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Diary(09.04.)

4月30日(木)

 昨日から始まっているゴールデンウィーク。僕は1日から6日まで毎日、何らかの仕事が入っているため、休みと呼べるのは今日だけ。買い物や散歩に出かけたぐらいで、のんびりと過ごした。昨夜酷使した喉を休める必要もあったし。
 実は昨夜、イベントの打ち上げが終わった後、DJ陣だけでカラオケに行ったのだ。最初のうちは、「過去にREQUESTAGEに出演したアーティストの曲限定」だったのだが、すぐに限界がきたので縛り変更。せっかく同世代の男ばかりが集まってのカラオケなので、自分達の青春時代の思い出の曲を大いに歌おうではないか、ということになった。尾崎豊はもちろんのこと、COMPLEX、TM NETWORK、ラフィンノーズ、BUCK-TICK、RED WARRIORSなどなど。今どきの若者は知らないであろう古い曲を遠慮なく。ちなみに、高校時代を思い出しつつ僕が歌ったのは、CHAGE&ASKAの「僕はこの瞳で嘘をつく」、久保田利伸「TIMEシャワーに射たれて」、米米CLUB「SURE DANCE」といったところ。世代が近いと、懐かしいと感じる音楽ってこんなにも似ているものなのかと感心してしまった。
 少人数でのカラオケは2時間ほどで満足し、その後は居酒屋へ移動して3時ぐらいまで語り合った。ROCK KIDSのDJ4人は本当に兄弟みたいな感じで、ライバルであり友人でもある。同じ番組を担当していながら、日頃はなかなか揃うことのない顔ぶれなので、話題は尽きなかった。
 そんなわけで、番組があったわけでもないのに、すっかり喉が疲れてしまった一日なのであった。

4月29日(水)

 大阪城ホールで、「FM802 STILL20 SUNSTAR Ora2 presents ROCK KIDS 802 SPECIAL LIVE REQUESTAGE 7」が開催された。木村カエラ、Superfly、チャットモンチー、Perfume、ポルノグラフィティ、そしてオープニングアクトにROCK'A'TRENCHという6組の出演。今年も豪華なアーティストが揃い、チケットは即日ソールドアウトした。
 7年目の開催となったREQUESTAGEだが、昨年の秋からROCK KIDS 802は放送の時間帯もスタッフも一新、新体制になって初の開催となった。新しいスタッフが特に力を入れていたのがイベント中の映像を使った演出。オープニングは何とドラマだった。高校生ぐらいの女の子が、ラジオを介して憧れの先輩に告白する、というシチュエーション。体を酸っぱいものが駆け巡るような初々しい内容だったが、そのドラマの中で、ラジオのDJが曲紹介をした直後、現実にステージで曲が始まる、という凝った演出になっていた。ROCK'A'TRENCHのメンバーはこの演出で始まるライブをとても喜んで引き受けてくれたようだ。1曲目はもちろん「MY SUNSHINE」で、その後が、ROCK KIDS 802から広がった名曲「Every Sunday Afternoon」だった。
 昨年のREQUESTAGEに、彼らは見学に来ていた。「いつか僕らも出してもらえるように頑張ります」と言っていた彼らが、わずか1年でこの舞台に立つことになるとは、あの頃誰も予想できなかった。しかも、13000人がいきなり総立ちの盛り上がり。ROCK'A'TRENCHをずっと前から応援していたディレクターが、大粒の涙を流しながらその堂々としたステージを見つめていた。
 トリを務めたポルノグラフィティは、さすがに貫禄のあるパフォーマンスを見せた。僕が嬉しかったのは、この日の最後が「ミュージックアワー」というラジオを扱った曲だったことだ。
 ネットやケータイ世代の若者の、ラジオ離れが深刻になりつつある今、僕らはけっこう必死だ。ラジオというメディアにしかない面白さ、魅力を伝えていくために。ラジオから火がついたアーティストのライブで始まり、ラジオの歌で終わる。この日のREQUESTAGEを見ていて、僕らの日頃の努力は間違っていないと確信できたし、励まされた気もした。

4月28日(火)

 愛用のNINTENDO DS Liteが不調。十字ボタンがゆるくなっている。押したつもりがないのに勝手に上で反応してしまう。明らかにテトリスのやりすぎからくる症状だ。問題があるのはこの十字ボタンだけなので、新しいものを購入するのもしゃくに障る。半年ぐらい騙し騙し使っていたけど、ついに修理に出してみることにした。
 修理に出す際の梱包材は、ネットで注文すれば無料で届けてもらえる。印刷済みの送り状もついているので、箱に入れて郵便局へ持って行くだけだ。こちらからの送料は元払い。修理代金は送り返された時に代引になるようだ。はたしていくらで直してもらえるのだろう。任天堂のサービスがどの程度のものなのか、実はちょっと楽しみにしているのだ。
 任天堂のユーザーサポートの手厚さは他社と比べると群を抜いているといわれる。保証期間外であっても新品と交換しただけでなく、古い故障品に貼ってあったポケモンのシールまで新たに用意して同じ場所に貼り、送り返してきたという有名な逸話もあるくらい。ユーザーに過失のない故障でも「不良品をつかんだあなたが悪い」といわんばかりの対応をするアッ○ルのサポートセンターに、任天堂の爪の垢でも煎じて飲ませたいところだ。

