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Diary(08.04.)

4月30日(水)

 今週末のファンキーマーケットの準備をあれこれと。今回のOSAKAN HOT 100ブースは主に僕が用具を準備する必要があり、家にあるキャンプ用品を物置から引っ張り出しておいた。クーラーボックスと飲み物、ピクニック用の食器なども準備万端。
 肝心なのはフリマで売る商品だが、毎年のことながら人様に譲れるような品物が我が家にはほとんどない。数着の洋服と、いずれヤフオクで売ろうと思っていた漫画本。あとは読み終えた大量の本ぐらいか。
 昨年まで僕のブースでは、二年続けて、お手製のタトゥーシールを無料でプレゼントしていた。ちょっと飽きてきた感もあるので今回はタトゥーは見送って、別のサービスを検討中。
 でも考えてみると、OSAKAN HOT 100はGLAYのJIROくんの番組「BUGGY CRASH NIGHT」と合同のブースになると聞いている。バギクラブースでは番組のステッカーが配られるとか何とか言っていたような気が。そうなるとブースは大量のGLAYファンでごった返し、僕の売り物など踏みつけられて無惨なことになりそうな嫌な予感が…。一抹の不安も抱きつつ、年に一度リスナーと会話ができる日を楽しみにしている今日この頃。

4月29日(火)

 ガソリンの税率がまた引き上げられることになったとかで、給油所はどこも長蛇の列だった。そりゃあ値下げになった直後よりは値上げになる直前の方が混乱するのが当たり前。道路がところどころ渋滞していて、はた迷惑な話だとつくづく思った。僕はこの1ヶ月で一度しか給油していないから、一時的な値下がりの恩恵はあまり受けていない。
 政治家同士の意地の張り合いでこんな混乱が起きるなんて、本当に日本の政治は次元が低いと思う。討論の内容がという意味ではなく、話し合いの方法が。議長を議場に入れないためにバリケードを作るなんて、呆れてものが言えない。多数決で負けるなら素直に負けを認めて、次の選挙で過半数の議席を獲得できるように頑張ったらよろしい。無駄に粘って文句ばかり言って、国民を混乱させる某野党の子供じみたやり方は見ていて頭に来る。

4月28日(月)

 この日の番組はマクドナルドがスポンサーの特番だったので、リスナーへのプレゼントが5000円分のマックカード。異常なほどの応募の多さに唖然とした。みんな大好きマクドナルド。5000円分もあったら家族全員で2回はたらふく食べられるし、プレミアムローストコーヒーだけなら2ヶ月ぐらい持ちそう。
 期間限定で販売中のマックフルーリー抹茶&オレオクッキーを試食。番組前と番組中の2回も。これだけでお腹が一杯になりそうなボリュームだった。明日のお腹が心配だ。ちなみに今日は、「抹茶アンドオレオ」の「アンド」が抜けた表現はくれぐれもしないようにと注意された。「抹茶オレオ」だと、抹茶味のオレオが存在すると勘違いされる可能性があるからだろうか。
 実はフルーリーって初めて食べたのだが、ふわふわしたソフトクリームみたいな感じでなかなか美味。マクドナルドの考えるメニューはどれも本当におもしろい工夫がされていて、食べるたびに感激する。

4月27日(日)

 ROCK KIDS 802の恒例イベント「REQUESTAGE」が今年も開催された。6回目。
 今回は、オープニングアクトに話題の新人・清水翔太、本編ではYUI、山崎まさよし、MONKEY MAJIK、木村カエラ、ASIAN KUNG-FU GENERATION、SEAMOの全7組が出演。ロック、R&B、フォーク、ヒップホップ。あらゆるジャンルの人気アーティストが一堂に介してのライブは見応えがあった。今回も360度ステージを囲んだ1万人の観客は、目当てのアーティストが終わったらそそくさと帰ってしまうようなこともなく、どのアーティストにも同じように暖かい声援を送っていた。こういう雰囲気は、FM802のイベントならではのものだと思う。
 今回は僕も以前から仕事で接点のあるアーティストばかりだったので、アフターパーティーも楽しかった。MONKEY MAJIKのベースのDICK氏が、このイベントの客層を絶賛していたのが印象的。FMラジオのリスナーは、純粋に音楽を愛しているから、そういう人達の前でライブができて本当に気持ちよかった、というようなことを言ってくれた。出演したアーティストにそういう言葉をもらえただけで、イベントの実現に費やした人々の努力は報われたような気がした。

4月26日(土)

