back to index

Diary(08.01.)

1月31日(木)

 遅ればせながら、X JAPANの新曲「I.V.」を入手した。配信限定というリリース形態はめずらしくない昨今だが、有名なアーティストの曲であれば所属レコード会社がその曲のサンプルCDをメディアに配布するのが通例。しかしこの「I.V.」に関してはレコード会社を通していないため、プロモーション活動がほとんど行われていない。だから自分でiTunesで検索して、ダウンロードした。
 解散前のX JAPANのシングルはほとんどがバラードだった。どんな形でもいいから、YOSHIKIの激しいドラミングが聞きたいと願っていたファンは多いはず。今回の「I.V.」がXらしいヘヴィーな曲で安心した。BPM200ぐらいの、オルガスム並みに速い曲はもう聞けないのだろうか。
 先日の東京ドーム公演発表のすったもんだといい、いつのまにか配信だけで地味にリリースされていた今回の曲といい、今回の復活にはファンだけでなく、多くの関係者も振り回されているように見えてしまう。

1月30日(水)

 おそらく史上初めて、日本中がハンドボールに沸いた一日。僕は深夜に実家でNHK総合の録画放送を見た。それまでに結果を知ってしまうことがないように、パソコンもつけないようにし、テレビも余計なチャンネルを見てしまわないように細心の注意を払った。
 昨日の女子ほどではなかったが、やはり韓国との力の差は抗えないものがあった。日本が苦労して必死に奪った一点を、情けなくなるほどあっさり取り返され、日本がミスをすれば韓国は一気に速攻で加点する。これでは点差が開くのも道理。あんなチャ・ホンマンみたいな大男が出てきては、さすがの宮崎も思うようには動けないか。
 しかし日本選手はなかなか二枚目が多かった。宮崎以外の選手もかっこよかった。これを機に、ハンドボールの面白さは確実に広まったと思う。あのスピードと迫力は他のスポーツとは一線を画すものだ。今回、ハンドボールの試合が注目されたのはあくまで一過性のブームみたいなものだと断じる人もいるけど、まずは注目を浴び、たくさんの人が試合を見たことが、ハンドボール人気定着への第一歩になると信じたい。
 日本人は、野球ばっかり見過ぎ。おもしろいスポーツなんて、他にもたくさんあるのに。

1月29日(火)

 ハンドボールの、北京五輪アジア予選やり直しが、今日と明日の二日間にわたって行われる。電車で週刊誌の吊り広告を見ていたら、「3分でわかるハンドボール 注目選手とルール(笑)の確認」という見出しが見えて笑った。見出しに(笑)を使うかと。
 まあ確かに、ハンドボールの細かいルールなんて、普通の人は知らない。僕もアテネオリンピックの時に外国同士の対戦を見たことがある程度だ。思いがけず日本中で大注目されることとなった今回の日韓決戦で、このスポーツの面白さがもう少し浸透するかもしれない。
 期待しながら見た女子の試合だったが、最初から最後まで日本はペースをつかめずに大敗してしまった。素人目に見ても韓国の方が圧倒的に強かった。明日の男子にリベンジを期待するしかない。
 それにしても、NHKはやっぱりすごい。この試合の中継を民放でやるとなったら、アナウンス部のスポーツ班は大騒ぎだったに違いない。ハンドボールの実況なんて、経験したことのあるアナウンサーが日本に数えるほどしかいないはず。ハンドボール経験者と同等レベルの知識がなければ実況なんて務まらない。この日の中継で実況を担当したアナウンサーは、ハンドボールを知らない人への適度な解説も挟みつつ、冷静かつ的確なコメントで試合の模様を伝えていた。さすがのひと言である。

1月28日(月)

 この週末、またFM802の麻雀大会が予定されている。当然幹事は僕。今度は802のスタッフやDJだけでなく、レコード会社やイベンターなど、局と仕事で関わりのあるすべての人に参加資格があるため、前回よりも人数が多い。今日になって参加の意思を表明してくる人が急に増えて、人数の調整にあたふたした。麻雀は4の倍数の人数でないと成立しないのが難しいところ。ちなみに今回は、某人気グループのメンバーも参加したいと言ってきている。
 そして例によって困っているのが賞品のこと。30を過ぎた男ばかりの麻雀大会。微々たる予算で用意できる賞品で、誰しもが喜ぶようなものってあるだろうか。前回はDS用の麻雀ソフトと、麻雀漫画の「アカギ」を買ってみた。麻雀ソフトの方はDJのヒロ寺平氏の手に渡り、「めっちゃハマってるで!」と喜んでもらえた模様。一方の漫画「アカギ」は僕がもらえることになったので、年明けに一気読みした。この漫画は、読み終えた同じものを今回も賞品として提供する予定。このまま延々と回し読みしてやる。

1月27日(日)