4月26日(日)

 なんばハッチで、SEX MACHINEGUNSのライブを見た。現メンバーになって初の東名阪ワンマンツアー「なーるほど☆ザ・ワイルド☆春の祭典スペシャル」(このツアータイトルの元ネタも三十代以上でなければもはやわかるまい)。サポートを含めた若い3人は技術的にも申しぶんないし、以前よりもずっとマシンガンズの一員らしい逞しさが備わった。多分ルックスは今までで一番いい。
 彼らは現在インディーズで活動している。インディーズに戻るデメリットは、宣伝にかけられるお金が大幅に少なくなること。今回のツアーも各地で動員に苦戦しているようだ。その状況でも、最高のパフォーマンスを見せ続けることで、いつかまた追い風が吹くことを信じて彼らは頑張っている。
 SEX MACHINEGUNSは意外にジャンル分けが難しいバンドだと思う。音楽性はメタルだが、頭でっかちな洋楽HM/HRファンは総じて、マシンガンズのような「笑わせることを良しと考えるバンド」を好まない。10年前ならいざ知らず、今のヴィジュアル系の中に彼らを含めることにも若干の違和感を僕は感じる。しかしかつてヴィジュアル系から出てきたというイメージから、ロキノン系のロックファンからも敬遠されがち。バンドとしての方向性は何も変わっていないのに、時代が勝手に変わって行き場を失いかけているようなところがあるのだ。
 今は確かに苦しい時期なのだろうけど、これを乗り越えて再び歯車が噛み合ったら、そのとき彼らは本当に強いバンドになっていると思う。

4月25日(土)

 今日、一枚のCDを買った。「WEDNESDAY〜LOVE SONG BEST OF YUTAKA OZAKI」。去年こんなCDが発売されていたことを、僕は知らなかった。尾崎のベスト盤はいろんな形でリリースされており、これは「ファンによるリクエストベスト」のうちの1枚だそうだ。
 今さら尾崎のCDを購入した理由は、このアルバムにしか収録されていない曲を、どうしても今夜のREDNIQSでかけたかったからだ。それが「太陽の破片」。覚醒剤で逮捕された尾崎が、復帰して最初に出したシングルである。レコード会社を移籍した後のリリースで、生前の彼にとっては最大のヒットであったにもかかわらず、オリジナルアルバムには収録されなかった。シングルは当然廃盤となり、結果として希少価値の高い曲となってしまったのだ。当時熱狂的なファンだった高校生の僕は当然このシングルも買ったのだが、もうどこかへなくしてしまったらしい。そんなレアな一曲が、昨年発売されたこの「WEDNESDAY」というベスト盤にようやく収録された。FM802のCDライブラリーにこの曲がなかったため、急遽自腹で購入した次第である。
 当時、絶望の縁をさまよっていた尾崎の心の闇が見えるような、内省的な歌詞。光を求めて必死に手を伸ばしている様子に感動を覚える。何度聞いても、何年経っても、輝きを失わない名曲だと思う。GLAYの「春までは」の歌詞にこの曲のタイトルが出てくる。この日のREDNIQSでどうしてもこの曲をかけたいと思った理由はそれもある。GLAYのファンの人達にも、聞かせてあげたいと思った。
 あれから、17年が経った。

4月24日(金)

 都内のスタジオで、とあるナレーション収録のお仕事。初めてJR大久保駅で降りた気がする。普段僕が仕事をするような、ナレーションやラジオ番組の収録を行うところではなくて、ミュージシャンのレコーディング用のスタジオ。わりと大きなビルで、有名なアーティストもよく利用しているそうだ。長年DJをしていながら、そういうスタジオを訪れたのが初めてに近い僕は、「へ〜!ひろ〜い!」などと素人丸出しな感動が口から出てしまうのだった。
 そういうスタジオだから、座って机に向かって原稿を読むというスタイルではなく、歌を歌うように、立ったまま、譜面台に載っている台本を読んだ。カフがないが、ポップブロッカー(マイクを吹く音を防ぐためのやつ。縁日の金魚すくいの、紙のところがストッキングの生地になっているような)がある。歌手になった気分で収録開始。
 これがもう、近年稀に見るほどテンションの高い喋りを要求されるものだから、始まって数分で早くも喉が怪しくなってきた。お茶を飲んで必死にごまかしながら、何とかノルマ達成。全力のダッシュを10本ぐらい走った気分だった。僕って意外に短距離には向いていないタイプなのかも。
 なかなか新鮮な気分で収録したその声が、どんな場所でどんな形で使われるのかは、あと数ヶ月もすれば明らかにできると思う。

4月23日(木)

