然とする。我が家でメインとして使われているデジカメの、上位機種ではないか。うちのデジカメっていつの間に、子供のおもちゃ以下になっていたのか。そういえば、購入してゆうに5年は経っているかも。
 自分のデジカメが急にみすぼらしく思えてきたが、最新型の高価なデジカメに買い替える必要性を感じるかといえばそうでもない。400万画素もあれば日常生活には何の支障もないし、機能的にも充分で、不便を感じることもないのだから。携帯電話と同じで、新しいものが発売されるとそちらに目移りがしてしまうだけのこと。中身をしっかり吟味して、気に入っているものは壊れるまで使い続ければいい。

12月26日(水)

 先日の麻雀大会で僕が手にした賞品、「アカギ」の1〜20巻セット。年内は決して読み始めるまいと固く心に誓っていたはずなのに、つい魔が差して1巻を手にしてしまった。もう止まらない。止まるはずもない。あっという間に20巻まで読み切ってしまった。この漫画はまだ終わっていない。13巻あたりからずっと、同じ敵と戦っているが、まだまだ続きそうな気配である。
 福本信行の漫画は、独特の面白さがある。絵が上手だとは思えないが、欲に狂った人間の鬼気迫る不気味な表情や、追い詰められて恐怖に震える表情などを、表現する技術は天才的。加えて、「カイジ」シリーズに代表されるように、この世に存在しないギャンブルを発明する天才でもある。アカギでここ数年描かれている「透明牌麻雀」もその一つ。4枚のうち3枚がすべて透けて見える透明牌、山を積まずに袋の中から手袋をしてツモるという方式は、なかなかよく考えられている。一度このルールで打ってみたいと思わずにいられない。透明の麻雀牌がちまたでたくさん売られているのも道理だ。
 ただ、ちょっと長くてしつこいのが気になる。同じ状況説明を何度も繰り返すのはページの無駄と感じてしまう。そろそろ鷲巣との対決は終わらせて欲しい。

12月25日(火)

 年末恒例、OSAKAN HOT 100の年間チャート特番が放送された。9時間で100曲をCOUNT DOWN。半年前の上半期チャート特番までは「100曲すべてをオンエアする」という方式が通例だったが、今回はオンエア楽曲を取捨選択し、そのぶんいろいろな企画ものを織り込む構成に。全体を通してこの1年間の音楽シーンを振り返る番組になっており、チャートに入らない曲もたくさんオンエアされた。9時間の中で上位100曲すべてをかけるとなると、どうしても番組内容が限定され、短調にもなる。同じアーティストの曲が何度もかかることも避けられない。それを考えると今回の企画は斬新だったし、内容としても充実していたと思う。終わってから、どっと疲れが出たけど。
 昨日の東京ドームに行っていたスタッフはFM802にも多数。お土産のLUNA SEAクッキーをもらった。ここまで露骨に「お土産用」に作られたグッズもめずらしい。観客もメンバーも大喜びの、楽しいライブだったと聞く。そんなに楽しいなら、恒久的に、あるいは定期的に再結成ライブをすればいいのに、と思わずにいられない。

12月24日(月)

 天皇誕生日の振替で世間は祝日。ROCK KIDS 802はお休みだったが、僕は京都でお仕事があった。京都駅ビルでのフリーライブのMCである。京都駅ビルの大階段では過去にも多くのアーティストがFM802のフリーライブを行ってきた。今年のクリスマスに登場したのは、倉木麻衣。
 昨日がやけに暖かい陽気だったのでけっこう薄着で出掛けた僕は、京都の寒さを完全に甘く見ていたらしい。屋外の大階段には冷たい北風が吹き抜け、控え室代わりのテントにはストーブもない。風邪を引いて明日の大仕事に差し支えたら大変、ということで、隣の伊勢丹に駆け込んで肌着を購入。最も安いものでも3000円ぐらいした。プレゼント用ならともかく、自分用の肌着を百貨店で購入することなんて、後にも先にも今日ぐらいだろう。ユニクロは、必要な時に近くにない。
 そんな底冷えの京都で、倉木麻衣は素晴らしいライブを見せてくれた。初披露だったというクリスマスソングのカバーを含む6曲のアコースティックライブだったが、最後には上着を脱いで盛り上げるひたむきなサービス精神に、きっと多くのファンは心を打たれたと思う。僕は終演後、MCとして再び舞台に上がるために袖にいた僕は、ステージから降りてくる彼女とハイタッチした。ふふ、いい思い出が出来たぜ。