 来月から東京で公開され、その後大阪の映画館でも公開されるドキュメンタリー映画「アニー・リーボヴィッツ」を見た。アニー・リーボヴィッツは、アメリカの著名な写真家である。
 ローリング・ストーン誌の表紙を数多く手がけ、誰もが知っている超有名人の写真を数えきれないほど撮ってきたすごい人。特に知られている作品が、1980年12月8日、凶弾に倒れるほんの5時間ほど前に撮影された、ジョン・レノン最後の写真。裸になって、横たわるヨーコに抱きついてキスをしている、非常に有名な写真である。そしてもう一つ、デミ・ムーアの妊婦姿を撮ったヌード写真も、大いに物議を醸した。
 僕は写真については全く詳しくないし、芸術性を見分ける眼力もないけど、この人の写真のおもしろさはわかる。ユニークなだけでなく、力強いメッセージ性や、美しさを兼ね備えている、独特の視点。
 彼女のどこがそこまですごいのか。衝撃的な写真の数々はどのようにして生まれてきたのか。本人を含む多くの関係者の証言と、実際の写真、記録映像を次々に流しながら、アニー・リーボヴィッツという人物像を浮き彫りにしていく。非常にテンポよく進むので、ドキュメンタリーに特有の退屈を感じることもなかった。しかも本当に驚くような有名人が次々に出て来るし。アニー・リーボヴィッツという人物のことを全然知らない人にも、自信を持ってすすめられる映画である。

1月26日(土)

 近所にあるコンビニの駐車場で、小さな小さなフリマみたいなイベントが催されていた。どうやら月に一度ぐらい、定期的に開催されているものらしく、ちょっとした出店なんかもある。その中の一つ、西宮のパン屋さんが作る大きなハンバーガーが美味だというので、買いに行った。注文を受けてから調理し、出来上がったら名前を呼んでくれるシステム。僕が名前を呼ばれて取りに行ったら、鉄板でハンバーグを焼いているお兄さんが「いつも店で聞いてます」と声をかけてきた。苗字を言っただけで僕だと気づく人がいるとは嬉しい。ただこの時の僕の服装が、パジャマに限りなく近い、痛恨のおじさんルック。近所のコンビニの駐車場でまで気取っていられないのである。
 そしてその横では、太陽光発電の展示説明をしている人達のブース。どの程度、電気代が楽になるのかを中心に、家庭用太陽光発電システムについてあれこれと教えてくれた。販売店員は気の弱そうなおじさんで、巧みな話術というわけでもなかったけれど、僕の質問にはわかりやすく答えてくれた。いち早くハイブリッドカーなんて購入してしまっていた僕としては、太陽光発電にはかなり興味がある。できることならうちの屋根にも載せてみたい。しかし現状では、いくら何でも設置費用が高すぎる。電気代で元を取るつもりはないけど、エコのために…と考えてポンと出せる金額でないことは確かだ。

1月25日(金)

 金曜日のひそやかなお楽しみの一つが、午後にマクドナルドから送られてくるクーポンのお知らせメールである。この週末はどんなメニューが安くなっているのかをチェック。その内容にそそられれば、その日の番組前の食事はマクドナルドになる。先週なんて、ホットコーヒーが一人3杯まで無料だった。
 この携帯クーポンのお得さについては以前にも日記に書いたことがあると思う。しかし近頃、このクーポンの割引額が微妙に減っているのが気になる。以前は100円だったチキンナゲットやポテトが、いつしか120円になり、今度は150円になっている。携帯クーポンは、通常の価格でサイドメニューを増やせることが僕にとっては最大の魅力だっただけにこれは残念。ちょっとずつ上げていけば客は気にならないとでも思っているのだろうか。
 この値上げに対する小さな小さな抗議として、今日の夕飯はじゃぱん亭のお弁当になった。

1月24日(木)

 いつものお店の冬物ファミリーセールで、この冬最後の洋服大量購入。前回のサンプルセールは最終日に行ったせいか品揃えがかなり薄めで、あまり買わなかった。今回は初日の昼間に行くことが出来たので、狙っていたアイテムもたっぷり。当然買いに来ている人も多くて、棚に並べられた服がみるみるうちに減っていく。欲しい服が他の人に取られてしまうような焦りをちょっとだけ感じつつ、ほとんど値札も見ずにどんどん購入。そんなことが出来るくらい安いのだ。コートなどの上着は、いいかげん多すぎてクローゼットがパンクしているので買うのは1着だけにして、最近よく着ているドレスシャツ系を重点的に買った。
 この日買った中で、一番のお気に入りは、アクリルのマフラー。マフラーというよりストールといえる、かなり大きめの布で、ふかふかのベロア調になっている。思わず顔をうずめたくなる柔らかさ。この大きさなら膝掛けにもなるし、こういうアイテムがあればタートルネックのインナーにこだわる必要もない。大きい分かさばるのが難点ではあるが、寒さが続くうちはこれを持ち歩くことにしよう。

1月23日(水)