 今の家に引っ越して5年。家から歩いて5分以内の近所に、初めてまともな飲食店ができた。Buonoというお店で、名物メニューは「芦屋バーガー」。食べるメニューはこれしかない。
 食べてみたら、これが絶品でびっくり。
 よくあるアメリカンスタイルのお店同様、とりあえず大きい。どこかのベーカリーで焼かれた手作りのパンは、カリカリにトーストしてあった。表面にたくさんの胡麻。5ミリぐらいはあろうかというベーコンと、糸を引くモッツァレラチーズ。野菜はトマトとレタス。そして和牛のみを使用したというジューシーなハンバーグ。材料と調理方法に徹底的にこだわると、ハンバーガーはここまで美味しくなるものなのか、と感動してしまった。
 付け合わせのポテトやピクルスと、ドリンクがついて800円。この味とボリュームならと納得できる価格だった。この地域の名物として人気が出たらいいのになぁ。

4月24日(木)

 最近、何かとよく耳にする「マイ箸」という言葉。環境保全のために、割り箸を使うのはやめにして、自分の箸を持ち歩く人が増えているようだ。まあ結構なことだと思うけど、そうやってマイ箸を持ち歩いている人の中で、割り箸のための森林伐採がどれほど環境に影響を与えているかということを、きちんと考えている人の割合はいかほどか、ということが問題だと僕は考える。割り箸のための木材なんて、他に使い道のない端材がほとんどのはず。「自然を大事にしよう」という意志の表示方法として割り箸を拒否するのも悪くないかもしれない。その一方で割り箸を作る業者の多くが窮地に立たされる事実もある。
 布を縫い合わせただけみたいなただの袋を、何かにつけて「エコバッグ」と銘打って売りつける商売もどうかと思う。本当にエコが優先されるなら、新しい袋など作らなければいい。みんなが今持っている古いバッグやビニール袋を大事に使い続ければ、これ以上環境に悪影響はないだろう。要するにみんな、「エコバッグ」を持っているというステイタスが欲しいのだ。自分は地球を大事にしているという自己満足。
 エコは悪いことじゃない。誰もが地球の資源を大事にして、環境を守ろうという意識を持つのは大切なこと。だけど最近、エコがブームみたいになっている状況は、僕にはとてもバカバカしく見える。某ハイパー・メディアクリエイター氏は、「これからはエコ」と公言してはばからないそうだが、エコブームに便乗して商売をする連中は、恥を知れと思う。

4月23日(水)

 新年度、初の講師のお仕事。最初はビシっと先生らしい姿を学生達に印象づけるべく、スーツ姿で出勤してみた。こういう機会でもないと、僕は年に一度もスーツを着ないかもしれないから。度の入っていない眼鏡なんかもかけてみたりして、気分はすっかり営業マン。朝早くからそんな格好で出掛ける僕を見たご近所の奥様方からも、「就職活動!?」と驚く声が上がっていたとか。学校でも、「一瞬誰かわからなかった」みたいなことを言ってくる人多数。コスプレみたいなものか。
 スーツで街を歩くと、平日の昼間でも違和感なく街の風景に溶け込んでいる自分を感じて、思いのほか嬉しかった。すれ違う人達はきっと、僕を会社員だと思っている。まるで擬態する昆虫のように、ビジネス街に立つサラリーマンルックの自分が新鮮。もう1着買おうかな。

4月22日(火)

 29日の昭和の日に放送されるFM802の特番は、NTTドコモの提供。番組中に流れるCMはすべて1回限りの特殊なキャンペーンCMで、FM802のDJ5人が代わる代わる登場しては、「新生活」や「出会い」をテーマにフリートークをする内容。CMというよりはラジオのトークに限りなく近いものになっている。その収録を市内のスタジオで行った。
 当初、これまでの「印象的な出会い」についてたくさん語ってくれ、と言われたのだけど、自分の人生を振り返っても、そんなに重大な出会いなんてたくさんは思い出せない。それで焦っていたら、トークの内容はそれほど限定されないとのことだったので、わりと自由に昔の思い出話をさせてもらった。大学に入って知り合ったサークルの仲間のこととか、大阪で一人暮らしを始めたばかりの頃の苦労話。すでに収録済みの他のDJのCMも聞かせてもらったけど、どれもラジオから流れてきたら思わず聞き入ってしまうような楽しい話ばかりだった。
 たまにはこういうラジオ風のCMもおもしろいと思う。ちょっと僕がまだ鼻声気味なのが目立たなければいいけど。

4月21日(月)