 爆寸の情報を発信するための、メルマガを作った。これまで、爆寸の開催を発表した時とか、チケット予約受付開始の直前には、前回の爆寸で予約をくれた人へ一斉にメールを送っていた。これだと、そうした内容のメールを希望しない人にも送ることになるのが気がかりだった。メルマガの形式にすれば希望者だけに通達できるし、何より発信が楽になる。携帯で受信できる「メルモ」というところを選んだ。爆寸の前後になると日記がその話題ばかりになってしまいがちで、興味のない人にはつまらないだろうという懸念もあったので、今後は爆寸の個人的な感想や裏話などもメルマガを中心に書くことにしようと思っている。
 さて、始まったばかりのそのメルマガで、さっそく配信したのが久々の出張爆寸情報だ。最近、東京でヴィジュアル系のクラブイベントを開催して盛り上がっているという、お笑い芸人ダイノジさん。6月7日に初めて大阪でそのイベントを開催するそうで、ゲストDJとしてお迎えいただくことになった、というわけ。30分ぐらい回せばいいのかな、と思っていたらとんでもない。ずいぶんおいしい時間を1時間以上も任されるというではないか。
 選曲は爆寸とあまり大差ないらしい。つまり、事前にある程度打ち合わせをしておかないと、かぶることになりそうだ。人様のイベントにお邪魔する身分なので、主役である先方が用意している曲を僕がかけてしまうわけにはいかない。
 今回もリクエストは受け付けるぞ。事前にある程度、僕の時間でかける予定のアーティストぐらいは公表する予定でいる。大阪で、BRAND NEW以外の会場で爆寸的なDJをするのはひらかたパーク以来か。楽しみ楽しみ。

4月22日(水)

 OSMの講師の仕事もかれこれ9年目。年度が変わって最初の授業だった。新入生はDJ志望の学生が多くてそこそこ教え甲斐がありそうだ。そのわりにFM802のDJである僕の仕事ぶりには全然興味がなさそうなのはいつものことだけど。
 多くの学校がきっとそうであるように、最初の授業というのは「今後の授業内容の説明」ぐらいしかできないため、時間が余る。この日は特に午後の授業でかなりの時間が暇になったので、機材を借りてきて学生達にミックスDJを教えてあげた。学校にはパイオニアの最新型のCDJやミキサーがあって、いつでも借りられるということを今日知ったのだ。ラジオのスタジオなら防音設備も完璧だから、大音量で流すことができる。クラブと同じように大きな音量で流せるかどうかは、曲の速さを合わせる上で重要な要素だ。
 たいていの人は、クラブDJと聞くとスクラッチをイメージする。しかしDJの基本は曲をミックスして繋ぐこと。ここにいうミックスはいわゆるリミックスとは根本的に意味が異なる。曲の速さを合わせて、踊っている人々の動きを止めずに次の曲へ移行する技術である。クラブDJには、曲の速さを素早く合わせ、きれいに繋ぐテクニックが要求される。そして、BPMの近い曲を頭の中で即座にリストアップでき、その時に応じてフロアで盛り上がる曲をセレクトできる豊富な曲の知識も必要である。センスと経験がものを言う人間くさい分野で、パソコンがカバーしてくれる種類のものではない。爆寸のようにロックをかける場合はそもそも曲をミックスして繋ぐことが不可能だから、専門的な技術は特に必要ないのだが、ハウスやヒップホップ、テクノなどを回すDJは、ミックスが出来なければただの人と笑われてしまうだろう。ミックスDJというのは、やってみると実は非常に奥が深くておもしろいものだ。この日は最新の機材で僕も久しぶりにミックスをやってみたのだが、学生時代を思い出してちょっと興奮してしまった。
 DJが曲を繋ぐというのがどういうことなのか、知らない人が意外に多いようなので書いてみた。

4月20日(月)

 FM802はSPECIAL WEEKに突入。ROCK KIDS 802は豪華企画が盛りだくさんで、テンションを落ち着ける時間がほとんどなかった。楽しい番組になったのはいいけど、ずっと叫びっぱなしのような状態だったので、エンディングは声が少しかすれ気味。
 そんなわけで喉は本調子ではなかったのだが、今日は一つイレギュラーのお仕事をした。それが「hide Memorial Day」で流す映像のナレーション。
 5月2日の土曜日、東京ドームではX JAPANのライブが行われることになっているが、同じ日に川崎のチッタではhideのフィルムギグも開催される。Xのライブに行けないhideファンのために、決行に踏み切ったらしい。そのフィルムギグでは2本のライブ映像を上映する他、4月29日に発売されるベストアルバムの「リクエストランキング」をカウントダウン形式の番組風にまとめて流すことになっている。そのナレーションを僕が担当させてもらったのだ。大切な日のイベントで、またも貴重な任務を任せていただき、実に光栄である。まだ映像は見ていないが、貴重な映像も随所に飛び出すようで、台本を読んでいてワクワクするような内容だった。見に行くファンの人は最後までぜひ堪能していただきたい。

4月19日(日)

