Diary(08.06.)
6月30日(月)
ROCK KIDS 802でリスナーにプレゼントしていたアイスクリーム製造機「アイスパティシエ」。家庭でアイスクリームを作ろうとする時にネックとなる撹拌の作業を、自動で行ってくれるというスグレモノだ。電池式になっていて、材料を入れ、冷凍庫に入れると、中身の温度が4度まで下がった段階でかき混ぜ始め、マイナス4度で停止。その後、撹拌と停止を繰り返すらしい。これによって、3時間もすれば本格的なアイスクリームが出来上がるのだとか。なかなかすごい機能だと思うが、これが1000円台というコストパフォーマンスも素晴らしいではないか。
僕もアイスクリームは大好きなので購入を検討中。しかし、これを手に取った大抵の人が最初に口にするのは、「冷凍庫にこれを入れるスペースがない」ということ。どこの家庭も、冷凍庫は満室だ。保存用の食料だけで一年中塞がっているようなもの。せめて夏場だけは冷凍庫を拡充して、氷菓子類をストックする場所を確保したい。そこで、家庭用冷凍庫の購入も考えている。結局はこれも置くスペースに困るのだけど。6月29日(日)
長年愛用しているP900i。全く同じ機種、同じ色の本体をもう1台購入した。使用期間がごくわずかのきれいな物を、ヤクオクで。転ばぬ先の杖。壊れる先の携帯。その新しい900が届いた矢先、ヤフオクをあれこれ眺めていたら、つい魔が差して902も落札してしまった。
P902iは、基本的に900の機能をほぼ踏襲しており、miniSDの対応容量が増えていたり、おさいふケータイやBluetoothに対応したりといった機能向上が見られる。僕にとって最大の魅力は、900と同じようにカスタムジャケットで遊べるところだ。FM802の夏キャンペーン「ROCK THE SUMMER」のポスターデザインが非常に爽やかでかっこよかったので、このデザインのカスジャケを作ってみた。せっかくだから900は予備機およびデジカメとして保管し、しばらくは902をメインで使用してみようかと思っている。
ちなみに、Bluetoothという機能は一生縁のないものと思い込んでいた僕だが、プリウスユーザーにとっては非常に便利なものであることを知った。プリウスのハンドルには携帯の着信ボタンがついている。バッグの中の携帯電話に着信があると、車のスピーカーから発信音が鳴り、ハンドルの着信ボタンを押せば、ハンズフリーで会話ができる。相手の声はスピーカーから聞こえ、自分の声はどこかにあるマイクが拾ってくれるらしい。いやはやすごい時代。今さら902の機能に感激している自分が恥ずかしいけど。6月28日(土)
爆寸まで1週間。リクエストを締め切って、いよいよ本格的に選曲に突入。予告なしにリクエストの受付を終了したので、あいかわらずメールは来ているけど。
今回のリクエスト方式は、第1部と第2部でそれぞれ5曲ずつを選んでもらったので、集計にもいつもの倍の手間がかかった。10曲中、リクエストしなくてもかかる可能性の高そうな爆寸的定番を6曲、辛抱強くリクエストしてかかるのを待ちこがれているものが3曲、そしてほぼ無理とわかっていながら半分ウケ狙いで書きました的なリクエストが1曲、といったあたりが平均と思われる。
今回の第1部は、これまでにかけたことのなかったバンドの曲も多くなりそうだ。横咲きの手扇子も爆寸でめずらしいものでなくなるだろう。ヴィジュアル系の進化の歴史が一発で理解できる密度の濃い夜になるといいな。ただし、バンドの数が増えるので、そのぶん1バンドあたりの平均曲数は減る。現在は、音源を揃えるために右往左往しているところ。6月27日(金)
最近、無性に読みたい漫画がある。藤子不二雄の「みきおとミキオ」という。
おすすめの漫画を語り合う機会があって、その時に思い出したこの作品。小学生だった頃、従兄弟からもらった古本に紛れていた記憶がある。昔の藤子不二雄の漫画はだいたい読んでいるはずの僕だが、一番強く印象に残っているのがこれなのだ。だが周りのほとんどの人はこの漫画を知らないと言う。調べてみると、連載は1年足らず、単行本が1巻しか発売されていない、非常にマイナーな作品であるとわかった。
普通の小学生のみきおが、自宅近くの洞穴でタイムトンネルを発見する。そこを通ると100年後の世界に繋がっていて、みきおはそこで、自分と瓜二つの姿をしたミキオ少年と出会い、意気投合。二人は洋服を取り替えて、お互いになりすまして入れ替わった生活を送る、というお話。現代のみきお少年が楽しい未来の世界を体験し、引き起こす騒動や冒険を描いている。