 東京へ向けて出掛ける前に、天気予報をチェックしたら、大阪よりも気温が6度も低いことが判明。しかも雪が降っているというではないか。こういう時、どんな服装をしたらいいのか、大いに迷うところである。家から空港まではさほど寒いわけじゃないし、電車やモノレールの中はむしろ蒸し暑いから、変に厚着をしすぎると汗をかいてしまい、かえって危ない。考えた末、向こうで寒さに耐えられなくなった時用の肌着を一枚余分に鞄に入れて出た。
 雪が降っていて飛行機がちゃんと飛ぶのかも心配だったが、どうやら羽田着の便はどれも平常通りに着いているらしい。飛行機通勤をするようになって感じるのは、飛行機という乗り物が、案外気象状況には対応できるんだな、ということ。
 いよいよこの冬初めての雪を見られるかな、と思って楽しみにしていたのに、僕が着いた頃には雨に。今年は何かと雪に避けられる冬。寒さを増幅させるだけの冷たい冬の雨って、一番嫌いなのに。

1月22日(火)

「寒がり、暑がり」をメッセージテーマにした先週の番組の後のこと。夜、ベッドで眠りにつく時、肩口から入り込む空気が寒くてなかなか寝付けないので、掛け布団を両肩の下に敷いて、ミノムシのようにくるまって寝るようにしている、という話をしたところ、プレゼントを送ってくれるリスナーの方がいた。
 僕と同じような悩みを持っている人は存外に多いようで、そんな人々のために考案された「防寒用マフラー付 掛ふとんカバー」というものが送られてきたのだ。タオル地のマフラーがふとんカバーに装着できるようになっていて、切り離して洗濯もできる。首回り専用のブランケットのようなものか。実はこれを製作し、売り出したのは東大阪に住む普通の主婦。実用新案も取得し、娘さんはOLを辞めてその販売を手伝っているらしい。
 せっかくだから紹介したいのだが、残念ながら販売元のホームページがない。

1月21日(月)

今週から、月曜のROCK KIDS 802でスタートした新しいコーナー。その名も「テーマソング・メーカー」。リスナーのプロフィールを教えてもらって、その人にぴったりのテーマソングを、番組がセレクトして差し上げよう、というなかなか手前味噌な企画である。先週、試しに放送してみたら案外好評だったので、レギュラー化される運びになった。テーマソングを決めるのは、リスナー個人でなくても、所属しているチームやクラスなど、団体のものでも可。複数の人間が集まっていれば、音楽の趣向もさまざまだ。チームの特徴を聞いて、選曲のプロである我々が一曲を選べばきっと平等、というわけ。
 今日は、卒業を控えた某高校の3年生のクラスのテーマソングを選んだ。選んだ曲は、岡野宏典の「フォトグラフ」。いわゆる卒業ソングではないのだけど、離ればなれになってからも、輝いていた自分達を封じ込めた写真を大切にして、気持ちだけは繋がっていよう、という歌詞が旅立ちの季節によく似合う。卒業の時期にみんなでこの曲を歌ったら、絶対泣ける。そう思って自信たっぷりに選んだのだけど、曲をかけてから大きな失敗に気づいた。この曲、発売が来月下旬…。電話で登場したその高3生は2月中旬には卒業式があるというようなことを言っていた。それまでに間に合わないということか。何とも申し訳ない気持ちでいっぱい。

1月20日(日

 ここ数日、またいちだんと冷え込みが厳しい。午後から大阪市内でも雪が降ると、天気予報がしきりに警告するので、一度乗った車を降りて、電車で外出した。大阪は滅多に雪が降らないぶん、たまに降ると交通機関がまるで機能しなくなる。スリップしている車だらけの道を走るぐらいなら、遅れてでも電車で帰った方がましだ。
 しかし予報ははずれて、雪は降らなかった。午後になってポツポツと落ちてきたのは冷たい雨。雪が降って街が静かになるのは大好きだけど、寒さを助長するばかりの冬の雨は大嫌い。こんなことなら車で出ればよかった。
 今年は、一度も雪を見ないで冬を越してしまいそうな気がしている。

1月19日(土)

 映画のあらすじを読んで興味を抱いた「クロサギ」。今さらとは思いつつ、漫画を買ってみた。素人から金を巻き上げた詐欺師を逆に騙して、金を奪い返す専門の詐欺師。その発想からして面白そうだ。読んでみたら、絵も僕好みに上手だし、内容も実に勉強になる。どこまで現実に近いのかはわからないけど、詐欺という犯罪がいかに阿漕で、野放しにされているかはよくわかった。騙されるのは自分のせい。そう諦めて、泣き寝入りしている人がきっとこの世にはたくさんいる。これを読んで、自分はくれぐれも気をつけようと肝に銘じるぐらいのことしかできない。
 読みたい漫画があったら、ヤフオクで買うに限る。ネットオークションで売りに出ている古本は、ネットカフェや古本屋に置いてあるものよりもはるかにきれいな場合が多い。購入して、自分のペースでゆっくりと読み、用が済んだら今度は自分が出品して売ってしまえばいい。そのために、自分宛てに送られてきた時の箱や梱包材はすべてきれいに保管してある。ある程度人気のある漫画なら、自分が買った時と売る時でさほど値段に差は生じないから、結局自分が払ったのは送料と振込手数料ぐらいのものである。ネットカフェで時間に追われながら読んだり、レンタルしてきたりするよりもはるかに経済的で楽だ。ようし次は何を読もうかな。