12月23日(日)

 毎年のお楽しみ、M-1グランプリ。今年は有馬記念ともども、大波乱の結末となった。サンドウィッチマンなんて、聞いたこともない名前だった。
 今年のM-1は、今までで一番笑ったかもしれない。優勝したサンドウィッチマン以外も、最終決戦に残ったキングコング、トータルテンボスのネタは非常にテンポがよく、笑っているうちに次のボケが始まっていて、つまり笑いが止まらなかった。そうそう、面白い漫才ってこれなんだよなと、久しぶりに思った。特にサンドウィッチマンは確かに一番面白かった。
 今回、決勝に残った8組のうちの7組は吉本の芸人だった。去年もそうだった。準決勝までの段階で、吉本芸人に有利な採点をしているという疑いは拭えない。そういう批判が毎年集まる中で、個人事務所に所属する無名のコンビが優勝した意義は大きいと思う。もともと高校のラグビー部仲間だったというこの二人、年齢はもう33歳だが、いまだに二人で家賃7万円の部屋に住んでいるという苦労人なんだとか。そんな無名芸人が一躍注目される存在になった。何だかすがすがしい感動だった。
 しかし、面白いネタはどれも、ボケる側が何らかの設定を提案し、それを演じながら笑いをとるコント形式だったのはやや気になる。正当派の漫才で決勝に勝ち上がるコンビは年々減っている。

12月22日(土)

 三連休の初日。街はどこも大変な賑わいだろう。自室の電灯が壊れたので、近所の電器店に買いに行ったら、ものすごい混み方だった。みんな、クリスマスプレゼントでも買いにきたのかな。
 機動戦士ガンダムのボックスセットがまた売り出されている。ファーストガンダムの劇場公開版3部作の限定ボックス。ファーストガンダムの劇場版は、簡単に言ってしまえばテレビシリーズの総集編なのだが、ストーリーの一部が違うだけでなく、原画の多くを書き直したり、台詞も新たに収録しており、ファンの間ではテレビシリーズよりも人気が高い。トリロジーの限定ボックスは過去にも発売されていたようだが、そっちはファンにとっては不満のある内容だったらしい。
 まあファンにとっては今回も、価格設定を含めて文句を言いたくなる部分は多々あるようだ。あれこれと特典を加えてマニア心をくすぐる手法はいつの時代も変わらない。欲しければ諦めて金を払うしかないだろうな。僕に言わせれば、何度もテレビで放映されている映画なのだから、それを録画すればいいじゃん、という感じだけど。

12月21日(金)

 冬場になると思い出す、僕の癖が一つある。上着の袖の先をつまむ、というもの。
 長袖の洋服の上からまた長袖の服を着るとき、はじめに着ていた方の服の袖が中に入ってしまわないように、中指と薬指で先をつまんでから、着る。そんなことはある種の常識で、誰でもやることかもしれないけど、僕にはこれが、何となくかっこ悪く見える。
 以前、何かのテレビドラマを見ていたとき、田村正和がこれをやっているのを見て、吹き出した記憶がある。渋くてダンディーな中年男性を演じているのに、秘書が上着を着せようとしたら、ワイシャツの袖をつまんで着る田村正和。お母さんに着せてもらっている子供のようで、間抜けな光景だったのだ。それを見て以来、自分では極力これをやらないようにしようと決めたはずなのに、気づくとまたつまんでいる。その必要がないような状況でも。
 袖口がボタンなどで締まっているシャツの上に、大きめのコートを羽織る場合なんかは、袖が中に入ってしまう心配もないのだから、つまんでガードする必要もないのに。長袖の上に長袖を着る場合は、条件反射で袖をつまんでいる自分がいる。両手いっぺんに。恥ずかしい。どうやったら直るのだろう。

12月20日(木)