 目が覚めても38度の熱。このままでは仕事にならないと考え、朝から病院に行った。幸い、インフルエンザではなさそうとのこと。症状がこれほどゆっくり進行しているということは、単に風邪がこじれただけだろうと。僕としては点滴とか注射で強引に熱を冷ましてもらいたかったのだが、医者は解熱剤しか出してくれなかった。それでも、うちに戻ってそれを飲み、少し横になったら昼過ぎには36度台まで下がった。さすが。
 ROCK KIDS 802の生ゲストにゆずが登場。先月、OSAKAN HOT 100で彼らと会った時、X JAPANの復活ライブには行けそうにないと悔しがっていた北川くんだが、何とかチケットを購入し、スケジュールもうまく都合をつけて、二日目の公演を見に行ったそう。番組ではそんな話でやたら盛り上がってしまった。
 彼が会場に入ったときはすでに3曲目の「WEEKEND」の途中だったらしい。十数年ぶりのXジャンプに涙し、隣に座った見ず知らずのXファンと熱く語らったりしたのだとか。ライブ後、まだしばらくこのXファンの渦に囲まれていたいと思った彼は、群衆に紛れて電車で帰ったというから驚きだ。あれだけたくさんのXファンが集まっている中に、取り巻きの一人も連れていない北川悠仁が歩いていても、誰もそれがゆずの一人と気づかなくても当然か。とにかく彼はその夜、セレブとしての立場を離れ、おそらく僕なんかよりもはるかに純粋な一人の音楽ファンとしてライブを満喫し、余韻を楽しみながら帰宅したのである。「自分達のライブを楽しみにしてくれるファンの気持ちを、再確認できた」というようなことも言っていた。何だかとても心温まる、ウキウキするような話だった。

4月20日(日)

 体調は依然として最悪。声も明らかに鼻声で、しかも嗄れている。番組は何とか乗り切った。
 この日の夜は、同業の人達と飲みに行く約束をしていたのだが、泣く泣くキャンセルさせてもらった。お店のセッティングまでしてもらって、僕もずっと楽しみにしていたのに、当日になってキャンセルを申し出ることが、本当に悲しかった。
 こうなったらとにかく明日の夕方の番組までにしっかり休んで、完治させる以外にない。そう思って、帰宅したら食事だけ摂ってすぐに就寝。ところが身体のだるさは増すばかり。節々が痛いし、頭痛もひどい。眼球を動かしただけで痛い。とても本など読める状態じゃなかった。暗い部屋で布団にくるまり、朦朧としながら時間が経つのを待つばかり。意を決して夜中の2時ぐらいに体温をはかったら、38度5分の表示。何年か前のおたふく風邪以来の高熱に若干びびる。
 熱があるからといって番組を休むことはできない。とりあえず明日の朝は病院に行くしかない。体温が2度上がるだけでなぜこんな思いをしなければならないのか。変温動物がうらやましい。

4月19日(土)

 3日ぐらい前からの風邪が、いよいよ本格的に発熱を伴い始めた。明日からまた番組が続くことを考えると、今日安静にして治す以外にないと思い、見に行く予定にしていたメリーのライブは断念した。
 ベッドに寝ながら、久しぶりに石田衣良の本を読んだ。「LAST」という短編集。「4TEEN」で直木賞を受賞した作者が、その次に出した本がこれだったという。大きな賞をもらったら、その次は同じような路線の小説を書くのが定石らしいが、天の邪鬼の彼はあえてその流れに逆らった。爽やかな青春小説だった「4TEEN」に対し、「LAST」はとことん過激。借金にまみれてお先真っ暗の主人公が、死を目前にして最後に放つ鮮烈な一撃。けっこう残酷な描写で人が死ぬし、性的な表現も露骨でエグい。なるほどこれはとてもじゃないが青少年には読ませたくない内容だ。しかし面白い。
 氏はビッグイシューの理念に共感していて、表紙巻頭インタビューに登場したこともある。ホームレスの問題にはそれなりに詳しいらしいと知ってはいたが、「LAST」にはホームレスを扱った短編もあった。彼らの生活ぶりを非常にリアルに描いていて勉強になった。こういう小説を書くために、一体どんなふうに取材を行ったのだろう。

4月18日(金)

 5月に東京の味の素スタジアムで開催される「hide MEMORIAL SUMMIT」の初日には、hide with SPREAD BEAVERが出演する。この6人が一堂に会してライブを行うのは、hide MUSEUMが閉館した時のイベント以来のことになる。今回のイベントでは、98年のTRIBAL Ja,Zooのツアーの時と同じように、オープニングでメンバーが順番にステージに登場する。その際に、メンバーを呼び込むMC的な声を、今回は僕がやらせてもらうことになった。といっても僕は当日のライブを見に行けないので、声だけの出演。その収録を、今日行った。
 都内のレコーディングスタジオで、INA氏プロデュースのもと、収録は行われた。僕が普段使うようなナレーション用のスタジオと違って、ブース内に椅子と机がなく、譜面台に紙を置いて、立って喋る。ヘッドホンはミキサーに繋がっていて、自分の声と音楽の音量を調節できる。おお。何だかミュージシャンになった気分。
「On drums! Joe!!」から始まる僕のナレーション。普段とは違う声音の大声で叫んでいるし、日本語は使っていないので、僕の番組を聞いたことがある人でも、僕の声とは気づかないかも。
 今回の追悼イベントは見に行けないし、何の関わりも持てそうにないのが残念だったが、非常に光栄な形で一枚噛むことが出来た。味の素スタジアムで僕の声がスピーカーから流れるのだ。それもhideのライブの開演時に。
 ゴールデンウィーク、いい天気になりますように。