1月18日(金)

 最近、大宮での番組の前後に雀荘に行くことが多い。以前日記に書いた渋谷のところではなく、大宮駅近くにある日本で最初のノーレート雀荘。常連客ばかりのこじんまりした店だが、レベルが高い。この店にはロッキーさんというマスターがいて、メンツが足りない時はこの人も入る。雀荘を経営しているくらいなのだからものすごく強いのは当たり前なのだが、実は彼が、かつてプロの世界でその名を轟かせた凄い人なのだと知った。「この前、下北沢で桜井章一を見かけましたよ」と話してみたのがきっかけ。ロッキーさんはその昔、麻雀雑誌の誌面対局で、灘麻太郎、安藤満(故人)、桜井章一の3人と卓を囲んだ経験があるという。これ、麻雀ファンから見ると垂涎もののドリームマッチ。伝説の表プロと裏プロの戦い。DVDが出てたら買っちゃう。
 つい20年ほど前は、僕がいつもテレビで見ているプロ雀士達とともに、トップレベルの大会に出場しては好成績を残していたロッキーさん。そんなすごい人が、大宮でノーレートの雀荘を開き、僕のような素人に、優しく楽しく麻雀を教えてくれるのだから何ともありがたい話。この人の見ている前で間違った打ち方をすると手厳しいが、教え方は実に的確でわかりやすい。この店に通うようになってから、僕もずいぶん強くなった気がする。
 ロッキーさんの店で打つ麻雀はあくまで競技麻雀だから、一発とか裏ドラがつかない。ギャンブル性の低いルールで点棒を奪い合うのが、おもしろいのだ。

1月17日(木)

 イレギュラーでナレーション収録の仕事をいただいたので、大阪に帰ってきた。一段と冷え込んだ一日。
 2月9日の爆発寸前TOKYOのチケットを昨日発送したので、予約受付開始日に予約してくれた人にはすでに届いているはず。住所不明で戻ってくるチケットがないことを祈る。住所の入力をしながらうとうとしていることも多いので、やや心配だったりして。
 以前から問い合わせをいただいていた爆寸グッズの制作も進行中。実はこのデザインを考えるのに2日ぐらい部屋に引きこもった。プロなら1時間ぐらいで作れそうなシンプルなロゴだけど。今回は七分袖のTシャツとバッグを、2種類ずつ。去年のTシャツは数が少なくて、欲しかったのに買えなかった人もいたようなので、今回はかなり多めに注文してみた。爆寸グッズは、全部売れてようやく元が取れる程度の価格設定にしているのだけど、復活ライブに向けて出費を控えたい人も多いだろうから、今回はさすがに売れ残ると予想している。つまり赤字は覚悟の上。余りすぎるようならRoxiteで通販でもしてみようかと。

1月16日(水)

 ついにX JAPANの復活ライブが発表された。よりによって金曜日と日曜日。そして5月2日に味の素スタジアムではhideの追悼ライブがあり、こっちにはLUNA SEAも出るのだとか。この日も金曜日。ことごとく、僕の番組の生放送がある日というのは何たる皮肉。
 ここまで具体的に話が決まると、2月に開催される爆寸への参加を見送る人は多いかもしれない。特に遠方から来る予定の人は、春に二回も東京へ行くことを考えると、今回は遠征費用までは出せない、という人がいても無理はない。まあそれも仕方がないところか。
 爆寸は疑似体験に過ぎないけど、曲数と暴れられる度合いでは本物のライブをはるかに凌駕する。Xの場合も、復活ライブがあったとしても速い曲は半分ぐらいしか披露されない気がするし。体力の限界に挑む爆寸のハイペースを、復活前のリハビリにしてもらえれば。
 それにしても、アジアツアーまで予定しているとは意外な話だった。外国を回るぐらいなら、全国の他の都市でライブをすればいいのに。

1月15日(火)

 最近、FM802のDJやスタッフの中で野球が流行っている。見る方ではなくて、やる方。日頃からキャッチボールが大好きな僕も、仲間に入れてもらうことにした。
 ちゃんとした野球場で野球をしたのは、多分小学校4年生の頃以来。今の実家に引っ越してから2年くらい、地域の少年野球チームに入っていたことがある。まともな野球は本当にそれ以降一度もしていなかった。バッティングセンターですら、2、3回しか行ったことがないし。そんなど素人でも歓迎すると言ってもらえたので、張り切って参加してみたわけである。
 僕としては、日頃からやってみたかったのが守備。チームに入っていない限り、ノックを受けるという機会はなかなかないものだ。ノッカーはDJの吉村氏。経験者の彼の打球はなかなか鋭く、意外にうまくキャッチできない。取れなくても、とりあえず腰を落として前に落とす、これが基本。わかっていたつもりだが、不覚にも1回だけ後逸した。守備って難しい。
 ほぼ未経験者の僕でも、そこそこ戦力になれそうな手応えはあった。練習が月に2回、平日の昼間というのもありがたい。最近の運動不足を解消するチャンスにはなりそうだ。