 最近、時間を見つけてはフリーの雀荘に行く。
 赤の他人とその場限りの対局を楽しむ麻雀荘はフリーとよばれる。多くのフリー雀荘は賭け麻雀。店ごとにレート(倍率)が決められていて、負けたら損をするし、勝てば得をする。そして店は全員から支払われるゲーム代で儲ける。これは賭博だからもちろん違法。つまり世の雀荘の大半は、警察のお目こぼしで成り立っているのである。
 僕は賭け事が嫌いだから、フリー雀荘には行かない主義だった。しかし最近は、お金を賭けない雀荘がちょっとずつ増えているらしい。お年寄りを中心に注目されている「健康麻将」もその一例だが、若者をターゲットにしたノーレートのフリー雀荘も、探せばあるのだ。
 僕が近頃よく行っている雀荘は渋谷にある。店に支払うゲーム代が順位によって違ってくるだけで、プレイヤー同士の金のやりとりは一切ない。そのゲーム代が、せいぜいビリになっても500円。フリードリンクでサービスもよく、店内は広々としてきれいだ。ゲームセンターでネット対戦の麻雀ゲームをするよりよほど本格的に楽しめるし、意外にレベルも高くて勉強になる。何より、お金がかからないのがいい。
 僕のように、ギャンブルとしてではなく、ゲームとして麻雀を楽しみたい人間にとっては、こういう雀荘の存在はありがたい。同じような店が関西にもあればいいのに。

12月18日(火)

 僕が、他人から指摘されることを最も恐れている言葉の一つが「口が臭い」。だから僕はわりと高い頻度で歯を磨く。ものを食べる回数とほぼ同じだから、一日に平均で4回ぐらい。そして、自分の吐いた息が他の人にかからないようにすることにも、常に細心の注意を払っている。誰かに顔を近づけて喋る時は口を手で押さえたり、息を吐くときは顔を背けたりする。飲酒検問で「は〜っ」とやらされるのは大嫌い。特に、機械ではなく警官の顔に吹きかけて匂いで判断されるのなんて耐えられない。
 そんなふうに神経質になってしまうのは多分、僕自身が、他の人の口臭に敏感な性質だからかもしれない。特別嗅覚が鋭いというわけではなくて、口臭を感じた時の落胆が大きい、ということ。自分のを嗅がれるのも嫌だし、他人のも嗅ぎたくない。妙に口を近づけて話すタイプの人は、ちょっと怖い。「口、臭いよ」と告げる行為は、もっと怖い。
 今日、電車で隣に座ったおじさんは、何度も何度も、深い溜め息をついていた。そのたび、もちろんその吐息の匂いが周囲に充満する。この人、どうして平気でそんな真似が出来るのだろう。唖然としてしまう僕なのだった。

12月17日(月)

 最近、気になっている芸人コンビがいる。その名は、が〜まるちょば。オフィシャルサイトでこの二人の出演番組をチェックしては録画している。
 が〜まるちょばは、「サイレント・コメディー」のアーティストである。基本的にはパントマイムだが、その芸を使って徹底的に笑わせる。彼らの芸風は日本より先に海外で好評を得、有名な賞も数多く受賞している。
 この芸というのが、本当にすごい。目を丸くするほど上手いし、しかも面白い。
 僕は、こうした職人芸が大好き。物真似にしろ、手品にしろ、このパントマイムにしろ、長年の修行と研究の成果として完璧な芸になっている。素人には到底真似の出来ない熟練の技。上手な芸を見ただけで感動するから、町中で大道芸人を見かけてすごいと思ったら僕は即座にお金を投げ入れるタイプ。が〜まるちょばは、その職人芸にさらに工夫を加えて、笑いを取る方法まで研究している。言葉を使わないから、海外でも同じようにウケるわけだ。最近はどんどん露出が増えているようで、渋谷駅ハチ公口の向かいにある109-2のビジョンでも、彼らが出演するCMが流れている。
 彼らのショーを録画したDVDがあれば買いたいのだが、残念ながらまだそういったものは発売されていないらしい。公演はすべて完売なんだとか。大阪にも来て欲しい。

12月16日(日)

 全国で公開中の日本映画「Little DJ〜小さな恋の物語」を拝見。
 野球とラジオの好きな中学1年生の少年が不治の病気にかかって入院し、その病院で院内放送のDJをすることに。彼の作る爽やかな番組は、入院している人々の心を少しずつ変えていく。そうして生まれる人間模様と、少年の初恋を描いた映画である。
 主人公が病気で弱っていくという設定自体は、もはや語り尽くされた感が否めないが、少年が大好きなラジオのDJに挑戦する姿はなかなかリアルで面白い。最初は緊張していたけど、徐々に慣れてきて喋りが流暢になっていく様子もうまく演じている。舞台は70年代。ノスタルジックな雰囲気に包まれた初恋の雰囲気も、少年と少女の小さな心の揺れ動きまで丁寧に描き出している。演技派の俳優達を相手に、子役出身の神木隆之介と福田麻由子が見せる繊細な演技が素晴らしい。
 ラジオのDJを扱った映画やドラマはよくあるけど、本業の身から見ると妙に現実離れしていたり、「今どきそんな喋り方するDJはいねえよ」と突っ込みたくなるようなわざとらしいトークだったりで、いまいち好きになれないものが多い。そんな中、この映画は本当にラジオを好きな人、70年代にラジオを聞いていた人が作ったのだな、という印象を持った。広末涼子のキューの振り方はややぎこちなかったけど。