4月17日(木)

 昨日に続き身体中に倦怠感を引きずりつつ、尾崎ナイト敢行。尾崎豊に限定したカラオケ大会である。ドタキャン者も現れたりして参加人数は思いのほか少なく、4名しかいなかった。それでも3時間たっぷり歌いきり、時間が足りなくなったほど。
 尾崎豊の曲で一般的に有名といえるものは3曲ぐらいしかない。そんな定番よりも歌いたい名曲はたくさんある。長い曲、暑苦しい曲、説教くさい曲、暗い曲、そんな尾崎ワールドを誰に遠慮することもなく思い切り歌えるカラオケに行きたい。そんな思いから実現したこの一夜で、おそらくこの先ももう二度と歌うことはできないであろう曲、「米軍キャンプ」や「核-CORE-」「FREEZE MOON」など、初めて聞く人が「知らなかったけど、いい曲だね」なんて絶対に言わなそうな曲も含めて、徹底的に尾崎豊を歌いまくった。どれも好きな曲だから、トイレに行くタイミングを探すのも難しい。そして最後の最後に、マイクを交代で回しながら「卒業」を歌う。
 仕事と関係なく、ただ純粋に音楽が好きだった時代の自分を思い出し、いろんなノスタルジーに浸れる一夜でもあった。青春時代に同じアーティストが好きだった友達と、そのアーティスト限定のカラオケ大会。OVER30の世代には特におすすめ。

4月16日(水)

 何年かぶりでSEX MACHINEGUNSのライブを見た。ANCHANG以外のメンバーが新しくなった第5期として初のツアーは、全都道府県を回る47公演の過酷なスケジュール。この日の大阪はその11本目だった。
 この日の僕はあまり体調がすぐれなかった。後ろで関係者づらをしながら腕組みをして見ていてもかえってしんどいだけだから、どうせなら前に突っ込んで暴れてやれ、と思い、客電が落ちるのを待って前に突進。僕としては、かつてのBOYS ONLYの時のような、あの凄まじい「押し」に紛れて前に進むつもりだったのだが、そんな「押し」は存在しなかった。みんな、始まる前から確保してあった自分のスペースで楽しむらしい。そうとは知らず、他人を押しのけながらずんずん前に行こうとする僕は、常連ファンからすればはた迷惑な存在だったのだろう。何人かの女の人から露骨に迷惑そうな顔をされて(肘テツされたし)、僕は自分の勘違いに気づくのだった。そうか。モッシュみたいにギュウギュウになるんじゃないのか…。
 新加入の3人(1人はサポート扱い)はいずれも、このバンドに入る前はほとんど実績らしいものもないため、ANCHANGとしてはよっぽど不安が大きかったようだ。しかし僕が見た限り、新メンバーの演奏力は申しぶんなかったし、パフォーマンスという点でも及第点だったと思う。MCでいっぱいいっぱいになるのは過去のどのメンバーも同じだが、その慌てっぷりと天然ボケの面白さはむしろ過去最高。この先のSEX MACHINEGUNSに対する、不安よりも期待がふくらむライブだった。

4月15日(火)

 スウェーデン発の大型家具店IKEAが関西に初進出。自宅からわりと近い神戸のポートアイランドに昨日オープンしたというので、せっかくだから見に行ってみた。
 お昼すぎに店に到着。駐車場にも店にも並ぶことなくすんなり入ることができた。しかし入店してまもなく、入店規制のアナウンスが。平日とはいえ、オープン2日目ならそうなるのも当然か。横浜や船橋にIKEAがオープンした当時は、周辺道路の渋滞まで発生したというくらいだから。
 さて、肝心の店内。広大な売り場に、所狭しと並ぶ家具。ダイニングテーブルとかクローゼットなんて、頻繁に買い替えるものではないから、結婚とか引っ越しとかの折りぐらいにしか買わないのが普通。「今さしあたって必要な家具なんてないんだから」と思っていたが、IKEAにはそんな僕でも「うわー、これは欲しいかも!」と思ってしまうような楽しい商品がたくさん。何せ安い。いかにもディスカウントストアっぽいチープな家具ではなくて、それなりにオシャレなやつが、目を疑うような安価で並んでいる。見ているだけで楽しい。
 ショッピングカートが一杯になるのはその後だ。家具売り場を抜けると、台所用品やガーデニング用品など、日用雑貨の売り場が待ち受ける。こっちはさらに安いものばかりで、ここで買わないともったいないような気分にさせるアイテムが目白押し。冷静に考えれば特に必要なさそうなものなのに、「この値段なら」と思わずカートに放り込んでしまう。結果的に、家具類は買わなかったが、それでもけっこうな買い物をしてしまった。入店の待ち時間はなかったけど、レジでは約30分待ち。ここでの買い物はそれくらいの時間がかかることを覚悟して来なければならないらしい。