1月14日(月)

 またまた見かけた電車の中の変な人の話。
 ヘッドホンで音楽を聞いていて、気分が高揚することは誰にでもあると思う。気がついたら体が勝手にリズムを取っていたり、危うく口ずさみそうになったり。ノッているのは自分だけで、周りから見れば滑稽なだけだ。
 今日、電車で見かけた推定年齢30歳ぐらいの男性は、ヘッドホンから聞こえる音楽に、完全に酔いしれていた。陶酔していた。ドアの前に立ち、鏡に映る自分の顔をじっと見つめて、ひたすらエアギター。陶酔しているのは聞こえてくる音楽なのか、自分の顔なのか。もしかして聞いている音楽というのも実は自分の演奏だったりしちゃうんじゃないのか。比較的空いている車内だったのでこの男性はものすごく目立ち、唖然とする乗客達の視線を独り占め。その好奇の目すら彼にとっては快感なのだろうか。見た目がそれほどおかしな人でもなかっただけに、驚いた。
 ちなみに、僕の向かいに座っていたカップルもその男性の奇行に気づき、二人でクスクスと笑っていたのだけど、男の子の方は笑いながらなぜか鼻血を出していた。女の子に借りたポケットティッシュでその血を押さえて。なぜ今鼻血。君も君でおかしいぞ。
 環状線は面白い人がいっぱい。

1月13日(日)

 昨日までのぽかぽか陽気が嘘のように冷え込んだ、連休の中日。
 番組後、大阪城ホールでL'Arc-en-Cielのライブを見た。噂には聞いていたが、アリーナクラスのライブとしては非常に凝ったステージセットに圧倒された。L'Arc-en-Cielらしい遊び心も随所に見え、相変わらず楽しいライブをやっている。
 今回はアルバム「KISS」の曲を中心とした構成で、現在のメンバーが揃う前の曲は一曲も披露されなかった。初期の曲をセットリストから排除しても、大半のファンは物足りなさなど感じなくなっているのだろう。それだけのキャリアを、彼らが積んだということ。
 キャリアといえば、客席にカップルや男性客の姿が目立ったのも、彼らの活動歴の長さと関係があるような気がする。ブレイクした当初は女性ファンばかりだったアーティストも、5年、10年と続けていくうちに、男性客の比率が増してくる。それはきっとどんなジャンルにも共通していることで、例えばGLAYとかこの間のLUNA SEAも、昔と比べたら格段に男が多いし、RIP SLYMEやKREVAといったラップのアーティストでもそうだ。人気が出たばかりの頃は、女性のパワーに圧倒されてチケットを取らなかった男性も、移り気な女性ファンが少しずつ離れていくと、ライブに来るようになる。男性ファンの多いアーティストは人気が長続きするもの。逆に言えば、人気が長続きするアーティストは男性のファンが多いのだ。音楽シーン全体を見ると、抗えない傾向だと思う。

1月12日(土)

 ついつい見てしまう、ケーブルTVの279チャンネル、MONDO21。麻雀やパチンコ、鉄道など、大人の男性をターゲットにした趣味チャンネル。はっきり言って僕は、地上波のバラエティ番組なんかよりこのチャンネルを見ている時間の方が断然長い。
 今日、たまたまつけたら放送していて、最後まで見入ってしまった番組が「レコードGP」というTVゲーム番組。最新のゲームを紹介するのではなく、懐かしいファミコンのゲームで記録を争うという内容だった。「スーパーマリオの1-1を何秒でクリアできるか」とか、「ロードランナーの1面を穴を掘らずに何秒でクリアできるか」といった具合に、決められたルールの中で出場者が次々に記録に挑戦する。この日見たのは「スパルタンXで無傷のままどこまで進めるか」など。挑戦者として登場するのは無名のお笑い芸人がほとんどで、見るからに低予算番組。しかしこれが面白い。
 ファミコンのゲームはシンプルで、すぐ飽きる。当時、飽きたからといって新しいソフトを買うお金はないから、飽きたソフトを使ってどのように遊び続けるか、子供達は工夫したものだ。この番組「レコードGP」で大の大人が白熱しているのはどれも、そんなふうにしてかつての子供達が編み出した「ゲームソフトの二次的遊び方」に過ぎない。
 単純で完成度が低いゆえに生まれる数々の突っ込みどころが笑える。しかも見ている側もけっこう熱中してしまう。こんな番組があったら面白いのに、と思ったことはあるけど、それを実行に移せるMONDO21がやっぱり好きだ。
 ファミコン世代にはぜひお勧めしたい番組。

1月11日(金)