 厚生年金会館へ、Aqua Timezのライブを見に行った。観客の年齢層が非常に低く、今の中高生にとって彼らが大きな影響力を持っていることが改めてよくわかった。太志の書く歌詞は、メッセージとしてはわかりやすく、適度に文学的でひねりもある。彼の紡ぎだす言葉に励まされる人は多いだろう。
 今やすっかり人気アーティストだが、メンバーの人柄はブレイク前と何も変わっていない。MCでは素朴な人柄が伝わってくるざっくばらんなトークを聞かせてくれた。そういう親しみやすいキャラのアーティストのライブではよくあることだが、MC中に客席から聞こえる合いの手がやや鬱陶しい。一言喋るたびに観客がやいのやいのと質問を浴びせ、メンバーもついそれに答えてしまうものだから、なかなか話が進まない。ステージにいるメンバーに言葉をかけて、それに応えてもらえたら誰だって嬉しい。他の人が許されるなら自分も、と思って叫んでしまう心理はわかるのだが…。アーティストが困っている様子を見せている時はイライラしてしまう。ただ、OKP-STARが服を買った店の話をしている時、その店を知っている客がほとんどいなくて、後方にいた男の子が一人だけ食いついてきた時はやたら面白かった。

4月18日(土)

 先週テレビで放映されていた「宇宙戦争」を録画してあったので、今さらながら見た。なかなかすごい映画だった。
 公開当時から、トム・クルーズ扮する主人公が「情けない役どころ」という話を聞いていたが、なるほどそれは頷ける。家族を連れて逃げ回るばかり。最後の最後に少しだけ戦う形にはなるが、地球を救うヒーローというわけでもない。「何が何でも家族を守ろうとする父親像」としてはこれが現実的で美しいと思う。
 映像の迫力は圧巻のひとこと。宇宙人の侵略によって、人間がどんどん追いつめられていく展開はハラハラの連続。後半などはもうほとんどホラー映画だ。たくさんの人があっさり死ぬ。「スピルバーグらしからぬ残酷な映画だな」とも感じたけど、よく考えてみるとスピルバーグは「激突」でデビューし、「ジョーズ」でブレイクした、恐怖映画の巨匠でもある。むしろ本領発揮といったところか。わかりやすくて、面白かった。
 地球外生物と人間との戦い。あるいは共存。これまでに幾度となく語られ、これからも永遠に語られる、エンタテインメント作品の普遍的テーマだが、この映画はその原点のようなものといえるかもしれない。

4月17日(金)

 新しいパソコンを使い始めて、いきなりぶつかった壁が、「データのバックアップを取った外付けのハードディスクと、接続するケーブルがない」ということ。新型のiMacの背部にあるFireWireの端子は見たことのない四角い形状。これに対応したものはうちにない。昨日の夜、近所の電器店に買いに走ったのだが、数軒回っても見つからなかった。そこで今日、早めに家を出て梅田のヨドバシに寄り、ようやく手に入れた。ヨドバシでさえ1種類しかなかった。9ピンという、まだ新しい形らしい。マイナーすぎて泣けてくる。
 FireWireというケーブルがほとんどMacでしか使われていないということを、今日知った。昨夜は仕方なくUSBで代用したが、FireWireに慣れている身には耐えられない。時間がかかりすぎるのだ。たかが1GB程度のデータを移すのに、USBだと10分以上もかかる。FireWireならせいぜい20秒ぐらい。大量の音楽や書類などをUSBで送る気には到底なれなかった。WINDOWSもこれに対応させればいいのに、と思う。

4月16日(木)

 注文していた新しいパソコンが届いた。最近やたら売れているらしいという噂の、最新のiMac Intel Core 2 Duo。2台続けてデスクトップ型のiMacである。Macを買うのは、僕の記憶が正しければこれが7台目。
 さすがに素晴らしい使い心地だ。最新型、しかも新品なのだから、さくさく動くのはまあ当たり前として、何といっても素晴らしいのが、付属のキーボードである。以前までの純正キーボードはとにかく打ちづらくて嫌いだった。指が疲れてくるのだ。そして純正のマウスも、左右にボタンが分かれていないし、スクロール用のホイールもなくて不便。こうして文章を打つことがパソコンの主な使用目的である僕の場合、キーボードの打ちやすさはかなりプライオリティの高い要素なのだ。今回は7台目にしてMac史上初の及第点。10キーがないのが唯一残念なところか。
 さて、ディスプレイに網がかかる古い方のiMacはどうしたものか。僕はこれまでにMacを人に売ったことがない。過去にゴミとして捨てた2台のデスクトップ以外は、すべてまだ家にあるし。故障していてもそれなりの価格で買い取ってもらえるのだろうか。何だかもう、調べることすらめんどくさい。
 そして気づいた大問題。データのバックアップは完璧のはずだったが、大事なものを消してしまったらしい。それは、日記。前回更新した後、5日分ぐらい書いて、アップ待ちの状態だった。それを掲載する前に、消してしまったのだ。もう1週間以上前のものだから、何を書いていたかよく覚えていない。全部書き直しか…。

4月15日(水)