12月15日(土)

 神戸名物のルミナリエを見に行ってきた。関西におけるクリスマスシーズンの一大イベント。天神祭や祇園祭と並ぶ、といっても過言ではないくらい、多くの人が楽しみにしている巨大なイルミネーションである。
 とにかく「人が多い」というイメージのルミナリエ。駅を降りたところから、けっこうな距離を歩かせて迂回させる。そうすることで、人の列を処理するわけだ。僕が見に行ったのは午後9時ぐらいと遅めだったので行列はなく、ただ長い距離を歩かされただけ。途中、「ここからルミナリエまで約30分」という看板もあったが、ノンストップで歩いたので5分もかからなかった。時間帯によってはそんなに並ばないと見られないのか。
 それだけたくさんの人が見に行くほどの価値があるかどうかは、実際に見た者でなければわからない。最近はルミナリエを模したイルミネーションが全国のいたるところにあるが、ルミナリエはちょっと格が違う。あの明るさと大きさには本当に圧倒される。さっきまで行列にうんざりしていたことも、忘れさせてくれる美しさである。
 ルミナリエは赤字が続いているらしく、毎年のように「今年が最後になる」と言われる。会場内には無数の募金箱が設置されており、ボランティアスタッフが大声で、来年以降の開催に向けての募金を呼びかけている。僕も募金しようと思って財布を開いたら、何と小銭が36円しかなかった。あとは1万円札だけ。そこで、「なら1万円を募金しようじゃないか」とはさすがに思えず、一緒にいた親から小銭を借りてしまう自分が情けなかった。ルミナリエを見る時は、事前に小銭を用意するべし。

12月14日(金)

 僕は辛い食べ物が苦手。特に唐辛子やカレーの辛さには体が敏感に反応し、頭から顔から滝のような汗が噴き出してしまう。だからお店でカレーを食べるなんてことは滅多にしないのだが、辛いカレーが突然無性に食べたくなって、近所のインディアンカレーを食べに行った。インディアンカレーは、ひと口目が甘いのに、数秒後に猛烈な辛さが襲ってくるという特徴のあるカレーライスで、Mr.Childrenをはじめ著名人にもファンが大変多いことで知られる。タオルを片手にヒーヒー言いながら何とか完食。美味しかったけど、やっぱりこれは数年に一度ぐらいでちょうどいいや、と思った。それが一昨日の話。
 昨日のチッタのイベントでは、楽屋のケータリング(出演者とスタッフ用の賄い)のメニューがカレーだった。選択の余地なし。次にカレーを食べるのは数年後のつもりだったのに。これがまたけっこう辛かった。ルーの量は少なめにしてもらい、これも何とか完食。DJ中より、はるかに汗びっしょり。
 そして、今日。番組前にお弁当を買いに行くというので、僕は「スタミナカルビ丼」を注文した。わりと無難な路線を選んだつもりだったが、食べてみるとこれがまた激辛。メニューには辛いだなんてひと言も記載されていなかったのに。本番前というのにだらだらと汗をかきながら食べた。
 結局、どういうわけか3日も続けて辛いものばかり食べる羽目に。もう当分カレーは見たくない。この世の中、辛い食べ物が苦手な人に対する配慮が、全体的に足りないのではないか。番組でそんな話をしたら、賛同のメッセージが届いて嬉しかった。来週はこれをメッセージテーマにしてみよう。

12月13日(木)