藤子不二雄の描く未来の生活は本当に楽しい。しかしこの作品では、そうした愉快な暮らしぶりを紹介する一方で、便利さと引き換えに人間が失ってしまうものや、自然の大切さも浮き彫りにする。今思い出しても、考えさせられるところの多い内容だ。文庫版も発売されているようなので、ぜひもう一度じっくりと読みたいと思っている。6月26日(木)
とてもおいしいプリンをいただいた。「とあっせ」という専門店のプリン。
阪急芦屋川駅の北川に、山手サンモールという商店街のようなところがある。市内中心部や近辺に量販店が増え、一時はさびれた一角だったそうだが、現在は高級志向の若者をターゲットにしたおしゃれな飲食店や雑貨店などが建ち並び、注目を集める人気エリアとなっている。「芦屋ぷりん とあっせ」もその中にあるお店。
添加物や香料、アルコールを一切使わず、卵と牛乳、生クリーム、糖分のみで作られている。その4つの素材も、「放し飼い鶏の有糖卵」、「低温殺菌牛乳」、「希少な無添加生クリーム」といった具合に厳選されている。よりシンプルに、よりおいしくするにはどうすればいいのか、研究を重ねた成果のプリンらしい。
実際、味は非の打ち所がなかった。口の中でクリームのようにとろけるが、飲み込んだ後に口に残る甘ったるさはない。舌の上で何度も転がしてじっくり味わいながら食べたい味。小さめのカップ一つで400円と、普通のプリンに比べたらかなり割高なのは確かだが、僕は普通のプリンの10倍の時間をかけてゆっくりいただいた。これも芦屋名物になるのか。6月25日(水)
僕はこう見えてけっこう気が小さい。例えば、街で配られるチラシの類を、受け取ってしまう。
配っている人がすごく大変そうに見えると、つい同情心で。でも渡された紙を見てみると、僕には全く必要のないコンタクトレンズの広告だったりする。その人の前でゴミ箱に捨てるのも申し訳ないから、鞄に入れる。駅のゴミ箱に捨てようかなとも思うけど、チラシが捨てられているのを、あの配っていた人が見つけてしまったら傷つくだろうな、とかそんなことまで考えて、結局持ち帰る。ゴミになることは、はじめからわかっているのに。
ビラ配りの人の前を通る時、手で制して「結構です」と言うこともある。受け取ってあげない自分が何となく冷たいと感じつつ。
でもティッシュは欲しい。困るのは、ティッシュを受け取ったら、その数メートル後ろに別のビラ配りがいた時だ。この人のチラシも受け取らないわけにはいかない。「こいつ、ティッシュだけはもらうのかよ」と思われるのが嫌で。もう、明らかにいろいろ考え過ぎ。
たとえチラシ配りでも、キャバクラの勧誘でも、自分に向かって話しかけている人を無視するのはけっこうパワーがいる行為と思う。この間のいじめの話じゃないけど。そういえば中学の頃、「みんなで○○のことはシカトしよう」ということになったのに、僕はどうしても「シカト」ができなかった。
まあそんなわけで、ビラ配りや勧誘の立ちんぼがたくさんいるような場所を避けて歩く習慣がついている僕である。6月24日(火)
先週末、知り合いに誘われて神戸ファッションマートのセールに行ってみた。市クラブとやらのセールで、招待状を受け取っている人でなくても、入口で名前を登録すれば誰でも入れる。初日の午前中というのにすごい混雑だった。サンプル品やB級品、在庫処分品などを集めたセールで、9階建ての巨大な建物全体で開催されていた。とりあえず9階から見始めて、めぼしい物を買いながら降りていく、という作戦を取ったのだが、5階ぐらいでもう力つきた。人が多すぎる。
紳士服や子供服も扱っているが、やはりあくまでメインは女性服。若い女性に人気のあるブランドを扱う店も多いらしく、レジだけで数十分待ちというところもあったようだ。目立たない場所に、2シーズン前に百貨店で8万円ぐらいで売られていたような服が、全品1000円というワゴンを発見。僕が何となく見ていたら、後ろからたくさんのご婦人が群がって来て、いつの間にか押し出されてしまった。これがおばちゃんパワーというやつか。
よさそうな物があれば僕も買うつもりで行ったのだけど、僕の好みに合うアイテムは残念ながら皆無だった。僕みたいに好きなブランドが決まっている人間は、そのブランドのセールに行くのがやはり一番賢明のようだ。いやはや。何も買わない買い物でこんなに疲れるとは。6月23日(月)
今回もゴールデンタイムで放送された「人志松本のすべらない話」を見た。ナベアツやオリラジ、ハリセンボンといった、テレビでよく見る人気タレントから、全国区での知名度はいまいちながら、話芸には定評のありそうな芸人まで、幅広い顔触れ。