 電車に乗ったら、目の前に立っているOL風の若い女性が泣いていた。悲しみに打ちひしがれて泣いている、という様子ではなかったが、あくびをしたらついでに出てきた涙にしては量が多い。手で拭っているから、ティッシュを貸そうかと思ったくらい。恋人とケンカでもしたのだろうか。それとも今日で会社を辞めるのか。彼女の身に起きたあらゆるドラマを空想してみる。しばらく外の景色を見ていて、再び彼女に視線を戻すと、とっくに涙は止まっていて、どうやらけろっとしている。涙のわけが、ますます謎だ。余談だが、美人だった。美人でなくても気にはなると思うけど。

1月10日(木)

 小学館の雑誌「Sabra」の取材を受けた。再燃しているヴィジュアル系人気について紹介するページを予定しているらしく、専門家の観点からコメントする、というものである。当初はVISUAL SHOCKのスタッフに依頼があったのだが、「そういうことならいくらでも語れますよ」と立候補した僕にお鉢が回ってきた格好だ。ライターさんから電話をもらって小一時間ほど、昨今のヴィジュアル系の傾向と語りまくった。
 しかし、いざ訊かれると答えに困る質問もけっこうある。「第1次のブームになっていた頃のヴィジュアル系と、今のヴィジュアル系との違いは何か」とか、「今になって再びブームが再燃している理由は何なのか」とか。僕なりの推察はできるけど、明確な答えはどうも見つからない。
 そんな中で、最も長い時間考え込んでしまったのが、そのページのナビゲーターとして登場する眞鍋かをり嬢に、ヴィジュアル系をすすめる内容のコメントを頼まれたとき。そもそも、眞鍋かをりがそのページに登場するだなんて全然知らなかったし。とりあえず「ファンです」と伝えてもらったけど。
 雑誌は25日に発売されるそう。どんなページになっているのか、楽しみにしておこう。

1月9日(水)

 下北沢の駅のホームで、自分の前を通り過ぎた長身の中年男性。顔が桜井章一によく似ているなぁと思いながら見送ったら、その男性の後ろについて歩く数名の若者が、背中に「JANKIRYU」と書かれたウィンブレを着ていた。本人だったらしい。平日の夜に小田急線の急行に乗ったりするのか。想像していたよりも大柄な人だった。貫禄充分。
 二十年間無敗の伝説を持つ元裏プロ雀士。僕もこの人の本を読んだことがあるし、雀鬼シリーズのVシネマはひと通り見ている。麻雀の打ち方にも生き方にも独特の哲学を持っており、人気が高い。いわゆるプロ雀士ではないが、麻雀打ちの中ではおそらく日本で一番有名な人だと思う。後ろから追いかけて、握手でもしてもらおうかと思ったが、ちょうど電車が来たので見失ってしまった。
 久しぶりに、町中で有名人に遭遇して、興奮したぜ。

1月8日(火)

 2月9日に東京で開催されるhide限定爆寸の、チケット予約の受付が始まった。大々的に告知をしたのが1ヶ月ぐらい前なので、みんな発売日のことなど忘れているんじゃないかと心配したが、日付が変わった途端にたくさんのメールが届いた。例によって手作業で一つ一つメールの返信をして、住所を入力していく。今回も初参加という人や、遠方から来てくれる人がたくさんいて嬉しい。
 そのぶん普段の爆寸と違って、この家内制手工業型先行予約の仕組みがいまいちわかっていない人も多い。そういう人は大抵、この先行予約が「抽選」だと勘違いしているようで、同じ人が複数の予約メールを送ってきたり、意気込みの欄に「当たりますように!」と書いてあったり。競争率の高いチケットを買うのに慣れている人にとって、手売りという販売方法は未知の世界なのかも。当日、手作り感満載の爆寸のチープさを見て愕然とされはしないかと、ちょっと心配。
 多くの問い合わせをいただいているのが、今回もグッズを販売する予定があるのか、ということ。せっかくのhide限なのでTシャツぐらいは作りたいとは思いつつ、まだちょうどいいデザインが浮かんでいない段階である。そもそも、客席がいっぱいになると売る場所にも困るんだよなぁ…。

1月7日(月)