 厚生年金会館で、GLAYのライブを見た。久しぶりに開催されているメンバープロデュースのライブ。各メンバーが趣向を凝らした企画でファンを楽しませている。大阪はもちろん、JIROくんのプロデュースで、最近のライブではあまり披露されていない曲を中心にした内容になっていた。
 インディーズ盤の「灰とダイヤモンド」から、最新曲「SAY YOUR DREAM」まで、アルバム1枚につき1曲という割合で、GLAYの長い歴史の中でも特に日の目を見る回数の少なかった曲達が演奏されていく。曲が始まるたびに歓声がわくのだが、はたしてどれぐらいのファンが本当にその曲を理解しているのかも定かでない。正直なところ、僕は「この曲、何だっけ?」と思うこと数回。久しぶりの曲がこれだけ並ぶと、歌詞を覚え直すのもさぞ苦労したことだろう。
 GLAYはライブのマンネリを嫌うタイプのバンドだと思う。同じような場所で、同じような選曲で、何年も続けてライブをすることはまずない。大きな場所でやったら、次は小さなハコを回るツアー。企画ものをやったら、次はオーソドックスな内容のライブを。そんな具合に、常にメリハリをつけてバランスを取っている。今回のメンバープロデュースライブも、普段のライブではできないお遊びの要素をふんだんに取り入れている。コアファン向けのマニアックな内容だけど、いわゆるファンクラブギグのようなものと違って、それぞれにスパイスが効いているところはさすがである。何よりも、メンバー自身が心から楽しんでいる様子が見ていて気持ちいい。
 それにしても、あいかわらずのすごい人気に圧倒された。今年のGLAYはライブを大量にこなす予定らしい。15周年のGLAYがどんな快進撃を見せるのか、わくわくしてきた。

4月14日(火)

 久しぶりに雨が降って、桜もあらかた散ってしまった。
 この日はBIG CATへROCK’A’TRENCHのライブを見に行った。ドラマの主題歌に使用された「MY SUNSHINE」のヒットでブレイクの兆しを見せている注目のバンド。FM802では去年の「EVERY SUNDAY AFTERNOON」ですでにリスナーの間ではおなじみの存在だ。
 元SKA SKA CLUBのメンバーが中心となって結成されただけあって、彼らはもともとレゲエをベースにしたサウンドを得意としている。バンド名もボブ・マーリーの曲名にあやかっているらしい。山森の英語力を生かした英詞曲も多い。そんなバンドだけに、「MY SUNSHINE」は他の楽曲と比べると明らかに異質な感じがする点は否定できない。あまりにもポップなこの曲を初めて聞いた時は、「いい曲だけど、今までやってきたこととずいぶん差があるな」という印象を持った。
 しかし、ライブの流れの中で聞いてみると、ちっとも浮いては聞こえなかった。他の曲も含めたバリエーションの中にうまく収まっていて、このバンドにもようやくライブのキラーチューンが誕生したんだな、と思った。本編で披露された「MY SUNSHINE」を、二度目のアンコールでもう一度歌う大サービス。これから先、ヒット曲が増えたらこういうこともないのだろうけど。
 一気に知名度が上がってきた彼らだが、その状況に浮き足立った様子はない。変にかっこつけることはなく、無理におどけて笑わせるでもない。明るくて優しそうな山森を中心に、等身大の5人である。初めて大阪城ホールのステージに立つ29日のREQUESTAGEでも、きっと気負うことなく楽しいライブを見せてくれると期待している。

4月13日(月)

 ここ数日、パソコンの調子がおかしい。
 突然、ディスプレイに網がかかったような状態になる。といっても、ブラウザや書類のウィンドウはきれいなままで、Finderのメニュー画面や、ポインタの周囲におかしなものが現れる。目に見えるノイズ、といった感じ。これが非常に目障り。再起動すると直ったりもするのだが、しばらくするとまたぞろ出現する。パソコン自体が、ぶっ壊れる寸前であることは明白だ。だましだまし使って数日を過ごしたが、地雷原を歩いているようで生きた心地がしないので、取り返しのつかないことになる前にと思って、外付けハードディスクにデータのバックアップを取って、OSの再インストールをしてみた。つまり、初期化。データの移し替えと初期化に、2時間以上の時間がかかった。
 OSを初期化すると、パソコンは工場出荷時の状態に戻る。「Welcome」という文字が世界中の言語で画面に踊るオープニング画面。その時点で、すでに網がかかっていた…。初期化しても意味がなかったということだ。今まで待たされた2時間を返せ。
 原因はよくわからないが、初期化してもダメだったということは、CPU自体がもう限界ということなのだろう。パソコンには老衰がある。購入して4年。毎日何時間も使い続けた相棒だから、そろそろ勇退させてあげないといけないのかもしれない。
 それにしても、先週のビデオカメラに続いて今度はパソコンか。今月の出費の多さは何なんだ。

4月12日(日)

 ZEPP OSAKAにてストレイテナーのライブを拝見。
 派手なシングルヒットこそないが、着実にライブの動員を伸ばして、今や武道館クラスの人気バンドへと成長したストレイテナー。昨年から新たなギタリストに大山を迎えて4人編成となった。このラインアップになって最初の全国ツアーである。
 男女比はほぼ半々で、序盤からダイブの嵐。MCはあまり挟まず、新作「NEXUS」の曲を中心にに、うまく緩急をつけたストレイテナーらしいライブだった。
 ギターが一本増えたことで、ライブにおけるサウンドのバリエーションは格段に増えたようだ。ステージのど真ん中にキーボードが常設されていた。以前はキーボードを使う曲の時だけ出したり引っ込めたりをしていたので、曲の前後に少し時間が必要だった。常設されていればそういう時間は必要ないから、当然ライブもテンポよく進むし、曲順も自由が利くようになる。小さなことだけど、贅肉のないシンプルなストレイテナーのライブにとっては、そういう要素がわりと大きな問題なのだ。この日のライブを見て、彼らがさらに完成されたロックバンドに近づいたのを感じた。