大げさなオープニングや、合間にいちいち入る著名人のコメントが煩わしいので、僕はこの番組は必ず録画して、芸人の話の部分だけを見る。それでも、ギャラリーの笑っている様子がトークの途中でいちいち映る。スポーツ選手にミュージシャン、女優にアイドルなどなど、各界の超有名人ばかりが顔を揃えているが、その人達の爆笑顔が何だかわざとらしく見えるのは僕だけか。「そんなに笑うほどのところじゃないだろうに…」と冷めた目で見てしまう。思うに、ゲストが一番派手に笑っている映像を編集して、後から笑いどころに差し込んでいる気がするのだな。バラエティ番組で、笑い声を足すのと同じ要領で。画面の中の人々が賑やかに笑っていれば、見ている側もそれに釣られて笑う、という心理をつく方法。テレビでは昔から当たり前の作り方なのだろうけど、この番組であまりそういうことをやって欲しくない。
それにしても、今回も出て来たDAIGOくん。大物ばかりが何十人も集まっているあの中で、何度もコメントを求められ、そのたびにしっかり笑いを取るのだから大したものだ。6月22日(日)
ゲストで登場したトータス松本さんは、麻雀好きらしい。
身体の節々が痛くなる今日この頃、みたいな話題になった時に、僕が「長い時間麻雀をやった日なんかは、腰が痛くなりますね」と発言したところ、出演終了後に「浅井くん、麻雀やるの?」と聞かれた。ええそりゃあもう大好きで。何でもトータス氏、かつては自分の周りのスタッフを集めて複数卓の麻雀大会も開催していたのだとか。音楽業界でも近頃は麻雀を打てる若手がどんどん減っているようで、とんとご無沙汰なのだと嘆いておられた。数カ月前にFM802で開かれた麻雀大会には、HOME MADE家族もわざわざ名古屋から駆けつけて参戦してくれたことを話したら、俄然やる気に火がついた模様。「いつか機会があれば打ちたいですね〜」なんて話になったのだが、相手がアーティストさんだとなかなかスケジュールが合わないのが難しいところ。
麻雀を打つと如実に性格が出る。だから一緒に卓を囲めば、その人の深い人間性に触れることができる。もしかすると、ひと晩酒を飲むよりも深い仲になれるかも。6月21日(土)
BIG CATで宇宙戦隊NOIZのライブを拝見。ワンマンライブを見るのは、実は初めてだった。今回はオープニングからしていつもと違う。テーマ曲が流れて、メンバーが一人ずつステージに現れて変身する、というパターンではなかったのだ。これにはファンも驚かされたのではないか。
このバンドのライブはモッシュが多い。客がぐるぐる回って押しくら饅頭になるあれである。曲の中でモッシュが起こる部分はきっちりと決まっていて、その数秒、数十秒以外は誰もその場から移動してはならないという暗黙のルールがある。突然、洗濯機が回り始めたようにぐちゃぐちゃに動いたかと思うと、それがピタリとやむ。曲によっては振り付けがあったり、頭を振ったり。2階の関係者席から眺めていると非常に興味深い光景だった。こういう、観客の動きの揃い方を眺めるのも、ヴィジュアル系ライブの楽しみ方の一つである。あの輪の中に入るには、相応の予習と経験が必要だろうけど。
テンポよく進み、無駄のない進行。ANGEL-TAKAの気合いが空回りしたのか、MCの随所で噛んだり、歌を間違えたりというハプニングもあったが、笑顔の絶えない楽しいライブだった。
最近の爆寸でも定番となりつつあるNOIZ。インディーズのシーンではすでにベテランクラスだが、今も大阪での動員が伸びているとは喜ばしいことだ。
6月20日(金)荻原浩の「コールドゲーム」を読んだ。高3の夏になって、中学時代のいじめられっこの復讐が突然始まる。同級生が次々に襲われていく。あの頃のいじめと同じくらい、残虐なやり方で。何とか自分が襲われる前に返り討ちにしようとするが、転校したそのいじめられっこがどうしても見つからない。こちらの警戒網をよそに、犠牲者はどんどん増えていく。というお話。
いじめられっこによる復讐劇というのは、まあよくある。この小説の場合、かつてあんなにひ弱だった少年が、数年間の鍛錬と研究によって、とてつもない殺戮兵器に生まれ変わっている(らしい)という恐怖、そして、毎回犯行予告があるのにそれを防ぐことができず、犯人の姿が見えないという恐怖。これが新鮮である。そして結末は、何とも虚しく悲しい。
この小説に出てくるいじめは陰惨そのものだ。
僕のこれまでの人生でも、いじめはいくらでも見て来たけど、せいぜいがちょっとした仲間はずれ程度のもの。こういう小説やドラマで描かれるほど陰湿でひどいものは一切なかったと断言できる。しかしいじめを苦にした自殺者が現実にいることを考えると、案外絵空事でもないのかもしれない。そう思うとますます恐ろしい。6月19日(木)