4月14日(月)

 ここのところ、人気アーティストと仕事で接する機会がやけに多い。この日はスタジオゲストにYUIが登場。
 昨年の「CHE.R.R.Y」で一躍ブレイクを果たして以来、久しぶりに彼女に会った。以前に会った時の彼女はまだ十代で、田舎から出てきたばかりのあどけなさが残っていた。人間になつかない小鳥のように、とても繊細な感性を持っているイメージ。そんな彼女も、トップミュージシャンの一人になった今は、高級ブランド品に身を包み、複数の付き人を顎で使いながら、周囲にピリピリした空気を撒き散らすセレブに成り上がっていたりして…。と思わないこともなかったが、やっぱりYUIに限ってそんな心配は全く必要ないのだった。全然変わっていなかった。台本にない質問をすると慌てて答えを考えるようなところも、微妙に天然ボケが入っているところも。ラジオやテレビの出演に、多少慣れはしたようだが、持ち前の純朴さが失われていないことに安堵した。
 以前会った時と比べて「きれいになったな」とは思った。彼女の自信とか芸能界への順応といった内面からくるものもあるだろうし、21歳という、大人の女性へと変貌していく年頃のせいでもあるだろう。

4月13日(日)

 大阪城ホールでthe GazettEのライブを拝見。ヴィジュアル系出身のバンドで、この会場でライブが出来るほどの大物に成長したのはJanne Da Arc以来だ。さすがにソールドアウトはしていなかったようだが、ほとんどの客席が埋まっていて、さすがの人気。
 観客の大多数が女性で、服装からして生粋のバンギャルばかりだった。ヴィジュアル系ファンばかりを集めて、大阪でこれほど大規模なライブができるものなのか。つくづく感心したのは後半の暴れ曲タイムに突入してから。そのヘドバン率たるや、かつてのマシンガンズなどをはるかに凌駕する。大阪城ホールの、アリーナでスタンドで、100人中95人ぐらいはブンブン頭を振り回している状況。ステージ上で5本ぐらいの大きな炎が上がるゴージャスな演出もあったけど、あんなの明らかな無駄遣いだ。だって誰もステージの方を見ていなかったもの。
 the GazettEの曲は、ファンの間でお決まりの振りつけが非常に多い。ヴィジュアル系を見慣れていない人からすれば、手の動き方は全部奇妙なものに見えるだろうし、曲を覚えていなかったら楽しめない要素も多々ある。かつてヴィジュアル系で大阪城ホールまで上り詰めた先輩バンド達と比べると、いわば敷居の高いバンドだ。「バンギャル以外お断り」という立て看板があるようなもの。それでいてここまで大きな会場でライブができるのだから、シーン全体の今の勢いが表れていると言っても過言ではないだろう。
 あの振り付けを見ていると、自分も覚えて一緒にやりたくなる。彼らのライブを見ているといつも思うことだ。

4月12日(土)

 今日も原稿の締め切りに追われている。というより本当はすでに追い越されている。
 来月1日発売のビッグイシューに掲載される、The THREEの巻頭インタビュー記事を書かせてもらうことになった。KREVA、布袋寅泰、亀田誠治の3人によるスペシャルユニット。黒澤映画「隠し砦の三悪人」のリメイク版に主題歌を提供するために実現したプロジェクトで、作られたのは「裏切り御免」1曲限り。
 今回のインタビューはそのプロモーションを兼ねたものになっているのだが、普通のインタビューとは異なる形式だったこともあり、パソコンを前に頭を抱えつつ数時間。なるほど、ライターの人はいろんな苦労をしているものなのだな。
 一方、連載の原稿では、昨日のBEAT SHUFFLEにゲスト出演した犬神サーカス団を紹介してみた。一度メジャーデビューしたものの結果を残せず、現在はインディーズに戻って、再びマニアックな路線を追求している彼ら。彼らのようにダークで不謹慎なネタを売りにしているバンドには、たとえ人気が出てもアングラなポジションにとどまることを余儀なくされる、というジレンマがつきまとう。実力があっても、メディアの注目は集められない。僕としては、このバンドはもっと高く評価されるべきだと常々思っているので、たっぷり書いた。こちらは来月15日発売号に掲載予定。

4月11日(金)