4月11日(土)

 奥田英朗の「町長選挙」を読んだ。「イン・ザ・プール」「空中ブランコ」に続く、大人気シリーズの第3弾。デブでキモいオタクのくせに、なんだかんだで患者の悩みを解決に導いてしまう、不思議な精神科医・伊良部のもとを、今回も気の毒な現代人が訪れる。
 今作は4編を収録しているが、そのうち3編は、モデルとなっている著名人がすぐに頭に浮かぶ。ナベツネと、ホリエモン、そして黒木瞳。実在の人物をここまで露骨に題材にして、問題にならないのかと心配になってしまうくらい、わかりやすい。世間の嫌われ役を押し付けられて、怒ってばかりいるせいで体調を崩してしまう新聞社のドン。億単位の金を動かす仕事に忙殺されているうちに、ひらがなが書けなくなってしまったIT長者。若さと美貌を絶賛されているが、それが強迫観念となって日常生活に支障を来してくる女優。どれも本当にありそうな話だった。モデルになった本人達がこれを読んでどんな感想を抱いたかを聞いてみたい。少なくとも、それぞれのモデルのイメージを害するような書き方は一切されていなかったと思う。むしろ逆で、「有名人もいろいろ大変だよな」と同情したくなるような話だった。
 しかし一番面白くて笑ったのは、実在のモデルが存在するのか不明な表題作の「町長選挙」である。町長選挙の結果いかんで生活が激変する人々の、必死さを描く。主人公は僻地の島に出向となった都の職員。板挟みのストレスで伊良部の世話になるのだが、島民にも伊良部にも翻弄される彼の当惑ぶりが可笑しい。電車の中でも声をあげて笑ってしまうし、読むのに熱中して駅を乗り過ごしてしまう始末だった。
 このシリーズを読むたび、自分もいつか、小さな悩みがエスカレートして、こうした不定愁訴外来の世話になる日がくるのかもしれないな、と感じる。

4月10日(金)

 いつも通り、最終の新幹線に乗って大阪へ戻ろうとしたら、品川駅で止まったまま動かなくなった。小田原駅付近で人身事故があったという。「警察に通報し、これから現場検証を行います」とのこと。それが終わるまで動かない、ということは、あと1時間は軽くかかることを意味するはずだ。交通事故が起きた時の警察の現場検証って、わざとやってるんじゃないかと思うくらいに、のろいし。最終の新幹線が1時間も遅れたら、新大阪からの在来線がなくなってしまう。タクシー乗り場に長蛇の列ができるのは目に見えている。このまま車内で待っていても埒があかないと思って、降りた。まずはホテルの予約。品川にほど近いビジネスホテルに空室があった。続いてチケットを払い戻してもらうべく、カードのカスタマーセンターへ電話。「乗ってしまった場合、2時間以上の遅れがあった場合に、特急券のみ払い戻しということになります」などと杓子定規なことをのたまうオペレーターに、「いやいや、東京から品川までしか移動してないんだからそれはないでしょ」と丁寧に事情を説明して、何とか乗車自体をキャンセルしてもらった。
 そんなこんなで、急遽東京に宿泊することになったわけだが、他の乗客達はあれからどうなったのか、今も気になっている。新大阪で車中泊なんて悲惨な思いをした人もたくさんいたのだろうな。新幹線で人身事故ということは、まあ飛び込みだと思うけど、時間帯というものを考えてほしかった。

4月9日(木)

 来月末から公開となる、映画「ROOKIES-卒業-」を見た。大ヒットしたテレビドラマの続編映画で、これが完結編になるらしい。
 テレビをほとんど見ない僕は、このドラマを一度も見なかったし、登場している役者も佐藤隆太と小出恵介と佐藤健ぐらいしかわからない。そんな自分が続編の映画から見てちゃんと話の筋が理解できるのか、若干の不安はあったが、杞憂だった。超わかりやすい。スポ根ものの古典みたいな映画。ある意味、見始めた瞬間から結末が予想できる。
 ドラマ版ではなし得なかった(らしい)甲子園出場の夢。最後となる3年生の夏に、新入部員を加えてもう一度挑戦するニコガク野球部を描く。新入部員の加入でひと悶着あったり、主要メンバーがケガをしたりと、まあスポ根の定番的な逆境がありつつ、クライマックスの決勝戦へ。試合のシーンが映画の半分近くを占めていた。
 出演している俳優陣は、長髪だったり、染めていたり、ヒゲをはやしていたりもして、実年齢のこともあって到底高校球児には見えない。そのへんがドラマ(映画)ならではで楽しいところなのだが、野球のシーンは思いのほか本格的だった。よほど練習したに違いない。ライバル校のピッチャーを演じた役者などは、ピッチングフォームが明らかに野球の経験者だった。スポ根ものは、リアルさばかりを追求しても面白くない。「んなアホな」的な展開が適度にありつつ、迫力のある映像で引き込んでくれないと。そういう意味ではよく出来た映画だった。
 アイドル的なイケメンがたくさん出てきて、若い女の子はそれが嬉しいのだろうが、男性が見ても十分熱くなれる。台詞の「絶叫率」の高さがハンパねえ。暑苦しくてうるさいけど、気がつくと入り込んでいる。そんな映画。