FM802の前社長が勇退され、関西を離れることになったので、昔からお世話になっているDJや制作スタッフによる送別パーティーが開催された。立食形式でドレスコードもないが、会費は5ケタ。一応服装に気を遣いつつ行ってみたら、何と僕が最年少だった。DJになって15年。いつの間にか周りの人より古株になっていた僕だが、久しぶりに「ぺーぺー」な環境に放り込まれたのである。じっとしていても落ち着かないので、「受付、替わりましょうか?」とか「カメラマン、僕がやりましょうか?」などと、何とか働かせてもらえるよう小間使いに立候補するも、「君はDJなんだから楽しみなさい」と冷たく一蹴される。大御所に囲まれて緊張しつつも、賑やかでおもしろい大人のパーティーだった。
チーム内では王様のような態度だったベテランのプロ野球選手が、名球会の集まりに出席した時にどんな気分になるか、何となくわかった気がした。6月18日(水)
最初に読んだ本の印象があまりよくなかったので、その後ほとんど手をつけなかった宮部みゆきの小説を、久しぶりに読んだ。「火車」。僕の好きな「このミス大賞」で、過去20年間の1位に選ばれたというので。なるほど、これはおもしろかった。
クレジットカード破産をした過去を婚約者に知られて、行方をくらました若い女。その女の暗い過去を辿っていくうちに、謎が謎を呼ぶ。クレジット社会の恐怖をわかりやすく描き出す内容だった。
主人公の刑事が、一歩ずつ、本当に一歩ずつ真相に近づいていく様子が、リアルに伝わってくる。終盤、謎だらけの過去が徐々に明らかになっていくあたりを読んでいたら、トイレに行くのも食事をするのももどかしくなる。特にラストシーンはドキドキもの。誤って先の行を読んでしまわないように、手でページを隠しながら読み進めた。さすがは宮部みゆき。
それにしても、「借金って怖い」とあらためて感じずにいられない内容だ。僕は、この年齢にしてはクレジットカードを利用する機会の少ない方ではないかと思う。それでもネットで買い物をする時は必ずカードだし、移動の交通費もほとんどがカードで払っている。そこに「借金をしている」という自覚があるかどうかが問題だ。必ず返せるという見込みのないお金を遣ってしまうことが、破滅への第一歩になる。ご利用は計画的に。この言葉は案外重い。6月17日(火)
宮崎死刑囚の刑が執行されたそうな。この男、まだ生きていたのか。
今の法相になってから、死刑執行のスピードが早いとかで、死刑存廃論がかまびすしい。死刑問題は、僕が法学部の学生だった頃から、刑法の世界では常に議論の対象となっている大問題だ。
少なくとも現行法では、死刑は法律で定められた刑罰なのだから、「宗教上の理由」とかで執行をためらってきた過去の法相の判断はおかしい。執行の命令を下せないならはじめから法相など引き受けなければよかったのだ。その意味で、今の法相はできて当然の仕事をしている。
死刑そのものが正しいかどうか、その判断は難しい。いくら死刑が執行されても凶悪犯罪が減っていないという意見も、わからないではない。
ただ、あの宮崎勤が、何の反省も謝罪もしないまま、あれから20年以上も生きていた。国民の税金で飲食と寝泊まりをし、20年も、生きながらえていた。年端も行かない幼児を何人も殺した男が、である。それを思うと虫酸が走るのは僕だけではないと思う。あの男から謝罪の言葉を引き出すのはどうやら無理のようだし、今さら原因を解明したところでもはや手遅れだ。
ならば早く執行するべきだったのかと問われると、僕は何とも言えない。宮崎が死刑を恐れ、死にたくないと心底思っていたかどうかによる。死刑になりたい。早く殺してくれ。そう願っている人物に、死刑を執行するのは果たして本当の極刑か。数年前の宅間死刑囚の時がそうだった。
死刑よりも辛い刑罰はないものか。人によっては、終身刑の方が重いと感じるだろうに。6月16日(月)
心斎橋のSOMAで、DJの中島ヒロト氏がクラブイベントを開催した。その名も「KICKS & Sandals」。ヒロト氏の他、成田真美嬢や、802のディレクター陣がプレイするイベントで、局のオフィシャルなものではなく、あくまで趣味の範囲で楽しむことに主眼を置いた内容とのことだった。せっかくなので僕も、番組後に遊びに行ってみた。ヒロト氏からイベントのTシャツまでいただいてしまった。