 12月13日はhideの誕生日。毎年恒例のパーティーが川崎のクラブチッタで開催された。8月のMIX LEMONed JELLYに続き、今回も僕はDJとして出演させてもらった。
 さまざまな音楽を一緒に楽しもうというコンセプトのMLJとは違い、このバースデーイベントはあくまでも、hideとhideファンが楽しめることを第一の目的としている。
 オープニングから、DJ FUMI(hideや彼の多くの友人達が通ったバーの人)がhideの曲をプレイしまくって盛り上げる。最初のライブアクトはKISSのコピーバンドであるMAKING LOVEで、元ZEPPET STORE木村世治氏のプロジェクトhurdy gurdyも弾き語りを披露。そこに挟まれた僕のDJタイムは30分間だった。
 hideの曲は、iNA氏のDJタイムやフィルムギグのパートでたっぷり流れると聞いていたので、かぶらないように僕は今回もXの曲だけをかけた。X特集をしようと思ったら、30分は短い。「X」のライブバージョンだけで9分あるし、YOSHIKI作曲の人気曲はほとんどが7分以上あるのだから。できるだけたくさんの曲を聞かせてあげたいとの思いから、バッサバッサと短く編集しまくって、最近お得意のメドレー状態にしてみた。「もう終わりかい!」というアニメ主題歌並みのショートバージョン。「Silent Jealousy」が2分半だもの。爆寸と違ってヘドバンをしている人がほとんどいないのだが、最後のXジャンプの盛り上がりを見る限り、満足してくれた人は多かった模様。
 この日はhideの誕生日を祝うだけでなく、先日他界したzilch.のポール・レイヴンや、東京ヤンキースの梅村氏の追悼メッセージなども流れた。前日が誕生日だったiNA氏もステージで泣いていた。hideファンが大勢集まるこの場所で、hideの偉大なる盟友達の足跡を知ってもらえたのは意義のあることだったと思う。
 楽屋は終始和やかな雰囲気で、久しぶりの再会を楽しむ仲間で溢れかえっていた。僕も本当に楽しかった。もともとはただのXファンだったこの僕が、こういうオフィシャルなイベントに携わることができるのは、本当に光栄なことだ。hideファンの人達の暖かい反応も嬉しかった。
 DJタイムの最中に正式発表したこと。来年の2月9日(土)に、池袋CYBERで「爆発寸前TOKYO hide & X限定」を開催することになった。爆寸10周年記念で7月に大阪で開催したhide限を、ついに東京でも。裕士氏も「ぜひやってくれ」と後押ししてくれたので、遠慮なく盛大に盛り上がろうと思う。
 hideの音楽で、たくさんの人と一緒に楽しみたいだけ。その僕の思いに賛同できる人は、ぜひ遊びに来てほしい。

12月12日(水)

 神戸に停泊している客船「飛鳥2」に乗せてもらう機会があった。乗客としてではなく、船内を案内してもらうだけの見学みたいなもの。
 飛鳥2は、重量5万トン、800名が宿泊でき、常時400名の従業員が乗っている日本有数の豪華客船である。フロアは12階まであり、あらゆる娯楽施設を兼ね備えた移動式高級ホテル。ちょうど、映画でおなじみのタイタニックのような船だ。神戸港の、メリケンパークオリエンタルホテルの向かいに停泊していたのだけど、間近に眺めると、どちらがホテルかわからなくなるぐらいの圧倒的な迫力。こんなものがなぜ水に浮くのかとつくづく不思議。
 この船は、毎年夏場になると世界一周の旅に出る。半年近い長旅で、一度も陸に上がれないまま1週間ぐらい船内で過ごす時もあるらしい。海上での暮らしが退屈にならないように、船内には乗客を楽しませるさまざまな工夫が施されている。多数のレストランやショップのほか、プール、スパ、ジムなんかは当たり前で、劇場やシアター、テニスコート、パソコン室、図書室、カジノ、ゲームルーム、麻雀室、ゴルフ練習場まで。そして各船室は一流ホテル並みの設備が整っている。陸上と何ら変わらない生活が送れる船。一体どれほどの生活用水を積んでいるのか、つくづく不思議。
 よほど天候が悪くない限り大きく揺れることはないといい、自分が海の上にいることなどすぐに忘れてしまう。こんなところで生活しながら、世界の国々を回る旅。もっとも安い客室でも、高級車が買えるぐらいの金額である。それでも毎年のように参加する人もめずらしくないのだとか。
 僕にとっては夢のまた夢みたいな話だ。なかなか貴重な経験だった。

12月11日(火)

 爆寸去ってまた爆寸。明後日はhideの誕生日イベントでDJをすることになっている。今日はその準備をあれこれと。選曲をしたり、最近得意の曲編集(長い曲を短くする)作業など。
 僕は、ライブを行うアーティストも含め、複数いる出演者の一人に過ぎない。DJタイムで、僕以外の人がプレイする予定の曲を不用意に選ぶわけにはいかないから、「これはかけちゃダメ」のリストを事前に送ってもらった。限られた食材でどれだけ美味しい料理を作れるか、ここはシェフの腕の見せ所というわけである。
 爆寸とは違っておそらく、僕のことを知らないhideファンがほとんど、という中でのDJになる。いわばアウェー。どうなることやら。