4月8日(水)

 大阪城ホールで、KREVAのライブ「意味深2」を見た。ヒップホップのソロ・アーティストとしては初の大阪城ホール単独公演。KREVAの曲はシングルぐらいしか知らない僕だが、存分に楽しめる内容だった。
 序盤はテンポの速いシングルを並べて、アリーナをクラブのように沸かせてみせた。中盤では、客演を中心としたパートがあったり、自らがブースに立って最新のDVDJを披露してみせたり。そして圧巻は終盤に登場した「クレイジー鍵盤バンド」。ステージに4人のキーボーディストが登場し、それぞれにドラム、ベース、ストリングス、ギターの音色を奏でてもらう。これによって、キーボードしかいないのにバンドの生演奏さながらのサウンドを実現できるのだ。大阪城ホールでこんなことをするなんて。この発想はKREVAにしかできないものだと思った。
 後ろにいるDJも常に、バックバンドと同じような役割を担っていた。日頃、ロックのライブを見慣れていると、ヒップホップやレゲエのライブにおける「DJ」の存在は、「結局、カラオケの再生ボタンを押してるだけと違うの?」と感じてしまうことがある。「そんなん誰にでもできるやん」と。でもこの日に見た、KREVAとDJとの息のあった掛け合いは、まさに生演奏さながらのスピード感やスリルがあった。
 人一倍プライドの高い彼も、どうすれば観客を楽しませることができるか、研究することへの努力は怠らないらしい。一番かっこよく、面白く、ヒップホップという音楽の魅力を伝えるために、ありとあらゆるアイデアを絞り出してエンタテインメントの世界で表現していく。彼が日本のラッパーとしては突出した人気を得ている理由が、このライブを見て僕にもよくわかった。

4月7日(火)

 来月、ニューアルバムをリリースするBONNIE PINKに取材をした。ビッグイシューの表紙巻頭インタビューである。
 雑誌のインタビューはラジオとは根本的に異なるものだ。その場の雰囲気の楽しさと、テンポのよさを必要とするのがラジオ。対して雑誌は、話が盛り上がっていなくても、テンションが低くてもいいから、とにかく会話の内容が重要になってくる。「お花見はしましたか?」なんてくだらない時節トークは必要ない。どれだけ読者の興味を引きつけられる内容の話を聞き出せるか。それがインタビュアーの手腕ということになる。ラジオのノリとテンポ感で鍛えられている僕にとっては、今までに使ったことのない筋肉を使うスポーツをするような感じなのだ。
 そして、そのインタビューのどの部分を文字にして、どうやって指定された字数の中でまとめるか。どうやって話の流れにそれなりの起承転結を作るか。そこにも、ライターとしての力量が求められる。
 僕は文筆家としてはまだまだ素人みたいなものだけれど、こういう仕事もやらせてもらえるのは貴重な経験になっている。スタジオでマイクに向かって喋るのではなく、相手にボイスレコーダーを向けて話を聞いているときは、いつもとは違った緊張感がある。

4月6日(月)

 今年もゴールデンウィークの5月3日には、FM802のフリマ、ファンキーマーケットが開催される。この日はFM802のリスナーと直接触れ合える唯一の機会。X JAPANのライブにも行きたいところだが、今年もファンキーマーケットを優先させることにした。
 今年は、昨年秋から始まったREDNIQSのブースに常駐することになりそうだ。といっても売るようなものは正直言ってあまりない。着なくなった洋服をいくらかと、読み終えた本ぐらい。あと、hideとXのファンの方が、自分の持っているグッズを手放したいと申し出てきたので、引き取ったものがある。LEMONedグッズなどが紙袋一つ分。これもファンキーマーケットで販売する予定。売るものが少ないとブースが寂しいので、これまでREDNIQSに来てくれたゲストの写真や、無料配布したグッズなどを展示することも企画中である。スタッフにその時間があればの話。
 そして、REDNIQSブース用に横断幕を作ってみた。後ろの車に貼り付ければ目立ちそうな、赤いやつ。番組ロゴはthe GazettEとのコラボステッカーを作った時と似たタイプを使用した。ネットで一番安いお店を探して注文したら、ものの1週間で届けてくれた。仕上がりにも大満足。
 他にも、ちょっとした番組グッズを作成して、リスナーに販売するかプレゼントするかも考え中だ。ゴールデンウィークに遠出をする予定のない方は、ぜひ遊びに来てもらいたし。

4月5日(日)