そのヒロト氏本人が、今後もできれば定期的に開催したいと言っているこのイベント。回す音楽は完全ノンジャンルで、ハウスやテクノでもいいし、ロックでも邦楽でもいいと。ロックをかけるイベントなら僕も仲間に入れて欲しいなぁなんて思っていたら、「次からはお前も回せばいいじゃん」とのお言葉。「僕が回すと、バンギャル向けになっちゃいますよ?」「ぜーんぜん問題ないよ!ノンジャンルなんだから」とのこと。言いましたね。今言いましたよね。問題ないと。
そんなわけで、7/5以降の爆寸の予定が立たない中、このイベント「KICKS & Sandals」で僕のDJタイムが今後あるかもしれない。SOMAは心斎橋にある普通のライブハウスだが、これはいわゆるクラブイベントなので、最前で柵につかまってヘドバンするみたいな雰囲気では、全然ない。そんなイベントで、数十分でも、爆寸みたいな空気になったら、それはそれでカオスで楽しい気がする。ふふふ。楽しみだぜ。6月15日(日)
洋楽のロックを全然知らない友達のために、オムニバスのCDを作ってあげた。僕の趣味には関係なく、ここ数年の洋楽ロックのヒットを集めたもの。あらためて聞いてみると、どの曲もなかなかかっこいい。最近、番組で洋楽を紹介する機会は少ないけど、いろんなバンドの曲を一度に聞いてみると、違った聞こえ方がするものだ。
中でも、急に気に入ってしまった曲がある。それが、MY CHEMICAL ROMANCEの「WELCOME TO THE BLACK PARADE」だ。OSAKAN HOT 100でもずっと1位になっていた大ヒット曲で、もちろん何十回も紹介したことがあるのだが、どういう意味を持った曲かをあまり注意して聞いたことがなかった。
少年だった頃に、父親が自分に言い聞かせた言葉。「将来、おまえは弱者を救う男になれるか」。その遺言を今も大切に胸に秘め、「僕達は、続いていく。続けていく(WE'LL CARRY ON)」と高らかに歌うこの歌は、新しいパンクを創造していこうとする彼らの、古い時代のパンクに対する敬愛を込めたメッセージにもとれる。歌詞のメッセージ性と、曲のドラマチックなアレンジがマッチしていて、明るいパンクの曲なのに、涙がこぼれるようないい曲だと思う。大ヒットの理由が今になってわかった。今さら気づいたことが、DJとしては恥ずかしい。
この曲で洋楽にハマったという若者も多いようだ。僕が最近よくかぶっている黒いキャップは、実はマイケミのロゴ入りのもの。大事にかぶろうっと。6月14日(土)
最近、どこの書店に行っても平積みになっているベストセラー小説、矢口敦子の「償い」を読んだ。文庫売上げ1位と謳っている店がやけに多く、ミステリー好きとしては読んでおかなければもぐりだとでも言われそうな勢いだったので。
家族と仕事を失ってホームレスとなった元医師が、刑事の依頼を受けて連続殺人事件の調査を始める。容疑者として、自分が学生時代に命を救った少年が浮かび上がる。社会に絶望した二人の魂が、救われることはあるのか、というようなお話。
ストーリーが全体的に現実離れしているため、ちっとも入り込むことができず、何度も途中で読むのをやめそうになってしまった。つまらなくはないけど、それほどの傑作とは感じなかったのが正直なところ。バカ売れしているのは幻冬舎の戦略の勝利かも。
この小説の最大のテーマは、「肉体を傷つければ犯罪になる。心を傷つけても犯罪にはならない」という世の中の不条理である。たとえば、今や、インターネット上では言葉の暴力が氾濫している。インターネットの匿名性の高さを利用した陰湿ないじめを、法律は取り締まることができない。そういう現実への警鐘が、感じられないこともない。6月13日(金)
ついに買ってしまった。むげんプチプチと、むげんえだまめ。
発売開始から半年以上が経過した今も売れまくっているという「むげんプチプチ」は、梱包材として知られる気泡シートのプチプチを、指でつぶす快感をいつまでも味わえるおもちゃ。くだらない、ばかばかしい、と思いつつ、大人ならネタのためについ出せてしまう金額。バンダイの商売上手を感じずにいられない。僕の感想としては、本物のプチプチをつぶす感覚に近いとは言えない。どちらかというと、リモコンのボタンを押す感覚と似ている。だからそれほど気持ちのいいものでもなかったりするのだが、100回押すと変わった音が鳴るようになっているのを利用して、数人で回しながら「100回目を踏んだらアウト」的な遊びをするのも楽しいかも。考えてみると、ネットでいつも買い物をしている僕の部屋には、それこそ無限にできるくらいたくさん、本物のプチプチシートがあるのに。プチプチというのは、これを販売する山本産業のれっきとした登録商標らしい。