12月10日(月)

 FM802のSPECIAL WEEKがスタート。各番組の内容がパワーアップする一週間。昨年までは年に2回、2週ずつのSPECIAL WEEKSだったが、今年からは1週間が年に4回という形になった。次々に飛び出す豪華企画。番組中は常にテンションを高めに維持する必要があって、慌ただしいけどやっぱり楽しい。
 さらに番組後は、16日の深夜に放送されるBINTANG GARDEN「ROCK VISION 2007」を収録。今回はメインゲストのアリス九號.の他、Acid Black Cherry、ギルガメッシュ、少女-ロリヰタ-23区といったアーティストからのコメントもオンエアする。音楽番組を放送するには、やはり1時間という枠は短すぎて、かけたい曲は山ほど残ってしまったし、語り足りない気もする。それでも、細部にまでこだわった内容には満足。今年は僕もいくつかのジングルを作成した。比較的最近活躍しているアーティストの楽曲を拝借したものが多くなっている。乞うご期待。

12月9日(日)

 昨日の爆寸の感想が続々と届いている。最後にさんざん催促した甲斐があった。
 今回、僕が「出来心」で作ったPhantasmalice mizerの「N・神・s N・歌・s」は予想通り(?)賛否両論。絶賛してくれる人もいれば、苦情も多々ある。いずれかのバンドの熱心なファンからすると、他の曲とごちゃ混ぜになってかかると曲に集中できず、いただけないらしい。自分の好きな曲だから余計なことはせずにフルで流して欲しいとか、アーティストを冒涜していると感じる人がいるのは、やはりファン心理というものか。この楽しさが伝わらないのはちょっと残念。
 異なる曲を合成させる手法はマッシュアップと呼ばれ、クラブDJがよくやる遊びの一つ(Wikiで「マッシュアップ」を調べると詳しい解説が)。今回マッシュアップした2曲はどちらも僕の好きな曲で、よく似たフレーズが出てくるから、どうせなら一緒にかけてしまえ、と考えただけのこと。神歌で咲くmana様を俺は見てみたい、と。ちなみに、交互に流れるから短くカットされている気がするようだが、いずれの曲もほぼフルコーラスで収めた。
 それにしても、神歌をかけた時の爆発的な盛り上がりは特筆すべきものがある。「咲き」文化についていけなかった往年のバンギャルも、この曲では比較的抵抗なく咲けるらしい。十代の若者がXジャンプに憧れるように、三十代のベテランバンギャルは神歌にひそかな憧れがあるのかも。世代のギャップを乗り越える名曲である。

12月8日(土)

 10周年の爆発寸前NIGHT、無事終了。
 今回は数カ月前からリクエストの受付を開始して、こつこつと準備をしてきたことがある。それが、各アーティストのメドレー。最近は恒例となりつつあるラス曲メドレーではなく、アーティストごとに10分強のメドレーを作れば、たくさんの曲をかけられる、という発想。選曲して、音源を用意してパソコンに取り込み、それを編集していく、という一連の作業は意外に面倒で時間がかかるので、今回はリクエストの受付時期とその方法をいつもと変えてみたわけだ。全部で7組のアーティストのメドレーを作った。定番化している曲を優先してきたため、これまでにはなかなかかけられなかったような、隠れた名曲も織り交ぜることができた。結果として今回は、普段の爆寸の1.5倍ぐらいの数の曲が流れたことになる。
 そしてもう一つ、今回の目玉は久々の「本人登場」であった。ZIGZOの「裸ピストル」を流している最中に、元ZIGZO、現test-No.のメンバーがステージに突然現れるという、サプライズ企画である。翌日にBRAND NEWでのライブを控えた彼らは、たまたまその時間に大阪に到着したのである。RYO氏は以前からRoxiteでこのイベントのことを知って、興味を持ってくれていたそう。アーティスト自身が爆寸を楽しんでくれるのは非常に嬉しいことだ。
 爆寸は90年代後期に活躍したバンドの曲が中心だが、ここ数年の間に解散したバンドのリクエストもどんどん増えている。蜉蝣やDue'le quartzなどがいい例だ。こうした比較的最近のバンドや、今現在活躍しているバンド達の曲をかけるイベントが、爆寸の他にあってもいいと思う。自分の聞いてこなかったバンドの曲を聞いて当時のノリを知るのも、爆寸の楽しみ方の一つだけど、80年代のXやBUCK-TICKの曲が聞きたい人と、蜉蝣で暴れたい人の間に隔たりがあるのはわかる。せめて爆寸を、世代で区切って2回別々に開催したら、と考えないこともない。「爆寸1995-2000」「爆寸2001-2007」の2DAYSとか。どこぞのベストアルバムのようだけど。まあ、検討してみよう。
 帰宅してすぐに曲目表をアップした。来てくれた人が、曲を忘れないうちに。