 昨夜は電車で出掛けていたので、つい深酒をしてしまった。後半の記憶はかなりおぼろげだ。
 もともと酒は強い方だと自負していた僕だが、最近は飲む機会がほとんどないせいか、めっきり弱くなったと思う。昨夜だって飲んでいたのはチューハイばかりで、大した量でもなかったはずなのに。1軒目の途中ぐらいから、誰とどんな会話をしていたのか、よく覚えていない。そして、どういう流れで2軒目に行くことになったのかもわからない。タクシーに乗る前に時計を見たら4時だったのは覚えている。その状態でよく家に帰れたものだ。
 こうなると心配なのは、酔った自分が何か取り返しのつかない行動を取らなかったか、ということである。偉い人に無礼を働いたり、しらふでは到底言えないような悪口を大声で喋ったり。まるで思い出せないだけに不安だ。怖いので、思い出そうとする努力もやめることにした。
 そんな深酒のせいもあって、この日は久しぶりにひどい二日酔いだった。意は空っぽなのに吐き気がひどくて食欲はまるでないし、頭もズキズキと痛む。番組が始まる夕方にはさすがにだいぶ治まっていたが、声は依然として少し嗄れたままだった。この日収録したNACK5のスポットは、普段と声の張りが少し違うかも。

4月10日(木)

 GLAYのライブを見に行った。昨年秋から全国のホールを細かく回っていたツアー「HIGH COMMUNICATIONS」の追加公演となる大阪城ホール2 DAYSの2日目。この日は、開演前の影アナをやらせてもらうことになっていた。
 影アナというのはつまり、「本日の公演の前に、皆様にいくつかのご注意とお願いごとが…」みたいな注意事項の読み上げがメインの仕事になるわけだが、盛り上げて客席を暖めるために、このツアーでは各地のラジオ局のDJに頼んでいるらしい。やっと僕に順番が回ってきたのだ。GLAYのライブで影アナをやるのは、規制退場の案内役として雇われたpure soulスタジアムツアーの西宮スタジアム以来、10年ぶり。「あれからもう10年経ったのか」と懐かしく思い出したので、影アナの際にそんな話もしたら、客席から「おぉ〜」という予想外のどよめきが起こった。ちょっと緊張したけど、ダイレクトな観客の反応が聞こえてきて(影アナはステージの袖のところで読む)、それを聞いていたら楽しむ余裕もできた。
 そうして始まったライブ。このツアーは厚生年金会館で一度見ているけど、やっぱりGLAYにはアリーナクラスがよく似合うと思った。1万人ぐらいの観客は一人残らず楽しませるだけの実力があるし、ステージセットの規模や演出の量もちょうどいい。長いツアーの締めくくりというだけあって、演奏も完璧だったし、何よりTERUの声に圧倒された。2時間半、叫びっぱなし。それでいて歌声がちっともかすれない。2日目でそれですか。
 GLAYは新曲と古い曲を織り交ぜるバランスが非常にうまいバンド。「YOU MAY DREAM」なんて、僕はもう二度とライブで聞けないかもしれないと思っていたし、「LIFE」にいたっては本人達にとっても十数年ぶりの演奏なのだとか。この日は「KISSIN' NOISE」や「BURST」も聞けた。こうした曲を、新曲と続けても、ちっとも違和感がないし、時間の流れも感じない。初めて聞く人からすれば、どちらが新曲かわからないのではないか。それぐらい、GLAYの音楽性の土台は揺るがないものがあるのだと、改めて実感する選曲だった。

4月9日(水)

 梅田のHEPP HALLから、ROCK KIDS 802の公開生放送。ゲストは木村カエラ嬢だった。一般的なイメージの通り、とても明るくてフレンドリーな女の子。間近で見ると、本当に顔が小さい。ファンが目の前にいる状況が久しぶりなせいか、彼女も少々緊張していたようだけど、楽しい雰囲気だった。
 この日、ステージ上にはたくさんの風船が飾られていた。スツール以外に何もないのはあまりにも殺風景だからスタッフが気を利かせて買ってきたらしい。最近流行りのバルーンギフト。全部で6本ぐらいあったのだけど、放送が終わった後、すべて廃棄処分になるというので、「それはもったいない!」とみんなでFM802に持ち帰った。巨大な風船をタクシーに載せる段階でまずひと苦労。
 そして僕はそのうちの1本を、お土産がわりに家に持って帰ることにした。一人で、しかも電車でこれを手に持って帰る。これは想像した以上に恥ずかしい状況で、ホームへ降りるエスカレーターの辺りですでに後悔し始めていたが、乗りかけた船だと思って頑張った。ホームでも電車の中でも、注目を浴びまくる。途中、ベビーカーの女の子が興味津々といった表情で風船を見上げていたので、3つくっついているうちの1つを切り離してプレゼントした。
 というわけで、どちらかというと本番中よりも帰り道の方が、大量の汗をかいたという変な一日。

4月8日(火)