もう一つ、むげんプチプチのヒットに気を良くしたバンダイの送り出した第二弾が「むげんエダマメ」だ。枝豆をさやからにゅるっと絞り出す感覚。枝豆を食べる時って、そんなに気持ちがいいものだっけ?と思いつつ、これはこれでなかなか楽しい。さやに毛が生えていないのは玉にキズだが。
すぐに飽きるとわかっているのに、こういうものをついつい買ってしまう心理。この「むげんシリーズ」がそこをうまくつくことに成功している要因は、アイデア自体もさることながら、パッケージのイラストにもある気がしてならない。涙を流して笑っている絵が、何とも可笑しくて好きだ。6月12日(木)
だいぶ暑くなってきたので、クローゼットから出してきた扇風機が、壊れた。去年の夏に買ったばかりなのに。
電器量販店ではなく、雑貨店で購入した、ちょっとレトロなデザインのおしゃれ扇風機。値段もそこそこ。おかしくなったのは首振りの機能で、うまく往復してくれなくなってしまった。保証書に書いてあるとおり、購入した大型雑貨店に持ち込んで修理を依頼した。
大きな扇風機を電車で運ぶのも大変なので、お店までは車で。市内中心部にある店なので、一般の駐車料金は1時間に600円かかる。店内で2000円以上を購入したレシートを提示すれば1時間無料になるとか。しかし今回の場合、修理を依頼するだけの目的だったので、お金を遣う予定がない。カウンターでそれを告げたのだが、あくまでレシートを提示しないと無料サービスは受けられないとにべもない返事。駐車料金を払うのが何だかバカバカしくて、別に必要でもない買い物を2000円分した。故障する品物を売ったのは店の責任なのだから、うちまで故障品を取りに来て欲しいぐらいなのに、わざわざ持って行った客から駐車料金を取るとは。
まあその店は2000円の買い物で2時間無料なのだから、金額としては平均的といったところか。梅田のヨドバシは平日でも5000円の買い物でサービスはわずか1時間。客の足元を見ているとしか思えない料金設定。周辺の道路が混むから、出来るだけ電車で来て欲しいという本音が伺える。駐車料金がそのシステムになってから、ヨドバシ・ドット・コムばかり利用するようになった僕である。6月10日(火)
発売日の前にお店に予約をして、ゲームソフトを購入するということを、初めてした。それがナムコの「99のなみだ」というソフト。春頃に発売されると聞いて、半年ほど前から楽しみにしていたものだ。
涙腺をくすぐるショートストーリーをたくさん収録していて、自分の好みに合ったものを毎回チョイスして見せてくれる。事前にプロフィールなどを入力、一つの物語を見終わるとその感想も記録する。それによって、ユーザーが最も「泣ける」ストーリーを選んでくれるという仕組みだ。一つのストーリーはだいたい10分以内で終わる。映像が出るのではなく、緩やかなBGMとイメージ写真をバックに、文字で綴っていく。
このソフトのアイデアの源が、数年前からネット上でやたらもてはやされている「感動系フラッシュ」にあることは疑いない。あの手の話が好きな方は、たっぷりどうぞと。ケータイ小説世代でも読みやすい長さと文体。
僕は今のところ、期待していたほど涙を流していない。しかし、一話読み終えた後は、すがすがしい気分になることが多いのは確か。気持ちが荒んでいる時にはいい薬になるかも。6月9日(月)
ロックの日にちなんで、番組もロック三昧…といきたいところだったが、この日からFM802はSPECIAL WEEK。それどころではなかった。
先行予約やプレゼント企画など、番組内容が慌ただしいことになりそうだったので、メッセージテーマは短い時間で紹介できるシンプルなものを探し、「しゃっくりの止め方・くしゃみの抑え方」というものになった。適当で、どうでもいい話。ところが、書き込みの量は半端じゃなかった。3時間話題にし続けるほどの内容でもないのだけど。
例えばしゃっくり。「なすびの色は?」と聞かれて「むらさき」と答えると治まる、という説は関西では非常にポピュラーのようだ。これはほとんど迷信に近いが、逆さ向きで水を飲むとか、酢やレモン水を小さなグラスで一気飲みするといった説も複数。ちなみに僕は、しゃっくりが止まらない時は、大きく息を吸って、限界まで止める。これで必ず治る。同じような方法をとる人がリスナーにも多かったようだ。
一方、出そうになったくしゃみを止めなければいけない状況の時、どうやら最も効果があるのは上唇を舐める、または下に押さえつける方法。昔の武士が、殿様の前でくしゃみをこらえる際に使っていたというのだから説得力がある。試してみる価値はありそう。6月8日(日)