 梅田のHEPホールで開催された、FM802のイベント「SOUND GATE」に行ってきた。MINAMI WHEELのように3日間通して開催され、一部の来場者は3日間通しのパスを持っているらしい。出演するのは気鋭のロックバンドばかり。HEAVY ROTATIONに選ばれたTHE BAWDIESなどもそのラインアップに含まれる。僕が見たかったのは、何といってもfadeである。
 以前から僕がプッシュしていたバンドだが、昨年のMINAMI WHEELでさらにファンになってしまった。今回もあいかわらずかっこいいライブを見せてくれたのだが、あいにくお客さんの盛り上がりは今ひとつといったところ。fadeは一見の客を引き込むテクニックには長けているバンドだと思うのだが、どうも遠慮がちの観客が多かったようだ。ヴォーカルがアメリカ人ということもあって、半分以上洋楽、というあの独特の音楽性も、邦楽のロックファンにはやや近寄りがたいものがあるのかもしれない。
 そんなfadeは、次のアルバムに向けてすでに始動中らしい。ライブではじけるアッパーな曲が少ないバンドなので、次作でそのへんの幅が広がることを期待している。
 それにしても、日曜日の梅田なんて行くもんじゃないと思った。どこを歩いても人だらけで、行き帰りだけで疲れてしまった。

4月3日(金)

 乱歩賞受賞作家である新野剛志の「FLY」を読んだ。読み終えて最初に抱いた感想は、「長かった…」。800ページに及ぶ小説自体が長いということももちろんあるのだが、小説の中で流れる20年近い歳月がそう感じさせる部分もある。
 警察に通報したことを逆恨みされて、逃亡中の殺人犯に恋人を殺された高校生の少年。心に深すぎる傷を負いながらも、執念の追跡を続けた彼がたどる悲しい結末とは何か。
 最初の殺人が発生するまでの、いわば導入の部分が実は非常によかった。高校生の淡い初恋を描いた青春小説のような内容。その部分だけで短い小説一冊分ぐらいあった。その後だけに、女の子があっさり殺害されてしまうのが悲しい。主人公の悲しさがリアルに伝わってくる。
 この小説の主人公は一人ではない。一人の異常者が犯した冷酷な殺人によって、人生を狂わされていく3人の人物の視点で描かれる。かつて恋人を殺された男と、自分の未来を守るために殺人犯の力を借りてしまった女。そして、殺人犯の娘とおぼしき少女に恋をした、ライター志望の青年。どの登場人物も気の毒で、切ない。どういう形で話に決着をつけるのか気になって、一気に読んでしまった。
 話の内容は全く異なるが、スピード感のある展開や筆力は、東野圭吾の「白夜行」に近い雰囲気があった。

4月2日(木)

 BREAKERZのライブを見に、厚生年金会館へ。会館の向かいにある新町北公園の桜はまだ6分咲きといったところだったが、物好きな花見客が寒い中ゴザを広げていた。
 DAIGOがすっかりイケメンタレントとして認知されてしまった今、BREAKERZのライブに来る客はロックと無縁な人ばかりなのかと思っていたが、案外そうでもなかった。DAIGOの名前を連呼するだけの明らかなアイドルファンはほとんどおらず、みんながBREAKERZの音楽を純粋に楽しんでいるように見えた。歌詞の内容や振り付けなどは、30すぎのバンドにしてはやや子供っぽい部分もあるが、見ていて恥ずかしくなるほどでもない。
 DAIGOのパフォーマンスには自信がみなぎっていて、そのせいでオーラをまとっているように見えた。大物らしい風格が早くも備わっているというべきか。ステージ後ろのビジョンや銀テープ、ダンサーなどといったお金のかかる演出も、無理な背伸びをしている印象はない。ミスの少ない、質の高いライブだったと思う。
 2007年の夏にリリースされたBREAKERZのファーストアルバムは、オリコンのチャート圏内に入らなかった。DAIGO☆STARDUSTのキャラを封印して、バンドとして新たなスタートを切ったDAIGOだったが、全く話題にならない悲惨なデビューだったわけだ。それが、ほんの1年半で厚年大を完売させる存在になった。テレビの影響力の大きさがまだまだ健在であることを、痛感させられる。
 夏には日本武道館でのライブも決定しているBREAKERZ。4/18のREDNIQSに初出演が決まっている。

4月1日(水)

 新しい年度に突入したが、相変わらず花冷えの毎日。冷たい風が吹く中、誘われて、めずらしくフットサルに参加した。Mr.Childrenのバックコーラスとして活動するシンガー、ナオト・インティライミ君を迎えて、FM802のスタッフが企画したものである。
 まともにサッカーなどするのは何年振りだろう。ボールを蹴ってパスやシュートをするのは、一応人並みにできると思う。トラップも、難しい場所に速いパスが来ない限り大丈夫だと思う。でも、それ以上のことは、一切出来ない。つまりド素人。とはいえこの日のメンバーの中でサッカー経験者は半分ぐらいで、僕が技術的な面で気後れをする必要はあまりなかった。ゴールを前にした時に落ち着いて蹴ることができないため、決定的なチャンスでパスを受け取っても得点できないのは情けなかったが、自分で予想していたよりはまともなプレイが出来ていた気がする。
 ただし、予想していたよりもひどかったのが体力面。始まって、ものの5分ですっかりバテてしまった。おまけに、とっさのダッシュに下半身がついてこず、危うく脚がもつれて転倒するところだった。運動不足が招く身体年齢の老化現象が明らかに現れているようだ。