 ブロードウェイ・ミュージカル「TRIP OF LOVE」を見た。大阪で。
 ブロードウェイというのは、ニューヨークの劇場密集地区の通称。そのエリアで上演されるものだけをブロードウェイ・ミュージカルと呼ぶ。今回大阪で上演されているのは、正真正銘のブロードウェイ。からくりは、「トライアウト公演」だ。
 本場のニューヨークで上演する前に、観客の反応を見て完成度を高め、最終段階の手直しをしたりもする。莫大な費用をかけて作り上げるミュージカルだけに、失敗するリスクを減らす目的で、ドレスリハーサルやプレビュー公演にも安価で客を呼ぶのだ。それがトライアウト。映画でいえば試写会。コンサートでいえばゲネプロを一般公開するようなものだろう。通常こうしたトライアウト公演はアメリカ国内の地方都市で開催されるが、今回はそれを初めて日本で、そして大阪で開催することになったのだ。
 夏以降に本国で上演が開始されるというこの「TRIP OF LOVE」は、主人公の女の子が1960年代にタイムスリップし、革命や戦争に揺れ動くアメリカでさまざまなことを体験しながら、成長していくという物語。驚いたことに台詞は一切ない。当時のヒット曲を矢継ぎ早に披露するのみ。もちろん生バンドで、舞台上では曲ごとにめまぐるしくセットや衣装が変わっていく。途中、20分ほどの休憩を挟んだが、トータルで2時間に満たない、非常にテンポのいい内容だった。
 台詞がないので、踊りと、セットや衣装、そして選曲でストーリーを伝えるしかない。正直、どういう意味なのかわからない演出もあったが、退屈を感じることは一切なかった。何といっても、役者のレベルが高い。踊りも上手いし顔もスタイルもいいが、舌を巻くのは歌唱力。CDを出せばいいのにと思わずにいられない。
 アメリカでは、日本では考えられないほど、ミュージカル俳優の社会的地位は高いようだ。ブロードウェイに出演する役者はエクイティと呼ばれる組合に所属しており、ここに加入するためのオーディションは熾烈そのもの。メジャーリーガーのような選ばれし者のみが出演できる、最高峰の俳優達のための舞台なのだ。
 そんな質の高い公演を地元で見られたことは実に貴重な体験だった。これは一見の価値があるぞ。

4月7日(月)

 昨日のお花見日和から一夜明け、月曜日を待っていたかのような雨。すでに大阪も葉桜になってしまったようだ。
 来月開催される、hide追悼イベントの詳細が発表になった。いろんなところから賛否両論が起きそうな、出演者のラインアップ、そしてチケット代。僕はいずれの日も大阪にいるので見には行けないが、どんなイベントになるのか、大いに興味はある。
 hideのメモリアルサミットと銘打つ限り、会場にいる人全員が、hideというミュージシャンの偉大さを再確認できるものであって欲しい。音楽の才能も、人柄も、素晴らしい人であったことを、みんなが思い出せるイベントであって欲しい。それさえ実現できるなら、誰が出ようと、チケット代がいくらであろうと、どうでもいいと僕は思う。
 どうせなら、似たような趣旨のイベントを夏フェスにして、毎年開催すればいいのに。ヴィジュアル系出身のアーティストが積極的に参加する野外イベントは、意外にニーズもある。昨年のBUCK-TICKフェスが成功を収めたことも好例だ。
 音楽業界には、ヴィジュアル系を蔑視する人が相変わらずたくさんいるけれど、hideのことを悪く言う人は見たことがない。彼の人気と影響力は、ヴィジュアル系の閉鎖性を打破するパワーさえ持っているはずだ。

4月6日(日)

 番組改編期に合わせて、OSAKAN HOT 100も番組内容を一部リニューアルした。予想が難しくてライトリスナーには参加しづらかったTOP3予想のコーナーがなくなったのと、全順位の曲を少しだけ流して紹介する形に戻したことが大きい。スタッフは作業が一気に増えたので大変そうだった。
 そしてそれに合わせて、僕も、長年番組のエンディングで喋っていた英語の挨拶をやめることにした。「それではまた。ごきげんよう」とあっさり喋り終わったので、一部のリスナーやスタッフから、「アディオスやめたんすか!?」と訊かれた。「うん。やめた」「なんでですか?」「別に。もういいかなと思って…」「えー!」という会話が、何回かあった。
 エンディングの挨拶は、DJを始めたばかりの頃からの決まり文句で、別にこだわりがあったわけでもなく、いわば惰性で言い続けていただけ。何年も前から飽きているし、英語を喋ると嫌われることも多いので、いつやめようかなと思っていたのだ。
 でも代わりの挨拶がいまだに思いつかない。「さよなら」とか「バイバイ」と言うのは何となく好きじゃないので、気取って「ごきげんよう」と言ってみたけど。鋭意模索中。