番組終了後、京セラドーム大阪でL'Arc-en-Cielのライブを見た。ヨーロッパとアジアを回ったワールドツアーの締めくくりとなる、東京と大阪の公演。この日の大阪がそのファイナルで、L'Arc-en-Cielは明日から長い活動休止期間に入る。
ファンに人気のヒット曲を余すところなく披露するような選曲を予想していたが、それは大きな勘違いだった。メジャーコードの曲は少なかった。選曲でファンを喜ばせるライブは、2011年の復活までお預けということか。客に媚びないところがこのバンドらしい。
これまでにたくさんのドームライブを見たが、ステージセットのかっこよさはその中でもピカイチだった。ステージ全体が巨大な帆船の形になっていて、後ろにマスト、そこに「L'Arc-en-Ciel」のフラッグが帆を模した形で掲げられている。hydeの衣裳も海賊風。海外の旅から帰って来たことを象徴するステージ。両側にたくさんの大砲や旗が並んでいたけど、このツアーが終わったらあれはすべて捨てられてしまうのだろうか。チャリティーオークションでもやればいいのに、と思わずにいられなかった。
最近は、売れても、スタンディングにこだわったり、古着みたいなTシャツでステージに立ったりするロックバンドの方が多い。逆に、とことんショウアップされたステージで、衣裳やメイクにもお金と時間をかけ、それでいて激しくロックするバンド、というのがどんどん減っている。L'Arc-en-Cielにはいつまでも、きらびやかでスケールの大きなライブを見せてほしい。おそらく20周年の時はまたそんなライブを見せてくれるのだろう。6月7日(土)
サッカーのW杯アジア三次予選。日本は予想外に苦戦を強いられている。オマーンと引き分けたこの日の試合も、非常に苦しそうだった。あの程度のいたずらで退場処分となった大久保は気の毒で見ていられない。
それにしても毎回思うこと。岡田監督のインタビューはなぜあんなに態度が悪いのか。この日に関して言えば、試合の結果には本人も納得していないだろうから、明るい気分でインタビューに臨むことが出来ないのはわかる。しかしそれにしても、インタビュアーが普通に質問をしただけなのに、揚げ足を取るようにして鼻で笑う嫌味な態度は日本代表監督としていかがなものか。テレビで応援している人に八つ当たりをしているように見えてしまう。
スポーツ選手のインタビューはどれも、「もう少し面白いコメントをすれば、みんなが喜んで、その選手も、競技自体も、人気が上がるに違いないのに」と思わずにいられない。そういうところを、新庄とか野村監督はよく心得ているのだ。6月6日(金)
新大阪駅のホームで新幹線を待っているとき、僕の前に並んでいたのが楽器を持った若い女の子達3人組。3人ともギターのような竿ものと機材を抱えていた。3人だけで行動しているらしかった。はじめ、そのうちの一人の顔をちらっと見て、思わず目を留めてしまった。美人だったから。で、他の二人に目を移すと、これまた二人とも美人だった。一人一人順番に、ゆっくり顔を見せてくれと言いたかった。ていうかなぜこんなアイドルみたいな子達が自分で楽器を抱えて、マネージャーも連れずに新幹線に乗るのか。機材に貼られたパスの名前をじーっと見て、とりあえずバンド名を頭に入れておくことにした。
後でFM802のスタッフに聞いてみたら、すでにみんな知っているバンドだった。大阪出身の女子高生バンド。名前をスキャンダルという。このアーティストは要注目だ。曲はまだ聞いたことないけど。6月5日(木)
1ヶ月後に迫った爆寸のリクエストが続々届いている。今回は1部と2部に分けてみることにしたのだが、ここぞとばかりに「やたら古い曲」と「やたら新しい曲」のリクエストが増えて、ちょっと戸惑っている僕である。僕としては、基本的には普段とほぼ変わらないような選曲で、時代を前後半二つに分けてかけようと考えただけ。でもリクエストは、先日の黎明期爆寸でもかけなかったような初期ヴィジュアル系から、僕がライブを見たことのない現役インディーズバンドの曲まで、非常に幅広い。
2部構成になるとはいえ、トータルの長さはいつもと同じ3時間。これまでかけなかったバンドの曲が増えれば、そのぶん今までの人気曲が選に漏れることになる。あれもこれもかけてあげたくて、板ばさみに苦しむ日々。まだまだ苦しみ足りないので、引き続きリクエスト求ム。6月4日(水)
最近、テレビをつけてDAIGOが出て来ない日は少ない。ような気がする。僕が講師をしている学校でも、学生の間で彼の話題が出ていた。短期間での知名度の向上ぶりに驚かされる。テレビの影響力は相変わらず絶大だ。