12月7日(金)

 OSAKAN HOT 100の年間チャート特番は12月25日(火)に放送が決定。今回の特番は、いつもの100曲すべてオンエアする方式をあらため、一年間の音楽シーンを総括するコーナーを盛り込みながら、上位100曲のうち何割かをフルコーラスでオンエアする内容に変更となる見込みだ。そして今回も、オリジナルグッズの製作が進行中。これまで、冬の特番ではニットキャップや手袋などを作ってきたが、今度は何とグラス。ビールを飲むのにちょうどよさそうなグラスに、OSAKAN HOT 100のロゴをエッジングしてあるものを作ってもらっている。みんなが喜んでくれるといいのだけど。
 明日が爆寸なので、今日は夜のうちに新幹線で大阪へ戻った。金曜日、最終ののぞみは当然のように満席である。700系は全車両禁煙になったのはありがたいけど、あいかわらず何だか空気は悪い。早くから予約をしてあったから僕は窓側だったのに、隣の人が肘掛けに豪快に肘を載せてくるし脚も広げるので、妙にストレスを感じて眠れなかった。

12月6日(木)

 いつものセールで、今年の秋冬ものの洋服を購入した。
 僕にとっては半年に一度の大量仕入れ。来年の春までの新しい洋服はすべてこの日に。という予定だったが、今回はめずらしく、気に入った洋服があまりなく、セーターやシャツなどを6点ほど買っただけだった。上着は1着買ったのみである。セールは週明けから始まっていたから、めぼしい服やアクセサリーはすでに売れてしまったのかもしれない。
 今回買ってみた上着というのが、ニットのロングコート風のやつ。今年はニットのアウターが流行ってるとか何とか言われた気がする。風をぴゅーぴゅー通すのであまり寒い日は着ない方がよさそうだが。

12月5日(水)

 新聞を見ていたら、今年の紅白の出場歌手一覧が掲載されていた。紅白というのはまさに歌謡曲、芸能界の世界の話であり、出場するのも僕の仕事とは関係のないアーティストが大半。だから毎年ほとんど関心がないのだけど、今年の出場者を見ていたら、何と馬場俊英という名前があるではないか。全然知らなかったので、心底驚いた。
 今年は念願だった「野音でピース」を成功させ、一つの目標を達成した馬場さんだが、その勢いは止まっていないようだ。音楽に向かう彼のひたむきな姿勢は、多くの人の心を動かしている。何よりも素晴らしいのは、特定の楽曲の人気が一人歩きし、流行歌となっているのではなく、彼のミュージシャンとしての生き方と音楽性すべてが支持されている点だ。爆発的に売れては、すぐに忘れ去られるような曲ばかりが街に流れる中、彼の存在は異彩を放っていると思う。
「馬場俊英って誰?」と思っている人の方が、世の中には圧倒的に多いのかと思っていた。そうか。紅白に出るのか。僕が想像していたよりもはるかにすごいスピードで、彼の人生の物語は有名になっている。大晦日が楽しみだ。

12月4日(火)

 爆寸の準備に費やした一日。選曲がようやく終了して、音源も用意した。
 夏にCYBERで開催した時、音割れがずいぶんひどかったので、ディスコミキサーを新調した。そしてあの日、購入直後だったというのに、開演前にステージで浴びた照明の熱で、1回も使われることなく壊れてしまったCDJも、同じものを買い直した。つまり今回の爆寸では、新品の機材が2台使われることになる。そのいずれも、まだ爆音の中で使ったことがないという不安要素でもある。念のため、バックアップは3段構えぐらいで用意してあるけど。爆寸ほどの音量のテストは、自宅では絶対にできないから。
 部屋の中を占領していた不要な段ボールなども一気に処分したら、部屋がずいぶん片付いた。やっぱり部屋がきれいだと、仕事に精が出るぜ。