 番組前、スタッフが読んでいた某タウン誌。表紙に「音楽シーンに再び降臨!『ビジュアル系』バンド新勢力図」という小さな見出しがあった。ほぉ、それはどんな内容なのか気になる。職業柄、チェックせずにはいられない。どれどれ…と雑誌を開いてみるが、めくってもめくってもそんな記事は出て来ない。目次をくまなく探しても「ビジュアル系」の文字は見当たらない。数名のスタッフで順番に探すのだが、やっぱりない。これは絶対おかしい。雑誌社のホームページを見ても、特に訂正らしきものはない模様。このままうやむやにしていいものか。懸命にページを手繰って記事を探した僕らの時間は無駄だったのか。というわけで、雑誌に記載された編集部の番号に電話をかけてみた。クレームではなく、あくまで「問い合わせ」。
 電話に出た編集部の女性は丁寧に対応してくれた。表紙の文言の記事が見当たらない、と僕が告げると、「はぁはぁ、これですね…。こちらで確認して折り返しお電話を差し上げます」とのこと。こういう問い合わせをしたのは僕が初めてだったらしい。10分ぐらいしたら電話がかかってきて、「この記事は東京版のみ掲載されているもので、関西版の表紙に載ったのは誤りでした。申し訳ありません」と謝罪された。ほうら、やっぱり。
 ここで、「この記事が読みたいと思って買ったんですけど、お金は返してもらえないんですか?」とか、「記事を探して小一時間無駄になったんですが、そのへんの責任は誰が取ってくれるんですか?」みたいな嫌味を言うことはもちろんしない。そもそも自分の金で買った雑誌ではないし。ただ僕は、確認したかっただけ。生放送中にDJが間違った情報を口にすると、即座にbbsで訂正を要求してくるリスナーの気持ちがわかった瞬間である。僕以外の誰も気づかなかったのか、それとも気づいていてもわざわざ問い合わせるような人間が僕以外にいなかったのか。
 しかし載っていないとわかると、ますます見たいぞ新バンド勢力図。東京で買おうっと。

1月6日(日)

 ハンドボールの北京五輪アジア予選やり直しを、アジア連盟が拒否した、というニュース。どうにも腹が立って、一日中治まらなかった。オリンピックの代表を決めるスポーツの世界で、こんな理不尽な不公平がまかり通っているなんて。中東の笛なんて言葉は、今回の問題が起こるまで知らなかった。
 どんなスポーツにも、自国に有利な条件で戦おうとする各国のせめぎ合いは存在する。競技をより盛り上げるためのルール改正が、強豪国にとって不利になる例も多い。一時は表彰台を独占したノルディックスキーのジャンプで、最近日本選手が全くふるわないのもルール改正が原因だし、柔道でも、度重なる規定の変更はいずれも日本の希望に反するものとなっている。連盟の中にはびこる権力争いの勝者がルールを制し、ひいてはその競技全体を支配する。大げさに言えばそういうことなのかもしれない。
 それにしたって今回のハンドボールの一件は許されない。横暴にもほどがある。これは長年にわたる巧みな不正行為なのだから、ハンドボールというスポーツの威信のためにも、国際連盟ではっきりと正すべき問題。日本と韓国でハンドボールをプレイしている人達はいつまで煮え湯を飲まされ続けるのか。
 日本でハンドボールをもっとメジャーな存在にするため、孤軍奮闘している宮崎大輔。年齢的に選手としてのピークを迎えている彼にも、くだらない妨害のないところで力を出させてあげたい。クウェートの王族だか何だか知らないが、金の力でスポーツの世界を牛耳ることが出来ると思うなよ。ああ腹が立つ。

1月5日(土)

 世の中はUターンラッシュ。昨日と今日は新幹線で移動した。新大阪から東京へ向かう列車は軒並み満席だった。僕はつい1週間ほど前に予約をしたのだが、唯一空席があったのはひかり号、グリーンの喫煙車のみ。今どき、喫煙車。しかしこればかりは仕方がない。
 全車両禁煙の新幹線が増えていることもあって、喫煙車両のある新幹線でわざわざ喫煙車に乗ってくる客は、ほぼ100%が超ヘビースモーカー。電車が動き出す頃には車内の空気が真っ白になっている。喫煙車に乗る以上、その煙たさは覚悟していたのだが、そうなると逆に都合のいいことも一つある。子供が乗って来ないことだ。喚声で起こされるようなこともなかろう、と高をくくっていたのだが、斜め前の座席を見ると、小学生ぐらいの子供がいるではないか。その子は、大声で騒ぐことはしないようなので、僕がほっと安心したのもつかの間、かなり豪快な音量でDSを始めた。耳障りなことこの上ない。その子の隣に座っているのは中学生ぐらいの女の子で、どうやら姉弟の様子。彼らも大方、僕と同じように予約が遅れて仕方なく喫煙席に座っているに違いない。注意するべき親はそこにいない。お姉ちゃんはヘッドホンで音楽を聞いているからDSの音に気づくこともない。しかも、周りの乗客も誰一人注意しない。どうしても眠れない僕は、泣く泣く車掌に頼んで予備の別席へ移動させてもらった。
 移動した別席でやれやれと熟睡していたら、名古屋から乗ってきたご婦人が隣の席に座ったらしい。そのご婦人、列車が富士山の横を通過するとその美しさに感動し、写真を撮り始める。もちろん携帯で。納得のいく写真が撮れるまで、4枚でも5枚でも。窓側の席で眠っている僕の、顔の目の前で、パシャパシャとこれまた豪快な音を立てて。僕は目を開けて、露骨に迷惑そうな顔で寝返りを打つのだが、ご婦人の目には富士山しか見えていない。KYという流行語は、こういう時に使うんだなと悟った僕だった。
 かくして、やむなく喫煙車に乗った上にことごとく安眠を妨害され、とほほなお正月。やっぱり帰省ラッシュは迷惑千万。