DAIGO☆STARDUSTと名乗っていた頃の彼をゲストに迎えるのは、正直言って苦手だった。あのわざとらしいキャラは会話が成り立ちにくくて、相手をする側としては疲れるばかり。グラムロックを掲げる方向性も、時代錯誤にしか見えなかったし。
本人曰く「開き直って」、血筋という特権を生かしてテレビに出まくっている彼。そういう手法で人気を得るためには、当然それなりにテレビ受けするキャラの持ち主である必要があるわけだが、どうやらその作戦はうまくいっているようだ。実際今のDAIGOはおもしろいと思う。テレビを見ていて「最初からそうやって普通に喋ってくれれば、僕だってもっと親身に応援したのに」と思わずにいられない。急に人気が出始めたことで、かつては冷たかった業界人が、手のひらを返してすり寄って来ていることだろう。さしずめ僕あたりはその筆頭といったところか。別にすり寄ってはいないけど、「あいつは俺が育てた」ぐらい言わせてもらおう。まあ冗談の範囲で。
テレビの効果は当然のごとく本業にもいい影響を与えていて、BREAKERZも人気が出始めているとか。ただしもちろん、真価が問われるのはこれからだ。メディアを利用して大量の種を撒いて、うまく芽が出たとしても、そのすべてに花が咲くかはわからない。一番大事なのは彼らの作る楽曲の力。6月3日(火)
802の野球部で試合の予定があったのだが、天候が悪くて中止になってしまった。最近、運動不足が深刻な気がする。
ところで先日、野球部出身の知り合いに、変化球の投げ方をひと通りレクチャーしてもらった。カーブ、シュート、スライダー、フォーク、シンカー、チェンジアップなど。変化球は非常に奥が深い。握り方と回転の仕方を知ると、ボールの軌道も理解できる。ただ、テレビの中継を見ているだけでは、どれほど鋭く変化しているのかはわかりにくい。実際に打席に立ってプロの変化球を見せてもらいたいものだ。どちらかというと、無回転系の落ちるボールより、横に曲がるスライダーやシュートを見てみたい。
頑張って練習すれば僕にも一つぐらいは投げられるのかな、とも思ったが、ボールを握ってみて早くも挫折。僕は男としては異常なほどに手が小さいということを忘れていた。フォークボールなんて、満足に握ることさえできなかった。6月2日(月)
最近、コンビニの惣菜とかお菓子を見ていても、あんまり気分が高揚しない。どれも大しておいしくないし、健康にも悪そうに見えてしまう。悲しいかな、ちょっと小腹が空いてコンビニに駆け込んだ時、買うものは大抵ソイジョイかカロリーメイトである。
高校生の頃からカロリーメイトにはよくお世話になっている。買うのは今ももっぱらフルーツ味。あのアーモンドの歯ごたえが好きで。それはいいのだが、長年カロリーメイトについて抱いている不満が一つだけある。あのアルミの中袋。あれが開けにくいこと。
縦に裂くと、中身を出せる大きさの穴が開く前に切れてしまうか、内側に入りすぎて中身にひっかかり、粉がぼろぼろと外に出てしまう。キャラメル方式で剥けるように切れ目も入っているが、ここからも上手に開けられたことがない。
カロリーメイトを、一切こぼすことなく食べるのは至難の業だ。開ける時は、できるだけハサミを使っている僕である。6月1日(日)
FM802の開局記念日。僕の番組では落合健太郎、尾上さとこ、鮎貝健、ヒロ寺平の各氏がスタジオにやってきてDJショウ「IT'S MY STYLE」を披露してくれた。皆さん、さすがと唸る内容。それぞれに自分の個性をアピールしていて楽しい企画だった。僕は「NO ROCK NO LIFE」と題して、ジャパニーズロックばかり3曲をセレクトした。
この日の特番では、企画の一つとして、「各DJが19歳だった頃の写真」をホームページ上に掲載していた。まだ幼さの残る可愛い写真や、明らかに服装がおかしい写真など、非常に面白かった。そんな中で、一番面白味がなかったのが僕の写真。大学のサークルで合宿に行った際の写真が見つかったのでそれを持っていったのだが、自分でも呆れるくらい、顔が今と変わっていない。特に変な構図で撮ったものでもないし。そもそも19歳ぐらいの頃って、男は普通あまり写真など撮らないし、大事に保管もしないものだ。デジカメやカメラ付き携帯が当たり前の今の時代ならいざ知らず、当時はそういう時代だった。「なんでこんなとこでこんなことしてんの!?」的な盛り上がりが得られるような写真を、撮っておくという知恵が、あの頃の僕にはなかった。
人生、何がどうなるかわからない。ちょっと面白い写真の1枚ぐらい、定期的に撮っておくことをおすすめしたい。