4月5日(土)
 先述した「イン・ザ・プール」に続く第2作「空中ブランコ」を読んだ。精神科医伊良部が、とても治療とは思えないような無茶苦茶な方法で患者を快方に導く。直木賞も受賞したこの2作目では、他人を信頼できないがゆえに失敗を繰り返すサーカス団の空中ブランコ乗り、先端恐怖症のやくざ、破壊願望が抑えられない同業の医者、送球のコントロールが定まらないプロ野球選手など、いろんな職種の困ったちゃんが続々登場。他人から見ればお笑いぐさでも、本人はいたって真剣に悩んでいて、それを誰にも相談できないからさらに症状は悪化する。すべての患者が、はじめは伊良部医師を嫌い、軽蔑するのに、最終的には彼のペースにはまって治療を楽しむ様子が非常に面白い。
 こういう小説こそ、テレビドラマ化すればいいのに、と思う。各短編はちょうど1時間のドラマにうまくはまりそうな長さだし、興味深いキャスティングもできそう。僕のイメージでは、伊良部は伊集院光か石塚英彦あたり。

4月3日(木)

 楽天がパリーグの単独首位に立った。ついこの間、開幕から連敗が続いて嘆いていたのが嘘のような絶好調。岩隈、田中、朝井、一場、永井という先発投手5人がきっちり結果を出しているのがやはり大きい。危なっかしいのは突然自滅しがちな一場ぐらい。他球団からスター選手を迎える大型補強をせず、ほとんどチーム創設以来の生え抜き戦力だけでここまで健闘している点が素晴らしい。連勝は近いうちに止まってしまうとは思うけど、今年の楽天は本当に優勝を狙える気がしてきた。
 一方のタイガースも大いに期待が持てるスタートを切ったが、やはり先発陣の力不足は否めない感がある。福原や安藤あたりが確実に二桁勝利を見込める安定感を見せてくれないと。
 ちなみに、甲子園球場でタイガースが試合を行う日、試合前の打撃練習の際にビジョンで流れるインフォメーションビデオのナレーションは、今年も僕がやらせていただくことになった。やたらハイテンションなナレーションだが、どこかのチームから「やかましすぎて練習に集中できない」というクレームが来たことがあるそうで、SEや音量はやや控えめに作るらしい。
 リニューアルしたという甲子園にも、近いうちに足を運ばなくては。

4月2日(水)

 国会で税制の討議が進まないうちに、ガソリンが値下げになった。マスコミが大騒ぎしているわりに、混乱は少ないとも言われているが、僕は昨日、ガソリンスタンドに入ろうとする車の列のせいで発生した渋滞に巻き込まれ、僕は少々迷惑を被っているぞ。満タンにして千円以上の差が出るとなれば、この時期を待ってガソリンを入れようとした人の気持ちはわかる。予想されたほどの混乱が起きなかったのは、明日以降もこの値下げ価格が続くことがわかっているからだろう。政治家の意地の張り合いと怠慢のせいで、こんなわけのわからない事態になっていることには憤りを感じている。まあ僕自身はガソリンの価格はあまり気にならないのだけど。
 そういえば、いつか電気で走るヤマハのスクーターを買いたいと思っていた僕だが、いつの間にか発売が中止になっていた。バッテリーのトラブルがあった模様。市販されている電動バイクはこれだけだった。こんなことなら、発売中止になる前にさっさと買っておけばよかったな。

4月1日(火)

 いろんなジョークが乱れ飛ぶエイプリルフール。ネット上での注目は今年も円谷プロ。今回はウルトラマンがブログを書いているというネタで、それはもう文字の分量のすごいことよ。1日限定のこのジョークのために、いかほどの時間を費やしたのかと呆れるが、噂が噂を呼んで注目度はナンバー1らしい。大人になったらウルトラマンには興味などなくなる人が多い中で、こうして定期的に話題を提供するだけでも大変な宣伝効果。二匹目のドジョウを狙う企業もたくさんいるみたいだけど、円谷プロの遊び心とセンスには誰もかなわない。
 世の中、今日を境にいろんなものがリニューアルしている。FM802のトップページも少しデザインが変わった。802の場合、発信している情報の量がラジオ局としては非常に多いので、見やすいホームページを作るのも大変。DJは何でもかんでも「詳しくはfunky802.comをチェック!」とか言ってお茶を濁すけど、実際にホームページにアクセスした人がその詳しい情報を一発で見つけられるかどうかは難しいところかも。
 ちなみに、ホームページでの告知はあまり目立たないけど、今年も5月3日に万博公園でFM802のフリマ、FUNKYMARKETが開催される。僕は今年もフル参戦の予定。売るような物ははっきり言って全然ないけど。タトゥーシールを配るのも飽きたので、何か新しいサービスを考え中。