12月3日(月)

 番組終了後にも仕事があったので、野球の日本対台湾の試合は録画して見ることにした。見る前に、経過や結果が耳に入ってしまうことのないように、今回も細心の注意を。不用意に携帯メールは開かない、ラジオもつけない。街を歩いている時も、いつワンセグなどのテレビ画面が視界に入ってくるかもわからないから、うつむき気味に。何とか結果を知ることなく帰宅し、深夜になってから、他の人から数時間遅れの興奮を味わった。
 昨日に続き、緊迫した試合だった。6回裏、ダルビッシュ悪夢の被弾。初めてリードを許して、精神的に追い込まれるのではないかという、嫌な予感がした。しかしその直後の7回、村田が死球で出塁し、稲葉がヒットで繋ぐ。里崎のバントが野選でセーフとなり、無死満塁。そしてまさかの大博打、サブローのスクイズが飛び出した。さらに続く怒濤の連打。これを待っていたのだ。日本野球の強さをようやく見せてくれた気がした。
 自分の打った打球が内野の間を抜けるたび、ベンチに向かって拳を突き上げ、雄叫びを上げる姿は、シーズンではなかなか見られない。選手達の緊張感と興奮が画面から伝わってきて、本当に感動した。
 北京を最後に五輪種目でなくなってしまうことが、今から残念でならない。

12月2日(日)

 野球の北京五輪最終予選、日本対韓国の試合は壮絶だった。
 韓国野球のマナーは日本人の感覚とはちょっと違うらしい。ストライクゾーンに近い内角の球に脚を出し、自分からぶつけてデッドボールをもらいにいく姿勢は、日本では考えられない。塁に出るためなら手段を選ばないというわけか。どん欲さの表れなのだろうが、国を代表して出てきた打者としてのプライドはそれで保たれるのだろうか。
 1時間前に提出した先発オーダーと、大きく異なる出場メンバーで試合が始まった。これは定められたルールに則って取った行動なのだから、開き直る韓国サイドの言い分は別に間違っていない。ただ、試合を有利に進めたいがために、露骨に相手を欺く行為をしたことを、韓国の人々は誇れるのか。ここが大きな問題だと思う。
 お国柄の違いと言ってしまえばそれまでだが、はっきり言ってあまり気分のいい試合ではなかった。これで負けていたら最悪な気分だったけど、日本を代表する投手陣は本当によく踏ん張った。最後の上原の力投と、試合終了後の矢野との抱擁は見ていて涙が出そうだった。まさにドリームチームだ。
 明日は台湾に勝って五輪出場を決め、すっきりさせたい。

12月1日(土)

 僕が幹事を務めて開催されたFM802の麻雀大会。DJのヒロ寺平氏や久保田コージ氏、大抜卓人氏らも参加し、まあ何とか無事に終了した。
 麻雀の場合、複数の卓で同時進行しようとしても、半荘(1ゲーム)が終わる時間がまちまちなのが難しいところ。ひどい場合は、20分で終わる卓もあれば、1時間以上かかる卓もある。その足並みを揃えるために、今回の大会では、40分の「時間制限制」を敷いた。まだ東場(前半)であろうと、スタートから40分が経過した時点で進行している局で打ち止め。野球でいえば降雨コールドみたいなもの。この方式を取ると、最初に大きな和了りをものにした人間が俄然有利ということになる。東一局で親跳なんて和了ったら、もうトップは確定したようなものだ。
 全部で4回戦。僕は途中までなかなか大きな手が出来ず、トップが取れない状態が続いた。それでも2位2回、3位が1回としのぎ、3回戦終了時で6位につけていた。最後の決勝戦でようやくツキが回ってきて、その半荘トップ。ヒロ寺平氏を抜いて4位に食い込んだ。
 結果、僕が一番欲しかった賞品が自分にきた。麻雀漫画の「アカギ」1〜20巻セット。自分で購入した賞品だけど。しかしこれ、いつ読めばいいというのか。忙しい時期に、やりたいことがまた増えてしまった。今こんなものを読み始めてしまったらまずいことになる。封を開けずに、棚の上にしまうことにした。
 たくさんの人間と代わる代わる対戦する麻雀も楽しいものだ。また近いうちに企画しよう。もう少し忙しくない時期に。