1月4日(金)

 新年最初のBEAT SHUFFLE。先週のイベントのライブ音源を放送する内容だったため、ゲストはいない。ゲストがいないということは、観覧スペースに応募している人もいないということ。スタジオ前がガラガラという寂しい状態になりそうだったので、先週の放送で呼びかけた(懇願に近かった)ところ、予想以上にたくさんの人が見に来てくれた。希望した人全員に、ロゴ入りの手帳をプレゼントした。
 終わってからスタジオを出て、一人一人と少しだけ会話もできた。名乗ってもらって初めて、いつもメールを送ってくれる常連さんと気づく。ラジオは顔の見えないメディアだけど、たまにこういう機会があるだけで僕もずいぶん気分が違う。
 中には男性の姿も。ヴィジュアル系バンドのファンには見えないから、たまたまスタジオの前を通りかかり、人が集まっているのを見て野次馬的に寄ってきた人なのかも、と思ったら、ちゃんとこの番組の観覧のために来てくれた人だったよう。周りは女の子ばかりで居心地もよくはなかろうに、最後まで残ってくれて本当に嬉しかった。
 関東ではBEAT SHUFFLEしか番組がないから、ヴィジュアル系に興味のないNACK5リスナーは僕というDJのことを知らない、と僕は思い込んでいるけど、案外そうでもないことを最近感じている。今日は今後に向けて、何だか励みになる一日だった。

1月3日(木)

 この正月は、今日まで一切仕事なし。三が日がまるまる休みになるお正月なんて何年に一度だろう。僕はこの限りある休みを実に有意義に、ごろごろ遊びながら過ごした。そんな正月の過ごし方も貴重なのだ。
 最近、我が家にもWiiがやってきたので、暇つぶしにこれで遊んでいる。リモコン式のコントローラーを動かして操作する、という発想の斬新さが幅広い世代から人気を博し、PS3を大きく離して次世代ゲーム機のマーケットで圧勝ムードのWii。実際に遊んでみると、確かに簡単で単純、誰にでもすぐに楽しめる要素が満載。まあ、極めるまで練習したら、すぐに飽きてしまいそうだけど。
 テレビ画面に映る自分のキャラクターを、リモコン式のコントローラーで操作する。このゲーム機の発想は、数年前に流行ったエポック社の「エキサイティングシリーズ」からヒントを得ているのは間違いないだろう。

1月2日(水)

 今年の抱負。新年の誓い。人から尋ねられることが多いので、今年は真面目に考えた。
 仕事の面では、先述したようにライブを見る本数を増やしたい。番組でいろんなアーティストにインタビューをする以上、極力ライブを見ておくべきなのは重々承知している。スケジュールの許す限り、いろんなライブ会場に足を運ぶ一年にできたらいいなと。
 そしてプライベートでの目標の一つとして、「エスカレーターをなるべく利用しない」というのを思いついた。僕は日頃、駅の階段の昇り降りを滅多にしない。どんなに短くてもエスカレーターやエレベーターを使う。上りのエスカレーターは反対側の階段にしかなかったら、わざわざそっちまで歩いて行ってから乗るくらい。
 ホッケーを休業中の最近、運動不足も限界にきている。このままでは体力が低下する一方。そんな自分への戒めの意味も込め、できるだけ階段を使うようにしてみようと考えたわけである。
 しかしこの目標、簡単そうで案外実現するのは難しい。習慣とは不思議なもので、考え事でもしながら歩いていると、無意識のうちにエスカレーターに乗ってしまっている自分に気づくのだ。電車に乗った時は、常に階段の存在を意識しておく必要があるようだ。

1月1日(火)

 謹賀新年。今年もよろしく。
 昨夜のテレビ番組はどれも見る気になれず、録画した紅白を必要な部分だけ流して見た程度。年が明ける瞬間はNHKで、その後は映画を見ていた。深夜2時に寝て、6時半に起きる。初日の出を見に行くことにしたのだ。
 年越しのタイミングを狙ったかのような、昨日からの尋常でない冷え込み。しかしその極寒の中、近所の人工海浜には初日の出を見に来た人が何百人も集まっていた。若者が中心だが、赤ちゃんを連れた夫婦や、お年寄りの姿も見られる。その数百人の前に現れるはずの太陽は、日の出の時刻を過ぎてもなかなか顔を見せない。空はとてもきれいに晴れているのに、よりによって東の水平線の辺りにだけ、分厚い雲がかかっているではないか。その雲に隠れたまま陽は昇り、あたりはすっかり明るくなった。雲を押しのけて太陽の姿が見えるのを今か今かと待つ数百人。風の冷たさに耐えかねて、ぽつぽつと帰る人も多かった。結局、太陽が見えたのは40分後ぐらい。凍えて死にそうになっていたぶん、太陽光はありがたく、美しく見えた。初日の出を拝んだのは、たぶん大学生の時以来。
 それから近所の小さな神社で初詣をして、午後まで再び寝た。今年は「元旦」を満喫した気分。